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高橋大輔 全日本前
全日本前
大ちゃん、金メダル目指して頑張ってください。
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織田信成 全日本特集
殿、子供の為にも頑張れ―。
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町田 樹選手 織田信成選手 全日本への思い語る
町田 樹選手と織田信成選手、全日本フィギュアへの思い語る(13/12/17)
↓こちらでも、動画ニュースを見られます。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00259870.html
町田 樹選手と織田信成選手、全日本フィギュアへの思い語る
2013年 12月17日 19時19分提供元:FNNニュース
今週開幕する全日本フィギュア。ソチ行きの3枚の切符をかけ、正念場の町田 樹選手(23)と織田信成選手(26)、リンクの外では対照的な2人の、貴重なプライベート空間を取材した。今シーズン花開いた才能、初めてのオリンピックへ、全身全霊で挑む町田選手。4年前のオリンピックで味わった後悔、今回は、家族とともに挑む織田選手。町田選手は「まだまだ、自分は崖っぷち。1歩でも後ろに下がったら、次はないと思っています」と話した。
織田選手は「常に、『12月 = 全日本』なんで。クリスマスツリーとか見ると、『なんか、この時期くるねんなぁ』っていう」と話した。グランプリシリーズ開幕戦、町田選手は、思い描いていた理想の演技を体現した。自己ベストを大きく更新、その後のロシア大会でも連勝し、一躍、代表候補に躍り出た。そして、もう1つ、町田選手を有名にしたものといえば、独特の言い回し。町田選手は、これまでにも「ソチ五輪に行けるか行けないかじゃなくて、ソチ五輪に行こうとするかしないか」、「僕を苦しめたり、縛りつける、なんか呪いの数字のようになってしまうような感じがして」と話すなど、ついた名前は「哲学王子」。このように呼ばれることに、町田選手は「ちょっと自分には、もったいないフレーズだなとは思うんですけど。でも、おかげさまで、このシーズン、少しは知名度が上がったと思うし、そういう意味では、よかったんじゃないかなとは思いますね」と話した。
練習リンクのすぐそばで、1人暮らしをしている町田選手。その自宅に行ってみると、そこには、スケートと勉強以外のものはなく、実にシンプルな生活ぶりだった。町田選手は「何のために自分が頑張るんだっていうことを、毎回、毎回明確にするというか、繰り返し繰り返し、自分の中に、その強い気持ちを植えつけるということを心がけていますね」、「居住スペースというよりかは、勉強とスケートのためのオフィスを借りたみたいな感じの意識なので。まさに『オフィス・樹』ですね、ここは」と話した。強い信念と情熱的な演技で、自らの道を切り開く。己の全てをかけ、全日本フィギュアに挑む。町田選手は「『人事を尽くして天命を待つ』じゃないけど、しっかり自分がやることをやって、準備をしっかりして、全日本に臨めば、あとは、スケートの神様が決めてくださると思います」と話した。
一方、織田選手の自宅からは、かわいい声が聞こえてきた。織田選手は、バンクーバーオリンピックののちに結婚。今では、長男・信太郎君(3)と次男・信乃介君(11カ月)の2児のパパとなり、家に帰れば笑い声に包まれる。織田選手は、初出場となった4年前のオリンピックで、あってはならないミス。靴のひもが切れてしまい、演技を中断した。結果も振るわず7位と、大きな悔いだけが残る夢舞台となった。
織田選手は「自分で自分を責めてしまって、なかなか練習にも身が入らずの状態だったんですけど。本当に前向きにとらえて、やるしかないんだなというふうに、今は思っているので」と話した。前を向いて進み始めた織田選手には、背中を押してくれる家族の存在がある。妻の茉由(まゆ)さんは、食事面で支えようと、育児で忙しい中、アスリートの食事学を学び、資格を取得した。茉由さんは「疲れているときに、何がいるかとか、やっぱり鉄分多めに、スポーツ選手は取らないといけない。ちょっとでもプラスになること。資格取れたらなぁと」と話した。
織田選手は「(けがしているときは)やっぱり食べる物も大切だと話をしてて、じゃあ取りに行こうかな、みたいな感じだったので。だから取ってくれたら、百人力じゃないけど、早くけがが治るかなと思って、すごくうれしかったです」と話した。ソチオリンピックへの切符は、愛する家族へのクリスマスプレゼント。織田選手が、家族とともにソチへの道を切り開く。織田選手は「今まで頑張ってきてよかったなって、心から思えて、これでやっと帰って『クリスマスケーキを食べられるぞ』って、喜んで帰れるような全日本にしたいなと思います」と話した。
FNNニュース
全日本では、マッチ―と殿の激突が予想されますね。
悔いのないように、全力を尽くせるようにして欲しいと思います。
↓二人とも、頑張れ―。ヾ(@^(∞)^@)ノ

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高橋大輔 羽生結弦 P&Gメイキング
高橋大輔、母親は「理想の伴侶」
髙橋大輔選手と羽生結弦選手が ”お母さんへの感謝”を語る!P&G「ママの公式スポンサー」キャンペーン新CM
2013年12月18日 プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社
「ソチ冬季オリンピック公式スポンサー」P&G 新CM
男子フィギュア界の両雄、髙橋大輔選手と羽生結弦選手が、
小さい頃からのお母さんとの思い出と心に秘めた“お母さんへの感謝”を語る!
「ママの公式スポンサー」キャンペーン新CM
12月21日(土)より全国放映開始!
照れながら、息子からの「お母さん、ありがとう。」
P&G(本社:神戸市)は、男子フィギュアスケートの髙橋大輔選手と羽生結弦選手を起用した、「ママの公式スポンサー」キャンペーンの新広告として、TV CMおよびウェブムービーを、12月21日(土)より全国で放映、公開します。
■ 新CMについて
2014年2月7日に開幕するソチ冬季オリンピックの公式スポンサーを務めるP&Gでは、「ママの公式スポンサー」をテーマに、オリンピック選手はもちろん、その選手たちを献身的にサポートするお母さんも応援するさまざまな活動を展開しています。このオリンピックを通じて、自分のお母さんや家族の大切さ、感謝の気持ちに改めて気付いてほしいという願いが込められた「ママの公式スポンサー」キャンペーンの一環として、男子フィギュアスケートの髙橋大輔選手、羽生結弦選手を起用したTVCM「ありがとう、お母さん(髙橋大輔)」篇、「ありがとう、お母さん(羽生結弦)」篇(各30秒、60秒)を制作しました。
CMとウェブムービーの舞台は、選手にも馴染みの深いスケート場のリンクサイド。髙橋選手、羽生選手それぞれが、スケートを始めた時のことや、洗濯やお風呂の準備など家事にまつわるお母さんとの思い出を語る姿を、飾らない笑顔とリラックスした語り口で表現しました。両選手の子供の頃の貴重なスナップ写真をはじめ、練習風景や試合の映像とともに、今まで見られなかった2人の息子としての「素顔」と、お母さんの支えによって大きく成長した2人それぞれの「お母さん、ありがとう」という感謝の言葉を伝えるシーンは一番の見どころです。髙橋選手と羽生選手のいきいきとした表情が、明るく、前向きな気持ちにさせるこの作品を通じて、すべてのお母さんたちを応援するP&Gのメッセージを印象的に表現していきます。
P&Gは、毎日の暮らしに寄り添う企業ならではの視点で、「ママの公式スポンサー」として、オリンピック選手だけでなくすべてのお母さんと家族を応援し、お母さんへの「ありがとう」を伝えるお手伝いをしていきます。
■ 撮影エピソード
「ありがとう、お母さん(髙橋大輔)」篇
《スケートリンクでリアルな練習風景を撮影》
髙橋選手の撮影は、東伏見アイスアリーナで行われました。まずは、リンクでの練習風景から撮影開始です。貸切リンク内でゆっくり体を動かしながらウォーミングアップを行った髙橋選手は、徐々にスピードを上げて、ステップやスピン、ジャンプなど、一連の演技をチェック。気になるところでは滑りを止め、真剣な表情で修正点を確認する姿など、選手のリアルな日常をさまざまなアングルから切り取りました。世界中の人々を興奮の渦に巻き込む繊細かつダイナミックな演技を間近にし、見守るスタッフはため息の連続でした。
《インタビュー形式の撮影に緊張しまくり!?》
メインのインタビューカットは、インタビュアー役を務める監督の質問に髙橋選手が答える形で進行しました。監督から「演技はせず、自然体で」と声を掛けられた髙橋選手は、大舞台で何度も好成績を残し、本番に強い印象とは違って、意外にも「かなり緊張しています」と自信なさげにひと言。時間が経つにつれて少しずつ笑顔も飛び出し、「スケートを心底やめたいと思ったことは一度もない」「スケートに出会えて本当に幸せ」「自分がここまで来れるとは夢にも思わなかった」などと、普段なかなか語られないスケートへの真剣な思いも素直に明かしていました。
《お母さんへの深い愛情を感じさせる孝行息子コメントを連発》
お母さんに関する質問では、「何も言わず静かに自分を見守ってくれた」「“ザ・おかん”といった感じの何事にも動じない人」「ああいう人と結婚したら幸せになるだろうなって」など、次々と愛情あふれるコメントが飛び出しました。ところが、カットが掛かった後、照れくさくなってきたのか、「こんなこと絶対本人の前で言えない!」と頬を赤く染めながら苦笑い。何とも微笑ましい光景に、競技では見ることのできない息子としての髙橋選手の姿が垣間見えました。
《生まれて初めて口にした「お母さん、ありがとう。」》
インタビューカットのラストは「お母さん、ありがとう」とカメラ目線で伝えるシーン。撮影前、「今まで一度も口にしたことがない言葉。これが生まれて初めてです」と告白した髙橋選手は、本番でもなかなか言葉にならず、ようやく口に出すことができても、何度か撮り直しになる場面がしばらく続きました。「難しい、これは。何回言っても慣れない」と頭をかきながら、しきりに「照れますね」「恥ずかしい~」という言葉を連発している髙橋選手に、監督から「そういうシャイなところも魅力。思い切って行きましょう」というアドバイスが。これでようやく肩の力が抜けたのか、続く本番ではこの日一番の笑顔で見事OKを獲得。スケートの試合を終えた後のような、充実感に満ち溢れた表情に、スタッフの間から温かい拍手が沸き起こりました。
「ありがとう、お母さん(羽生結弦)」篇
《子供の頃から馴染みの地元・アイスリンク仙台で撮影》
羽生選手の撮影は、アイスリンク仙台で行われました。「CM撮影は初めてなので、ものすごく緊張しています」と初々しいひと言とともに、練習風景の撮影場所であるリンクに向かった羽生選手ですが、ここは子供の頃から足を運んでいた馴染みの場所。すぐにリラックスした表情に変わり、持ち前の華麗なスケーティングを披露していました。ウォーミングアップを済ませて一旦リンクサイドに戻った後に、監督が「氷の上だと生き生きしていますね。氷に上る前と上った後では、瞳孔の開き具合が全然違います」と声をかけると、羽生選手が「たぶん僕は陸上生物じゃないんだと思います(笑)」と何とも粋な言い回しで応対。現場は大きな笑い声に包まれました。
《こんなに豪華なインタビューは初めて!?》
インタビューカットでは、「11歳か12歳の頃、フィギュアをやる男子が周りに誰もいなくて、やめたいと思ったことがあります」「先生に怒られて、しょっちゅう泣いていました」「でも、氷の上を滑ると本当に楽しくて」「たくさんの人に支えられて、今の自分があることに感謝しています」と、スケートに対する溢れんばかりの思いを、ストレートに語っていた羽生選手。とても10代とは思えない、堂々とした語り口が印象的でしたが、カットが掛かった途端、「あー、緊張したー」と本音が飛び出し、安堵のため息を吐く姿が。「こんなに大人数に囲まれた豪華なインタビューは初めてです」と目を丸くした彼の姿に、何と50人近いスタッフと関係者の視線が注がれていました。
《普段から言い慣れている「お母さん、ありがとう。」》
「お母さん、ありがとう」のシーンの撮影前、「何だか表情筋がピクピクします」という言葉とは裏腹に、飄々とした振る舞いが印象的だった羽生選手。常日頃から、お母さんへの感謝の気持ちは「ありがとう」と言葉にしているらしく、本番でも自然体の羽生選手らしい爽やかな笑顔でコメントしていました。時折、「今のシーン、めっちゃ顔つくっちゃいました(笑)」と、多少おどけることはあっても、「ありがとう」という言葉に込められた真摯な思いは一切ブレることなく、羽生選手のあどけない表情の奥に潜む家族への愛情の深さと芯の強さが垣間見えました。
《撮影スタッフへの感謝の気持ちを自分の言葉で表現》
すべての撮影が終わった後、スタッフの前で羽生選手が、「早朝からこんな僕のために寒いリンクの中に足を運んで、いろいろと準備をしていただき、本当にありがとうございました」と深々と頭を下げて挨拶するという一幕が。続けて、「感謝の気持ちを忘れず、これからも皆さんに応援してもらえるよう、一人のアスリートとして責任を持って頑張っていきます」と、感謝と今後の意気込みを力強い言葉でコメント。思いがけない羽生選手の熱い言葉に、しばらく鳴り止まない拍手の中、羽生選手ははにかみながらも、満足感いっぱいといった表情で颯爽とスタジオを後にしました。
■ 世界共通P&G「ママの公式スポンサー」キャンペーンとは?
2012年ロンドンオリンピックに続き、2014年ソチ冬季オリンピックにおいても「ママの公式スポンサー」をキャンペーンテーマとして定めています。このテーマには、オリンピックは選手たちの活躍によって生まれる感動だけでなく、選手と家族のつながりを強く感じる機会でもあることから、その絆に触れることで、自分のお母さんや家族の大切さ、感謝の気持ちに改めて気付いてほしいという願いが込められています。ロンドンオリンピックでのキャンペーン展開では、日本のみならず世界中から多くの反響をいただきました。今回はその第2弾として、毎日の暮らしに寄り添うP&Gならではの視点で、オリンピック選手だけでなくお母さんと家族を応援していきます。
■ P&Gとオリンピックについて
P&Gは、2010年7月、国際オリンピック委員会(IOC)と「TOP(The Olympic Partner)プログラム」の契約を締結しました。このパートナーシップは、スポーツを通じてよりよい世界を構築するというオリンピックの精神と、世界中の人々の暮らしをよりよくしていくというP&Gの企業理念が合致して実現したものです。
2020年開催の東京オリンピックまで、オリンピックそのものへの支援に加えて、世界共通のテーマ「ママの公式スポンサー」のもと、オリンピック出場選手とそのお母さんを応援するキャンペーンを全世界で展開していきます。
日本においても、同キャンペーンを通じ、日本中のお母さんや家族を応援するさまざまな活動を行っていきます。
■ P&Gについて
P&G は、高い信頼と優れた品質の製品ブランドを通じて、世界の約48億人の人々の暮らしに触れ、よりよいものにしています。
日本では、衣料用洗剤「アリエール」「ボールド」をはじめとして、柔軟仕上げ剤「レノア」、エアケア製品「ファブリーズ」、台所用洗剤「ジョイ」、ヘアケアブランド「パンテーン」「h&s」「ウエラ」や、紙おむつの「パンパース」、生理用品「ウィスパー」、シェーバー「ジレット」「ブラウン」、電動歯ブラシ「ブラウン オーラルB」、ペットフード「アイムス」など様々な製品を提供しています。(http://jp.pg.com/)
*CMの動画・画像を希望の方は、
データをご提供しますので以下までお知らせください
<CM・ウェブムービー概要>
■ タイトル: 「ありがとう、お母さん(髙橋大輔)」篇(30秒・60秒)
「ありがとう、お母さん(羽生結弦)」篇(30秒・60秒)
※30秒版、60秒版:TVCMとして放映
※123秒版:WEBサイトで公開 http://myrepi.com/thankyoumom-jp/
■ 放映開始: 12月21日(土) TV 日本全国で放映、WEBサイト公開
■ 展開(60秒版):
「ありがとう、お母さん(髙橋大輔)」篇
「楽しいですね。しんどいこともたくさんありますけど」という髙橋選手の言葉から始まるこちらのCMでは、スケートリンクをバックに立つ髙橋選手が、初めてスケート靴を履いた8歳の頃のことや、スケートに対する思い、そしてこれまで自分を支え続けてきたお母さんの「洗濯」にまつわる思い出を、スナップ写真や練習風景、過去の大会の映像とともに振り返ります。その後、一人暮らしをしている日常生活に話が及び、「いま一番大変なのは洗濯物」と語る髙橋選手。家族と暮らしていた頃は、自分の汗まみれの衣類をお母さんがキレイにしてくれて、いつも洗濯物からすごくいい香りがしたという思い出を語ります。「何も言わずにいてくれたから、それが母親からの頑張れっていうメッセージだったのかな」と、お母さんに思いを巡らす髙橋選手。大観衆から歓声を浴びている華やかな試合映像に続き、ちょっぴり照れながら、「お母さん、ありがとう。」とカメラ目線でお母さんへの感謝を伝えます。
「ありがとう、お母さん(羽生結弦)」篇
「ホントにフィギュアスケート好きなんで。一アスリートとして、しっかり頑張っていかなきゃなって思ってます」という羽生選手の言葉から始まるこちらのCMでは、スケートリンクのそばで羽生選手が、姉の影響で初めてスケートの世界に入ったことや、スケートに対する思いに続いて、これまでお母さんに支えられてきたことなどを、スナップ写真や練習風景、過去の大会の映像とともに振り返ります。その後、練習でくたくたになって家に帰ると、お母さんがいつも温かいお風呂を用意して待っていてくれた、という思い出を語り始める羽生選手。「家族みんなで同じシャンプーを使って、同じ香りがして、(練習を)頑張ろうって思えるように母が支えてくれてたのかなって」と、温かいお風呂に込められたお母さんの愛情に気づく羽生選手。大観衆から歓声を浴びている華やかな試合映像に続いて、にっこり笑いながら、「お母さん、ありがとう。」とカメラ目線でお母さんへの感謝を伝えます。
■ 出演者:
髙橋 大輔(たかはし だいすけ)選手
1986年3月16日、岡山県生まれ。8歳からスケートを始め、2002年世界ジュニア選手権を日本男子として初優勝。2006年トリノ冬季オリンピックで8位入賞を果たす。2008年の練習中に負傷した右膝の大怪我を乗り越え、2010年バンクーバー冬季オリンピックで日本男子史上初の銅メダル、世界選手権で金メダルを獲得した。日本男子フィギュアスケート界不動のエースとして、2014年ソチ冬季オリンピックでの活躍が期待される。
羽生 結弦(はにゅう ゆづる)選手
1994年12月7日、宮城県生まれ。4歳からスケートを始め、2008年全日本ジュニア選手権を初優勝。2012年世界選手権では、初出場ながら、日本男子最年少記録となる17歳3カ月での銅メダルを獲得。2012年の全日本選手権では優勝を果たした。男子フィギュアスケート界期待の新星として、2014年ソチ冬季オリンピックでの活躍が期待される。
(※)たか橋大輔選手の「たか」の字は「はしごたか」です。ご利用の環境によっては正しく表示されない場合もございますが、ご了承ください。
髙橋大輔選手羽生結弦選手
羽生結弦、初CM撮影は「弱音を吐けない!」
羽生結弦、初CM撮影は「弱音を吐けない!」
フィギュアスケートの羽生結弦選手が出演するP&G「ママの公式スポンサー」キャンペーンの新CM「ありがとう、お母さん」編が、12月21日から放送される。CM撮影が初めてという羽生選手は、「なかなかうまくいかなくて悔しいと思ったことも。でも、たくさんの方々が一緒だったので弱音を吐けないと思い、気を引き締めて頑張りました」と、撮影に臨む姿勢もアスリートそのもの。母親への感謝の気持ちを伝える内容だが、「照れくさくはなかった。『感謝の気持ちを伝えなきゃ』と実感しているので、チャンスを頂けてよかった」と笑顔を見せていた。出席者:羽生結弦 【動画はこちら】
(2013/12/19)時事
大ちゃん、とっても素敵ですね。
母親へのメッセージではにかんだ感じが、とってもラブリーです。
また羽生君も、息子キャラで、初々しい感じが、これまたラブリーです。
P&Gはオリンピックスポンサーのようですね。
二人ともシンボルアスリートとして、このCMに出演しているのでしょうか。
もしそうならば、むむむ、○通がらみか……。
肖像権を使った選手食いつぶしでない事願います。
↓いつも、ありがとうこざいます。m(_ _ )m

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浅田真央応援プロジェクト
インタビュー⑦【22歳の今、叶えたい夢とは】(浅田真央応援プロジェクト)
↓真央ちゃん、いつも応援しております。ヾ(@^(∞)^@)ノ
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羽生選手支える匠の技に迫る
全日本フィギュア開幕まであと3日 羽生選手支える匠の技に迫る(13/12/18)
↓こちらでも、ニュース動画が見られます。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00259927.html
全日本フィギュア開幕まであと3日 羽生選手支える匠の技に迫る
全日本フィギュア開幕まであと3日。初のオリンピック出場を目指す、羽生結弦選手(19)。羽生選手を支える、ミリ単位の匠の技に迫った。
杜(もり)の都に冬の到来を告げる、光のページェント。
全日本開幕を1週間後に控えた先週、羽生選手の姿は地元、宮城・仙台にあった。
子どものころから慣れ親しんだアイスリンクで、たった1人、濃密な時間を過ごす。
羽生選手は「育ててくれた場所というと、本当にありきたりなことになってしまいますけれども、本当に、その言葉がぴったりなんじゃないかなというふうに、僕は思っています。ただ育ててくれたっていうのも、一概に成長させてくれたとか、そういうのではなくて、やはり1つひとつ、何かを気づかせてくれた場所」と話した。
スケートの楽しさを知った、少年時代。
羽生選手は「一番スケートが楽しいと思う」と話していた。
そして、2011年3月11日、東日本大震災の時も、羽生選手は、この仙台のアイスリンクにいた。
震災からの復興を願いながら、「スケートをさせてもらっている」ことに対する感謝の気持ち。
そんな羽生選手を支える1人が、仙台にいる。
スケート選手の生命線、スケート靴のエッジを研ぐ研磨職人、吉田年伸さん。
羽生選手は、練習拠点とするカナダから、ひと月に1度、わざわざ送るほど、吉田さんを信頼している。
吉田さんは「エッジの摩耗度合いで、今何の練習をしていて、今何を一生懸命跳んでいるのかは、だいたいはわかります。(羽生選手は)滑って、滑って摩耗したものを研磨するのではなく、そんなに摩耗していないものをまたきっちりエッジを立てて。ほとんど削らない。数ミクロン」と話した。
フィギュアスケートのエッジをよく見てみると、中央がくぼんでいる。
足の内側を「インサイドエッジ」、外側を「アウトサイドエッジ」と呼ぶ。
滑るほどに、両サイドのエッジが削れてしまうため、吉田さんが削り直すことで、再びエッジを立たせる。
このエッジの使い方こそ、フィギュアスケートの極意。
ジャンプのフリップとルッツは、一見よく似ているが、左足のエッジのインサイドを使うか、アウトサイドを使うかの違いがある。
インサイドを使うフリップより得点が上のルッツは、途中までインサイドを使っているが、跳ぶ直前に、アウトサイドに切り替える。
吉田さんは、エッジを削る時に見るポイントについて、「滑ってる音だったりとか、氷の飛び具合だったりを見ています。(違いは)すごく感覚的なものなので、どこがどう違うと言われると、なかなか。僕しかわからないのかな、もしかしたら。わかんないです」と話した。
吉田さんにしか見つけられないほどの細かなエッジの違い。
滑っている時に、エッジでどう氷が削れていくか。
それが、しっかりと研がれていることの証拠となる。
羽生選手は「小さいころから、(吉田さんに)見ていただいてますし、僕の好みを知っていただいているので、吉田さんが自分に合わせたエッジを作ってくれている。信頼関係はあると思います」と話した。
羽生選手は、グランプリファイナルを制し、オリンピックの代表枠争いで1歩リードしている。
全日本フィギュア連覇で、ソチへの切符をつかみ取る。
羽生選手は「オリンピックに行けたらですけども、本当に、その舞台で良い演技ができるように、まず全日本フィギュアで良い経験と良い演技ができるように、しっかりと頑張りたい」と話した。
(12/18 18:15)FNN
羽生選手が信頼して、一目置いている研磨師の存在は、彼のスケートを支えていますね。
縁の下の力持ちが、優秀な選手のバックアップにつく事で、より選手の才能が開花するのだと思います。

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高橋大輔 羽生結弦 CM放送は21日から
グッドモーニング
高橋大輔と羽生、CMで母へ感謝
2013年12月19日デイリースポーツ
フィギュアスケート男子の高橋大輔(27)と、羽生結弦(19)が、ソチ冬季五輪公式スポンサー・P&G「ママの公式スポンサー」キャンペーン新CMに出演、母への感謝を語っている。
ソチ五輪出場へ向け、し烈な代表争いを演じている2人だが、それを支えているのが家族。そんな2人が、大好きな母親へ「お母さん、ありがとう」というシーンは、ファンはもちろん、日本中のお母さんが癒やされるに違いない。
特に撮影で照れまくったのは高橋。「お母さん、ありがとう」とカメラ目線で言うシーンでは「今まで一度も口にしたことがない」となかなか言えず、何度も撮り直した。「恥ずかしい~」を連発していたが、監督から「思い切っていきましょう」と声をかけられ、最後は最高の笑顔でクリアした。
一方、羽生は常日頃から母親や家族へ「ありがとう」を言っているそうで、本番でも自然体で「お母さん、ありがとう」と感謝の言葉を口に。撮影が終了すると、「いろいろ準備していただき、本当にありがとうございました」と、スタッフにも“ありがとう”をしっかりと伝えていた。
P&G「ママの公式スポンサー」キャンペーンは、ロンドン五輪でも展開し反響を呼んだ。今回は第2弾として、ソチを舞台に頑張るアスリートと、家族、母親をさまざまな形で応援していく。CMは21日から放送。
フィギュアスケート男子の羽生結弦
大ちゃん、ゆづ君、ママへの感謝~CMは、全国のママへ励みになると思います。
可愛い姿をありがとうございます。
またお仕事ご苦労様でした。
↓テレビでのCM放送が楽しみです。

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住友生命 新CM 浅田真央選手
住友生命 新CM 浅田真央選手が 生歌で
浅田真央CMで生歌「何度でも」歌いたい
女子フィギュアスケートの浅田真央(23)がCMで生歌を披露する。22日から全国で放送される住友生命の新CM「最高の冬へ」編で、真央はDREAMS COME TRUE(ドリカム)の「何度でも」を口ずさんでいる。
CMでは、真央が「天才少女」と呼ばれた頃から現在までの映像をダイジェストで紹介する。初めて試合に出た頃の初々しい表情、ジュニアで活躍した頃、ひたむきな練習風景、氷と向き合い苦悩する様子など、これまでの真央のストーリーが次々と映し出される。最後はトリプルアクセルに挑む真央の姿がクローズアップされ、「浅田真央と僕たちの一度きりの冬がくる」というキャッチコピーが流れる。スケート人生の集大成となるソチ五輪で悲願の金メダルを目指す真央の、強い思いが伝わってくる内容だ。
真央はリンクサイドのベンチに座り、スケート靴のひもを結びながら「何度でも」を口ずさんでいるが、現実に練習中や試合前によく聴いている曲という。9月から放送された「一度きりの冬」編、11月から放送された「僕たちの冬」編でも同曲は使われ、住友生命側の依頼に、ドリカムの吉田美和、中村正人は「まさに真央さんの生き方そのものが、『何度でも』の伝えるメッセージ」と快諾したという。
真央は明日21日開幕の全日本選手権(さいたまスーパーアリーナ)に出場する。ソチ五輪最終選考会を兼ねた大事な大会で、住友生命ではこの大会に合わせてCMをオンエア。住友生命では、大舞台に臨む真央にファンとともに精いっぱいの声援を送りたいという思いを込めて、今回のCMを制作したという。
「一度きりの冬」編では「一番強い浅田真央を見せたい」などと、現役ラストシーズンへの決意を披露。その後、グランプリ(GP)ファイナル2連覇を達成するなど圧倒的な強さを見せている。意外な素顔をのぞかせる今回のCMも、ファンの話題になりそうだ。
[2013年12月20日11時6分 紙面から]日刊スポーツ
浅田真央が出演する住友生命の新CM
22日の放送が楽しみですね。
真央ちゃん、全日本選手権、頑張ってくださいね。
↓いつも、ありがとうございます。≧(´▽`)≦

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高橋大輔 怪我の具合は?
131220フィギュア特集
↓こちらで音声ニュースが聴けます。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00260065.html
全日本フィギュア選手権・男子 それぞれの思いを胸に前日練習
21日に全日本フィギュア選手権・男子ショートプログラムが行われる。それぞれの思いを胸に、前日練習で汗を流した。
右足の負傷で、グランプリファイナルを欠場した高橋大輔選手(27)が、全日本のリンクに帰ってきた。
痛めた右足の具合をストレッチなどで、何度も確かめて、リンクへと滑り出した高橋選手。
バンクーバーオリンピックの銅メダリストは、公式練習を見るかぎり、けがも癒え、しっかりと3度目のオリンピックへ、心技ともに仕上がっているとみられる。
そして、羽生結弦選手(19)は、グランプリファイナルを制した勢いをそのままに、公式練習でも、しなやかに、そして鮮やかに、王者の自信がにじみ出るスケーティングだった。
また、グランプリシリーズで2勝し、今シーズン最も注目の男・町田 樹選手(23)も気負いは感じられない。
「リンクの哲学者」は、静かに燃えている。
また、2010年のバンクーバーオリンピックで悔いを残したままの織田信成選手(26)。
オリンピックでの悔しさは、オリンピックでしか取り戻せない。
織田選手も、この全日本にあわせて、きっちりと仕上げてきている。
羽生選手は「しっかりと、試合という本当に緊張した舞台で、プレッシャーのかかる舞台で、どれだけ自分の演技ができるか。どれだけ練習してきたことを、しっかりと舞台で発揮できるか。それがやるべきことだなと」と話した。
町田選手は「『人事を尽くして天命を待つ』ではないですが、人事は全て尽くしたつもりです」と話した。
高橋選手は「最後は気持ちだけだと思うので、いろいろなこと考えずに、自分の最後の演技だと思うくらいの気持ちで、今回の全日本はやっていきたいと思います」と話した。
(12/20 18:24)FNN
高橋大輔、前日練習で「不安しかない」
2013年12月20日デイリースポーツ
フィギュアスケートのソチ五輪最終選考会となる全日本選手権は21日、さいたまスーパーアリーナで開幕する。20日は前日練習が行われ、史上空前の混戦模様となっている男子の有力選手たちも参加した。
11月下旬に右脛骨骨挫傷で全治2週間のケガを負い、GPファイナルを欠場した高橋大輔(27)=関大大学院=は、痛みが残る状況の中、果敢に4回転ジャンプにも挑戦したが、6回中3回で転倒。成功はなく、本番に不安を残した。
表彰台に上がれば、代表入りはほぼ確実な状況だが「ケガがあって、思うようにはいかなかった。でも、やれることはやってきたつもり。今は不安しかないが、気持ちを強くもって、これが最後の滑りになるぐらいの気持ちで臨みたい」と、悲壮感を漂わせた。
GPファイナルで優勝し、ほぼ“当確状態”の羽生も「発表があるまでは分からない。やるべきことは変わらない」と、引き締まった表情で話した。
練習中にジャンプで転倒する高橋大輔=さいたまスーパーアリーナ(撮影・飯室逸平)
http://number.bunshun.jp/articles/-/768392
3度目の五輪へ、3度目の試練に克つ。
高橋大輔が全日本へ「今できること」。
Number Web-2013/12/18
松原孝臣 = 文
text by Takaomi Matsubara
photograph by AFLO SPORT
1カ月以上が経った今も、NHK杯の高橋大輔は鮮烈なままだ。
ショートプログラムの『ヴァイオリンのためのソナチネ』で会心と言ってよい演技を見せると、フリーの『ビートルズメドレー』では6分間練習では決め切れなかった冒頭の4回転トウループに成功し、ミスも出たものの優勝。その滑りは、まさに第一人者と言うにふさわしかった。そして、高橋がスケーターとして、さらに進化したことを示すものでもあった。
その内容と結果は、グランプリシリーズ初戦のスケートアメリカのあと、不安視する向きを吹き飛ばすものでもあった。
「この大会を、オリンピックに向けてのリスタートとして、よいスタートという形にしたいです」
晴れやかに、きっぱりと語った言葉には、手ごたえがうかがえた。
優勝という成績もあって、高橋は12月5日に開幕するグランプリ(GP)ファイナル進出を決める。「よいスタート」のNHK杯に続いて、先へ進むためのステップアップになるはずの大会だった。
GPファイナルを欠場。思えばいつも試練があった。
GPファイナル開幕を1週間後に控えた11月28日、ひとつのリリースが出される。
そこには、11月26日の練習中に痛みを感じたことから診断を受けた結果、右すねの骨挫傷で全治2週間と診断されたこと、GPファイナルを欠場することが記されていた。
しかも、12月21日からはソチ五輪代表選考を兼ねた全日本選手権が控えている。この時期に2週間、氷上にのることができないほどの怪我の影響は、一大会の欠場のみで済むはずもなかった。
思えば、いつも試練があった。
2005年に行なわれた全日本選手権は、わずか1枠のトリノ五輪代表の座をかけての争いだった。
シーズンを通じて、ライバルの選手を意識せざるを得ず、重圧ものしかかった。その中で代表の座をつかんだ。
2008年の大怪我と、男子初の五輪銅メダル。
何よりも、'08年秋の右膝靭帯損傷は大きな試練だった。それは競技人生も危ぶまれるほどであったが、手術とリハビリを経て復帰を果たすと、バンクーバー五輪の日本代表をつかみ、オリンピックでは日本男子初の表彰台となる銅メダルを獲得した。
復帰への過程は、文字では表しきれないほど壮絶だった。
「逃げ出したいときもありました」
高橋はこう明かした。いや、実際に逃げたこともあったくらい、リハビリは辛かった。長光歌子コーチも、「最悪のことも脳裏をよぎりました」と答えている。
そんな日々を経て復帰して、メダルをつかんだのである。しかも、その後も足を止めることなく、毎シーズン、第一線で活躍を続けてきた。
そして迎えた3度目のオリンピックシーズン。なのに、そこにもまた、試練は待ち受けていた。
GPファイナルの裏側で、高橋は氷上に戻った。
先のリリースで、高橋は心境をこう綴っている。
「練習が出来ない状況を焦らない選手はいないので、自分の気持ちを救うも追い込むも自分次第だと思っています。ポジティブに自分を導き、この状況にも目を背けずに向き合い、スタッフとも相談しながら今できることを精一杯やろうと思います」
手ごたえをつかんで、さあ、というところで訪れたアクシデントだ。しかもこの時期にである。動揺もなくすんなり受け止められるわけもない。
それでも、必死に前を向こうとしている。
いつも試練が待ち受けていた。
しかし、高橋の足跡は、それらの試練を乗り越えてきたことを、乗り越えてきたからこそ今日があることを、物語っている。
GPファイナルが福岡で華やかに行なわれている最中の12月6日、高橋は氷上での練習を再開した。
訪れた試練を向こうに、今できることを尽くして、ソチ五輪の日本代表3枠をかけた全日本選手権へと向かう。
高橋選手の怪我の治り具合は、どれくらいなのでしょうか。
練習を早々と再開したのは、痛みがなくなったからではなく、早く練習をしたいからと無理をしていなければ良いのですが……。
それとも痛みが早く取れた事で、予定より早い練習再開だったことを願うばかりです。
しかし医師の診断を受けている筈ですので、医者の指示に従っていると思われます。
医者がゴーサインを出したので、練習再開に踏み切ったのでしょうね。
良い状態である事を願います。
いよいよ全日本ですね。
明日、男子SPを生観戦します。
高橋選手並び、他の日本人選手全員の勇士を、見させていただきます。
しかし、B席なので、多分、上から豆粒~状態での観戦となるかもしれません。
↓大ちゃんが、ミスのない演技である事を祈ります。(。-人-。)

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全日本フィギュア 本日より
【公式】全日本フィギュアの記憶 浅田真央&安藤美姫(2007年)
フィギュア:浅田・羽生に続け…五輪最終選考21日開幕
毎日新聞 2013年12月19日 21時27分(最終更新 12月19日 21時28分)
ソチ冬季五輪代表の最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権が21~23日、さいたまスーパーアリーナで開かれる。男女の五輪切符は各3枚。今月のグランプリ(GP)ファイナルを制した浅田真央(中京大)と羽生結弦(ゆづる)=ANA=がそれぞれ代表に最も近いが、2、3枚目の切符を巡っては激戦が予想される。代表は23日夜に発表される。【芳賀竜也】
◇全日本選手権・さいたまスーパーアリーナ
選考基準では、今大会3位以内の他に、過去の成績も考慮される=別表参照。また、アイスダンスはキャシー・リード、クリス・リード組(木下ク)、団体要員のペアは高橋成美、木原龍一組(木下ク)が最有力だ。
◇女子◇
女子は、今季無敗の浅田が最有力。GPファイナル進出をあと一歩で逃した鈴木明子(邦和スポーツランド)がやや優位に立ち、15歳の宮原知子(さとこ)=大阪・関大高、村上佳菜子(中京大)に加え、復帰した元世界女王の安藤美姫(新横浜プリンスク)らが争う。安藤は過去の成績で選考基準に該当項目がないため、今大会の表彰台が絶対条件になりそうだ。
◇男子◇
男子は、世界選手権3連覇中のパトリック・チャン(カナダ)をGPファイナルで破った羽生が大きくリード。3大会連続出場を狙う高橋大輔(関大大学院)、今季GP2勝の町田樹(たつき)=関大=が続く。高橋は、GPファイナル直前に痛めた右すねが懸念材料。2010年世界選手権銀メダルの小塚崇彦(トヨタ自動車)や織田信成(関大大学院)らは表彰台を確実に狙いたい。
http://gendai.net/articles/view/sports/146643
さいたまSアリーナは異例…全日本“大箱”開催でスケート連盟荒稼ぎ
2013年12月13日 掲載 日刊ゲンダイ 日刊ゲンダイ
「日本だけの選手権としては異例ですよ」
21日から開催される「第82回全日本フィギュアスケート選手権」について、アマチュアスポーツを担当するマスコミ関係者がこう言っている。
今回の「全日本フィギュア選手権」は大会史上初めて、さいたまスーパーアリーナ(埼玉)で行われる。コンサートやテレビ番組の収録で使われる関東屈指の大会場で、「メーンアリーナ―センターステージ」の最大収容人数は約1万8000席。過去の大会会場と比較すると、一昨年のなみはやドーム(大阪=約6000席)の何と3倍だ。
「来年2月のソチ五輪など、4つの国際大会の最終選考会であると同時に、国内で見られる浅田真央と安藤美姫、鈴木明子らの最後の真剣勝負の場でもある。ソチ五輪で金メダルを狙う浅田は来年3月に同会場で行われる世界選手権では、すでに燃え尽きており、演技については期待できない。安藤もおそらく同選手権には出られないだろう。日本スケート連盟とすれば、この大会に多くのファンが集まると見込んで、会場設定したのでしょう」(前出のマスコミ関係者)
■すでにチケットは完売
連盟に話を聞くと「いろいろと検討した結果、来年3月の世界選手権会場として、予行開催的な意味合いもある。多くのお客さまに見ていただきたいという考えもある」とのことだった。
「要するに浅田や安藤で最後のひと稼ぎをしたいのでしょう。24日の『メダリストオンアイス』を含めてチケットは完売状態と聞いているし、今回だけで数億円がスケート連盟に入る計算だ。もっとも、スケート連盟は相当なカネをため込んでいる一方、浅田の後継者育成は必ずしもうまくいっていない。ため込んだカネを、もっと選手の育成、強化に回すべきなんですが……」(フィギュア関係者)
ちなみに、スケート連盟が公表している「財産目録」によると、平成18年度で約4.6億円だった正味財産は、平成24年度には4倍の約18.7億円にまで膨らんでいる。ため込んでいるだけでは宝の持ち腐れだ。
本日、全日本選手権の生観戦に行って来ます。
むむむ、日本スケート連盟の手にハマった感もなくもないですが、多くの選手が引退という事で、やはり生で最後に見ておきたいと思った心理はありますね。
世界選手権のチケット争奪も、発売当日大変でした。
↓しかし、まだチケットが残っているではないですか。(チケットぴあ)
http://ticket.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1350757&rlsCd=001
当日は、ほぼ完売状態でしたのに、信じられません。
女子SPのS席が少しですが、まだあるなんて……。
当日なかったので、泣く泣くB席を購入したのに……。あんぐりです。
一斉にチケット争奪で、みんなでボタンをクリックするので、現在進行形でも、なくなっていた席が復活したりと、なくなったりを繰り返していました。
男子SPが、突然S席が復活した為、思わず購入してしまいましたが、女子SPもS席が欲しかったですね。
本当は女子FSを狙っていましたが、こちらは、あっという間に売れ切れました。EXもです。
只今、EXはC席だけ残っているようですね。
なぜか、D席よりC席が残る事が多いです。
どうせC席(8000円)もD席も遠いので、安いD席(3,000円)を選ぶのかもしれませんね。
同じさいたまSアリーナですが、世界選手権の方がチケットがお高いですね。
またフリーとEXの方が少しだけ、チケットも割高となっております。
これで、もし、高橋選手や浅田選手が世界選手権に出ないという事があったらショックです。
五輪の後、また全日本選手権の結果如何で、世界選手権に誰が出るかはまだ未知数です。
欲しいチケット(もの)が手に入りにくい程、欲しくなるのは、人の心理でしょうね。
本日、観戦に行ってまいります。(→o←)ゞ
↓いつも、ありがとうございます。(・ω・)/

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全日本選手権 五輪選考 テレビ放送
毎日新聞 2013年12月20日 東京朝刊
<ソチ五輪まで49日>
◇2、3枚目の切符へ激戦 Vなら無条件
ソチ冬季五輪代表の最終選考会を兼ねた全日本選手権が21~23日、さいたまスーパーアリーナで開かれる。男女の五輪切符は各3枚。今月のグランプリ(GP)ファイナルを制した浅田真央(中京大)と羽生結弦(ゆづる)=ANA=がそれぞれ代表に最も近いが、2、3枚目の切符を巡っては激戦が予想される。代表は23日夜に発表される。【芳賀竜也】
選考基準では、今大会3位以内の他に、過去の成績も考慮される=別表参照。また、アイスダンスはキャシー・リード、クリス・リード組(木下ク)、団体要員のペアは高橋成美、木原龍一組(木下ク)が最有力だ。
女子は、今季無敗の浅田が最有力。GPファイナル進出をあと一歩で逃した鈴木明子(邦和スポーツランド)がやや優位に立ち、15歳の宮原知子(さとこ)=大阪・関大高、村上佳菜子(中京大)に加え、復帰した元世界女王の安藤美姫(新横浜プリンスク)らが争う。安藤は過去の成績で選考基準に該当項目がないため、今大会の表彰台が絶対条件になりそうだ。
男子は、世界選手権3連覇中のパトリック・チャン(カナダ)をGPファイナルで破った羽生が大きくリード。3大会連続出場を狙う高橋大輔(関大大学院)、今季GP2勝の町田樹(たつき)=関大=が続く。高橋は、GPファイナル直前に痛めた右すねが懸念材料。2010年世界選手権銀メダルの小塚崇彦(トヨタ自動車)や織田信成(関大大学院)らは表彰台を確実に狙いたい。
==============
◇ソチ五輪フィギュアスケート代表選考基準
(男女ともに3枠。全日本選手権出場は必須)
1人目=全日本選手権優勝者
2人目=全日本選手権2、3位と、GPファイナル日本人最上位(男子=羽生、女子=浅田)の中から選考
3人目=以下(1)~(3)から選考
(1)2人目の選考から漏れた選手
(2)全日本選手権終了時点の世界ランキング日本人上位3人
(男子=<1>羽生<2>高橋<3>町田、女子=<1>浅田<2>鈴木<3>村上)
(3)国際スケート連盟認定試合での今季自己ベスト得点日本人上位3人(男子=<1>羽生<2>高橋<3>町田、女子=<1>浅田<2>鈴木<3>宮原)
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全日本フィギュア 浅田、羽生に続く五輪候補は?
2013年12月19日 朝刊 東京新聞
フィギュアスケートのソチ五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権が21日から3日間、さいたまスーパーアリーナで開かれる。ソチ五輪へ男女各3の代表枠は、浅田真央(中京大)と羽生結弦(ANA)が今月初めのグランプリ(GP)ファイナルを制して代表入りに大きく前進し、実質的に残り二つずつ。激しい争いが予想される。 (海老名徳馬)
女子では鈴木明子(邦和スポーツランド)がGP2大会連続で表彰台に立った。今季も安定した演技を見せ、浅田に次ぐ位置にいる。
昨季の世界選手権4位の村上佳菜子(中京大)はGPで振るわず、ショートプログラム(SP)を2季前の構成に戻して全日本に臨む。初代表を懸けて真価を問われる場となる。
急激に追い上げてきたのが、出産を経て競技に復帰した安藤美姫(新横浜プリンスク)。3季前の力がある程度戻ってくれば、3大会連続の代表入りが現実味を帯びる。昨季全日本3位の宮原知子(大阪・関大高)も安定した跳躍を武器に初代表を狙う。
男子も有力選手がそろう。右すねのけがでGPファイナルを欠場した高橋大輔(関大大学院)は回復具合が鍵を握る。GPファイナル3位の織田信成(同)と4位の町田樹(関大)が続く。
GPで出遅れた小塚崇彦(トヨタ自動車)と無良崇人(岡山国際スケートリンク)も、本来の力を出せれば表彰台に立つだけの力を持つ。力が拮抗(きっこう)しているだけに、4回転ジャンプの成否が順位を分ける可能性が高い。
<五輪代表の選考方法> 全日本選手権の優勝者が無条件で代表に決定。2人目は全日本の2、3位とGPファイナルの日本人最上位メダリストから選考。漏れた選手と全日本終了時の世界ランキング、国際スケート連盟(ISU)公認大会のシーズン最高得点でいずれも日本勢上位3人から3人目を選ぶ。
高橋、回復がカギ=女子は安藤もチャンス-全日本フィギュア
フィギュアスケートのソチ五輪代表最終選考会の全日本選手権は21日から、さいたまスーパーアリーナで行われる。日本の男女五輪出場3枠を懸けた激しい争いが展開される。
優勝者が無条件で五輪代表入りするが、グランプリ(GP)ファイナルを制した男子の羽生結弦(ANA)、女子の浅田真央(中京大)はほぼ「当確」で、残りは実質2枠となる。
男子の注目は、右すねのけがでGPファイナルを欠場した高橋大輔(関大大学院)の回復具合。世界ランキングなどの選考基準を満たし、表彰台を逃しても選ばれる可能性はあるが、本番への手応えをつかみたい。
町田樹(関大)は4回転ジャンプの安定感が増し、今季GP2連勝。表彰台に上がれば、初の代表入りが近づく。織田信成(関大大学院)、小塚崇彦(トヨタ自動車)、無良崇人(岡山国際リンク)は表彰台が最低条件となる。
女子はベテランの鈴木明子(邦和スポーツランド)が好調。今季は芸術性の評価も高く、実力を発揮すれば、2大会連続の五輪に手が届きそうだ。
3番手争いは混戦模様。昨季、世界選手権4位の村上佳菜子(中京大)が不調で、前回3位で、高難度のジャンプを持つ宮原知子(大阪・関大高)も決め手を欠き、安藤美姫(新横浜プリンスク)にもチャンスがある。4月の出産を経て、3季ぶりに復帰した当初はスタミナに不安があったが、次第に地力を取り戻しつつある。
安藤は今月の国際大会では非公認ながら村上、宮原の今季最高を上回る176.82点を挙げて2位。2連続の3回転などジャンプの難易度も上げている。表彰台の高い位置が条件となるが、元世界女王の勝負強さを発揮できるかが焦点になる。
(2013/12/19-17:01)時事
けがの回復がカギとなる男子の高橋大輔=11月9日、東京・国立代々木競技場
全日本選手権に向け、調子を上げてきた安藤美姫=11月3日、群馬県総合スポーツセンターアイスアリーナ
フィギュア五輪切符は誰の手に!?
21日開幕、全日本選手権見どころ
野口美恵2013年12月18日 13:20 スポーツナビ
五輪切符は男女ともに3枚
来年2月に開催されるソチ五輪フィギュアスケート代表の最終選考会となる「全日本選手権」が12月21~23日、さいたまスーパーアリーナで行われる。夢の舞台への切符は、男女とも3枚。4年に1度、選手にとってはスケート人生をかけた白熱戦が期待される。
まず五輪代表選考基準をおさらいしておこう。1人目は、全日本選手権の優勝者が文句なしで決定する。2人目は、全日本2~3位とGPファイナルの表彰台最上位者から選定。浅田真央(中京大)と羽生結弦(ANA)はここに該当する。
3人目は、2枠目に漏れた選手と、世界ランキング上位3人、ISU今季ベスト上位3人の中から選ばれる。世界ランキングとしては鈴木明子(邦和スポーツランド)、村上佳菜子(中京大)、高橋大輔(関大大学院)、町田樹(関大)が、今季ベストとしては宮原知子(関大高)が該当する。
一方、トップ選手といえども、男子の織田信成(関大大学院)、小塚崇彦(トヨタ自動車)、無良崇人(岡山国際スケートリンク)、女子の今井遥(ムサシノFSC)、安藤美姫(新横浜プリンスクラブ)らは、全日本選手権3位以上が最低条件になる。
21日、浅田真央ら出場の全日本フィギュアが開幕!五輪切符をつかむのは!?【坂本清】
一歩リードの羽生 負傷の高橋、町田の巻き返しは
それでは男子はどんな戦いになるだろうか。一歩リードしているのはGPファイナル王者の羽生結弦。昨季から継続して4回転トウループの成功率が高く、ショートの世界記録99.84点の保持者でもある。
「やはり去年の5月にトロントに移ったことで、本当に大きな変化がありました。コーチ、拠点、言葉の壁も大きなことでした。去年の1年に比べると、今年の5月、シーズンに入るに当たって、去年とスタートラインが違いました。コーチとは話し合いを持ち、また僕の弱点をコーチたちが分かってくれているお陰で、今季は自然に成長し切ることが出来ている」と自身の成長にも手応えを感じている。
高橋は、11月末にケガでグランプリファイナルを欠場。右すねの骨挫傷との診断で、全日本選手権に向けては練習を積んでいる。NHK杯後には、
「(今季前半の)今までは五輪を目指すという目標で、その次にどうするというのが無かったので、目標を明確にしました。今の目標は、五輪の金です。可能性は低いけれど気持ちを強くもっていきたい」と宣言した高橋。まずは全日本選手権でしっかり成績を残し、ソチ五輪へと繋げたい。
今季、もっとも五輪への強い意欲をアピールしているのは町田だろう。GPシリーズ2連勝。GPファイナルでは、ショートの4回転が2回転になり最下位発進。フリーで巻き返し4位となった。フリー後に町田は、
「昨日の事を引きずった演技をしたら、自分はもうソチ五輪にいく資格はないと腹をくくって、自分に挑戦状をたたきつけていました。1本のパンクで終わってしまう。時間は戻せないから、後悔しないためにも今の一瞬をしっかり生きないといけないと思った」と語った。一瞬を生きる気迫の演技が期待できるだろう。
2児の父となった織田は、今季での現役引退を表明している。ソチ五輪に行けても行けなくても、全日本選手権は最後だ。
「4年前の(靴紐が切れた)ふがいない演技が原動力となってソチに繋がっている。そこに去年、世界選手権に選ばれなかった悔しさが加わって、強い気持ちでスケートに臨まないといけないと再確認した。悔しい気持ちを思い出して練習に臨んでいる」と織田。
無良は、4回転トウループやトリプルアクセルのパワフルさや高さで群を抜く。昨季ほどの勢いをシーズン前半戦では示せなかったが、全日本の表彰台2度の経験者は、ここからの食らいつきが期待される。11年世界選手権銀メダリストの小塚は、今季初戦のジャパンオープンでは4回転をほぼ成功させるなど、調子がピークだった。才能はあるだけに、調子を取り戻し、卓越したフットワークを見せて欲しいところだ。
男子代表争いは、GPファイナル優勝の羽生が一歩リード【坂本清】
安定の真央 3枠争いへ存在感増す安藤
女子は、今季は浅田真央が安定した成績を残し、GPファイナル2連覇。GPファイナル2位のユリア・リプニツカヤに「真央のなめらかなスケーティングが素晴らしい。真央が世界で一番強い」と言われるなど、今季は演技構成点(表現面)が伸びていることが勝因だ。
「ショートの『ノクターン』は、以前演じたのが17歳の時で、その頃に比べたら自分の感情も入れやすいし、スケーティングスキルも上がったと思う。ジャンプだけでなく、ステップも最高レベルの物が入っています」と自信を見せる。現役最後の全日本を最高の演技で締めくくって欲しい。
28歳の鈴木明子も、最後の全日本選手権を迎える。初戦のスケートカナダは最高の演技で190点を超え、五輪の表彰台争いができるスコアを残した。しかし疲労に加え、スケートカナダの好成績から気持ちを守りに入ってしまったというNHK杯は、ミスが出て3位だった。
「ソチにいくために、何かを得た試合にするかどうかは自分次第。これで終わりじゃ無い。ここから上がるステップにしたい」と宣言した。感涙の全日本が待っていることだろう。
村上は、表現面での試行錯誤が続く。コンテンポラリーダンサー平山素子の指導をうまく生かし、悲しさや哀愁を帯びた演技はここ2年で大成長。一方で、シニアデビューの時のような「元気系」演技は苦手になっている。今季のショートはノリノリのプログラムで、演技がしっくり来ていないことが、ジャンプに悪影響となっている。全日本までには曲変更もあり得るだろう。
「練習でのジャンプの確率は悪くない。問題は気持ちだけ」という村上。五輪への強い意欲が試されている。
村上に強いプレッシャーを掛けているのは、安藤美姫。12月のゴールデンスピン杯(クロアチア)では3回転トウ+3回転トウにも挑戦し、非公式記録ながら176.82点をマークした。
また宮原は今季、「ダブルアクセル+3回転」を確実に成功させている。昨季よりもジャンプが高く、質が磨かれた。ロシア杯では、村上、今井を抑えて5位に入り、五輪枠争いで他2人に重圧をかけている。一方、今井は、10月に盲腸で入院したものの、中国杯、ロシア杯と追うごとにジャンプ力も体力を取り戻している。
「ロシア杯から全日本まで3週間ちょっとある。3週間あれば出来ないことはない」と、最後まで五輪代表を狙う。
4年に一度の熱い戦いは、もうすぐ火ぶたが切られる。誰もが持てる力を発揮し、最高のストーリーを紡ぐことを祈りたい。
<了>
テレビ放送予定
全日本フィギュアスケート選手権2013 ソチ五輪日本代表最終選考会
フジテレビ系列独占放送
12月21日(土) 男子SP よる7時~8時54分
12月22日(日) 女子SP/男子フリー よる7時~10時49分
12月23日(月・祝) 女子フリー よる7時~9時45分
12月24日(火) ALL JAPANメダリスト・オン・アイス2013 よる7時~8時54分
2014年に開催されるソチ五輪の最終選考会となる、全日本フィギュアスケート選手権2013。史上最高ともいうべき豪華メンバーが、男女それぞれ3つの代表枠をかけて争います。誰が勝ってもおかしくない大混戦の男子。浅田真央が「集大成」を口にし、鈴木明子が引退を明言して挑む女子。4年に一度の特別な戦いが、いま幕を開けます!
昨年の表彰台は優勝浅田(中央)、2位村上(左)、3位は宮原。五輪代表がかかった今大会の結果は――【坂本清】
本日の放送は、男子SPです。
皆さま、予約録画をお忘れなくです。
本日、男子SP生観戦後、帰宅しましたら、テレビの大画面でもう一度、観戦したいと思います。
↓いつも、ありがとうございます。(^∇^)

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浅田真央 究極のプログラムへ
http://number.bunshun.jp/articles/-/770201
浅田真央は決して言い訳をしない。
最後の全日本も、笑顔で魅了する。
野口美惠 = 文
text by Yoshie Noguchi
photograph by Asami Enomoto
あの浅田真央が、もう最後の全日本選手権を迎えるなど、誰が信じられるだろうか。
'05年のGPファイナル優勝で劇的なデビューをしてから8年、世界のトップとして戦い続けてきたのだから選手生命は十分に長い。それでも、何年たっても変わらない可憐さからか、最高のパフォーマンスからか、浅田は永遠に天才少女のままファンを魅了してきた。
浅田は、忍耐の選手だ。どんなスランプやトラブルが起きても言い訳をせず、ポジティブな言葉しか口にしない。不調な時はどんどん言葉数が少なくなり、「練習で自信を付けたい」「ノーミスの演技をしたい」と同じ言葉を繰り返す。「実は」と苦悩を打ち明けるのは、いつも結果を出した後だ。そしてファンは「そんなに大変なことがあったのか」と後で知る事になる。
周囲を驚かすほどの忍耐力を初めて示したのは、17歳で世界女王になった'08年世界選手権だった。1月にラファエル・アルトゥニアンと師弟関係を解消し、3月まで独りで練習しての世界選手権。しかも2月には足首をねんざしており、スケート靴の紐が結べないほど腫れ上がっていた。
精神的にも肉体的にも追い詰められた試合で、さらにフリー演技冒頭のトリプルアクセルで、跳ぶ前にすっぽ抜けて転倒し壁に激突。全身を強打しながらも、すぐに起き上がるとその後の演技はノーミスでまとめ、優勝した。
変わらぬ優雅さと、越えてきた数々の困難。
一夜明けて浅田は、師弟関係の解消とねんざについて告白すると、
「もう追い込まれるのには慣れました。最後まで諦めないで良かった」とサラっと言ってのけた。その左半身は青アザだらけだった。
この時から、浅田の強さの秘訣は「逆境力」と言えるような出来事が続いた。見た目の優雅さはまったく変わることはなかったが、困難が心を強くしてきた。
バンクーバー五輪前はタチアナ・タラソワに師事していたが、普段は国内で自主練習する形式をとっていた。気づいた時にはジャンプフォームが自分流になり、自分のジャンプを見失っていた。それでも、その時点では誰にも不安は打ち明けず、国民の期待を一人で背負って五輪に挑んだ。そして誰もが知る通り、トリプルアクセルを計3本成功。別の不運なミスがあり銀メダルとなったが、十分な完成度だった。
そしてやはりシーズンオフになってから、こう打ち明けた。
「五輪前はジャンプが崩れていて、自分でも不安でした。昔のように軽々と跳べなくなっているし、成功するかどうかイチかバチかで跳んでいたんです。だから今シーズンはちゃんとコーチについて1から習いたい」
五輪では、1本も成功しなくても不思議では無いほどの状況だったと明かしたのだ。
ジャンプフォーム改造中、一言も不安を口にはしなかった。
'10年秋からは、佐藤信夫コーチのもとで、滑りやジャンプフォームの大改修に着手した。2シーズンはジャンプフォームが固まらずに成績も伸び悩み、浅田のスランプは大問題かのように報じられた。本来、フォームを直すには数年かかるのが当然なのだが、言い訳はせず沈黙に徹した。ただひたすら「いま信夫先生とジャンプを修正している。少しずつ良くなっている」と繰り返した。
好調を取り戻したのは昨季からだ。
「信夫先生とやってきて、最初は本当にこれでいいのかな、私がやってる方向は合ってるかなと半信半疑で不安もありました。でも最近は先生の求めているスケートが分かるようになりました」
と笑顔を見せた。不調だった2年間は「半信半疑」などという言葉を打ち明けたことは全くなかった。
疲労の限界と痛みの中で手にしたファイナル優勝。
好調だった昨季も、ちょっとした逆境を体験した。GPシリーズ2連勝と波に乗っていたものの11月から腰痛になり、佐藤コーチから練習を止められたが、無理に練習した。腰痛を悪化させて臨んだ'12年GPファイナルの試合当日、あまりの激痛に浅田自らが「腰が痛くてジャンプがコントロールできない」と打ち明けた。
これまでだったら、独りで逆境からパワーを得ていた浅田だったが、その日、背中を押したのは佐藤コーチの言葉だった。
「こんな状態でもどれだけ自分ができるか、『どんなもんだ』っていうのを見せてきなさい」
その言葉に納得し、前向きな気持ちを取り戻した浅田は、トリプルアクセルには挑戦せずプログラム全体を美しくまとめる演技で4年ぶりにファイナル優勝。優勝を決めたあとで腰痛を周囲に打ち明けると、こう話した。
「もう22歳になって身体も子供の時とは違う。疲労の限界が痛みになって出てくるようになっていたんです」
痛みを抱えながらもパワーを発揮する。精神的な強さは健在だった。
そして迎えた集大成の今季。シーズン初戦からトリプルアクセルを解禁し、まだクリーンな成功はないが挑戦し続けている。
思わず「悔しい」という言葉が漏れた。
スケートアメリカでは、ショートは片足で降りたものの、フリーでは転倒した。
「初戦からトリプルアクセルに挑戦できる状態で試合に臨んでいることが、これまでと違います。練習では跳べています」と強気発言。
NHK杯では、ショート、フリーとも着氷でバランスを崩した。
「とにかく練習を続けていけば出来る、という感触がある。練習でもっと100%の力を出し切ることで、試合の1発に持っていけると思う」と、さらなる練習を誓った。
GPファイナルでは、とうとうショート1本、フリー2本の計3本に挑戦した。ショートは回転不足判定ではあったが、最高の感触で着氷。ところがフリーは転倒と両足着氷と、力を発揮できなかった。
「(フリーでは)まだ自分が思うようなトリプルアクセルを初戦から出せていないけれど、GPファイナルはフリーで2回できるチャンスなので自分の最高レベルのことに挑戦しようと思いました。2回入れるシミュレーションがもっと必要、というのが今の気持ち。悔しいです」
思わず「悔しい」という言葉が漏れた。だからこそ、期待していい。逆境こそが彼女のパワーになる。
これから全日本選手権、そしてソチ五輪と続く。トリプルアクセルがどんなに困難であろうと、浅田は黙って挑戦するだろう。そして長い戦いを終えた時、彼女はどんな苦労話を、そして強い心のさまを打ち明けてくれるのか。23年の集大成の演技は、もうすぐそこまで来ている。
浅田は常にポジティブな言葉しか口にしない。
GPファイナル浅田の演技に対して、客席からは喝采とともに多くの花が投げ入れられた。笑顔の裏で、彼女はどれだけの困難を乗り越えてきたのだろう。
photograph by Asami Enomoto
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/figureskate/all/1314/columndtl/201312190002-spnavi
真央と佐藤コーチ、究極の一瞬目指して
トリプルアクセル3本への青写真
野口美恵2013年12月19日 12:51 スポーツナビ
維持する事の難しさ 女子のトリプルアクセル
浅田真央(中京大)のトリプルアクセルへの挑戦が続いている。GPファイナルでは、いよいよショート1本、フリー2本を跳び、「今できる最高のレベルに挑戦した」と本人も自負する。しかし今季、完全な成功はまだない。トリプルアクセルという大きな頂きに向かって、いま浅田はどこまで登ってきたのか、そして五輪での成功は?
浅田が鮮烈なデビューを果たした2005年12月のグランプリファイナル。15歳になったばかりの少女は軽々とトリプルアクセルを成功させ、名だたるシニア勢を抑えて優勝した。多くのファンは浅田がまだ跳べなかった時代を見たこともないし、彼女にとってトリプルアクセルは何歳になっても変わらず跳べる“べき”もの、と感じてしまうのも無理ないだろう。そこが、彼女を取り巻く誤解のスタートでもある。
歴代女子で、公式大会でトリプルアクセルを成功させた選手は、88年に初成功させた伊藤みどり以降、トーニャ・ハーディング(米国)、中野友加里、リュドミラ・ネリディナ(ロシア)、そして浅田の5人のみ。まして数年にわたって成功させたのは伊藤と浅田だけだ。女子にとっては、1度でも成功すれば歴史に刻まれ、成長に伴って維持できるようなジャンプではない。
それでも浅田は、挑戦を続けた。4年前、19歳のバンクーバー五輪ではショート1本、フリー2本を成功。その後ジャンプ全体のフォーム改造に着手したためトリプルアクセルの改善には時間がかったが、今年2月の四大陸選手権では見事に成功させた。
集大成のソチ五輪、トリプルアクセル3本成功へ浅田真央の挑戦は続く【坂本清】
集大成の今季「何が何でも挑戦」
そして五輪シーズン、自身が集大成と決めた今季を迎える。浅田は、
「アクセルに惑わされたくはないんですけれど、最初に決まるとやはり自分も乗ってくるし、自分の強みではある」とトリプルアクセルを跳ぶ意義を話し、初戦から挑戦した。
スケートアメリカでは、ショートでは認定はされたもののフリーレッグがわずかに氷上をかすめたかマイナス評価に、フリーは転倒した。
「やはりシーズン初戦からトリプルアクセルを挑戦出来る状態で試合に臨んでいるのが、跳べなかった時期とは違います。(フリーでは)あれだけ大きく転倒するとリズムも崩れてしまい、『もう失敗したくない』という気持ちがでたのと、スタミナも切れてしまいました。転倒した後をどうカバーするかが今後の課題です」。
と浅田。佐藤コーチも
「今までは、色んな状況を見てマズイなと思ったら『やめなさい』と言った時期もあった。今は結構良い感じにできているので、数少ない競技会でどんどんやらせたいと思っている」
という。昨季までは調子によってトリプルアクセルを回避することもあったが、今季は「何が何でも挑戦」がベースであることを明かした。
続くNHK杯では、ショート、フリーとも着氷が乱れた。佐藤コーチは
「他のジャンプについてはもっとスピードが欲しいが、トリプルアクセルに関しては彼女の体力に一番合ったスピードでいかないと。練習ではだいぶ固まってきているが、やはり本番になると興奮状態で普段よりスピードがあり、わずかに身体が(左に)フラれてしまう」と冷静に分析した。
本番でのミスの原因が掴めると自信がついたのか、浅田は守りに入るどころか攻めに出た。
「練習での調子は上がっているし、(フリーで)2本入れても大丈夫なんじゃないかな、と感じるようになりました。もっと上のレベルを練習することは楽しいし、試合で決められたらもっと最高だから」
と考え、NHK杯に“ショート1本、フリー2本”の最高レベルの組み合わせでの練習を開始したのだ。グランプリファイナルまで、練習日数としてはわずか2週間だった。
今季初戦のスケートアメリカからトリプルアクセルに挑戦した浅田だったが成功とはいかず……【坂本清】
どれほど高い壁かは2人にしか分からない
そのグランプリファイナル。ショートでは、片足で着氷に成功したが、フリーは転倒、そして両足着氷となった。無茶な挑戦をしたのでは、という周囲の雰囲気を感じながら、浅田は言葉少なにこう言った。
「(フリーで)1本目で転んで、落ち着いて2発目に行こうと思ったけれど、大きな転倒をしてしまうと次が難しかった。1回目の転倒ってすごく大きくて、体力も奪われてしまいますし、まだまだ(2本を想定した)シミュレーションができていない中での挑戦だったので、練習が必要です」
フリーで2本への挑戦について、佐藤コーチはこう戦略を明かした。
「決して競技会をないがしろにしている訳ではないが、挑戦してみないと分からない事もあるので今回は取りあえず挑戦してみるという判断をした。本人には、挑戦したい強い気持ちがある。それを取り上げるのはテンションにも影響するので、危険性とのバランスを考えた時に、とりあえず今は何が何でも挑戦する方向。2本入れると、エネルギーを使った、(演技後半が)どうなるかが読めない部分がある。慎重に検討しなければならないと私自身は考えている」
そして佐藤コーチは、浅田を守るかのように、こう付け加えた。
「女性にとってのトリプルアクセルというのは能力的にとんでもなく難しいものだなというのを痛感させられた」
トリプルアクセルは皆が思うよりも難しいのだ、というちょっと弱気の言い訳。彼女自身が決して口に出すことができない葛藤を、まるで代弁しているかのようだった。
浅田が公式大会で初成功させたのは04年のジュニア時代。そこから10シーズン目の今なお跳んでいることが、驚異的なのだ。23歳のいま、計3本入れることがどれほど高い壁かは2人にしか分からない。意欲を支えにする浅田と、淡々と戦略を練る佐藤コーチ。2人は究極の一瞬を目指す。
<了>
佐藤コーチと二人三脚で“究極の一瞬”を目指していく【坂本清】
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/131219/oth13121922510021-n1.htm
真央らの成長見続け 日本スケート連盟専任トレーナー 加藤修さん
2013.12.19 22:48 産経ニュース
慌ただしい1日だった。福岡市で行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル女子フリーが行われた12月7日。日本女子で唯一出場した浅田真央(中京大)が腰痛を抱えていたからだ。
日本スケート連盟の専任トレーナー、加藤修は、午前中に浅田の腰や両足を中心に約1時間のマッサージを行った後、公式練習後の午後にも同じだけのマッサージに時間を割いた。
選手は通常、公式練習で跳んだジャンプの感覚を大事にするため、試合までに体を触られることを嫌がる。だが、このときの浅田は体のケアを優先した。痛いマッサージが苦手な浅田に対し、じっくりと時間をかけて患部をほぐした。
「違和感がある」と訴えてきたのは、現地入りした直後の3日。加藤は浅田の個人トレーナーと連携し、可能な限りコンディションを整えた。結果は連覇達成。報われた瞬間だった。
自身も大学時代はフィギュアスケートの選手だった。卒業後はスポーツウエア会社に就職したが、希望していたスポーツの現場とはほとんど縁がなかった。2年半で辞めて家業の洋画材料店を手伝いながら、フィギュアスケートに関係した仕事を探していたところ偶然、スポーツ新聞の野球欄に目がとまった。巨人のトレーナーの談話だった。「どんな仕事なのか、自分にもなれるのか」-。手紙を書いて会いに行くと、鍼灸師やあんまマッサージ指圧師の資格取得を勧められ、すぐに専門学校に通った。
実業団女子バスケットボール部のトレーナーを経て、連盟の専属トレーナーになったのは2000年。浅田をはじめ、高橋大輔(関大大学院)や羽生結弦(ANA)ら現在のトップ選手は、ジュニア以前の小学生の頃から成長を見てきた。
「大輔は強くステップを踏めるだけあって、ふくろはぎの筋肉がすごい。結弦は柔軟性に優れていて、若いのに自分の体のこともよく知っている」。選手たちの体の特徴も熟知している。
21日からソチ五輪最終選考会を兼ねた全日本選手権が開幕する。「みんな選ばれて欲しいけど…。せめて満足な演技ができるようにサポートしたい」。熱戦が繰り広げられるリンクの片隅で、選手たちを見守る。=敬称略
■加藤修(かとう・おさむ) 1948年9月27日、東京都生まれ。専修大入学後に本格的にフィギュアスケート選手として活動し、全日本ジュニア選手権などに出場。81年~99年まで実業団の女子バスケットボール部でトレーナーを務め、2000年から日本スケート連盟の専任トレーナー。
加藤さんは浅田ら選手個々の特徴を把握しながら、万全の体調管理に努めている=7日、福岡市(大里直也撮影)
浅田選手のこれまでの苦労は、ファンの全員が知っている事だと思います。
本当に、苦労し、理不尽な採点にあっても只黙って滑り続けました。
ジャンプの改造の所為で、ジャンプが跳べなくなってしまっても、試合に出続け、また練習もずっと欠かさず、やっと今季まで持ってくる事ができましたよね。
しかし、その無理がたたったのでしょう。
去季には腰痛と、今季のファイナル前も腰痛が再発したようです。
トレーナーの加藤さんの御掛けで、事なくを得たようですが、浅田選手の身体は、難しい事をするには(3Aを3回等)、本当に限界に近いのかもしれません。
だから今季で引退を決意してしまったのでしょう。
ジャンプの大改造で苦労した事がなかったら、もう少し身体が持ったのではないのかと悔しさが募りますね。
変な採点の所為で、しなくて良い苦労も沢山したと思います。
ファイナルで、こんなに頑張ってきた選手をあざけるような採点をしたAは絶対に許せません。
そしてずっと休んでのうのうとしていた選手に、浅田選手と同じ得点、それ以上を平然と与えるISUもです。
ソチ五輪で、変な採点をしたら、それこそ、日本でのフィギュア人気はなくなるでしょう。
そして二度と、フィギュアスケートの興行で日本で儲けられる事もなくなってしまうと思われます。
それはファンの逆襲です。
最後のシーズンとなるからこそ、佐藤コーチも、真央ちゃんに3A複数挑戦を後押ししてくれています。
ソチ五輪で、真央ちゃんの望む演技ができる事、またノーミスで滑られる事を祈っております。
腰痛が再発しない事も願っております。(。-人-。)
↓神様、真央ちゃんをお守りください……。m(_ _ )m

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全日本選手権・男子SP結果
http://live.sportsnavi.yahoo.co.jp/live/sports/figureskate_all/1963
フィギュアスケート:全日本選手権・男子SP
2013年12月21日(土) 16時45分 スタート
羽生が100点超え首位!高橋は4位 五輪代表懸け、22日のフリーへ
順位 選手名 所属 得点
1位 羽生結弦 ANA 103.10
2位 町田樹 関西大 93.22
3位 小塚崇彦 トヨタ自動車 90.70
4位 高橋大輔 関西大 82.57
5位 織田信成 関西大 77.72
6位 宇野昌磨 中京大中京高 72.15
7位 田中刑事 倉敷芸術科学大 71.78
8位 無良崇人 岡山国際スケートリンク 71.25
詳細
総括
フィギュアスケートのソチ五輪代表最終選考会となる全日本選手権が21日、さいたまスーパーアリーナで開幕した。男子ショートプログラムでは、グランプリファイナルで初優勝し、2連覇を狙う羽生結弦(ANA)が、非公認ながら自身が持つ世界歴代最高得点を更新する103.10点を叩き出し、SP首位に立った。2位は93.22点で町田樹(関西大)、3位は90.70点で小塚崇彦(トヨタ自動車)が入った。
羽生は冒頭の4回転トゥループをきれいに着氷させると、後半のトリプルアクセルなどもきっちり決め、安定感のある演技で滑りきった。
一方、11月に右足すねを負傷した高橋大輔(関西大)は、冒頭の4回転トゥループを両足ながら着氷してみせるがトリプルアクセルで転倒。最後のスピンでもバランスを崩し、やや精彩を欠いた演技となり4位(82.57点)と出遅れ。あす22日に行われるフリースケーティングで表彰台を目指す。
【坂本清】
全順位
1位:羽生結弦(ANA)103.1
2位:町田樹(関西大)93.22
3位:小塚崇彦(トヨタ自動車)90.7
4位:高橋大輔(関西大)82.57
5位:織田信成(関西大)77.72
6位:宇野昌磨(中京大中京高)72.15
7位:田中刑事(倉敷芸術科学大)71.78
8位:無良崇人(岡山国際スケートリンク)71.25
9位:中村健人(立教大)69.16
10位:坪井遥司(岡山大)67.22
11位:山本草太(邦和SC)65.9
12位:佐々木彰生(明治大)65.73
13位:村上大介(陽進堂)65.71
14位:日野龍樹(中京大)64.18
15位:本田太一(関西大学中・高スケート部)59.34
16位:野添紘介(明治大)53.89
17位:近藤琢哉(慶應義塾大)52.8
18位:磯崎大介(同志社大学F)51.62
19位:山田耕新(関西大)49.89
20位:友野一希(上野芝スケートクラブ)47.98
21位:吉野晃平(関西大)47.9
22位:山本拓海(関西学院大)45.93
23位:近藤眞樹(関西学院大)43.16
24位:橋爪峻也(中京大)42.1
――――以上がFS進出――――
25位:玉田裕也(京都アクアリーナSC)40.55
26位:多田野康太(名古屋大)38.38
27位:江口涼一(中京大)37.96
28位:則松亮(福岡大)35.38
29位:杉中建人(大阪スケート倶楽部)35.19
29:佐々木彰生(明治大)
最終滑走、佐々木彰生(明治大)の演技がスタート。東日本選手権2位、ユニバーシアードでは銅メダルを獲得している。
曲は「風神」。三味線の音色が響くと場内からは大きな手拍子。冒頭のトリプルアクセルは転倒したが、続くトリプルルッツ-トリプルトゥループは着氷。ステップではキレのある動きで歓声がとぶ。終盤のトリプルフリップも手を上げてとびきれいな着氷。最後まで観客をひきつけ、エンターテイナーぶりを発揮した。
得点は65.73点で12位。
【坂本清】
28:坪井遥司(岡山大)
坪井遥司(岡山大)の演技がスタート。今月のユニバーシアードに出場し13位。
曲は「Fever」。冒頭、トリプルフリップ-トリプルトゥループはバランスを崩すもこらえる。続くトリプルアクセルもこらえて着氷。後半のトリプルルッツは流れのある着氷。小さなミスはあったがなんとかまとめた。
得点は67.22点で暫定10位。
27:小塚崇彦(トヨタ自動車)
小塚崇彦(トヨタ自動車)の演技がスタート。
今季はスケートアメリカ6位、中国杯3位。
冒頭、4回転トゥループはオーバーターンに。続くトリプルアクセルはきれいに着氷。後半のトリプルルッツがオーバーターンになったが、トリプルトゥループに何とかつなげた。最後までスピードに乗った演技を見せたが、クリーンな演技にはならず。しかし、崩れることなくまとめきった。
得点は90.70点で暫定3位。
■「自信を持って明日もやりたい」
「(冒頭の4回転は?)僕としてはもっとビシッと決めたかったです。練習で(佐藤)信夫先生に『もうちょっとピシっとしなさい』と言われていたのを、今フッと思い浮かびましたが、そいういうところのキレというのがオーバーターンにつながってしまったと思います。ジャンプ自体は悪い感じはしていなくて、もっとシャキッとできれば良いと思います。いつもと違って回転数ではなかったので。しっかり回っていたので、本当にちょっとのところかなと思ってます。
(高得点が出て、フリーに向けて気持ちが前向きにいけそう?)そうですね。もともと僕自身、前向きな性格なので、この点数が出たからといって後ろに向くということも前に向くということもなく、そのまま今までの気持ち通り、しっかり自分のスケートをしたいなと思っています。
(すごく良い点数が出たが、自分では技術的に良い感触があった?)6分間練習の方が滑りは良かったと思うのですが、本番は足がすごく震えていて、シェイキーなスケートになったところもあったのですが、そうなった中でもすごく気持ち良く滑れる、その気持ちは久しぶりかなと思います。
今までトレーニングをして積み上げてきましたが、ここに来てスケートに力を割いた効果が出てきているかなと思うので、自信を持って明日もやりたいです。
(気持ちよく滑れるというのは、気持ち良い滑りができてるということ?)スーッと滑る、伸びというか、そういう感じかなと思っているんですが、そういう伸びというのが今までちょっと足りなくて、無理やり力で伸びを出そうとしていました。技術的な、自分の感覚的な部分で出せるようになってきたと思います。それは1日では変わらないと思うので、自信を持って滑りたいと思います。
(GPシリーズが終わってから、どのように取り組んできた? 全日本にどういう思いを持ってきた?)とにかく不安で不安で……止まっているときこそ不安で、休んでいるときも不安で、休みたくても休めない、でも休まないといけない、そういう狭間でずっと戦いながら練習はしていたんですが、信夫先生が『良い練習をしている』と言ってくれているので、すごく自信になっていて、それを信じて練習をしてきました。
(明日に向けて)とにかく自分の滑りを皆さんに披露したいです。落ち着いて、でも攻めて、しっかりやっていきたいと思います」
【坂本清】
26:高橋大輔(関西大)
大歓声に迎えられ、高橋大輔(関西大)の演技がスタート。
冒頭、4回転トゥループは両足着氷。続くトリプルアクセルはきれいに降りたように見えたが、エッジがすべり転倒。後半のトリプルルッツ-トリプルトゥループは着氷し大歓声。最後のスピンでややバランスを崩した。けがの影響が心配される中、所々にミスが出て慎重に見えたが、スケーティングや表現では場内を魅了した。
得点は82.57点で暫定3位。
■「情けない……気持ちで負けて悔しい」
「情けないというか……それだけですね。自分自身に対して気持ちで負けてしまったのが悔しいです。(コンディションは?)……どうですかね(苦笑)。あまりベストではないですけど……もともと来る前からベストではないので、あまりそういうことは考え過ぎないように、いけると考えてやってました。
(お客さんの声について)6分間練習からすごく応援してくれていましたし、始まる前も終わったあともパワーをくれたと思うのですが、演技で返せませんでした。明日は何も考えずに思い切りやりたいと思います。
(最後は気持ち?)そうですね。思い切りやって、十分と思える演技ができればいいと思います。
アクセルを降りたあと失敗して忘れてしまって、自分でどういう演技をしたのか覚えてないです。良かったのか悪かったのかも、ただスピンで失敗があって、練習してきたものが出せませんでした。(これまで1つミスがあっても持ち直していたと思うが?)どうだったんでしょうね。。。あまり分析できないです。
(試合に臨む前の気持ちは?)不安だったり緊張に負けないように。マイナスな方向に気持ちで負けないようにということだけを考えていました。演技の内容というより、気持ちの面で前向きに前向きにと思ってました。
(不安の中で奮い立たせてくれたものは?)……分からないですけど……(苦笑)。でも、負けず嫌いなので、それだけですね。
2つジャンプでミスをしてしまいましたし、スピンもたぶん自分の中で2つはレベルを落としたかなと思うので、ジャンプができなかった部分で、ステップやスピンは気をつけてきたのに、それがまったく出せなかったのが残念です。
(4回転以外は、という部分ができなかったのが大きい?)ちょっとプレッシャーだったり緊張感に負けてしまった自分が演技に出たと思うので、気持ちの面で負けてしまったんじゃないかなというとことがすごく情けないです。
(アクセルの着氷は怪我の影響?)ちょっと分からないです。自分でも降りたと思って次にいこうとしたらこけてしまったので。ちょっと焦ってしまって立て直すのが難しかったです。
(全日本に向けて心に決めて臨んだことは?)調子が万全で臨んできたわけじゃないので、気持ちで負けないようにと思っていました。
(調子が悪い中で4回転を何とか決めようとしたのは頑張った部分では?)できなければ意味がないので。そこらへんは勝負なので、厳しく自分自身では見ていますね。そこで頑張った、というのではなくて。
(前半は慎重だった?)慎重だったかもしれないですし、緊張感で体の動きがよくなかったのかもしれません。そこは分からないです。
(足の状態とフリーに向けては?)足の状態は100パーセントではないですし、どうですかね。薬は飲んでいないですが、明日は気持ちでいくしかないと思うので、足がしんどかろうが痛かろうが、自分の気持ちはしっかり持って今日の悔しい気持ちを明日につなげていけたらなと思います」
【坂本清】
25:羽生結弦(ANA)
羽生結弦(ANA)の演技がスタート。2週前のグランプリファイナルで初優勝し、連覇を狙う。
冒頭、4回転トゥループをきれいに着氷。スピンを確実にこなし、後半のトリプルアクセルも流れのある着氷。続くトリプルルッツでやや前傾になるが、苦もなくトリプルトゥループにつなげた。あとは手拍子に合わせてステップで見せる。安定感のある演技で場内は総立ち。本人は表情を崩さないまま、余韻に浸っている。
得点は103.10点、暫定首位。
■ルッツでヒヤリ!「練習を信じて体を動かした」
「ホッとしています。けっこう(グループで)2番手という滑走順はコンプレックスというか、世界選手権で2番目に滑って悪い演技をしてしまったので、2番手という苦手意識があったんです。全日本という緊張感もありましたし、本当にプレッシャーを感じていました。(祈るしぐさを見せていたが)緊張したし、プレッシャーも感じていたので、この会場やテレビの前で応援してくださる人もいっぱいいたと思うし、皆さんの前で良い演技をしないといけないと思ったので、楽しんでやろうと思っていました。(103.10点という高得点だが)本当に一生懸命やったなと。楽しんだということが今回は良かったなと思います。課題は残るかなと思いますが、これからももっと良い演技をしていきたいと思っています。フリーに向けてやるべきことをしっかり考えていきたいです。
僕にとっていままでの試合のなかでプレッシャーが一番かかるのは全日本選手権だと思っているので、それをクリアできたのは良かったと思いますし、グランプリファイナルではパトリック(・チャン)選手に勝てたので、すごく良い経験になっていると思います。五輪うんぬんではなく、今日同様にフリーも演じきりたいと思っています。(4回転)トゥループを降りたときに少し安心したというか、いつも通りの感覚だと思っていました。練習から良い演技はできていたので、演技に対するプレッシャーはなかったんですけど、前までの気持ちのコントロールがまだ今回はうまくいっていない感覚はありました。(前までのコントロールはどうしていた?)とにかく自分が楽しめるように、楽しんでいるときはどういうときだろうと考えつつ、自分が集中できる良い気持ちになれるようにすることを心掛けていました。(終わったときは)よっしゃと思いました。ガッツポーズではないですけど、本当に僕自身すごく気持ちの面で、いつも以上に気持ちを込めて演じていますので、その気持ちが全日本選手権でも成就したなと思い、よっしゃとなりました。(点数に関しては)これは国内の試合ですし、それは関係ないなと。でもこの点数をいただけたことは本当にありがたいですし、自分も『やった!』と思える点数でした。ただこれは国内の試合であって、ISUの試合ではないので、僕自身の点数を超えるとかそういうことを思わず、できることを一歩一歩やりたいなと思っています。
(滑走順が2番目ということは引いた瞬間に思ったのか?)いや、そのときは気付いていなかったんですけど、6分間練習が終わって何すればいいか分からないという感じでした。でも今回は本当に準備万端で今回の試合に臨めたので、それが良い結果につながったと思います。6分間のあとが一番の勝負になってくるので、6分間練習がどうであれ、それが終わったあとはどうとでも修正ができるし、どうにでも悪くなってしまう。今回はその時間がすごく重要だと思っていました。
(気持ちのコントロールができている手応えは)今回はまあまあかなと。いままでの平均値よりはたぶんうまくコントロールできているかなと思っています。(ルッツが斜めになったが)僕もその瞬間はやばいなと思ったし、会場の皆さんからも『あぁ』という声が聞こえたし、ブライアン(オーサーコーチ)もたぶん浮いていたと思います(笑)。若干ひやっとしたんですけど、ああいう状態でも跳べる練習をしてきたので、練習を信じて体を思うままに動かしました。(コーチからは試合前に声を掛けられた?)いや、特になかったですね。僕自身が集中していましたし。自分の中で『自分をコントロールしよう、見つめ直そう』という気持ちがありました。明日は明日でやるべきことがありますし、今日は今日でやるべきことがあったので、それをできたと思っています。明日はやるべきことをしっかりと一生懸命楽しみながら、演じきりたいと思っています」
【坂本清】
24:磯崎大介(同志社大学F)
磯崎大介(同志社大学F)の演技がスタート。西日本選手権3位。
冒頭、トリプルルッツは転倒。続くトリプルループにダブルトゥループをつけてリカバリーした。終盤のダブルアクセルはきれいな着氷。前半と終盤はピアノの静かな旋律でしっとりと、中盤のステップでは力強く演じた。
得点は51.62点で暫定13位。
最終第5グループの6分間練習
最終第5グループの6分間練習がスタート。
この組の2番手に羽生、3番手に高橋、4番手に小塚が登場。
場内のボルテージが一気に上がる。
◇今大会終了後に五輪代表が決定
来年2月のソチ五輪代表選考会を兼ねた今大会。男子の代表枠は「3」。代表入りへ、SP好スタートを切りたい各選手。
羽生はGPファイナル優勝で代表入り最有力。前回五輪銅メダルの高橋は11月下旬に右脚を負傷し苦境に立つ。11年世界選手権銀メダルの小塚も故障に苦しむ。実力者たちの本番力に注目だ。
フィギュアスケート ソチ五輪代表選考方法
23:中村健人(立教大)
中村健人(立教大)の演技がスタート。東日本選手権3位。
曲は昨季と同じ「Vizir」。冒頭、トリプルフリップ-トリプルトゥループを着氷。続くトリプルアクセルは2回転になり、着氷でフリーレッグがかすった。後半のトリプルルッツは着氷でこらえてオーバーターンに。クリーンな演技とはいかず、フィニッシュでふっと息を吐いた。
得点は69.16点で暫定6位。
【坂本清】
22:山田耕新(関西大)
山田耕新(関西大)の演技がスタート。西日本選手権4位。
曲は「雨に唄えば」。冒頭、トリプルフリップでバランスを崩しかけるが、耐えてダブルトゥループをつける。続くトリプルルッツもこらえながら着氷。ダブルアクセルはきれいに降りた。傘を持って踊るような表現をちりばめたプログラムで場内を魅了した。
得点は49.89点で暫定12位。
21:織田信成(関西大)
織田信成(関西大)の演技がスタート。
今季はスケートカナダ3位、NHK杯2位、GPファイナル3位と、出場大会すべてで表彰台に乗っている。
冒頭、4回転トゥループは回転が抜けて3回転に。続くトリプルアクセルはきれいな着氷。後半のトリプルルッツにダブルトゥループをつけてリカバリーした。場内の手拍子に押されて笑顔でステップを踏む。ミスを最大限補う演技を見せたが、練習時の好調が演技に出ず、表情は曇っている。
得点は77.72点で暫定2位。
■「明日は最後まであきらめずにやりたい」
「ちょっと緊張してしまいました。体はすごく動いていたんですが……。五輪が懸かっているということで力み過ぎたかなと思います。雰囲気にのまれてしまいましたね。
(町田樹の点数は?)特に意識はしていなかったです。自分の演技をミスなくやろうと心掛けていました。今日はできなかったので、明日は最後まであきらめずにやりたいと思います。
6分間練習は悪くなかったですし、良い緊張感で臨めていたんですけど……。
(最初の4回転は?)入るスピードも良かったし、6分間でも良かったんですけど、本番で決められなかったので、明日は決めたいなと思います。
(コーチからは?)『あまりほかのことは気にせず楽しんできなさい』と言われました。いまもまだ緊張が抜けていないです。五輪選考ということで独特のものがありました。自分との戦いで、自分の力を信じてやれば表彰台も遠くないと思っていたんですけど、明日も最後まであきらめずに滑りきりたいと思います」
【坂本清】
20:村上大介(陽進堂)
村上大介(陽進堂)の演技がスタート。
昨年のNHK杯で負傷し、2季ぶりの全日本出場。
曲は「Once Upon a Time In Mexico」。冒頭、4回転サルコウは転倒。続くトリプルアクセルはきれいに着氷。トリプルルッツからのコンビネーションは、後半のジャンプをダブルに抑える。体はよく動いていたが、大技が決まらず。フィニッシュでは悔しそうに舌を出した。
得点は65.71点で暫定6位。
20:村上大介(陽進堂)
【坂本清】
19:無良崇人(岡山国際スケートリンク)
無良崇人(岡山国際スケートリンク)の演技がスタート。
今季GPはスケートカナダ10位、NHK杯6位。
冒頭、4回転トゥループはステップアウトし両手をつく。続くトリプルアクセルは高さがあり、きれいな着氷。トリプルルッツはステップアウトしてコンビネーションにできず。ステップでは手拍子に押されてスピード感たっぷりに演じたが、大きなミスが2つ出てしまった。
得点は71.25点で暫定4位。
■「ジャンプの失敗が響いた」
「まずはジャンプのコントロールがしっかりできていなかったなと、6分間のときから感じていたんですけど、着氷の降りるところをもう少し意識できれば良かったなと。プログラム全般的には滑れていたと思うので、ジャンプの失敗が響いた感じです。プログラムの完成度を上げる作業に関しては良い成果は出たかなと思うんですけど、ジャンプはもう少し足りていないと感じています。
(緊張はあった?)今回のさいたまスーパーアリーナは滑ったことがなかったので、こんなに会場が大きいんだと感じていましたし、多くのお客さんが入っている中の空気はやっぱり違うんだなと。そういうところから緊張は若干あったと思います。
(前に滑った町田樹の演技に影響された部分は?)なくはないと思うんですけど、ほかの大きい試合ではこういうパターンもあると思うので、あまり考えないようにはしていましたし、自分がやれることをしっかりやろうと思っていました。どちらかというと6分間練習の内容が、自分の思っていたようにいかなかったので、そういうところで若干緊張していたということかなと。
(明日のフリーは?)最終グループに残れないと思うので、いまできる自分の最大限のものをしっかり出しきりたいという気持ちと、最後の最後まであきらめない気持ちを忘れないでやりたいと思います」
【坂本清】
18:町田樹(関西大)
町田樹(関西大)の演技がスタート。今季はGP大会2連勝、GPファイナルでは4位。
冒頭、4回転トゥループ-トリプルトゥループを着氷。続けてトリプルアクセルもきれいに着氷。
中盤のスピンも丁寧にこなし、後半のトリプルルッツをきれいに着氷すると、場内は大歓声。ステップも情感たっぷりに演じ、クリーンな演技。最後のスピンから拍手がなりやまず、場内は総立ちになった。
フィニッシュでは力強くガッツポーズを見せ、感極まったように両手で顔を覆った。
得点は93.22点で暫定トップ。
■「五輪に行くのは僕だと強く信じている」
「大きなミスなく演じきれたのはうれしい。反省点は多々ありますけど、あれだけのプログラムを演じられた。普段はあんまり自分のことが好きじゃないんですけど、今日は自分を誇らしく思います。(大きな声援だったが?)すごく気持ち良かったです。最大限の感謝を送りたいです。ミスなく終われましたけど、すべてが決まるのは明日です。五輪に行くのは僕だと強く信じています。明日はフリーの『火の鳥』で飛翔したいです。自分がソチの舞台に立つんだという強い意志を貫けた者が切符を取れる。氷の上で倒れてもいいくらい、ソチがあるので倒れちゃいけないですけど(笑)、そういう気持ちで演じきりたいです。
20年間スケートをやってきて、僕にとって今季だけが五輪の切符をつかめるチャンスなんです。ここで逃げ出したら後悔するという気持ちでした。(グランプリファイナルで優勝した)羽生選手以外はソチへの光が見えていない状態です。明日は何が起こるか分からない。でも必ず自分がソチへの切符をつかめると信じています。
(ガッツポーズがあったが)実は、ロシア大会以降、練習も本番も含めて、SPをノーミスでできたことがなかったんです。すごく不安でした。でも、20年間この大舞台に立つためにやってきたので、ここで負けてどうすると強く自分に言い聞かせながら、全身全霊でやったつもりです。幸運にも大きなミスはなかったですが、たとえ失敗しても、後悔はしなかったかなと。GPファイナルはすごく後悔したんですけど、昨日も言った通り、僕は2度と同じ失敗は繰り返さないので、それを体現できて良かったです。最後まで何が起こるか分からないので、ショートが良かったからといって油断したら、絶対に足元をすくわれる。憂き目を見るのは確実だし、最後まで神経を研ぎ澄まして、油断することなく誠心誠意やってきた人にしかソチの切符はつかめない。そういう人間だけがソチに行くのにふさわしいと思うので、それを貫きたいと思います。(そういう気持ちを貫けた要因は?)気持ちですね。感謝の気持ちです。このSPはすごく思い入れがあって、『ティムシェル』という大事な言葉をコンセプトにやってきたんですけど、こんなに世間の皆さまが注目してくれる大会ってないと思うんですよ。日本全国のみならず世界中の皆さんに『ティムシェル』という言葉の素晴らしさだったり、僕が伝えたいことを伝えたつもりです。
(新たな自信になった?)明日は明日です。それが油断につながるし、ショートは『エデンの東』、フリーは『火の鳥』で別々のプログラム。また新たな気持ちで演じるべきだと思っています。明日はまた新しい町田樹を作って、舞台に立ちたいと思います。(GPファイルナルでは断崖絶壁が見えたと言っていたが?)暗闇も隣り合わせだったので、怖かったです。その恐怖感が火事場の馬鹿力じゃないですけど、最後に魂の底から湧き出る力を出してくれたのかなと思っています」
【坂本清】
17:友野一希(上野芝スケートクラブ)
友野一希(上野芝スケートクラブ)の演技がスタート。全日本ジュニア6位。
曲は「Spybreak!」。冒頭のトリプルフリップは転倒。トリプルサルコウはきれいに降りたがコンビネーションにはしなかった。終盤のダブルアクセルも曲にのってきれいに着氷。小柄な体をいっぱいに使い、アップテンポなリズムに合わせて踊り、心を見せた。
得点は47.98点で暫定8位。
16:杉中建人(大阪スケート倶楽部)
杉中建人(大阪スケート倶楽部)の演技がスタート。西日本選手権12位。
曲は「Once Upon a Time in Mexico」。冒頭、トリプルアクセルにチャレンジするも転倒。続くトリプルサルコウはバランスを崩しながらも何とか耐えてコンビネーションにする。トリプルトゥループは回転不足気味で両手を後ろにつき、転倒のような形に。予定を変えて大技にチャレンジしたが、成功はならなかった。
得点は35.19点で暫定16位。
15:山本拓海(関西学院大)
山本拓海(関西学院大)の演技がスタート。西日本選手権6位。
曲は「栄光への脱出」。トリプルトゥループでこらえた形となるもダブルトゥループをつけてコンビネーションに。続くトリプルフリップ、ダブルアクセルと続けて着氷した。終盤のコンビネーションスピンは安定感も。
得点は45.93点で暫定9位。
14:江口涼一(中京大)
江口涼一(中京大)の演技がスタート。西日本選手権11位。
曲はくるみ割り人形のアレンジバージョン。冒頭のトリプルサルコウは片手をついてコンビネーションにならなかったが、続くトリプルトゥループにダブルトゥループをつけてリカバリー。後半のダブルアクセルも着氷した。最後のスピンでバランスを崩したが、なんとかまとめた。
得点は37.96点で暫定13位。
13:近藤眞樹(関西学院大)
近藤眞樹(関西学院大)の演技がスタート。西日本選手権8位。
曲は「レ・ミゼラブル」より「One Day more」。トリプルサルコウは着氷後にエッジがすべり転倒。続くダブルアクセルは流れのある着氷。ステップは情感豊かに滑り、拍手が起こる。終盤のトリプルトゥループはオーバーターンになったが、ダブルトゥループをつけてリカバリーした。
得点は43.16点で暫定9位。
12:則松亮(福岡大)
則松亮(福岡大)の演技がスタート。西日本選手権13位。
曲は「Winter」。トリプルトゥループはバランスを崩して両手をついたが、続くトリプルサルコウにダブルトゥループをつけてコンビネーションに。ダブルアクセルは着氷したかに見えたが惜しくも転倒。ステップでは観客が手拍子で演技を後押しした。
得点は35.38点で暫定12位。
11:宇野昌磨(中京大中京高)
宇野昌磨(中京大中京高)の演技がスタート。全日本ジュニア2位。
トリプルフリップ-トリプルトゥループをきれいに着氷し、続くイーグルからのダブルアクセルも流れのある着氷。トリプルループもきれいに降りた。壮大な曲の世界に入り込み、持ち前の魅せる演技でスタンディングオベーションを誘った。
得点は72.15点。田中を抜いて暫定トップに立った。
■「自信がついてきた」
「練習通りの演技ができました。シーズンベストの点数をいただき、内容的にも満足しています。緊張しましたが、ガチガチにならず滑れて良かったです。だいぶ力がついてきて、ジャンプも全部安定しているので、自信がついてきました。前よりも安心して演技ができています。(観客がいっぱいいるが重圧はかからない?)重圧というよりかは、『これだけのお客さんが自分の演技を見てくれるので頑張らないといけない』と思っています。練習ではジャンプに焦点を当てていて、それに集中ができていることが、本番でも気持ちを込めて演技できることにつながっているのかなと思います。(身長が伸びたように感じるが?)10センチ伸びました。去年のビデオを見ると、身長が伸びたことで、ずいぶん変わったなと実感します。(明日のフリーに向けては?)これまで練習してきたことが無駄にならないように楽しんで、悔いが残らないように演技をしたいです」
10:玉田裕也(京都アクアリーナSC)
玉田裕也(京都アクアリーナSC)の演技がスタート。西日本選手権10位。
曲はアストル・ピアソラの「FUGATA」。冒頭、トリプルトゥループ-ダブルトゥループを着氷し、トリプルサルコウもこらえながら着氷。後半のダブルアクセルも決めた。フィニッシュではほっとしたように天を仰いだ。
得点は40.55点で暫定9位。
9:近藤琢哉(慶應義塾大)
近藤琢哉(慶應義塾大)の演技がスタート。東日本選手権4位。
曲は3季前に滑って人気を博した「ルパン3世」。トリプルルッツは軸がゆがんで両手をつくが、ダブルトゥループをつけた。続くトリプルループはきれいに着氷し、後半のダブルアクセルもきれいに決めた。ステップではルパンになりきってコミカルに演じ、手拍子を誘った。
得点は52.80点で暫定6位。
8:橋爪峻也(中京大)
橋爪峻也(中京大)の演技がスタート。西日本選手権7位。
曲は「→Pia-no-jaC←(ピアノジャック)」の「台風」。冒頭、トリプルトゥループでステップアウトしたが、コンビネーションにつなげる。続くトリプルサルコウはきれいな着氷。後半のダブルアクセルもきれいに決めた。
得点は42.10点で暫定7位。
7:山本草太(邦和SC)
13歳の山本草太(邦和SC)が登場。全日本ジュニア5位。
トリプルルッツ-トリプルトゥループ、ダブルアクセルと続けてきれいに着氷。後半のトリプルフリップも着氷した。ジュニア1年目ながらスピード感のある演技を披露し、場内からはスタンディングオベーション。
得点は65.90点。高得点で暫定2位。
6:吉野晃平(関西大)
吉野晃平(関西大)の演技がスタート。西日本選手権5位。
曲は「レイエンダ」。冒頭のトリプルフリップを着氷し、続くトリプルルッツ-ダブルトゥループも着氷。ダブルアクセルもきれいに降りた。前半はやや慎重だったが、後半は切れのあるステップを見せた。
得点は47.90点で暫定5位。
5:多田野康太(名古屋大)
多田野康太(名古屋大)が登場。西日本選手権9位。
トリプルサルコウは着氷時にエッジが滑って転倒し、コンビネーションにならず。続くトリプルトゥループも両手をついた。ダブルアクセルは慎重に着氷した。
得点は38.38点で暫定5位。
4:野添紘介(明治大)
野添紘介(明治大)が登場。東日本選手権5位。
曲は「Art On Ice」。冒頭、トリプルルッツ-ダブルトゥループをきれいに着氷。続くトリプルアクセルはステップアウト、トリプルループは片手をついた。大技は惜しくも決まらず。
得点は53.89点で暫定4位。
3:本田太一(関西大学中・高スケート部)
本田太一(関西大学中・高スケート部)が登場。全日本ジュニア4位。
トリプルトゥループ-トリプルトゥループ、続くトリプルフリップをきれいに着氷し、ダブルアクセルもきれいに着氷。直前の練習では何度か転倒がみられたが、本番ではすべてのジャンプをきれいに降りて、場内から大きな拍手が送られた。
得点は59.34で暫定3位。
【坂本清】
2:田中刑事(倉敷芸術科学大)
田中刑事(倉敷芸術科学大)が登場。今季の全日本ジュニアチャンピオン。国際大会ではジュニアGPスロバキア大会で優勝。12月のジュニアGPファイナルでは4位に入った。
冒頭、トリプルアクセルをきれいに着氷。トリプルフリップからのコンビネーションはセカンドがダブルに。トリプルループもきれいに着氷。3回転-3回転が入らなかったが、力強いステップを見せるなど演技をまとめた。本人は少し悔しそう。
得点は71.78点で暫定トップ。
■「3回転+3回転が入らないとすべてミスに感じられる」
「体力的にも精神的にも疲れが出てしまいました。ジュニアGPファイナルから調子を戻すのが難しかったです。3回転+3回転が入らなかったのでベストにはほど遠い出来でした。形的にはノーミスに見えたかもしれないですけど、3回転+3回転が入らないとすべてミスに感じられます。(失敗した原因は?)ベストな距離感がつかめなかったですね。(氷が原因?)いや、氷は良いと思うし、日に日に良くなってくると思います。
今大会は、五輪に行く先輩方がどうやって行くのか勉強する場だと思っています。今回行く先輩たちを見て学びたいです。(フリーに向けての課題は?)後半のアクセルと3回転+3回転、それに加えてできれば4回転にも果敢に挑戦して、降りたいと思っています」
【坂本清】
1:日野龍樹(中京大)
日野龍樹(中京大)が登場。
今季、ジュニアGPシリーズは2戦とも2位で表彰台。ジュニアGPファイナルは6位に入った。
冒頭のトリプルアクセルをきれいに着氷。トリプルルッツ-トリプルトゥループはオーバーターンに。手拍子に乗ってジャンプに入るが、トリプルループはダブルに。ステップでも観客が手拍子で盛り上げ、大きな動きを見せたが、ジャンプにミスが続き不本意な様子。
得点は64.18点。
■「自分に落胆しています」
「またこういうことをやってしまったんだと自分に落胆しています。思い通りにいかないなら練習なんてしてくるんじゃなかったと思います。朝の練習の方がマシでした。フリーにもう希望は見出せないので、明日はこれからのスケート人生のために滑りたいと思います」
【坂本清】
↓リザルト
http://www.jsfresults.com/National/2013-2014/fs_j/nationals/index.htm
↓別ブログに、男子SP動画を紹介しております。
http://ameblo.jp/shuppansport/entry-11733934696.html
全日本選手権2013 男子SP動画
プロトコルがまだ出ていないので、細かい部分は分かりませんが、高橋選手は2つのジャンプでの回転不足をとられてしまったようですね。(テレビ解説より)
会場で見ていましたが、見た眼の演技の出来より得点が低いと思いました。
4Tは微かに両足着床のようでしたが、まさか後半のきちんと降りた3-3で回転不足判定とは……。
3Aはスリップで転んでしまいましたが、回転認定はされたようですね。
小塚選手も、4Tでステップアウト、3-3で着氷に乱れがありましたが、回転認定されたのでしょう。
見事、初90点超えでした。
なので、高橋選手もジャンプの回転認定をきちんとされていたら、90点前後は出ていた筈です。
怪我の後遺症が、まだあるようです。
とても心配です。テレビ放送動画を見ましたが、高橋選手は、キスクラで泣きそうでした。
今回、羽生選手が100点超えしましたが、国際大会での99点認定の採点から、五輪の金メダル候補として、日本が遠慮なく得点を出しましたね。
対チャン選手のカナダナショナルで出た100点に、対抗した形だったのではないでしょうか。
今回会場で、上から見ていましたので、選手の細かい表情等は全く見えませんでしたが、テレビ観戦と見比べた時とは、少し感じが違いました。
またB席でしたので、豆粒かなと思いきや、そんなことはありませんでしたね。
さいたまスーパーアリーナは、大きいですが、東京ドーム程はありませんでしたので、D席でも、まだ生観戦を楽しめそうな感じでした。
上からの観戦での感想は、今回男子のSPで一番良い演技だと感じたのは、町田選手でしたね。
唯一4-3も跳びましたし、スピードと迫力は一番あったと思いました。
男子SPでの演技で、観客の初スタンディングがあった位、皆さまも良いと感じたようです。
それから、小塚選手がステップの時、滑りが凄く滑らかでした。
テレビ放送のカメラで追いかける動画とは違い、上から見ていると出ているスピードが良く分かります。
またリンクをどれだけ広範囲に使っているかもです。
カメラでフォローパン(選手の動きに対してずっと追いかける撮影の事)状態だと、選手の動きで進んで行く為、全員、同じようにスピードが出ているように見えます。
また演技の細かい表情も見える為、そういう部分も演技の迫力として加味されますので、そういう印象も違いました。
小塚選手のすいすい滑るステップが、他の選手と滑りの違いが感じられた部分でした。
また織田選手がリンクを大きく使っていましたね。
宇野選手も、前半選手の中で、唯一、リンクを大きく使い、違いを見せていました。
なので前半グループで、72点を出し、しばらく暫定1位を守っていました。
また会場に大きなモニターが二つあったのですが、町田選手の時からテレビ放送が生で始まったようで、いきなり会場のモニターに演技が映し出されました。
午後7時20分頃です。
本当は、全選手の演技をモニターに映すサービスがほしかった所ですね。
一応カメラ撮影していましたので、それくらいサービスしても良かったのでは思いました。
会場での細かい、詳細は、また次の記事でしたいと思います。
↓男子の皆さま、SPご苦労様です。(→o←)ゞ

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浅田真央 全日本に向けて
全日本フィギュア選手権 安藤美姫や浅田真央が公式練習(13/12/20)
(neoスポ)浅田真央、高橋大輔、羽生結弦らが公式練習&意気込みを語る
20131220 直前SP 男子公式練習+インタ
全日本フィギュア選手権・男子 それぞれの思いを胸に前日練習(13/12/20)
真央3連覇へ調子上向き 大技成功に高まる期待
女子で3連覇を目指す浅田真央が調子を上げてきた。トリプルアクセルの切れが増し、SPの音楽を流した演技で着氷。今季まだ一度も完璧に決まっていない大技の成功に期待が高まった。
20日の会場練習ではいまひとつだったが「いつもと氷が少し違う中、まずまずのアクセルが跳べたので大丈夫かな」と気にする様子はなかった。代表争いで大きくリードする日本のエースは、緊張感漂うライバルをよそにマイペースで本番を迎える。
[ 2013年12月21日 17:47 ]スポニチ
浅田真央:3A2度入れる?「調子を見てから決める」
2013年12月21日 毎日新聞
◇フィギュアスケート全日本選手権
自然体こそが今の浅田の強さの秘密なのかもしれない。練習後、フリーでトリプルアクセル(3A)を2度入れるかどうかの判断について「まだ決めていない。自分としてはショートで跳んで、調子を見てからでいいと思う」と“両構え”を強調。現役最後の全日本選手権となる可能性にも「そういう意識はない。五輪に向けての試合だし、今年最後の試合というだけ」とさらりと言った。
GPファイナルの優勝後はあえてダブルアクセルで感覚を確認するなど、3Aを磨く準備は着々と進んでいる。だが「バンクーバーの前よりいい状態」と認める好調ぶりで代名詞に固執する必要がないのも事実だ。「今は自分がやるべきことをやれば大丈夫だ、というのがある」という浅田にとって、この大会はソチへの通過点にすぎない。(スポニチ)
真央、トリプルアクセルにキレ!3連覇へ調子上向き/フィギュア
2013.12.21 17:40サンスポ
全日本選手権公式練習(21日、さいたまスーパーアリーナ)3連覇を目指す浅田が調子を上げてきた。トリプルアクセルの切れが増し、SPの音楽を流した演技で着氷。今季まだ一度も完璧に決まっていない大技の成功に期待が高まった。
20日の会場練習ではいまひとつだったが「いつもと氷が少し違う中、まずまずのアクセルが跳べたので大丈夫かな」と気にする様子はなかった。代表争いで大きくリードする日本のエースは、緊張感漂うライバルをよそにマイペースで本番を迎える。(共同)
練習する浅田真央=21日、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナ(撮影・大里直也)
練習する浅田真央=21日、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナ(撮影・大里直也)
練習する浅田真央=21日、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナ(撮影・大里直也)
最高の真央を魅せる 全日本フィギュア、あす女子SP
2013年12月21日 紙面から 中日スポーツ
ソチ五輪代表の最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権は21日、さいたまスーパーアリーナで開幕する。20日は会場で非公式練習。女子の代表争いでリードする浅田真央(23)=中京大=は油断を戒めて、最高の演技を誓った。4月に女児を出産した安藤美姫(26)=新横浜プリンスク=は五輪への意欲を封印。謙虚な姿勢を強調した。女子は22日にショートプログラム(SP)、23日にフリーが行われる。
今月初めのGPファイナルを制し、五輪代表に大きく前進しても、浅田に気の緩みはない。日本のトップが集う全日本選手権。言葉を選びながら意気込みを語った。
「ファイナルを優勝して五輪に近づいたのは確かだし、そう私自身も思っているけど、まだ決まったわけじゃない。昨季や過去の試合も含めて1番ベストな演技をしたいと思っています」
目指すは町田樹流で言えば「浅田真央史上、最高傑作」。手応えはある。今季は3戦全勝。すべての試合で200点を超えた。11月のNHK杯では207・59点の自己ベストをマークした。
最高傑作の完成へ欠かせないピースもそろいつつある。今季まだ1度も成功していないトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)。ファイナル後はあえて3回転半ではなく、2回転半の練習を増やし、感覚を磨いてきた。
「フリーで2度入れるかはまだ決めていないけど、良くなっているとは思う。氷が出来たてでボコボコしていたけど、まずまずのアクセルが跳べたので、大丈夫かな」
この日はリンク設置から日が浅く、氷が締まっていない中で、3度跳んで2回着氷。GPファイナルと同じようにフリーで2度挑戦するかはコンディション次第とはいえ、状態の良さは示した。
心も落ち着いている。「バンクーバーのときよりもいい状態で臨めているので、焦りはない」。五輪がかかるのは4年前と同じでも、ジャンプの調子が悪く、精神的に追い込まれた当時の姿は今はない。
「日本一を決めるのに加えて、五輪がかかっている。すごい熱い試合になる。ようやく代表が決まるなという感じ。まずはSPに集中したい」。貫禄すら漂わせた浅田。最高傑作を披露して、ソチ五輪での金メダルにつなげる。 (高橋雅人)
全日本フィギュア選手権 浅田真央選手が決意を語りました。
21日に開幕するフィギュアスケートの全日本選手権。浅田真央選手(23)は、今回が12回目の全日本フィギュアとなります。集大成のシーズン、その決意を語りました。
2010年のバンクーバーオリンピックで流した一筋の涙。
ここからの3年間、浅田真央選手が経験した悩みや苦しみ。
日本の女王は、その壁を乗り越えた。
浅田選手は「(この3年間)よかったこともありましたし、悪かったこともあったんですけど、悪かったことがあったから、良かったこともあるので。悩んだこともありましたけど、この3年間やってきたことは、間違ってなかった」と話した。
口にしたのは、充実感と手応えだった。
今シーズンの浅田選手は、3戦全勝。
さらに全てが、大台といわれる200点超えを記録し、自己ベストも更新した。
その要因は、「芸術点」ともいえる、演技構成点が伸びたこと。
バンクーバーのフリーでは、67点台だった演技構成点が、自己ベストを出したグランプリシリーズのNHK杯では、70点台に上がった。
「ジャンプの真央」が、表現力という武器も手に入れた。
浅田選手は「最後のステップは、自分の今を、そのまま表現して、力を出し尽くせたらいいなと思います」と語った。
そして、いよいよ全日本フィギュアへ。
浅田選手が初めて出場したのは2002年、まだ12歳の時だった。
3回転の3連続ジャンプを決め、「天才少女」と呼ばれた。
14歳の時には、2位で表彰台に上った。
この時から浅田選手は、2位は3回、そして優勝は6回を数えた。
日本の女王として輝き続ける浅田選手。
初出場から11年。
23歳の2013年は、最後の全日本フィギュアとなる。
浅田選手は「この3年間やってきたことプラス、自分のアクセルを全面に出していきたいと思っています。オリンピックの前の試合が、全日本になると思うので、そこでいい演技ができたら、オリンピックにもつながるんじゃないかと思う」と語った。
2012年12月、いち早くソチの本番会場を見た浅田選手。
1段1段上る、ソチへの階段。
その最後の1段となる全日本フィギュア。
大技トリプルアクセルと、表現力を増した演技、進化した浅田選手の集大成の時が迫る。
浅田選手は「最後の目標は、ソチオリンピックで自分の最高の演技をすることだと思うので。それが、本当に最後の目標。それができたら、自分は満足です」と話した。
(12/20 18:21)FNN
【フィギュア】真央、3回転半は「コンディション見て決めたい」
来年2月のソチ五輪日本代表最終選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権は21日、さいたまスーパーアリーナで開幕する。20日は非公式練習が行われ、4月に女児を出産した安藤美姫(26)=新横浜プリンスクラブ=はママさんスケーターを封印し、ソチ切符取りに挑むことを誓った。「会場では母でなく選手」と氷上では娘への募る思いを抑え、表彰台が最低条件となる厳しい五輪代表争いに飛び込む。女子は22日にショートプログラム(SP)、23日にフリーが行われる。
女子で3年連続7度目の優勝を狙う浅田真央(23)=中京大=は非公式練習で大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳んだが、フリーに2回の3回転半を組み込む構成には「コンディションを見て決めたい」と慎重な姿勢を示した。
8日まで行われたGPファイナルでは4季ぶりにSPで1回、フリーで2回の3回転半を跳ぶ構成を解禁したものの、3回とも完全な成功はならなかった。ファイナル後は難易度の低い2回転半から跳び直し「良い感覚をつかめるようにしてきた」と明かした。
ファイナルで2年連続4度目の優勝を飾り、2大会連続の五輪代表は当確。ソチ本番を見据え、今大会でも新しい衣装を試す計画もあるという。「今季はすごく調子が良くて、もっと上を目指せると思った。SPもフリーも今できることをやって五輪につなげたい」と金メダルの予行演習にする。
前日練習に参加した(左から)鈴木、浅田、今井、村上
全日本でも、五輪の予行練習の為に、計3回の3Aに挑戦してきそうです。
もし、ミスがあっても、五輪代表には響かないだけの自信と結果を残しています。
これは余程の事がない限り挑戦すると思われます。
そして、もし全てノーミスで滑る事ができたら、何点出るのか楽しみな感じですよね。
それに水を差すようなジャッジ配置が、またまたされました。
↓皆さまも、もうご存じだとは思いますが、またまたAが出没しまた。
http://www.jsfresults.com/National/2013-2014/fs_j/nationals/data0230.htm
ここ最近の全日本には呼ばれていなかったのに、またファイナルでジャッジ紹介の時に異例のジャッジに対するブーイング、しかも日本で起こったにもかかわらず、何故、日本スケ連は彼を呼んだのでしょうか?????????????????????????
今回はアシスタントテクニカルなので、直接の判定者ではありませんが、異論を出す事は出来ます。またテクニカルジャッジが認定と認めても、コントローラーと組んで回転不足と出ますし、また反対にテクニカルジャッジと組んで、回転不足と主張すれば、コントローラーの意見は無視できます。
全員日本人なので、A以外はどういう判定をするのか分かりませんが、メインの判定をするテクニカルジャッジの方が、まともである事を願いたいですね。
Aをアシスタントととして、わざわざ呼んだ意図は何なのでしょうか。人手不足???
それだけ、例の方が怪我明けで、よれよれなので不安がある、全日本選手権であろうとも、例の方が決して越せない高得点を出されては困るから???
または反対に、余りにもAの評判が悪いので、彼がいても、浅田選手の3Aの回転認定をすることで、彼の判断は正確で構成ですよ、とアピールしたいが為の工作? でしょうか。
いえいえ、そんなものの為に、わざわざ彼を動員するとは思えません……。
五輪前に、浅田選手を国内から威嚇し、ソチ五輪で、3Aの計3回挑戦をやめさせたいのかもしれません。
ソチ五輪で、3Aの計3回を成功されたら、それこそ、例の方を勝たせる為には、バンクーバー五輪と同じくらいの得点を盛らないと勝てません。
それは違和感がありますし、また例の方の劣化で、そこまで出せない=ノーミスの演技ができないといった状態(不安)なのでしょう。
↓また、浅田選手がファイナル前に腰痛を起こしていたという、昨日紹介した記事がありました。
http://ameblo.jp/shuppansports/entry-11732920862.html
浅田真央 究極のプログラムへ
全日本を前に、その内容が出てきたのも、もしかして、彼女が腰痛だから、3Aのミス、また回転認定されないのは、仕方がない事、強いては回転不足判定は正当だと言いたかったから、出てきた情報? だったのでは少し疑ってしまいました。
浅田選手本人やコーチからも、腰痛については一切触れていません。
現実にそうだったとしても、大切な五輪前に、そんな負の情報を自ら出さないでしょうし、また廻りも世界に向けて、彼女の不利になる情報を出して良いのだろうかと、少々疑問に思いました。
ファンにとっては、真央ちゃんがそれだけ無理をして頑張っているのだと言う理解と応援にはなりますが、それ以外の人達にとっては、彼女が不利になる情報ではないでしょうか。
本日の女子SPでジャッジ紹介の時に、またAの時にブーイングが起こりそうです。
また、して欲しいと思います。
ファイナル時、ブーイングされ変な顔をしていたAだそうですが、今回よくも全日本のジャッジを厚顔にも受けましたよね。
ブーイングを受けたら、誰でもへこむでしょう。
感覚がおかしいのは、やはり○日朝○人なのでしょうか。(○病)
日本スケート連盟の電話が留守電だったという話もあります。
余りにも苦情が多いので、受付がついに対応を投げ出したのでしょう。
苦情が沢山来るのは、受付の所為ではないと思います。
きっと上の役員に相談したら、留守電対応にしろと言われたのでしょうね。
苦情の電話が嫌だったら、Aを何故わざわざ呼んだのか、本当に疑問に思います。
スケートファンを一切無視した代償は、来年以降出ると思います。
今回全日本のチケットがソウルドアウトで、ほくほくの日本スケ連でしょう。
来年以降は、さいたまスーパーアリーナは埋まらないと思います。
せいぜい、浅田選手や高橋選手等の日本の全盛期に頑張ってくたれ選手の貯金で、細々と経営していくのでしょうね。
今後、人気がなくなって、浅田選手らの事を、本当にありがたかったのだと後悔して頂きたいです。
↓浅田選手には、只ノーミスで素晴らしい演技をして頂きたと思います。

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男子代表選考争いは?
男子代表選考争いは?高橋4位以下なら大混戦に
フィギュアスケート 全日本選手権第1日・男子SP (12月21日 さいたまスーパーアリーナ)
ソチ五輪の代表枠は男女ともに3。選考基準は(1)全日本選手権の優勝者は代表に決定。(2)2人目はGPファイナル日本人最上位メダリスト(男子=羽生、女子=浅田)と全日本の2、3位選手の中から選考。(3)2人目の選考から漏れた選手と、世界ランク日本人上位3人(男子=羽生、高橋、町田、女子=浅田、鈴木、村上)、国際大会のベストスコア日本人上位3人(男子=羽生、高橋、町田、女子=浅田、鈴木、宮原)の中から3人目の代表を選考する。
男子は羽生がGPファイナルを制し大きくリード。アクシデントがない限り、代表入りは確実だろう。高橋がNHK杯でマークした268.31点は羽生に次ぐ今季日本人2位、世界ランクも羽生に次いで日本人2番手。表彰台に上がれば代表入りは有力だが、4位以下になると微妙だ。町田がSP2位、小塚が3位発進。フリーを終えてこの順位のままなら町田が代表入りし、小塚と高橋の3枠目争いは高橋がやや有利か。ただ、小塚が2位、3位・町田、4位・高橋でフィニッシュした場合、高橋が落選する可能性が高い。
[ 2013年12月22日 05:30 ]スポニチ
羽生 100点超え首位 別格演技にも反省
2013年12月22日 朝刊 東京新聞
フィギュアスケートのソチ冬季五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権は21日、さいたまスーパーアリーナで開幕し、男子ショートプログラム(SP)は今季グランプリ(GP)ファイナルで初優勝した19歳の羽生結弦(ANA)が103・10点を出し、2連覇に向けて首位発進した。
国際スケート連盟の公認記録にはならないが、日本スケート連盟によると、国内大会のSPでの100点超えは初めて。
初の五輪出場を狙う23歳の町田樹(関大)が93・22点で2位、前回バンクーバー五輪代表の小塚崇彦(トヨタ自動車)が90・70点の3位で追う。けがからの復帰戦だった高橋大輔(関大大学院)は82・57点で4位、織田信成(関大大学院)は77・72点で5位だった。
アイスダンスのショートダンスはキャシー・リード、クリス・リード組(木下ク)が55・51点で首位に立ち、1組出場のペアは高橋成美、木原龍一組(木下ク)が54・62点をマークした。
22日は女子のSP、男子のフリーが行われる。
国内では誰も見たことのない高得点に場内が沸き返る。コーチのブライアン・オーサー氏と歓喜のハイタッチを交わしながら、ほほ笑む羽生の心は安堵(あんど)に満たされていた。「ほっとしました。いい演技をしたいと、楽しむことを考えていたので」
国際スケート連盟の主催大会ではないため、得点は参考記録扱い。「国内だから関係ない」と素っ気ない態度を見せ「体力面で課題が残る」と反省さえ口にした。
心から満足できない演技でも、ジャッジからは圧倒的な評価を得た。ほかの選手を置き去りにするような得点は、世界屈指の激戦が予想された日本男子の争いにあって頭一つも二つも抜きんでた力を証明した。
最終組で2番目の滑走。昨季の世界選手権で9位と出遅れたSPと同じ順番に「コンプレックスがあった」と言いながら「試合に入る気持ちのコントロールはいつも以上にできていた」とも。重圧を演技に影響させないのがいまの羽生の強さ。誰もが苦しむ最初の4回転ジャンプを鮮やかに決め、表現や芸術性を評価する演技構成点も高橋を上回りトップだった。
五輪の出場権にさらに近づき、首位で迎えるフリーに「やるべきことを楽しみながら、あすも演じきります」。ソチの頂を目指すべく、まずは2年連続の日本一に手をかけた。
(海老名徳馬)
羽生連覇へ“世界最高点”で首位発進
2013年12月22日 デイリーニュース
「フィギュアスケート・全日本選手権」(21日、さいたまSA)
羽生結弦(19)=ANA=は、大会初の100点超えとなる103・10点で首位発進を決めた。
身にまとう空気には、もはや貫禄すら漂ってきた。フィニッシュで天に突き上げた人差し指は、“No.1”を誇示しているように見えた。ほぼ完ぺきな演技を見せた羽生が、参考記録ながら103・10点でSP“世界最高得点”をマーク。「ホッとしてる。僕もやったと思った」。日本人で初めて100点の大台に乗せ、連覇へ圧巻のスタートを切った。
GPファイナル優勝で、五輪代表入りはほぼ当確の状況。実質“残り2枠”のし烈な五輪切符争いを尻目に、独走の首位発進となったが「大会が終わって発表があるまで(代表は)分からない。やるべきことを楽しんでできるか。それが僕にとっての挑戦」と、キッパリと言い切った。慢心とは無縁の若武者。初の夢舞台へ、『全日本王者』の肩書きは誰にも渡さない。
華麗な演技で男子SPで首位に立った羽生結弦
羽生“世界最高”103・10点で首位
2013年12月21日デイリーニュース
「フィギュアスケート全日本選手権」(21日、さいたまスーパーアリーナ)
男子SPが行われ、GPファイナルを制し、すでに五輪代表入りがほぼ“当確”となっている羽生結弦(19)=ANA=が、ISU主催試合ではないため、参考記録ながら103・10点のSP“世界最高記録”で首位発進を決めた。
「パリの散歩道」の哀愁漂うサウンドに乗り、冒頭の4回転トーループを成功させると、その後のジャンプも完ぺき。「ホッとしている。ただ、一生懸命やった結果」と、充実した表情が浮かんだ。
SP100点超えは、国際スケート連盟(ISU)主催試合では、まだ達成者はおらず、羽生が今年のGPファイナルで出した99・84点が最高。“参考記録”では09年ロシア選手権でエフゲニー・プルシェンコが100・09点を記録。12年カナダ選手権では現世界王者のパトリック・チャンが101・33点をマークしている。日本人では羽生が初めて。
男子SPで華麗にジャンプを決める羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・飯室逸平)
【フィギュア】羽生がSP首位!GPファイナル上回る103・10!!
◆フィギュアスケート 全日本選手権第1日(21日・さいたまスーパーアリーナ) ソチ五輪日本代表の最終選考会を兼ねた大会が開幕。男子ショートプログラム(SP)が行われ、最終グループで25番目に滑ったGPファイナル王者の羽生結弦(19)=ANA=が、103・10をマーク。GPファイナルで記録した世界最高のSP得点、99・84をはるかに上回る強烈な得点をたたき出して断然のトップに立った。最終グループではない18番滑走の町田樹(23)=関大=が93・22をマークして2位。27番滑走の小塚崇彦(24)=トヨタ自動車=が90・70で3位。けがでGPファイナルを欠場した26番滑走の高橋大輔(27)=関大大学院=は82・57の4位にとどまった。
織田信成(26)=関大大学院=が77・72で5位に続いている。
国際スケート連盟の公認記録にはならないが、日本スケート連盟によると、国内大会のSPでの100点超えは初めて。
22日は女子のSP、男子のフリーが行われる。
◆ソチ五輪への道 日本の出場枠は男女とも3。全日本選手権(12月21~23日、さいたまスーパーアリーナ)優勝者が最優先で代表入り。2人目は全日本の2位と3位、GPファイナルの日本人最上位メダリストから選考する。ここで漏れた選手と、全日本終了時の世界ランク、国際連盟(ISU)公認のシーズン最高得点で、いずれも日本勢トップ3の候補から3人目を選ぶ。全日本最終日に代表を選考し決定する。
羽生結弦「ほっとしている。やったと思える点数。一番プレッシャーがかかるのが全日本。本当に一生懸命やって、楽しんだというのが強い。自分自身にしっかりと集中していた」
町田樹「反省点は多々あるが、大舞台であれだけ演じられたのはとてもうれしい。普段は自分のことが好きではないが、自分のことを誇りに思う」
小塚崇彦「ジャンプがきっちり決まらなかった。何であれだけ得点が出たのか分からない。若干動揺している」
高橋大輔「不安や緊張感に負けたことが悔しい。情けない。トリプルアクセルの転倒後は覚えていない。フリーは気持ちでいくしかない。悔しい気持ちをつなげたい」
織田信成「ミスしてはいけないと思って意気込みすぎた。緊張した。五輪選考が懸かる大会で、独特のものがあったと思う」
男子SPで103・10をマークした羽生結弦
(2013年12月21日21時16分 スポーツ報知)
フィギュア:羽生、ケタ違い高得点にも「フリーを楽しむ」
毎日新聞 2013年12月21日 21時23分(最終更新 12月22日 01時07分)
◇全日本選手権男子SP(21日・さいたまスーパーアリーナ)
フィギュアスケートの全日本選手権はソチ五輪代表選考会を兼ねて21日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで開幕。男子のショートプログラム(SP)では、羽生結弦(ゆづる)=ANA=が103.10点で首位に立った。
ケタの違う高得点を出した歓喜はない。羽生はホッとした表情を浮かべた。「今までで一番プレッシャーがかかる大会でクリアできたのは大きい」。しっかり演技できたことに納得した。
最初の4回転は危なげなく成功。当然のような淡々とした表情に自信があふれた。後半の連続ジャンプは一つ目の3回転ルッツで揺らいだ。「やばいと思ったし、会場の『あーっ』という声も聞こえた」。だが冷静に立て直して二つ目の3回転も成功。終盤はすごみすら感じさせる力強さで、大喝采を浴びた。
最終グループの2人目での滑走。似た状況で失敗した過去の世界選手権の記憶が頭をよぎり、緊張感が増したという。それでも「一生懸命、楽しんで演技しよう」と自分をコントロール。練習と経験を重ねた19歳は、何事にも揺るがない強さを身につけている。
GPファイナル優勝で、代表争いで優位に立っている上に、首位発進でソチへさらに前進した。だが「五輪うんぬんでなく、フリーも楽しんで演じきりたい」。あくまでも無心を貫く。【石井朗生】
男子ショートプログラムでポーズを決める羽生結弦=さいたまスーパーアリーナで2013年12月21日、山本晋撮影
羽生が100点超え!2連覇に向けて首位発進/フィギュア(1/2ページ)
2013.12.21 21:06 サンケイスポーツ
フィギュアスケートのソチ冬季五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権は21日、さいたまスーパーアリーナで開幕し、男子ショートプログラム(SP)は今季グランプリ(GP)ファイナルで初優勝した19歳の羽生結弦(ANA)が103・10点を出し、2連覇に向けて首位発進した。
国際スケート連盟の公認記録にはならないが、日本スケート連盟によると、国内大会のSPでの100点超えは初めて。
初の五輪出場を狙う23歳の町田樹(関大)が93・22点で2位になり、前回バンクーバー五輪代表の小塚崇彦(トヨタ自動車)が90・70点の3位で追う。右すねのけがからの復帰戦だった高橋大輔(関大大学院)は82・57点で4位につけ、織田信成(関大大学院)は77・72点で5位だった。
アイスダンスのショートダンスはキャシー・リード、クリス・リード組(木下ク)が55・51点で首位に立ち、1組出場のペアは高橋成美、木原龍一組(木下ク)が54・62点をマークした。
22日は女子のSP、男子のフリーが行われる。(共同)
羽生結弦の話
「ほっとしている。やったと思える点数。一番プレッシャーがかかるのが全日本。本当に一生懸命やって、楽しんだというのが強い。自分自身にしっかりと集中していた」
町田樹の話
「反省点は多々あるが、大舞台であれだけ演じられたのはとてもうれしい。普段は自分のことが好きではないが、自分のことを誇りに思う」
小塚崇彦の話
「ジャンプがきっちり決まらなかった。何であれだけ得点が出たのか分からない。若干動揺している」
高橋大輔の話
「不安や緊張感に負けたことが悔しい。情けない。トリプルアクセルの転倒後は覚えていない。フリーは気持ちでいくしかない。悔しい気持ちをつなげたい」
織田信成の話
「ミスしてはいけないと思って意気込みすぎた。緊張した。五輪選考が懸かる大会で、独特のものがあったと思う」
無良崇人の話
「ジャンプのコントロールができなかったのは悔しい。もったいなかった。フリーは諦めずにやりたい」
演技する羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・大里直也)
フィギュア羽生SP100点超首位 連覇に向け「よっしゃ」
フィギュアスケートのソチ冬季五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権は21日、さいたまスーパーアリーナで開幕し、男子ショートプログラム(SP)は今季グランプリ(GP)ファイナルで初優勝した19歳の羽生結弦(ANA、宮城・東北高-早大)が103.10点を出し、2連覇に向けて首位発進した。国際スケート連盟の公認記録にはならないが、日本スケート連盟によると、国内大会のSPでの100点超えは初めて。
初の五輪出場を狙う23歳の町田樹(関大)が93.22点で2位になり、前回バンクーバー五輪代表の小塚崇彦(トヨタ自動車)が90.70点の3位で追う。右すねのけがからの復帰戦だった高橋大輔(関大大学院)は82.57点で4位につけ、織田信成(関大大学院)は77.72点で5位だった。
アイスダンスのショートダンスはキャシー・リード、クリス・リード組(木下ク)が55.51点で首位に立ち、1組出場のペアは高橋成美、木原龍一組(木下ク)が54.62点をマークした。
22日は女子のSP、男子のフリーが行われる。
◎…会場が総立ちとなったフィニッシュで、羽生は人さし指を高々と突き上げた。「『よっしゃ』って感じでした」。とうとう出したSP100点台。したたり落ちる汗を拭いながら、満面の笑みを浮かべた。
最初の4回転トーループを完璧に跳び切ると、なまめかしいギターの音色に乗ったスピンが観衆を沸かせる。連続ジャンプは最初のルッツで回転軸が斜めになってヒヤッとさせたが「あれでも跳べる練習をしてきた」。アリーナの悲鳴が聞こえる余裕すらあったというから驚かせる。5項目の演技構成点で全て9点台を出す圧巻の演技だった。
国内のフィギュアスケーターが覇権を争う全日本選手権。しかもことしはソチ五輪代表選考会を兼ねている。代表入りで一歩リードしている羽生でも「プレッシャーは感じていたし、緊張もした」。しかし、それを乗り越えられる精神力を持っている。
「五輪代表うんぬんではなく、楽しんで滑ることができたのが一番。あしたはあしたでやるべき事をやる」。全日本選手権2連覇を果たせば、名実ともに日本のエースとしてソチの舞台を踏むことになる。(安住健郎)
203年12月22日日曜日 河北新報
羽生SP首位、高橋4位 フィギュア全日本選手権
2013/12/21 21:11 日本経済新聞
フィギュアスケートのソチ冬季五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権は21日、さいたまスーパーアリーナで開幕し、男子ショートプログラム(SP)は今季グランプリ(GP)ファイナルで初優勝した19歳の羽生結弦(ANA)が103.10点を出し、2連覇に向けて首位発進した。
国際スケート連盟の公認記録にはならないが、日本スケート連盟によると、国内大会のSPでの100点超えは初めて。
初の五輪出場を狙う23歳の町田樹(関大)が93.22点で2位になり、前回バンクーバー五輪代表の小塚崇彦(トヨタ自動車)が90.70点の3位で追う。右すねのけがからの復帰戦だった高橋大輔(関大大学院)は82.57点で4位につけ、織田信成(関大大学院)は77.72点で5位だった。
アイスダンスのショートダンスはキャシー・リード、クリス・リード組(木下ク)が55.51点で首位に立ち、1組出場のペアは高橋成美、木原龍一組(木下ク)が54.62点をマークした。
22日は女子のSP、男子のフリーが行われる。〔共同〕
全日本フィギュアで4回転ジャンプを跳びSP首位に立った羽生結弦。右は4位の高橋大輔(21日、さいたまスーパーアリーナ)=共同
フィギュア:羽生、100点超え首位発進 全日本男子SP
毎日新聞 2013年12月21日 20時54分(最終更新 12月22日 01時09分)
フィギュアスケートの全日本選手権はソチ五輪代表選考会を兼ねて21日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで開幕。男子のショートプログラム(SP)では、羽生結弦(ゆづる)=ANA=が103.10点で首位に立った。今大会は国内大会のため参考にとどまるが、羽生自身が2週間前に優勝したグランプリ(GP)ファイナルで出した99.84点の世界歴代最高を上回った。
今季GP2勝の町田樹(関大)が93.22点で2位。小塚崇彦(トヨタ自動車)が90.70点で3位につけた。2010年バンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔(関大大学院)は82.57点で4位、GPファイナル3位の織田信成(関大大学院)は77.72点で5位での発進となった。
アイスダンスのショートダンス(SD)は2大会連続の五輪を目指すキャシー・リード、クリス・リード組(木下ク)が首位に立った。
男子のフリー、女子のSPなどは22日に行われる。
男子ショートプログラムで笑顔も見せながら演技する羽生結弦=さいたまスーパーアリーナで2013年12月21日、山本晋撮影
ソチ「金」大本命の羽生“世界新”で首位発進/フィギュア(1/3ページ)
全日本選手権第1日(21日、さいたまスーパーアリーナ)来年2月のソチ五輪代表最終選考会を兼ねて開幕し、男子ショートプログラム(SP)で、2連覇を狙う羽生結弦(19)=ANA=が国際スケート連盟(ISU)非公認ながら自身が持つ世界歴代最高の99・84点を上回る103・10点をマークし、首位に立った。2位は町田樹(23)=関大=で、3位は小塚崇彦(24)=トヨタ自動車。右すねを負傷していた高橋大輔(27)=関大大学院=は4位となり、3枠の代表争いは混戦。フリーは22日に行われ、五輪代表は23日に発表される。
誰よりも美しく優雅に舞った。103・10点のアナウンスが響くと、超満員1万7081人の観衆からどよめきと大歓声が起こる。羽生が強さを見せつけた。全日本選手権2連覇どころか、ソチ五輪金メダルが視界に入ってきた。
「ホッとしています。ただ一生懸命やった。楽しむということを考えながら集中した」
曲は昨季に続いてゲイリー・ムーアの『パリの散歩道』。冒頭の4回転トーループをきれいに着氷すると、両拳を握った。勢いに乗ってトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めると、3回転ルッツ-3回転トーループの連続ジャンプも成功。表現力を示す構成点ではすべての項目で9点以上をマークした。2分47秒を演じきると、右手人さし指を天に突き上げた。
「『よっしゃ!』という気持ち。やったと思える点数。気持ちを込めて滑るという思いが全日本で成就した」
全日本選手権は国際スケート連盟(ISU)の公式大会ではないため得点は公認はされないが、羽生自身が持つSPの世界歴代最高得点99・84点を上回った。国内では初の100点オーバーだ。シーズン前から「SPでの100点超え」を目指してきた思いが結果になったが、「国内の試合でそれは関係ない。点数はありがたいですけど、また一歩一歩やります」と謙虚に振り返った。
「僕の中で今までの試合で一番プレッシャーのかかる試合だった。それをクリアできたのは大きいことです」
10月下旬のGPシリーズ第2戦スケートカナダ後は、課題のスタミナ強化に取り組んできた。練習中はマスクをつけ、心肺機能を強化。ボクサーが取り組む方法で弱点を克服してきた。2週間前のGPファイナルで世界王者パトリック・チャン(カナダ)を破って優勝し、世界一厳しい五輪代表争いといわれる日本の最終選考会でも大差をつけてSP首位に。成長ぶりを見せつけた。
「あした(22日)はあしたで、やるべきことをやる。もっといい演技をできるようにします」
GPファイナルの王者となった時点でソチ五輪代表は“当確”。圧倒的な強さを示し、本番で表彰台の真ん中に立つことも夢でなくなった。(山田結軌)
演技する羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・古厩正樹)
演技する羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・古厩正樹)
演技する羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・大里直也)
日本での採点は、本当に国際大会を基準に付けていると思います。
羽生選手や町田選手、小塚選手は、国際基準より若干、得点を高めにしていると思います。
小塚選手は、「ジャンプがきっちり決まらなかった。何であれだけ得点が出たのか分からない。若干動揺している」とコメントしていますね。
キスクラでは、高い得点に喜んでいましたが、ジャンプの着氷ミスが二か所あったのに、90点超えは、少し高いかもしれません。
会場で見ていた印象としては、高橋選手は3Aで転んだものの、高橋選手と小塚選手との差はそんなにないと感じました。
しかし、高橋選手の得点は大分低いですよね。スピンで少しふらついたせいで、スピンの回転認定がされなかったようで、レベル1になったようです。
プロトコルが出ていないので、細かい事がまだ分かりませんが、分かる採点の上位者を比べてみます。
http://www.jsfresults.com/National/2013-2014/fs_j/nationals/data0103.htm
1 羽 生 結 弦 ANA 103.10 56.20 46.90 9.30 9.10 9.55 9.40 9.55 0.00 #25
2 町 田 樹 関西大学 93.22 50.82 42.40 8.45 8.10 8.80 8.45 8.60 0.00 #18
3 小 塚 崇 彦 トヨタ自動車 90.70 47.05 43.65 8.85 8.65 8.65 8.75 8.75 0.00 #27
4 髙 橋 大 輔 関西大学 82.57 36.97 46.60 9.35 9.25 9.10 9.40 9.50 1.00 #26
5 織 田 信 成 関西大学 77.72 37.07 40.65 8.30 7.85 8.05 8.20 8.25 0.00 #21
上位の5位まで、比べると、小塚選手のPCS(演技構成点)が、ノーミスだった町田選手よりも若干高いですね。
町田選手42.40点、小塚選手43.65点。
羽生選手のPCS(演技構成点)が遂に高橋選手を超しました。
羽生選手46.90点、高橋選手46.60点。
何と高橋選手の技術点は、たったの36.97点です。これでは得点が伸びません。
小塚選手のPCSが評価されたのは、前記事でも書きましたが、小塚選手のステップが、物凄い方向転換を何度もし、それをするすると難なくこなしていた点かもしれません。
それに比べ、他の選手は滑る全体の流れの中で、ステップを踏んで行くというものでした。
小塚選手の滑りに、はっとしたのは、その点でした。
何度も方向をくるくると変えていました。ジグザグに動いたりと、相当難しいステップだったのではないでしょうか。
それは上から見ていたから気付いたものでした。
いつも、テレビで観戦すると、カメラが本人を追いかけている為、選手の表情や演技力でステップの良さを判断してしまいがちでしたが、今回は全選手の顔が全く見えなかった為、滑りの動きものみが、個人的には評価の対象でした。
こづ君は、演技力の部分で、いつも、少し照れくさそうにしているので、そういう部分が足りないと見がちでしたが、いえいえ彼の滑りのテクニックさを今回確認できましたね。
あんな方向転換をするすると滑っていた選手、また構成したものは他選手にはありませんでした。
流石サラブレットですね。(馬じゃないけど……。by こづ)
羽生選手の高得点ですが、国際大会で、チャン選手に勝ったので遠慮なく付けたのだと思います。
チャン選手のカナダナショナルの100点超えです。
もし、ファイナルで、チャン選手に勝っていなかったら、この得点は遠慮して出さなかったのでないでしょうか。
以前、高橋選手にも全日本で高得点を出しましたが、100点は超えさせませんでした。
小塚選手が国内で、高橋選手に100点を出すべきだったと苦言したくらい、全日本の採点を遠慮していたのは、国際大会で、高橋選手がチャン選手に負けていた、また得点を抑えられていたからですよね。
しかし、今回、羽生選手はチャン選手に勝ちましたし、歴代最高得点を頂きました。
全て国際ジャッジのお墨付きをしていただかないと、自信をもって採点できないといった感じです。
また、女子は反対に国際大会で点数を抑えられている浅田選手に対して、ISUの望む採点を浅田選手にしてきました。
大切なバンクーバー五輪シーズンの全日本でもAを動員し、3Aを回転不足にしたりと、正にISUが望む採点をしてきた訳です。
今回のA動員も正にISUが望む採点をしようとしている、可能性が高いのでは勘ぐりますね。
羽生選手に日本代表、金メダル候補として、高得点を与えるのは良い事だと思います。
ならば浅田選手にも、日本代表、金メダル候補として高得点を出すべきだと思います。
特にノーミスだった場合、80点くらい出してあげなさいと言いたいです。
でも出しませんよね、きっと……。
ノーミスだったら、78点近くが出てもおかしくないと思います。
これは正に、バンクーバー五輪で、例の方が出した得点です。
浅田選手は、バンクーバー五輪の女子最高得点を抜くことを目標に頑張ってきました。
まさしく、今、それに近づいている訳です。
それを阻止したいが為の、Aの動員なのではと思います。
羽生選手は、ファイナルの時にも、自分の得点は高すぎると発言していました。
チャン選手のインフレの得点を誤魔化す為の採点に、巻き込まれた可能性もあるでしょう。
またオーサーコーチの評価を上げる為と、ロシアでのソチ五輪への目を警戒してのファイナルでの評価と勝利だったのも否めないと思います。
羽生選手の4回転ジャンプの安定さは素晴らしいです。
実力もピカイチですが、ソチ五輪でも、高い評価をまして100点超えをさせていただけるとは思えません。
カナダは、ソチ五輪での金メダルの為に、ファイナルを捨てたのだ思われます。
日本は、羽生選手に世界最高得点103点を出しましたが、ソチ五輪で出してもらえる保証は全くありません。
チャン選手だって、国内では100点超えをしましたが国際大会ではまだ出ていません。ましては五輪では、二人ともノーミスの演技だった場合、100点超えの記録をさせるとしたら、チャン選手の方だと思われるからです。
日本スケート連盟は、本当に女子も含めて、採点で浮かれている場合ではないでしょう。
男子も女子もカナダの思惑選手に、金メダルを持っていかれるかもしれないのですから……。
高橋選手の怪我だって、変な4回転争いに巻き込まれた所為でしょう。
元々、きちんと計3回の4回転をきちんと跳べないチャン選手を勝たせる為に、得点がインフレを起こし、それに対抗しようと不満をもった男子選手の全員が、計3回の4回転を目指した事から、男子選手全員に厳しい、競争が始まってしまったのです。
おかけで、選手の怪我が増えたと思います。
今回の高橋選手、小塚選手、羽生選手も怪我をしています。只、羽生君は、まだ若いので治りが早いでしょう。
しかし高橋選手は27歳ですし、以前の膝の怪我と言い、負担が大きいと思います。
過去の日本女子に対するジャンプの厳しい回転不足判定や、チャン選手への得点の異常さを訴えず、国際連盟のお墨付きに、本当に浮かれている場合ではないのです。
日本スケート連盟は、オーサーコーチの日本での評判を上げたいのでしょうか。
オーサーコーチの評判を上げる=バンクーバー五輪の女子の採点の正当性を証明したい、また女子へのAの動員で、例の方よりも高い得点を出させたくない工作に手を貸している、またそういう輩が、日本スケート連盟にいる、支配されている証明がまたされるでしょうかね。
バンクーバー五輪の時のように……。
また今回の、高橋選手の技術点のマイナスは、小塚選手が自身で得点が高いと発言していたように、高橋選手を国内代表から突き落とし、チャン選手のライバルを、五輪前から一人消したいのかもしれないと、勘ぐる事も出来る訳ですが……。
日本スケート連盟の、女子採点の怪しい動きからです……。
違う事を願うばかりです……。
↓日本スケート連盟よ、もっとしっかりしてください。(゙ `-´)/

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