Quantcast
Channel: フィギュアスケート研究本
Viewing all 1936 articles
Browse latest View live

高橋大輔 フリーで逆転は可能か

$
0
0

<男子フィギュア>高橋大輔はフリーで逆転は可能か

THE PAGE 2013.12.22 00:25



■不調の原因は足の故障

 演技を終えた高橋は、しばらく口を開けたままだった。珍しい無表情。悔しさと思うように動かない右足への歯がゆさか。11月に右脛を痛めてGPファイナルを欠場。心配されていた不安はストレートに演技に出た。最初の4回転は、踏み切りに向かうスピードも高さもなく、両足着氷となってしまい、トリプルアクセルでは、着氷後に右足に力が入らなくなったように転倒した。最後のコンビネーションスピンでバランスを乱しレベルが下がったのも、その痛めた右足が原因だった。

 3位の小塚に8.13ポイント差をつけられての4位。3度目のオリンピックを決める“最終選考会”に出遅れてしまった。

 「なかなか自分の調子が上がらないので、逃げてしまいそうな自分を抑え気持ちを強く保つことだけを考えて過ごしているんですけれど……。その不安や緊張が出てしまった。悔しいというか自分自身に対して情けないですね」

■本来なら棄権する状態だった

 インタビューでは《情けない》という言葉を何度も使った。元全日本2位でプロスケーターの経験もある今川知子さんは「ジャンプの踏み切りや着氷に躊躇が見えた。どこかで足が痛いので怖さが出たのでしょう」と故障の影響を指摘した。

 現役時代は4回転ジャンプを武器に全日本2位に入るなど活躍、現在は指導者兼WEBサイト『アスリートジャーナル』で評論活動をしている中庭健介さんは、「想像していた以上に怪我の状態は悪いですね。大きく影響が出ています。今朝の練習では、ジャンプ練習はできていませんでしたし、本来ならば棄権するくらいの状態だとも聞きました。なのに演技構成も変えず4回転を入れてきました。逃げないという気持ちが見えました。怪我を抱えて、よくあそこまで滑ったとも言えます」と、高橋が、故障という、もうひとつの敵と戦っている状況を分析した。

 では、この深刻な故障を抱えながら高橋のフリーでの逆転表彰台は可能なのだろうか? 羽生が、非公認ながら100点超えの世界最高得点をたたきだして、一人抜けた図式となったが、残り2つの表彰台を4回転、3回転のコンビジャンプを入れてくるなどの攻めの演技で2位につけた町田、3位の小塚、5位の織田で争うことになる。

高橋、4位発進に悲壮感…フリーは「最後の演技になってもいい」

フィギュアスケート全日本選手権第1日 (12月21日 さいたまスーパーアリーナ)

 序盤のトリプルアクセルで転倒するなど、男子SP4位発進の高橋大輔(27=関大大学院)は厳しい表情。「なかなか難しいところで決められなかったので、それがすごく悔しいですね」とミスに肩を落とした。

 右脛骨(けいこつ)骨挫傷でGPファイナルを欠場。「気持ちで負けないように。なかなか自分の調子が上がらないので、その中で逃げてしまいそうな自分がいるところを強く保つことだけを考えて、今は過ごしているんですけれども。不安や緊張がきょうはすごく出てしまったので、悔しいというか、自分自身に対して情けないですね」と苦しい胸のうちを明かした。

 22日のフリーへの意気込みを問われると「あまりもう考えずに」と苦笑い。「いいイメージだけをつくって、いいことだけを考えて。これで最後の演技になってもいいやと思えるような、それぐらいの気持ちで明日も挑みたいなと思います」と悲壮感をあらわにした。

[ 2013年12月21日 21:33 ]スポニチ

高橋大輔は3大会連続五輪へ正念場4位

2013年12月21日デイリースポーツ

「フィギュアスケート全日本選手権」(21日、さいたまスーパーアリーナ)

 男子SPが行われ、3大会連続の五輪出場を狙う高橋大輔(27)=関大大学院=は、右すねのケガの影響もあり、ジャンプのミスが響き82・57点で4位。正念場に立たされた。

 練習から転倒が目立っていた冒頭の4回転ジャンプは、回転不足の両足着氷になんとかこらえたが、続くトリプルアクセルで着氷後にバランスを崩し、転倒。「アクセルを降りてからの転倒で焦った。そこからはどういう演技だったのか覚えていない」と、青ざめた表情で話した。

このままの順位なら選考対象に浮上してくる3位の小塚とは8・13点差。高橋は世界ランクと今季ベストは羽生に次ぐ日本人2位で、表彰台なら代表入りは確実。仮に4位以下でも選出される可能性は残るが、フリーの演技次第では予断を許さない。

 22日のフリーへ「気持ちでいくしかない」と、前を向いた。


納得のいかない演技に悔しそうにリンクを後にする高橋大輔=さいたまスーパーアリーナ(撮影・飯室逸平)



高橋ピンチ4位発進 ジャンプ失敗響く

2013年12月22日

「フィギュアスケート・全日本選手権」(21日、さいたまSA)

 男子ショートプログラム(SP)は、3大会連続の五輪出場を狙う高橋大輔(27)=関大大学院=が、右すねのケガの影響もあり、ジャンプのミスが響き82・57点で4位。正念場を迎えた。羽生結弦(19)=ANA=は、大会初の100点超えとなる103・10点で首位発進、町田樹(23)=関大=は会心の演技で93・22点で2位につけ、五輪代表入りへ好発進を決めた。小塚崇彦(24)=トヨタ自動車=は3位、織田信成(26)=関大大学院=は5位につけた。

 演技直後、浮かんだ表情に笑みはない。右足に痛みが残ったままでSPに臨んだ高橋だったが、冒頭の4回転ジャンプは回転不足の上に両足着氷。続くトリプルアクセルは、着氷後に足を滑らせて転倒。その後の要素も取りこぼし、4位発進。「アクセルの転倒で焦ってしまった。そこからの演技は覚えてない。重圧に負けてしまった。情けない。それだけです」と、唇をかんだ。

 朝の練習から、ジャンプの不調は深刻だった。ジャンプは抜けるような場面が目立ち、3回転ループで転倒。その後も悪戦苦闘は続き、4回転ジャンプに挑むことも、なかなかできなかった。

 今季限りで現役引退を表明している高橋にとっては、これが最後の全日本。そして、代表入りを逃せば、“その先”もない。「滑り納めになるかもしれないという不安があった。そうなっても悔いが残らない演技をしたい」と話していたが、マイナスへと傾いた気持ちを立て直すのは、容易ではなかった。

 このままの順位なら、選考対象に浮上してくる3位の小塚とは8・13点差。高橋は世界ランクと今季ベストは羽生に次ぐ日本人2位で、表彰台なら代表入りは確実。仮に4位以下でも選出される可能性は残るが、フリーの演技次第では予断を許さない。

 「気持ちしかない。しんどい、痛いを言っても試合はくる。この悔しい気持ちを明日のフリーにぶつけたい」。日本男子フィギュア界をけん引してきたエース。終幕には、まだ早すぎる。


ジャンプで転倒する高橋大輔(撮影・飯室逸平)

高橋大輔が涙目「情けない」…転倒後は記憶なし

 フィギュアスケート・全日本選手権第1日(21日・さいたまスーパーアリーナ)――来年2月に行われるソチ五輪の最終選考会を兼ねて開幕。

 男子ショートプログラム(SP)で、GPファイナルをけがで欠場した高橋大輔(関大大学院)は、82・57点の4位と出遅れた。

          ◇

 演技を終えた高橋は、ぼう然とした様子でリンクに立ち尽くした。「情けない。プレッシャーや緊張感に負けてしまった自分が悔しい」と、涙目で声を絞り出した。

 冒頭の4回転ジャンプは、着氷が乱れたものの転倒せずに踏ん張った。しかし、その後に落とし穴が待っていた。続くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は、着氷直後に足を取られて転倒。「自分でも降りたと思ったので焦ってしまった。あの後は自分の演技を覚えていない」。後半の連続ジャンプも二つ目が回転不足と判定され、五輪枠が三つのなか、4位と出遅れた。

 11月下旬に右すねを痛め、GPファイナルを欠場。氷上練習を5日間休み、ジャンプを跳び始めたのは約10日前から。「完治はしていない」という右足は、痛みや再発の不安から「着地が怖い」状態だ。「4回転以外は何とか決めたい」と話していたが、代表争いとケガという二重の重圧を克服することができなかった。

 追い込まれるたびに力を発揮してきた。4季前のバンクーバー五輪シーズンは、右ひざ前十字靱帯じんたい断裂という大けがから復帰し、五輪の銅メダルをつかんだ。「最後は自分の気持ちをどれだけ強く持てるか」。勝負は22日のフリー。「この悔しい気持ちを次につなげたい」と言い残し、痛む右足を引きずりながら会場を後にした。(永井順子)

(2013年12月22日09時21分 読売新聞)


SPで4位となった高橋の演技=松本剛撮影

エース高橋が転倒! SP4位まさかの出遅れ

2013.12.21 22:28 [フィギュアスケート]MSN産経ニュース

 エースの目は、真っ赤だった。

 11月下旬に負傷した右脛骨骨挫傷が完治していないままで臨んだSP。4回転ジャンプ失敗などで82.57点と伸び悩み、まさかの4位と出遅れた。ここ一番の集中力で逆境をはね返してきた27歳にしては珍しく、「マイナスへ傾く気持ちに自分自身が負けてしまった」とうなだれた。

 直前に羽生が100点越えの演技をし、会場の雰囲気が熱を帯びた中での演技。冒頭の4回転が両足着氷となって出ばなをくじかれた。何度も挑んだ直前の6分間練習でも着氷が決まらず、不安が払拭できていなかった。

 立て直そうとした続くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は着氷後に右足の踏ん張りがきかずに転倒。「自分でも降りたと思ったのに…。焦ってしまって、そのあとのことは覚えていない」と集中力も切れた。

 終盤のスピンも大きく乱れて、難度を最低のレベル1に落とした。「(けがで)ジャンプができない分も気をつけてやってきたことが、全く出せなかった」。絞り出した声にも力がなかった。

 代表選考だけを考えれば、世界ランキングなど他に考慮される優位な材料はある。それでも、全日本の内容にもこだわるのが高橋のプライドだ。「フリーは思いっきりやって、十分と思える演技をしたい」。悔しさをバネに、さらに成長した姿でソチへ行く。(田中充)


フィギュア全日本選手権 SPで転倒した高橋大輔=21日、さいたまスーパーアリーナ(大里直也撮影)


フィギュア全日本選手権 高橋大輔のSPの演技=21日、さいたまスーパーアリーナ(大里直也撮影)


演技終了後、肩を落とす高橋大輔=21日、さいたまスーパーアリーナ(大里直也撮影)

高橋SP4位「情けない」/フィギュア

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇21日◇さいたまスーパーアリーナ

 高橋大輔(27=関大大学院)が、82・57点で4位と出遅れた。

 冒頭の4回転トーループが回転不足、続くトリプルアクセルで着氷後に転倒した。高橋は「悔しい気持ちよりも気持ちで負けて情けない。明日は何も考えずに、思い切りできたらいいなと思う」と22日のフリーを見据えていた。

 [2013年12月21日22時45分]日刊スポーツ



フィギュア:高橋、五輪3大会連続出場に黄信号

毎日新聞 2013年12月21日 21時11分(最終更新 12月22日 01時05分)

◇全日本選手権男子SP(21日・さいたまスーパーアリーナ)

 フィギュアスケートの全日本選手権はソチ五輪代表選考会を兼ねて21日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで開幕。男子のショートプログラム(SP)では、2010年バンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔(関大大学院)は82.57点で4位での発進となった。

 日本男子を長年けん引してきた高橋の3大会連続五輪出場に黄信号がともった。全ジャンプにミスが出てSP4位止まり。3枚の五輪切符獲得で目安となる表彰台まで8点余り離された。高橋は「気持ちで負けてしまったのが情けない」と、厳しい表情で語った。

 冒頭の4回転トーループは両足着氷。試合前の練習でも成功しておらず、失敗は半ば織り込み済みだったが、続くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)でも着氷後に想定外の転倒。「焦ってしまった」とその後も調子を狂わせ、3-3回転連続ジャンプは後半が回転不足になった。

 11月末の練習中に右すねを痛め、GPファイナルは欠場した。体と相談しながら、何とか合わせてきた全日本選手権。高橋は「プレッシャーとか緊張感に負けてしまった自分が多分、演技に出た」と反省する。

 五輪代表の選考基準では、世界ランキングと今季の自己ベストの上位3傑が考慮され、高橋はこの2項目とも該当する。とはいえ、最終選考会である全日本選手権の成績が優先される傾向にあり、3位以内がぜひほしい。「脚が痛かろうが、悔しい気持ちを(フリーに)つなげていきたい」と高橋。「ガラスのハート」と呼ばれたのは昔のこと。27歳になったベテランは、悲壮な覚悟でフリーに臨む。【芳賀竜也】


男子ショートプログラムで演技を終えて険しい表情の高橋大輔=さいたまスーパーアリーナで2013年12月21日、山本晋撮影

【フィギュア】大輔、ソチ崖っ縁4位!3回転半失敗「情けない」

◆フィギュアスケート 全日本選手権第1日(21日・さいたまスーパーアリーナ) 来年2月のソチ五輪代表最終選考会を兼ねた激戦が開幕した。3枠を争う男子のショートプログラム(SP)で、3大会連続出場を目指す10年バンクーバーの銅メダリスト・高橋大輔(27)=関大大学院=が、82・57点の4位と出遅れた。右すねの故障を抱えるエースは、実績から表彰台落ちでも救済される可能性を残すが、最終順位が大きく落ちれば代表落ちする危機も出てきた。大会2連覇を目指す羽生結弦(19)=ANA=が、国内初の大台となる103・10点で首位発進した。

 手負いのエースがぼう然となった。五輪切符がかかった正念場の大舞台で、高橋はSPで出遅れて4位。前に滑って100点超えを叩きだした首位・羽生とは20点以上の大差をつけられた。目を潤ませながら「情けない…。自分自身に、気持ちで、負けてしまった」と声を震わせた。

 11月下旬に右すねを痛めたエースは、冒頭の4回転ジャンプを着氷させたが、回転不足をとられた。続けて跳んだ3回転半ジャンプは、着氷直後に軸足をスリップさせて転倒。「コケて焦ってしまった。立て直そうと思ったが、その後、どうなったかも覚えてない」

 朝の公式練習では4回転どころか、3回転も跳べなかった。しかし、「できなければ意味はない。勝負なんで自分に厳しく」と、大技の4回転ジャンプを回避せず挑戦した。ショックの表情を見せたのが、よろけるミスをした最後のスピン。絶不調のジャンプを補うためにステップ、スピンの練習を積んだものの、「失敗してしまい残念」とうなだれた。技術点では大きく点数を落としたが、それでも芸術点が評価される演技構成点は、首位・羽生の46・90点に次ぐ46・60点。前回バンクーバー五輪で銅メダルを獲得した27歳の意地だった。

 順位を大きく落とせば五輪切符を逃すピンチに立たされた。しかし、06年トリノからの2大会は、今大会とは比べようもない重圧と戦って勝ち取った。トリノは1枠しかなかった切符をつかみ、バンクーバーは右膝手術の大けがを乗り越え、代表選考会で復活優勝した。

 22日の最終決戦。高橋はフリーに向け「足がしんどかろうが、痛かろうが、試合はくる。負けず嫌いなんで」とくすぶる炎に油を注いだ。男子の黄金期を証明するかのように、初開催だった会場には1万7081人が詰め掛けた。3位の小塚とは8・13点差。過去5回優勝のヒーローが現役最後の全日本で、劇的な復活ドラマを見せつける。

 ◆フィギュアスケートのソチ五輪への道 日本の出場枠は男女とも3。全日本選手権の優勝者が最優先で代表入り。2人目は全日本の2位と3位、GPファイナルの日本人最上位メダリスト(男子が羽生、女子は浅田)から選考する。ここで漏れた選手と、全日本終了時の世界ランク、国際連盟(ISU)公認のシーズン最高得点で、いずれも日本勢トップ3(男子は羽生、高橋、町田、女子は浅田、鈴木、村上、宮原)の候補から3人目を選ぶ。全日本最終日に代表を決定。女子の安藤、男子の織田、小塚、無良らは全日本の表彰台が代表入りの最低条件となる。

(2013年12月22日06時03分 スポーツ報知)


SPでジャンプに失敗した高橋大輔


82.57点の4位に終わった高橋

↓別ブログに、全日本直前スペシャル番組(高橋選手)の動画を紹介しております。

http://ameblo.jp/shuppansport/entry-11733969747.html
全日本フィギュア スペシャル


やはり大ちゃんの怪我は、治り切っていないのですね……。Y(>_<、)Y

これはフリーでノーミスができるか不安です。

とりあえず、五輪代表に確実になるには3位以内に入る事でしょう。

またノーミスでフリーを滑れれば、表彰台は堅いのではないでしょうか。

4位でも可能性はあるとは思いますが、しかし、もし頑張って3位に入った選手が選ばれなかったら、それはそれで可愛そうですよね。

実力と今季の活躍ぶり、また世界ランクと、全日本での結果が順当に順位通りになって、五輪代表が選らばれる事が、後々の遺恨を残さない結果だと思われます。

しかし、そういう訳にもいきませんが、大切な五輪ですから、実績と実力のある選手を五輪に優遇しても良いのではと思ってしまったりします。

トリノ五輪の時に、アメリカのミッシェル・クワンさんが怪我をしていましたが、五輪代表として選ばれていました。

そして、補欠にエミリー・ヒューズさんが選ばれていました。

当時、クワンさんは、エミリー・ヒューズさんに、自分も全力で怪我を治すから、あなたも全力で五輪の準備をして、とお願いしていたそうです。

結局クワンさんは怪我が治らず、トリノ五輪は自ら辞退しましたが、アメリカが彼女にチャンスを上げた事は、遺恨を残さなかったと思います。

クワンさんにとっても、代理で出たエミリー・ヒューズさんも納得した結果だったでしょう。

本来ならば、今回の高橋選手の結果は怪我の所為です。

どんな結果如何でも、絶対に五輪代表に選ぶべき選手でしょう。

五輪までに怪我の状態を見て、決めてあげて欲しい所です。

日本スケート連盟が、どう判断するのかが見物だったりしますね。

只、まだフリーでどうなるのかが分かりませんので、静かに結果を待ちたいと思います。



↓大ちゃん、なむなむ(。-人-。)


人気ブログランキングへ





全日本選手権・女子SP 結果

$
0
0

http://live.sportsnavi.yahoo.co.jp/live/sports/figureskate_all/1964/

フィギュアスケート:全日本選手権・女子SP

2013年12月22日(日) 14時20分 スタート

真央がSP首位、2位鈴木 安藤は5位 僅差の五輪代表争い、フリーは23日順位

選手名 所属 得点


1位 浅田真央 中京大 73.01
2位 鈴木明子 邦和スポーツランド 70.19
3位 村上佳菜子 中京大 67.42
4位 宮原知子 関西大学中・高スケート部 66.52
5位 安藤美姫 新横浜プリンスFSC 64.87
6位 今井遥 ムサシノFSクラブ 60.63

詳細

総括


 フィギュアスケートのソチ五輪代表最終選考会となる全日本選手権が22日、さいたまスーパーアリーナで行われ、女子ショートプログラムでは、グランプリ(GP)ファイナル優勝の浅田真央(中京大)が73.01点でトップに立ち、大会3連覇とソチ五輪代表へ好スタートを切った。2位には70.19点で鈴木明子(邦和スポーツランド)、3位は67.42点で村上佳菜子(中京大)が入った。ママでの五輪出場を目指す安藤美姫(新横浜プリンスFSC)は64.87点で5位だった。

 浅田は、注目を集めるトリプルアクセルを直前の練習で一度も試さなかったものの、こらえながら片足で着氷させた。さらに続くトリプルフリップ、後半のトリプルループ-ダブルループも着氷させるなどジャンプの転倒はなく、プログラムをしっとりと滑りきった。

 安藤は3回転-3回転を着氷させ、続くトリプルルッツも決めるなど、ここ一番で会心の演技を見せた。あす23日に行われる女子フリースケーティングで表彰台を目指す。


SP首位に立った浅田真央【坂本清】

全順位

1位:浅田真央(中京大)73.01

2位:鈴木明子(邦和スポーツランド)70.19

3位:村上佳菜子(中京大)67.42

4位:宮原知子(関西大学中・高スケート部)66.52

5位:安藤美姫(新横浜プリンスFSC)64.87

6位:今井遥(ムサシノFSクラブ)60.63

7位:本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)59.25

8位:木原万莉子(京都醍醐FSC)56.35

9位:坂本花織(神戸FSC)56.29

10位:大庭雅(中京大中京高)55.07

11位:中塩美悠(広島スケートクラブ)54.65

12位:上野沙耶(関西大)54.27

13位:加藤利緒菜(長尾谷高)53.72

14位:松田悠良(邦和SC)50.94

15位:藤澤亮子(飯塚フィギュアクラブ)50.37

16位:村元哉中(関西大)49.7

17位:小槙香穂(就実学園)48.71

18位:細田采花(関西大)47.86

19位:友滝佳子(岡山理大附高)47.03

20位:庄司理紗(駒場学園高)45.53

21位:三原舞依(神戸PFSC)45.51

22位:西野友毬(明治大)45.49

23位:國分紫苑(関西大)45.16

24位:安原綾菜(滋賀レイクスターズ)44.67

25位:鈴木沙耶(京都醍醐FSC)44.11

26位:山田さくら(アクアピアスケーティングC)43.45

27位:森衣吹(中京大中京高)43.41

28位:谷川詩織(青森GOLD F・S・C)41.83

29位:岡本万柚子(岡山学芸館高)41.1

30位:山本真由(ROYCE’F・S・C(札))39.58

30:鈴木明子(邦和スポーツランド)
 
 最終滑走、鈴木明子の演技がスタート。大歓声に迎えられてスタートポジションへ。

 今季GPシリーズは、スケートカナダ2位、NHK杯3位。

 冒頭、トリプルトゥループ-トリプルトゥループを着氷。ファーストジャンプでやや勢いがなくなったが、3回転につなげた。続くトリプルフリップもきれいな着氷。後半のダブルアクセルもきれいに着氷し、大歓声。会場を見事に自分の世界に引き込み、スピンの途中から拍手がとまらず。村上に続いて場内は総立ちになり、うれしそうに力強く両手でガッツポーズを見せた。

 得点は70.19点。参考記録ながら、初めて70点台に乗せ、2位につけた。

■「震えるくらい緊張していた」

「終わったときはとにかく怖いジャンプはありましたが、自分のスケートができたので気持ち的にはやりきったなと思います。(五輪の出場権が懸かっているが)試合前は震えるくらい緊張しましたし、あくびが止まらなかったんですけど、この状況で緊張しないほうが変かなと思って。私は(全日本に)出場するの13回目なんですけど、何回も経験している全日本で少しでも成長している部分を出したいと思っていました。(フリーに向けては)ショートは終わったことなので切り替えて、しっかり自分のスケートに集中したいなと思います。(どんなところがポイント)ジャンプだけではなくすべてのエレメントをどれだけきちんとできるかだと思います。それに加えてひとつひとつを丁寧に、怖がらずにやりたいです。

(どれだけSPは出しきれた?)ほぼすべてだと思います。少し危ないところがある部分も自分らしいのかと思いつつ、すごくお客さんを感じられて滑ることができましたし、これまで支えてくれた方々に感謝の気持ちを込めて、最後のステップを踏めたので、そういうところを感じてもらえればいいなと思います。

GPシリーズが終わってから、まず靴を替えてそこからスタートしました。最初は靴を替えても順調にいっていたんですけど、ここ来る前に調子ががくんと落ちてしまいました。中京大学で練習していたんですけど、先ほど山田(満知子)先生からも『1週間前のあなたからは想像できない』と言われるほどひどかったんですよ(笑)。間に合って良かったというのと、長久保(裕)先生が諦めなかったので、最後はやってきたことだけを信じようと思っていました。もともと少し自分のジャンプが崩れていたところで、全日本が迫っていたこともあり、技術的なところが崩れて精神面でもどんどんだめな方にいってしまった感じです。(立て直せた要因は)原因をひとつひとつ確認して、やっぱり自分で気持ちを作っていくしかないので、ジャンプを上がるだけにして先生にずれているところを指摘してもらいながら、先生の技術をすべて詰め込みました。

1番大きな会場で、この『愛の讃歌』を滑るのが楽しみでしたし、良い演技がしたいというところがあったので、アクセルを終えてから、解き放たれたように気持ち良かったです。(明日に向けて)ショートとは違うので、大事なフリーで自分のやってきたことを信じて出しきりたいと思います」


【坂本清】

29:村上佳菜子(中京大)

村上佳菜子の演技がスタート。

 今季、GPシリーズは中国杯4位、ロシア杯7位。不調からの巻き返しを狙う。

 曲を2季前の「バイオリン・ミューズ」に変更。冒頭、トリプルトゥループ-トリプルトゥループを着氷。後半に入り、トリプルフリップも着氷。さらにダブルアクセルも降りた。緊張感からかやや慎重に見えたが、感情のこもった演技でミスなく滑りきった。フィニッシュ後は感極まって涙をこらえきれず。場内は総立ちになった。

得点は67.42点で暫定2位。キスアンドクライでコーチと抱き合っている。

■「先生が『よく頑張ったね』と褒めてくれました」

「ここに来るまですごくつらい思いをしてきたので、すごくうれしいです。練習では力強い滑りができていたので、完全に納得はしていないんですけど、試合が怖くなっていたので、ここまでまとめることができ、うれしいです。6分間練習ですごく足が震えてしまって、ジャンプもあまりミスをしないところでミスをしていたので、本当に怖かったです。この試合に向けて死ぬ気で練習してきたので、ここで喜びすぎて明日浮かれないように、切り替えたいと思います。今まで練習してきたことが怖くてもきちんと滑るということを助けてくれたのかなと。ここまでつらい思いをしながらも練習してきて良かったです。

(試合のあとには)先生に『いつもよりスピードがなかったから足が震えていたんだね』と。そして『もういいよ、よく頑張ったね』と褒めてくれました。(GPシリーズが終わってから)気持ちは思ったより前向きで絶対にやってやるという気持ちでした。

(演技終わった瞬間の気持ちは)すごくうれしくて、自分では笑顔になると思ったんですけど、うれしすぎて涙があふれてきたので、自分でもびっくりしました。(今までにない怖さだった?)今までと違う怖さでした。五輪が懸かっているということで、今までにない、いつもと違った怖さだったので足が震えました。(プログラムを変えると聞いたときは)すごくその方が良いと思いました。(それは先生に対する信頼?)そうですね。あとは自分もそうした方が絶対にうまくいくというのがあったので、すんなり決まりました。昔の映像を見たりして、体に思い出させるということを何度もしてきました。(2年前より良い演技はできた?)ジャンプが全部終わるまでは練習通りにできなかったので、この曲を使っていたときの全日本は『やってやる』という気持ちが強くて、足は震えなかったので、内容的には良かったかは分からないけど、今の気持ちとしてはもっとできるかなと思っています。

(五輪が懸かっている以外にも試合に対する怖さはある?)両方重なっていると思います。今季は良くない試合が続いているので、直前になるとマイナス思考になっていました。今回もそうなった。(前日はよく眠れた?)いつも怖いんですけど、一応眠れました。(支えになった言葉は?)先生から『もういいから、やれることをやってきなさい』と出る前に言われました。3位という順位はうれしいんですけど、今季一番良い点数が出たことと、良い演技ができたのは良かったです。(マイナス思考からどう抜け出している?)先生に頼っています(笑)。明日は今日のうれしさはここに置いておいて、『やってやるぞ』という強い気持ちを持ってやりたいと思います」


【坂本清】

28:友滝佳子(岡山理大附高)

友滝佳子の演技がスタート。西日本選手権3位。

曲は「トゥーランドット」。冒頭、トリプルループ-ダブルトゥループは柔らかい着氷。続くトリプルフリップは転倒。ゆったりとしたステップからスピードを上げて、後半のダブルアクセルを着氷。最後は軸のしっかりしたレイバックスピンでフィニッシュ。

得点は47.03点で暫定17位。

27:森衣吹(中京大中京高)

森衣吹の演技がスタート。西日本選手権4位。

曲はプリンスの「The Question of U」。冒頭のフリップはダブルに。続くトリプルサルコウは転倒でコンビネーションにならず。後半のダブルアクセルはきれいに決めた。ステップではリズムに乗って力強さを表現したが、浅田の滑走直後で雰囲気にのまれたか。ジャンプに大きなミスが2つ出てしまった。

得点は43.41点で暫定24位。

26:浅田真央(中京大)

 浅田真央の演技がスタート。今季、GPシリーズ2戦2勝。GPファイナル優勝。

 冒頭、トリプルアクセルはこらえながら片足で着氷。続くトリプルフリップはすこし勢いがなかったが着氷。後半のトリプルループ-ダブルループも着氷。ステップでは伸びのあるスケーティングでいつもどおりしっとりと演じ、フィニッシュでは納得したような笑顔。

 直前の練習で一度もトリプルアクセルを試せずに終わったが、演技をまとめた。リンクには大量の花が投げ込まれている。

 得点は73.01点で暫定トップ。

■「全日本はドキドキワクワクの試合」

「(トリプルアクセルについて)入るときはまったく変わらずにいけたと思うんですけど、降りたときに『回転不足だ』と思って、自分でも分かるくらいだったので、それは残念でした。そのほかは自分のやるべきことができたと思うので、このミスに関しては悔しいですけど、深くは捉えていないです。アクセルがきちんと決まればほかのジャンプも楽だったんですけど、回転不足だったので、少し気持ちは苦しかったです。でも自分のやるべきことを全部できたので、そのほかは練習通りにできたと思います。

6分間練習で跳べても本番で跳べないときもあるし、6分間で跳べていなくても本番で跳べるときがあるので、心配はほとんどなかったです。(佐藤信夫コーチからは)映像見ながらこのジャンプは良かったとか、そういう話はありました。(全日本までどう整えてきた?)GPファイナルが終わってから少し休んで、この全日本に向けて練習してきたんですけど、期間もそんなになかったので、なるべく自分の体をコントロールして様子を見ながら練習してきました。そのなかでも良い状態でここに来られたと思います。全日本は4年に1度こういう五輪が決まる試合になるんですけど、本当に特別な試合で、私自身もドキドキワクワクの試合だと感じています。(前回五輪の)バンクーバーのころに比べれば、自分の調子も自分の気持ちもはるかに上にいっているので、そういう意味では今季は自分が思っているよりも良い仕上がりでここまで来ていると思います。

(安藤美姫選手が直前に滑っているが)安藤選手とはずっと昔から一緒に練習してきて、試合にも出ているんですけど、全日本ではショートが必ず一緒のグループになって、必ず安藤選手が先で自分が後だというジンクスがあるみたいです(笑)。今回もそういうふうになったねという話をしました。(フリーに向けて)今日のことは今日のことで置いておいて、悔しい気持ちはありますが、またそれは明日良い気持ちでフリーに臨めるように、自分のできることをひとつひとつ決めて、五輪につなげたいと思います」


【坂本清】

25:安藤美姫(新横浜プリンスFSC)

 安藤美姫の演技がスタート。

 今季、出産を経て復帰。関東選手権優勝、東日本選手権2位で全日本出場権をつかんだ。優勝した2010年以来、3季ぶりに全日本の舞台に帰ってきた。

 冒頭、トリプルトゥループ-トリプルトゥループを着氷。続くトリプルルッツも余裕のある着氷。中盤のダブルアクセルも着氷した。体をいっぱいに使って「マイウェイ」の壮大なメロディーを表現、地方大会から勝ち上がってここ一番にコンディションを合わせてきた。フィニッシュでは満面の笑顔でうれしそうに両手で顔を覆った。場内はスタンディングオベーション。

 得点は64.87点で暫定2位。

■「自分らしく滑れた」

「素直にすごくうれしいです。シーズンを迎えて少しずつ良くなっていく手応えは毎試合ごとにあったんですけど、やっと自分らしく滑れたなと。自分が目標としてきた全日本に出場できること、満員の観客の中で滑らせてもらえる。久しぶりの全日本で緊張したんですけど、6分間練習から幸せだなと思ったし、すごく楽しく滑れたので、ホッとしたというのと、自分らしく演技ができたと思います。2年前は3回転+3回転に挑戦できなかったので、最高難度の3回転+3回転ではないんですけど、すごく質の良い3回転+3回転を入れてショートを滑れたので、2年前より成長しているなと感じられました。(得点については)あまり気にせず、今日のSPを自分が滑れたことに満足しているので、それだけで十分でした。明日もたくさんのお客さんが見に来てくれると思うし、テレビの前でも応援してくれる人がたくさんいると思うので、今日のように落ち着いて、お客さんと一緒に全日本の雰囲気を楽しめたらいいと思うし、クロアチアの試合よりも良い演技ができればと思います。

(五輪について)自分は『五輪はないな』と思って現地入りしているので、あんまり考えずに、世界のトップで戦っている選手たちと同じ舞台に立っていることは素晴らしいことだと思うので、それに感謝して、この試合で自分というものを出せたらいいなと思います。SPは思っていた以上の演技ができたので、明日も同じようにやりたいです。

(3回転+3回転は不安なく跳べた?)6分間練習で2本やって、1本目は良かったんですけど、2本目はちょっとタイミングがズレたので、もう1回練習でいくか悩みました。でも練習で良いジャンプを跳べたイメージを大事にして本番に賭けようと思いました。すごく良い3回転+3回転だったので、自分でも試合の緊張感のなか、質の良いジャンプを跳べたのは良かったです。次のルッツがシーズン中に崩れていたので、ルッツが終わるまでは不安でした。

(100点満点の滑りだったか?)100点以上の滑りができたと思います。3年ぶりの全日本だったので、雰囲気がどうか不安はあったんですけど、声援と拍手が支えてくれたという印象です。全日本ってすごく気持ち良いというか、特別な場所なんだと練習から感じられたので、今日は楽しかったです。

シーズン中にここまで仕上がると思わなかったので、最後の試合でこれだけの演技ができて、何年かぶりの3回転+3回転とルッツという構成でできたことは2年前の技術よりも完成したもので仕上がったので、自分としては納得というか、やり遂げました。

(どんな気持ちで滑った?)SPの曲が『マイウェイ』なので、今までのスケート人生、自分の道というものを表現できたらいいなと。つらかったことや悲しかったこともあったんですけど、一番うれしい時の自分というものを表現したいと思っていました。マイウェイは表現できたと思います。

(フリーに向けて)SPはやっと自分らしく氷の上で試合ができたという印象だったので、フリーも自分らしく悔いの残らないように、クロアチアの時より良い滑りをして、16歳のときの『火の鳥』よりも成長した大人の『火の鳥』を表現できたらいいなと思います」


【坂本清】

24:今井遥(ムサシノFSクラブ)

 今井遥の演技がスタート。オンドレイ・ネペラ杯優勝。GPシリーズは中国杯6位、ロシア杯9位。

 冒頭、ダブルアクセルは流れのある着氷。トリプルサルコウ-トリプルトゥループもきれいに着氷して拍手が大きくなる。後半のトリプルループも着氷した。最初から最後までスピードに乗ってエレガントな演技。GPシリーズでミスの続いていたショートをクリーンに滑りきり、うれしそうにガッツポーズ。場内はスタンディングオベーションが起こった。

得点は60.63点で暫定2位。

■「緊張する場面でも跳べるようにやってきた」

「ショートは今季うまくいっていなかったんですけど、全日本でうまく決めることができてうれしいです。全日本までの間は3回転-3回転の確率を上げることをやってきました。私は体調を壊してしまい、もしかしたら全日本に出場できなかったかもしれなくて、あと2カ月体調を崩すのが遅かったら出られなかったんです。この大きな舞台に出られて、リンクの上で滑れることが幸せだなと思いながら、演技をしていました。

(五輪が懸かっているが)緊張はしましたが、五輪のことは一切考えないようにして、とにかく自分の演技に集中することを心掛けていました。フリーも練習してきたことを出せるように落ち着いて、自分らしく今日みたいにのびのびと滑りたいと思っています。

GPシリーズが終わってから1カ月ぐらいしかなかったんですけど、やれることはたくさんあると思って過ごしていました。主に3回転-3回転の精度を上げることと、ほかのジャンプも落ち着いて、緊張する場面でも跳べるようにやってきました。(3回転-3回転はサルコウ+トゥ以外も?)フリップ-トゥとかリカバリーでループ-トゥとか練習していて、今季はサルコウ-トゥでやろうと思っていますが、来シーズンはフリップ+トゥでやろうと思っています。(久しぶりに大歓声だったが)声援とかも6分間練習ですごくもらって、本当にこの舞台に立てるだけで、たくさんの方に応援してもらえるので、幸せだなと思っていました」


【坂本清】

23:中塩美悠(広島スケートクラブ)

中塩美悠の演技がスタート。西日本選手権優勝。

曲はミュージカル「フォッシー」より。冒頭、高さのあるトリプルトゥループ-トリプルトゥループを着氷。続けてトリプルフリップもきれいに着氷。中盤のダブルアクセルもきれいに決めた。力強く最後まで滑りきり、満足そうな表情。

得点は54.65点で暫定5位。

22:西野友毬(明治大)

西野友毬の演技がスタート。東日本選手権で優勝。

曲は「黄昏のワルツ」。冒頭、トリプルルッツは両足着氷で単独に。続くトリプルループは転倒。終盤のダブルアクセルは着氷。しっとりとした曲で伸びのあるスケートを見せたが、ジャンプの大きなミスが出てしまった。

得点は45.49点で暫定14位。


【坂本清】

21:大庭雅(中京大中京高)

大庭雅の演技がスタート。ジュニアGPポーランド大会4位。西日本選手権2位。

曲は「Tempest」。冒頭、トリプルループは単独に抑える。続くトリプルサルコウにトリプルトゥループをつけてきれいに着氷し、リカバリー。中盤のダブルアクセルも流れのある着氷。フラメンコ調の曲に合わせた大きな演技で、ジャンプ能力の高さを存分に見せた。

得点は55.07点で暫定5位。

■「3回転のコンビネーションが決まらず残念」

「1つめにトリプルループ+トリプルループのコンビネーションを予定していたんですけど、それが決まらなかったのが残念です。県大会で初めて認定されて、ちょっと失敗したんですけど、つけることができたので次につながったと思っていました。(表現について)2年連続で『Tempest』を演じているんですが、失敗することもあって、先生からは変えた方がいいと言われたんです。でも自分はすごくこの曲が好きで、かっこいい演技を見せてから変えたいと思っていました。(点数については?)先生はもっと点が出てほしかったようなんですが、私は得意のループで失敗して、つなぎでも点数が伸びていないと思ったので、もっと低いかなと。そこはギャップがあったみたいです。フリーは1番好きな曲で、思いを込めて滑れるプログラムなので、ジャンプも全部決めて踊りたいと思っています」


【坂本清】

20:山本真由(ROYCE’F・S・C(札))

山本真由の演技がスタート。東日本選手権3位。

曲は「To Love You More」。冒頭、きれいなトリプルサルコウを着氷。続くトゥループのコンビネーションは後半のジャンプが1回転に。スパイラルの姿勢から跳んだダブルアクセルは転倒。最後のレイバックスピンはきれいなポジションを見せた。

得点は39.58点で暫定20位。

19:宮原知子(関西大学中・高スケート部)

宮原知子の演技がスタート。

今季GPシリーズはNHK杯、ロシア杯で5位。前年の全日本選手権では3位で表彰台に上った。

最初はステップを丁寧に。トリプルルッツ-トリプルトゥループを着氷し大きな拍手が起こる。スピードを保ったままトリプルフリップも着氷。終盤のダブルアクセルもきれいい降りた。最後は両回転のスピンでフィニッシュ。ミスのない演技で笑顔を見せ、場内はスタンディングオベーションに包まれた。

得点は66.52点。参考記録ながら自己ベストを大きく上回り、トップに立った。

■「ノーミスで滑れば五輪に近づくのかな」

「全体的にミスなく、3回転+3回転もきれいに決まってうれしいです。初めて60点台後半が出たので、それもうれしかったです。6分間練習が始まる時は緊張しているなと思いましたが、練習で跳べていたので、本番でも跳べると信じていました。明日のフリーも今日より思い切ってスピードをもっと出して、ノーミスで滑りたいです。

トップの選手がたくさん出ていて、自分はまだまだだと思っています。3回転+3回転がきれいに跳べていたので、次のフリップでちゃんと降りないと、と思って少し緊張しました。(堂々としているように見えたが?)最初のステップを大きくすることを考えながら、思い切って動きをほぐそうとしていました。

(コーチも喜んでいたが?)今季一番良い点数を出せて自分もうれしいし、先生は自分以上にうれしかったのかなと思います。

(今までで一番緊張した?)いや、初めて全日本に出た時の方が緊張しました。この会場に来てからの練習で調子が良かったので、そのイメージを持って滑ることができたのが良かったのかなと思います。

(コンディションは)NHK杯の時よりも良いし、3回転+3回転も今回の方が跳べているかなと思います。

(五輪が懸かるが?)去年とあまり変わらない思いでやっています。緊張にはあまり強い方ではないですが、明日のフリーでもノーミスで滑れば五輪に近づくのかなと思います」


【坂本清】

18:上野沙耶(関西大)

上野沙耶の演技がスタート。西日本選手権6位、ユニバーシアードで5位に入っている。

曲は「シェルブールの雨傘」アレンジ版。冒頭、トリプルトゥループ-トリプルトゥループを着氷。続くループは、靴のブレードが氷をかすり、ややシェイキーな着氷(詰まり気味に見えるような着氷)。終盤のダブルアクセルは流れのあるランディング。最後までスピードのある演技でピアノ1本の曲を表現した。

得点は54.27点で暫定4位。

17:岡本万柚子(岡山学芸館高)

岡本万柚子の演技がスタート。西日本選手権14位。

曲は「Winter Sun」。トリプルフリップは途中で回転が開いてしまい前向きに着氷。続くトリプルループ-ダブルトゥループはきれいに降りたが、ダブルアクセルはオーバーターンに。ステップでは曲の力強さを表現。

得点は41.10点で暫定17位。

16:坂本花織(神戸FSC)

坂本花織の演技がスタート。全日本ジュニア6位。

曲は「Anything Goes」。冒頭、トリプルフリップ-トリプルトゥループを着氷し大きな拍手をもらう。続くトリプルループもシャープな回転で着氷。後半、難しい入りからのダブルアクセルもきれいに着氷した。終盤のステップまでスピードがあり、のびのびと演じた。

得点は56.29点で暫定3位。ジュニア勢の好演技が続いている。

15:木原万莉子(京都醍醐FSC)

木原万莉子の演技がスタート。全日本ジュニア4位。

曲は「コットンクラブ」。冒頭、トリプルトゥループ-トリプルトゥループを着氷し、続くトリプルループもきれいに着氷。後半、アップテンポのリズムに合わせてしっかりステップを踏み、終盤に入れたダブルアクセルもきれいに着氷。フィニッシュ後、納得したようにうんうん、とうなずいた。

得点は56.35点で暫定2位。

14:谷川詩織(青森GOLD F・S・C)

谷川詩織の演技がスタート。東日本選手権5位。

曲は「REFLECTIONS」より。冒頭のトリプルサルコウは回転不足気味で両足着氷。続くトリプルトゥループ-ダブルトゥループは着氷、後半のダブルアクセルもきれいに着氷した。序盤にミスが出たが、後半盛り返して演技をまとめた。

得点は41.83点で暫定14位。

13:加藤利緒菜(長尾谷高)

加藤利緒菜の演技がスタート。

クープ・ド・プランタン優勝、全日本ジュニア7位。昨年の全日本選手権では6位に入っている。

曲は「Flower Duet」。トリプルルッツ-トリプルトゥループのコンビネーションに挑戦したが転倒。残りのジャンプは後半に。トリプルループはきれいな着氷。ダブルアクセルも流れのある着氷。最後のレイバックスピンは柔軟性のある速い回転。

得点は53.72点で暫定2位。


【坂本清】

12:鈴木沙耶(京都醍醐FSC)

鈴木沙耶の演技がスタート。西日本選手権10位。

曲は「Art on Ice」。トリプルルッツ-ダブルトゥループをしっかり着氷し、続くトリプルループは高さのあるジャンプで着氷。終盤のダブルアクセルは片足を一度高く上げてから跳び、きれいに降りた。

得点は44.11点で暫定11位。

11:庄司理紗(駒場学園高)

庄司理紗の演技がスタート。

今季、フィンランディア杯で8位、東日本選手権4位。

曲は「黒い瞳」。トリプルサルコウで勢いがなくなりトリプルトゥループを強引に付けたが回転が足りず着氷。続くトリプルループも両足着氷。ダブルアクセルは着氷したがジャンプのミスが続いてしまった。

得点は45.53点で暫定8位。

■「緊張したんですが、滑ることができて良かった」

「自分なりに楽しむことができ、大きく動けたと思いますが、ジャンプでミスが出てしまいました。1本目のジャンプのミスを2本目でも引きずってしまったのが良くなかったと思います。この会場では2年前のカーニバル・オン・アイスで滑らせていただいたんですが、その時と雰囲気がガラっと変わっていました。緊張したんですが、滑ることができて良かったと思います。

(課題は)ジャンプにあるので重点的にやらなければいけないのですが、それに集中しすぎてスケーティングやつなぎの部分がおろそかになってしまってもいけないので、そういった部分もやってきました。そこはできて良かったと思います。

(五輪シーズンだが?)ほかの選手に見劣りしないように、シニアの動き、ジャンプの勢いやスピードに気をつけてやってきました。

(明日のフリーに向けては?)今日は緊張してしまったので、楽しむことを大前提に、のびのびと滑ることができたらいいなと思います」


【坂本清】

10:安原綾菜(滋賀レイクスターズ)
 
安原綾菜の演技がスタート。西日本選手権13位。

曲は「マラゲーニャ」。冒頭にトリプルループをきれいに降りると、続くダブルアクセルも着氷。後半に持ってきたトリプルサルコウーダブルトゥループのコンビネーションもきれいに着氷し、クリーンな演技。

安原の得点は44.67点で暫定9位。

9:細田采花(関西大)

細田采花の演技がスタート。西日本選手権8位。

曲はマキシムの「死の舞踏」。冒頭のトリプルトゥループのコンビネーションはセカンドをダブルにしてまとめる。トリプルサルコウ、ダブルアクセルもきれいに着氷。場内の手拍子に合わせてミスなく演じ、やり切った表情。

得点は47.86点で暫定6位。

8:小槙香穂(就実学園)

小槙香穂の演技がスタート。

曲は「ザ・アーティスト」。冒頭のトリプルルッツをこらえ、ダブルトゥループとのコンビネーションに。トリプルトゥループはきれいな着氷。ダブルアクセルも決めた。

得点は48.71点で暫定5位。

7:山田さくら(アクアピアスケーティングC)

山田さくらの演技がスタート。西日本選手権9位。

曲は「HAREM」。冒頭のトリプルトゥループはオーバーターンになるが、コンビネーションにつなげる。トリプルループは転倒。ダブルアクセルはこらえた。

得点は43.45点で暫定7位。

6:藤澤亮子(飯塚フィギュアクラブ)

藤澤亮子の演技がスタート。西日本選手権11位。

曲は「白鳥の湖」。冒頭のトリプルループはオーバーターンで単独になったが、続くトリプルトゥループにダブルトゥループをつけてリカバリー。ダブルアクセルもこらえて演技をまとめた。

得点は50.37で暫定3位。

5:本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)

本郷理華の演技がスタート。

今季ジュニアGPシリーズでは、ベラルーシ大会で3位と表彰台入り。全日本ジュニアでは優勝を飾っている。

冒頭にトリプルトゥループ-トリプルトゥループを着氷。トリプルフリップ、ダブルアクセルも流れのある着氷。スピードに乗り、長い手足を生かしたダイナミックな演技でスタンディングオベーションを誘った。

得点は59.25点で暫定トップ。

■「スタンディングオベーション、うれしかった」

「いま自分ができることを出せたと思うので、それは良かったです。去年の全日本選手権よりもお客さんが入る会場だったので、来たときから緊張していたんですけど、楽しんで滑れたと思いますし、スタンディングオベーションはうれしかったです。この大舞台でもきちんと滑れるように練習してきましたし、できると言い聞かせてやってきました。

(五輪は)全然考えていなくて、今回で最後となる選手もいるので、勉強させていただきたいと思っています。

(課題は)全日本ジュニアでSPは3回転+3回転が2回転+3回転になってしまったので、気をつけて質の高いジャンプを跳べるようにすること、そしてフリーでもミスをしないように気をつけてやることです。

(同年代のロシアの選手が活躍しているが)ロシアの選手はレベルが高いです。去年戦った選手が、GPシリーズで表彰台に乗っていてすごいなと。少しでも近づけるように頑張りたいです」


【坂本清】

4:三原舞依(神戸PFSC)

三原舞依の演技がスタート。全日本ジュニア2位。

曲は森山直太朗さんの「SAKURA」。冒頭にトリプルフリップ-トリプルトゥループを着氷しどよめきが起こるが、続くトリプルループは転倒。イーグルからのダブルアクセルはこらえた。桜を思わせるピンクの衣装で丁寧に滑った。

得点は45.51点で暫定3位。


【坂本清】

3:國分紫苑(関西大)

國分紫苑の演技がスタート。西日本選手権12位。

曲は「パリは燃えているか」。ルッツの軸が斜めになりダブルとなったが、続くトリプルトゥループにダブルトゥループをつけてリカバリー。ダブルアクセルもきれいな着氷。ピアノの静かな音色に合わせてしっとりと演じた。

得点は45.16点で暫定3位。


【坂本清】

2:松田悠良(邦和SC)

松田悠良の演技がスタート。全日本ジュニア3位。

曲は「エスパーニャ・カーニ」。冒頭にトリプルループ-トリプルループを着氷。トリプルフリップ、ダブルアクセルも着氷した。ステップはスペイン調の力強い曲に合わせて大きな動き。

得点は50.94点で暫定トップ。


【坂本清】

1:村元哉中(関西大)

村元哉中の演技がスタート。西日本選手権7位。

トリプルトゥループ-ダブルトゥループを着氷し、トリプルサルコウもきれいに着氷したが、ダブルアクセルで転倒。ステップではリズムを捉えた切れのある動きを見せた。

得点は49.70点。

↓リザルト

http://www.jsfresults.com/National/2013-2014/fs_j/nationals/index.htm

↓別ブログに、女子SP動画を紹介しております。

http://ameblo.jp/shuppansport/entry-11734492638.html
全日本選手権2013 女子SP動画


順位は実力通りの、順当なのではないでしょうか。

このままフリーの順位になりそうです。

村上選手が見事、復活しましたね。

試合後の泣いている姿が可愛かったです。

安藤選手も、滑りが随分と滑らかに、またジャンプの流れも良くなってきました。

後、もう少し練習して行ったら、もっと元のような滑りになりそうな予感がしました。

ステップは少し、以前の切れがまだ少し物足りませんが、よくぞここまで、戻してきましたね。

3T-3Tも決まりましたし、得点も戦っていけるだけのものが出ました。

フリーでの体力が付けられたかで、どれくらいの得点をたたき出せるのか、楽しみではありますね。

今井遥選手も、やっと満足のいく滑りができたみたいで良かったと思います。

大庭雅選手がフリーで3Aに挑戦するそうですね。

楽しみですね。

今回上位選手は、皆さま自分の実力を最大限近く、発揮だきたみたいで良かったと思います。

フリーでも、悔いなく全力を出し切って欲しいです。



↓皆さまのフリーを期待しております。( ̄▽+ ̄*)


人気ブログランキングへ

浅田真央 3Aについて

$
0
0
フィギュア女子 前半は浅田が首位

12月22日 20時0分NHK

フィギュアスケート、ソチオリンピックの代表選考会を兼ねた全日本選手権は、女子シングルの前半ショートプログラムが行われ、エースの浅田真央選手がトップに立ちました。

フィギュアスケートのソチオリンピックの代表は今回の全日本選手権の成績を中心に選考が行われ、男女のシングルでは、優勝した選手が3人の枠の中で最初にオリンピック代表に内定します。
2日目の22日はまず女子シングルのショートプログラムが行われ、浅田選手は冒頭の3回転半ジャンプのトリプルアクセルは回転不足となりましたが、その後のジャンプはミス無く確実に決めました。
また、今シーズン安定して高い評価を得ている演技構成点でもトップとなって、73.01の高得点で首位に立ちました。

28歳のベテラン鈴木明子選手が70.19の得点で2位に入り、3位には前の試合からプログラムを変更してきた村上佳菜子選手がつけました。
4月に長女を出産したあと、ソチオリンピックを目指して競技に復帰し、地方大会から勝ち抜いてきた安藤美姫選手は、ミスなくまとめましたが5位でした。
最終日の23日は女子シングルの後半のフリーなどが行われたあと、ソチオリンピック代表の選考が行われ、全員の代表が決まります。

浅田「やるべきことできた」
女子シングル前半のショートプログラムで首位に立った浅田真央選手は「トリプルアクセルは回転不足だったのが自分でもはっきり分かったので、少し残念だったが自分のやるべきことはできた。あすのフリーでも自分のできることを一つ一つ決めてオリンピックにつなげたい」と話しました。

鈴木「感謝の気持ち込めてステップ」
女子シングル前半のショートプログラムで2位の鈴木明子選手は「きょうはこれまで支えてくれたすべての人に感謝の気持ちを込めて最後のステップをすることができた。あすのフリーでは気持ちを切り替えて自分のスケートに集中したい」と話しました。

村上「気持ち切り替えフリーに」
女子シングル前半のショートプログラムで3位の村上佳菜子選手は「今シーズンはよくない試合が続いていたので本当に怖かった。つらい思いをしながら練習をしてきてよかった。あす浮かれて悪い演技をしないよう、うれしい気持ちはここで切り替えてフリーに臨みたい」と話しました。

安藤「思った以上の演技できた」
女子シングル前半のショートプログラムで5位の安藤美姫選手は「今シーズンを迎えて少しずつよくなっているとい手応えは毎試合あったが、やっと自分らしく滑ることができた。思った以上の演技をすることができたので、あすのフリーでもそうしたい」と話していました。

全日本フィギュア・女子SP 浅田真央が首位、2位は鈴木明子

全日本フィギュア・女子ショートプログラムは22日、張り詰めた空気の中でハイレベルな争いが繰り広げられた。
夢の舞台、オリンピックへ、驚異の15歳、宮原知子選手が魅せた。
高難度の3ルッツからのコンビネーションを成功させ、ハイスコア66.52をマークした。

この得点が、上位進出への基準となる。
最終グループ最初の滑走は、母として全日本を迎えた安藤美姫選手(26)。
今シーズン初めて、3回転・3回転を完璧に決めた。
演技が終わったあとに、思わず涙を流した安藤選手。
優勝だけが求められる今大会は、最高の滑り出しとなった。
安藤選手は「すごくいい状態でリンクの上に上がれたので、ホッとしました。やっと自分らしく滑れたなっていうショートプログラムだったので、すごく満足しています」と話した。
そして、ソチオリンピックへ最も近い、浅田真央選手(23)。

代名詞の3アクセルに期待が高まった。
注目の3アクセルは、片足で着氷するも回転不足。
しかし、演技構成点では9点台をマークするなど、70点を余裕で超えた浅田選手。
23日のフリーでは、3アクセルに2回挑む予定となっている。
浅田選手は「オリンピックのチケットがかかっているという意味では、ことしの全日本は、ちょっと特別かなというのはあったんですけど、自分自身としては、練習してきたこと、自分の目標としているものをやるという気持ちで臨んできました。3アクセルのできは、それほどまでは良くなかったんですけども、何とか降りることはできたと思っていて、あしたにつながると思うので、あしたは、またあしたの気持ちで臨みたいと思います」と話した。

今シーズン、ジャンプの不調に苦しんできた村上 佳菜子選手(19)は、3週間前に急きょプログラムを変更し、ショートプログラムに臨んだ。
2年前、全日本でショートプログラム首位に立った思い出の曲に乗せ、強かった村上選手が帰ってきた。
基礎点が1.1倍になる後半のジャンプも、きれいに降りた。
村上選手は「初めて、うれしくて泣いたので。すごく笑顔になりたかったんですけど、自然に涙が出てきてしまって、すごくうれしかったです」と話した。
最終滑走は、2大会連続のオリンピックを目指す鈴木明子選手(28)。
自らのスケート人生を重ね合わせた「愛の賛歌」。
豊かな表現力で、見る者全てを引き込んでいった。
28歳、これが最後の全日本。
鈴木選手は、首位の浅田選手に3点差と迫る、2位に滑り込んだ。
鈴木選手は「すごくたくさんのお客さんの前で、気持ちよく滑ることができたので、(会場と)本当に、一体となって滑れたような気がします」と話した。

(12/22 20:59)FNN

浅田は首位発進、羽生フリーも1位…フィギュア

 フィギュアスケート・全日本選手権第2日(22日・さいたまスーパーアリーナ)――男子はショートプログラム(SP)首位の羽生はにゅう結弦ゆづるが、フリーでも1位になり、合計297・80点で優勝。

 ソチ五輪日本代表に内定した。2位は、277・04点の町田樹たつき(関大)。3位には264・81点の小塚崇彦(トヨタ自動車)が入り、4位は256・47点の織田信成(関大大学院)。高橋大輔(関大大学院)は252・81点で5位に終わった。

 女子のSPは、グランプリ(GP)ファイナルで優勝し、五輪行きをほぼ確実にしている浅田真央(中京大)が73・01点で首位発進。2位は70・19点の鈴木明子(邦和スポーツランド)、3位は67・42点の村上佳菜子(中京大)。15歳の宮原知子さとこ(大阪・関大高)が66・52点で4位につけ、出産を経て3季ぶりに復帰した元世界女王の安藤美姫(新横浜プリンスク)は64・87点で5位だった。

(2013年12月22日23時01分 読売新聞)


SPの演技を終え、笑顔を見せる浅田(22日、さいたま市で)=松本剛撮影

フィギュア:浅田真央トリプルアクセル回転不足「悔しい」

毎日新聞 2013年12月22日 21時33分(最終更新 12月22日 23時47分)

フィギュアスケート全日本選手権の第2日、22日の女子ショートプログラム(SP)で、浅田真央(中京大)が73.01点をマークして首位発進した。

 看板技はクリーンに決まらなかったが、ミスを引きずらなかった。浅田は、武器のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が回転不足。「回転不足になったのは悔しいが、自分のやるべきことはできた」と、落胆の表情を全く見せなかった。

 「回転不足」の判定は時として微妙だが、この日の3回転半は「(着氷の瞬間)自分でも分かるくらいの回転不足」だった。だが、うまく気持ちを切り替え、その後の演技にミスは全く出なかった。

 試合直前の練習では、3回転半が一度も決まらなかった。だが、「練習で決まらなくても試合で決まる時があるし、その逆もある」と気にせず、本番に突入。本番ではむしろ、失敗後の心理的コントロールに重きを置き、試合を乗り切った。

 「五輪はあまり気にせず、一つ一つの試合でしっかりと」と言い続けてきた浅田が、代表選考会の熱気に触れ、4年前の記憶がよみがえったのか、「全日本は4年に1度、代表選考会なのでドキドキワクワク。バンクーバー五輪の時より、調子も気持ちもはるかに上」と気持ちも高揚。フリーでは、SPで決められなかった「伝家の宝刀」で、切れ味鮮やかに代表の座を射止める。【芳賀竜也】

真央、貫録のSP首位発進!鈴木2位、美姫は5位

ソチ五輪最終予選会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権第2日は22日、さいたまスーパーアリーナで行われ、女子ショートプログラム(SP)では、今季のGPシリーズで2戦2勝、GPファイナル優勝の浅田真央(23=中京大)が73・01点で首位に立った。

 浅田は冒頭のトリプルアクセルが回転不足だったものの、トリプルフリップや後半の3回転ループ―2回転ループのコンビネーションジャンプも確実に着氷。ステップ、スピンと貫録の演技を見せた。

 鈴木明子(28=邦和スポーツランド)が70・19点で2位につけ、村上佳菜子(19=中京大)は67・42点で3位。4月に女児を出産、母として五輪出場を目指す安藤美姫(26=新横浜プリンスクラブ)は64・87点で5位と厳しいスタート。フィニッシュでは笑顔を見せたが、引き上げる際には感極まったのか涙も…。

 第4グループで滑走した15歳の宮原知子(関大高)が参考記録ながら自己ベストを大きく上回る66・52点をマークして4位につけた。女子フリーは23日に行われる。

[ 2013年12月22日 18:25 ]スポニチ

真央SP首位!明子2位、美姫は5位/フィギュア

2013.12.22 18:50 サンケイスポーツ

 フィギュアスケートのソチ冬季五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選手権第2日は22日、さいたまスーパーアリーナで行われ、女子ショートプログラム(SP)は今季グランプリ(GP)ファイナルを制した浅田真央(中京大)が73・01点で、3年連続7度目の優勝に向けて首位発進した。

 前回バンクーバー五輪代表の鈴木明子(邦和スポーツランド)が70・19点で2位、初代表を狙う村上佳菜子(中京大)が67・42点で3位。15歳の宮原知子(大阪・関大高)は66・52点で4位、出産を経て3大会連続の五輪出場を目指す安藤美姫(新横浜プリンスク)は64・87点で5位だった。(共同)
 
浅田真央の話
「トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は自分でも回転不足と思ったが、悪い失敗ではない。そのほかは練習通りにできた。フリーはいい気持ちで臨めるようにして五輪につなげたい」

鈴木明子の話
「緊張したけど、この状況、舞台で緊張しない方が変だと思うようにした。全日本の会場で滑るのが楽しみだったし、いい演技をしたかった」

村上佳菜子の話
「試合をするのが怖かった。(直前の)6分間練習では脚が震えた。最後は笑顔にしようと思ったけど、うれしさがこみ上げて涙が出てきた。すごくうれしい」

安藤美姫の話
「(今季は)徐々に良くなったという手応えはあったが、やっと自分らしく滑ることができた。百点以上の滑りができた。楽しかった」

宮原知子の話
「全体的にミスがなく、3回転-3回転(の連続ジャンプ)もきれいに決まってうれしかった。フリーもノーミスでできれば(五輪に)近づけると思う」



【フィギュア】真央、SP首位発進!美姫は5位

◆フィギュアスケート 全日本選手権第2日(22日・さいたまスーパーアリーナ) ソチ冬季五輪代表最終選考会を兼ねて行われ、女子ショートプログラム(SP)は今季グランプリ(GP)ファイナルを制した浅田真央(23)=中京大=が73・01点で、3年連続7度目の優勝に向けて首位発進した。

 前回バンクーバー五輪代表の鈴木明子(邦和スポーツランド)が70・19点で2位、初代表を狙う村上佳菜子(中京大)が67・42点で3位。15歳の宮原知子(大阪・関大高)は66・52点で4位、出産を経て3大会連続の五輪出場を目指す安藤美姫(26)=新横浜プリンスク=は64・87点で5位だった。

 女子のフリーは23日に行われる。

 浅田真央「トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は自分でも回転不足と思ったが、悪い失敗ではない。そのほかは練習通りにできた。フリーはいい気持ちで臨めるようにして五輪につなげたい」

 鈴木明子「緊張したけど、この状況、舞台で緊張しない方が変だと思うようにした。全日本の会場で滑るのが楽しみだったし、いい演技をしたかった」

 村上佳菜子「試合をするのが怖かった。(直前の)6分間練習では脚が震えた。最後は笑顔にしようと思ったけど、うれしさがこみ上げて涙が出てきた。すごくうれしい」

 安藤美姫「(今季は)徐々に良くなったという手応えはあったが、やっと自分らしく滑ることができた。百点以上の滑りができた。楽しかった」

 ◆フィギュアスケートの五輪代表選考 日本の出場枠は男女とも3で、全日本選手権の優勝者が最優先で代表入りする。2人目は全日本の2位と3位、グランプリ(GP)ファイナルの日本人最上位メダリスト(男子は羽生、女子は浅田)から選考する。3人目はここで漏れた選手と、世界ランキング、国際スケート連盟公認のシーズン最高得点でいずれも日本勢のトップ3(男子は羽生、高橋、町田、女子は浅田、鈴木、村上、宮原)から決める。女子の安藤は全日本の表彰台が代表入りの最低条件となる。

(2013年12月22日19時06分 スポーツ報知)


女子SPの演技を終え、笑顔を見せる浅田真央

真央が3連覇へ貫禄の首位発進

2013年12月22日デイリースポーツ

「フィギュアスケート全日本選手権・第2日」(22日、さいたまスーパーアリーナ)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、3年連続7度目の優勝を狙う浅田真央(23)=中京大=は、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)こそ回転不足となったが、その後は圧巻の演技で73・01点をマーク。堂々の首位発進を決めた。

 「(アクセルは)回転不足がはっきり分かった。でもこれはこれで置いておいて、また明日ですね。やれることはやったかな」と、充実した表情。SP「ノクターン」は、06年の全日本で初優勝を飾った際にも使用した曲。「あまり考えていなかったけど、7年前に優勝した時のプログラムで今日もいい演技ができてよかった」と、笑顔も浮かんだ。

 すでにGPファイナルを制し、五輪代表入りは“当確”の状況だが、2度目の夢舞台まで手綱は緩めない。「フリーも1つ1つを決めて、五輪に繋げたい」と、意気込んだ。

div align="center">
女子SPで華麗な演技を見せる浅田真央=さいたまスーパーアリーナ(撮影・飯室逸平)

フィギュア:全日本選手権 女子SPで浅田首位 安藤5位

毎日新聞 2013年12月22日 19時18分(最終更新 12月22日 23時46分)

 フィギュアスケートの全日本選手権第2日は22日、ソチ五輪代表最終選考会を兼ねてさいたまスーパーアリーナで行われ、女子ショートプログラム(SP)は、浅田真央(中京大)が73.01点をマークして首位発進した。鈴木明子(邦和スポーツランド)が70.19点で2位、村上佳菜子(中京大)が67.42点で3位につけた。

 15歳の宮原知子(さとこ)=大阪・関大高=が66.52点で4位、3大会連続の五輪出場を目指す安藤美姫(新横浜プリンスク)は64.87点で5位で厳しいスタートとなった。羽生結弦(ゆづる)=ANA=が21日のSPでトップに立った男子は、フリーを実施


女子ショートプログラムで演技する浅田真央=さいたまスーパーアリーナで2013年12月22日、山本晋撮影


浅田選手の3Aはアンダーローテになったようですね。

回転認定されていたら、もっと得点が上がっていたでしょう。

今回、浅田選手が自ら回転が足りないと発言していました。確かに足りなかったのかもしれません。

しかし、気になったのが、浅田選手の声のトーンでした。インタビュー時、いつもの喋り方と、声質が違うなと、そして、自ら回転が足りていない発言でした。

ファイナルのSPで、3Aが回転認定されませんでした。

それに対して、浅田選手自身も回転は足りていたと発言、またニュースでも、回転認定に疑問という記事が上がりました。

また、それを採点したテクニカルジャッジがAだった事もあり、日本スケート連盟に、大苦情が殺到したようですよね。

そして、また今回、Aがジャッジに参加しています。

多分、またまたスケ連に苦情が殺到したのではないでしょうか。

これは勝手な勘ぐりならば良いのですが、浅田選手がファイナルで、3Aの回転が足りていたと発言した事から、ファンの間で騒ぎになってしまったのではないのかと、浅田選手が気にしている、またはスケ連が、そういう発言をするな等の注意を、浅田選手にしたのではなのかと心配しています。

だから、今回SPで回転認定がされなかった場合、それが正当なジャッジだったとしても、Aを入れた事から、信用されない訳です。

なのでアンダー採点された時、また騒ぎにならないように、浅田選手自身が心配して、自ら回転が足りなかったと発言したのではないのでしょうか。

ネットでこれだけ騒ぎになっていますからね。

また苦情の電話も、留守電にしなくてはいけない程、日本スケート連盟に来ている訳です。

浅田選手にも、ファンの方たちがファンレター等で、浅田選手に対する採点が正当ではないという事を、伝えていると思います。

また浅田選手自身も採点がおかしいと薄々分かっていると思います。しかし、その中で戦っていくしかありません。

回転認定されないジャンプが多い事も、練習を続けて地道に認定してもらう。または無視するしかない事は承知なのでしょう。

だからこそ、もう引退なのだと思われます。

ファンは、回転認定に文句を言いたいのではないでしょう。

きちんと廻っているジャンプを回転認定しない事があるので、みんな怒るのです。

また一人だけインフレ得点を頂いている選手がいるから、採点に文句を言っている訳です。

浅田選手の今回のSPのPCSがもっと出ても良いと思いました。

10点を出しても良いくらいです。

結局、浅田選手の得点は、国際大会で出ている、同じくらいしか出しませんよね。

全日本で、五輪を前に金メダル候補として、アピールする採点は男子では出来ても、女子ではやらない、また、やれない??

どちらでも良いのですが、国際大会で、絶対王者のチャン選手に勝った羽生君は、チャン選手の得点を超えても許されるが、女子は例の方の得点を超えさせる事など、絶対にさせてくれない、またはしない。

そもそも例の方の得点は、インフレ過ぎて、普通に選手に付ける得点ではない程の得点だという証明なのかもしれません……。

異常採点だった訳ですから、浅田選手が、それを超す事はできないのかもしれませんねぇ~。

只、浅田選手の演技が本当に、軽やかで、美しく、心がこもっていて、感動呼ぶ演技だった事は事実だったでしょう。

本当に素晴らしい滑りを手に入れましたね。(゚ーÅ)

本当の苦しみと悲しみ、絶対に失いたくないものを失った辛さに打ち勝った人は、誰にも負けない美しさを手に入れられるのだと思います。




↓真央ちゃん、あなたは美しいです。


人気ブログランキングへ

全日本選手権・男子FS 結果

$
0
0

http://live.sportsnavi.yahoo.co.jp/live/sports/figureskate_all/1965/

フィギュアスケート:全日本選手権・男子FS

2013年12月22日(日) 18時35分 スタート

羽生がV2、ソチ五輪代表に決定!町田が2位、小塚が3位 高橋は5位に

順位 選手名 所属 得点


1位 羽生結弦 ANA 297.80
2位 町田樹 関西大 277.04
3位 小塚崇彦 トヨタ自動車 264.81

4位 織田信成 関西大 256.47
5位 高橋大輔 関西大 252.81
6位 無良崇人 岡山国際スケートリンク 216.72
7位 宇野昌磨 中京大中京高 216.49
8位 田中刑事 倉敷芸術科学大 211.52

詳細

総括


 フィギュアスケートのソチ五輪代表最終選考会となる全日本選手権が22日、さいたまスーパーアリーナで行われ、男子フリースケーティングでは、前日のショートプログラム(SP)でトップに立った羽生結弦(ANA)がフリー194.70点、SPとの合計297.80点の高得点で大会2連覇、ソチ五輪代表を決めた。

 羽生は冒頭の4回転サルコウで転倒、続く4回転トゥループもこらえ気味の着氷となったが、演技後半の3回転のコンビネーションジャンプをきちんと決めるなど立ち直り、フリーの得点、SPとの合計点とも非公認ながら自己ベストを超える得点で、ソチへの切符をつかんだ。

右足すねの負傷をおして出場した高橋大輔(関西大)は5位。冒頭の4回転トゥループは転倒。続けて4回転に挑んだが、回転が足りず両足着氷となった。途中、手から流血するアクシデントにも見舞われ、後半もジャンプでミスが続き、代表入りが苦しくなった。

2位にはSPとフリーと好演技を2本続けた町田樹(関西大)がフリー183.82点、SPとの合計277.04点で入り初代表へ猛アピール。3位にはSP3位の小塚崇彦(トヨタ自動車)がフリー174.11点、SPとの合計264.81点で、織田信成(関西大)らの猛追から逃げ切り、表彰台を確保した。

正式な代表発表は、あす23日の全演技終了後に行われる。

全順位

1位:羽生結弦(ANA)297.80

2位:町田樹(関西大)277.04

3位:小塚崇彦(トヨタ自動車)264.81

4位:織田信成(関西大)256.47

5位:高橋大輔(関西大)252.81

6位:無良崇人(岡山国際スケートリンク)216.72

7位:宇野昌磨(中京大中京高)

8位:田中刑事(倉敷芸術科学大)211.52

9位:坪井遥司(岡山大)208.58

10位:村上大介(陽進堂)205.86

11位:中村健人(立教大)205.49

12位:日野龍樹(中京大)191.20

13位:佐々木彰生(明治大)188.38

14位:山本草太(邦和SC)170.72

15位:本田太一(関西大学中・高スケート部)170.47

16位:山田耕新(関西大)161.37

17位:近藤琢哉(慶應義塾大)161.27

18位:磯崎大介(同志社大学F)

19位:野添紘介(明治大)156.02

20位:友野一希(上野芝スケートクラブ)155.30

21位:吉野晃平(関西大)136.14

22位:山本拓海(関西学院大)134.95

23位:近藤眞樹(関西学院大)134.57

24位:橋爪峻也(中京大)133.68

24:小塚崇彦(トヨタ自動車)

 最終滑走・小塚崇彦の演技がスタート。SPは90.70点で3位。

 冒頭の4回転トゥループはオーバーターン、続くトリプルアクセルはきれいな着氷。トリプルルッツからの3連続も決める。軽やかにステップを踏み、2つ目のトリプルアクセルもコンビネーションで着氷。トリプルフリップ、トリプルサルコウも続けて着氷。終盤のトリプルルッツで転倒するが、最後のダブルアクセルはコンビネーションで決めた。1つミスがあったが最後まで演技をまとめ、やりきった表情。

 フリーの得点は174.11点、SP、フリーの合計264.81点で3位に入った。

■「スピンが終わった後にちょっとうるっと来た」

「(滑り終わったとき、何を感じた?)スピンが終わった後にちょっと自分の中でもうるっと来て、何でかなと思って、一瞬の間にパーッと頭を駆け巡ったんですけど、去年のこと(ショート3位から5位に沈む)があったので、それがすごく自分の中で巡り巡ったのかなと。僕自身泣かない性格なので泣きはしないですけど、すごく、やっていてきっちりきっちりできる、そんな体になっていたからこそ、これだけ落ち着いてできたかなと思います。

最後は体力不足のところがあったので、そこは、ちょっと反省しないといけないと思いますが、何とかこのメダルも取れましたし、表彰台にも戻ってこれましたし、何よりも無事にすべて終わって良かったなと思っています。

(ルッツの転倒は?)トリプルルッツ-トリプルトゥループのつもりだったんですが、最初(ルッツ)で転倒してしまったので、あそこで頭をフル回転させて、ここでコンビネーションをやったら次のダブルアクセルでコンビネーションにしていいのかどうか、ブワーッと頭を駆け巡って考えた結果、ダブルアクセルの後にトリプルトゥループをつけることを考えたのですが、その後に魔物が潜んでいて、ダブルアクセルでガリガリっとなってしまったので(苦笑)、だめだと思ってダブルトゥループにしました。

そういうふうに、頭が冷静でいられたのはすごく良かったなと思いますし、これじゃないと試合は戦っていけないかなと思いました。

(試合前から自分らしい滑りをしたいと言っていたが?)昨日、今日というのは自分の滑りができたんじゃないかと思っているんですが、ジャンプはミスがありましたが、昨日、今日の滑りを見てもらえば、これが小塚崇彦の滑りだというものを見せられたのではないかと思います。

(ここまでの五輪シーズンを戦ってみて、違ったか? 想像通りだったか?)五輪シーズンというのは大変だと思っていましたし、全日本の最終グループ、これだけの戦いになるというのも想定はしていましたが、あらためて思うと、本当に大変でしたし、今はもう全部力が抜けたような状態で、出し切ったと。本当にこれだけの仲間と滑れた、この全日本の最終グループで滑った経験は僕にとって大きなものになりますし、そんな中で表彰台に乗れたというのはすごくスケート人生だけではなく、人生の中で大きなポイントになったと思います。

(佐藤信夫先生はどんな言葉をかけてくれた?)えー、どうでしたっけね(笑)。なんか、終わった後は何も覚えていないんですけど、久美子先生は『よく頑張った、よく頑張った』と言ってくれたのは覚えています」


【坂本清】

23:町田樹(関西大)

 町田樹の演技がスタート。SPは好演技を見せ93.22点で2位。

 冒頭の4回転トゥループはこらえながら着氷。続く4回転トゥループも着氷し、ダブルトゥループにつなげた。トリプルアクセル-トリプルトゥループもきれいに着氷。力強くステップを踏み、演技後半へ。

 2つ目のトリプルアクセルもきれいに着氷。トリプルループ、トリプルルッツも着氷。さらにトリプルフリップからの3連続、トリプルサルコウも着氷し、ジャンプをすべて決めた。コレオシークエンスの途中でややつまずいたが、大きなミスなく演じきった。演技後は表情を崩さず、自分の好演技をかみしめているように見える。

 フリーの得点は183.82点、SP、フリーの合計277.04点で暫定2位。

■「すべてから解放されて、いまはすごく楽」

「(この結果に対して)五輪に行きたいです。(最終選考を戦ってみてどうだったか?)本当につらく険しくて、ここで逃げ腰になったり、弱気になったら、僕が死ぬまで後悔が残るんだろうなと。絶対に自分に負けないということだけは金科玉条にして持っていました。(手ごたえは?)2位ならいけると思っています。

(体調は万全じゃなかったと思うが?)実は体調もすごく崩れていて、靴のハプニングもあって、いまだから言いますけど、今季で最悪のコンディションでした。でも絶対に後悔はしたくなかった。ここで後悔したら、僕の人生にずっとつきまとうと思ったので、絶対に負けてたまるか、自分にだけは勝つということだけで乗り切りました。本当にすべてから解放されて、ありえないくらいの荷物を背負っていたんだなと思います。いまはすごく楽です。

(滑り終わってすぐ考えたことは?)僕のスケート人生で最大の全日本が終わったという解放感ですね。間違いなく競技人生で最大の全日本でした。

(昨夜は)ショートの反省をしつつ、今日この舞台で羽ばたけるように、自分の背中に大きな翼が生えているかのようなイメージをしっかり強く持ってベッドに入りました。

2位になったが?)僕の仕事はもう終わったなと。あとは発表を待つだけですね。

(五輪行けたらどんな試合したい?)今日は最後まで滑り切ることができなかった。すべてを出したので悔いはないんですけど、しっかりと演じきることができなかったので、ソチという舞台でしっかり1番良い演技をしたいです。この『火の鳥』はソチのために、クリエートしたものなので、最高の『火の鳥』をやりたいです。

 (今季はどういうシーズンだった?)昨年の最大の大敗(全日本)から、20年間歩んできたんですけど、それを1年間でもう1度歩み直すという感じでした。本当に基礎の基礎から立ち返って、また積み重ねていく作業だったので、20年目にして、その20年間を凝縮したシーズンだったと思います。

 (終えてみてどんな景色?)今日は暗闇とかソチは自分の中から消えていて、この会場は屋根が動くので、縦に割れ目が入っているんですけど、そこがぐわーっと開いて、満天の星が輝いていて、そのなかに飛び立つというイメージをレッドカーペットのところで作ってから行ったので、気持ち良かったです。(飛び立てたか?)いや、最後は飛びきれなかったので(笑)。でもソチの会場はブルーを基調としていて、きっと青い空に火の鳥が飛翔していくさまをソチでは表現できると思います。着々と準備をしていきたいです。

(自分自身をコントロールできた?)いえ、ただただ根性だったと思います。それだけ厳しいコンディションでした。(メンタルが強くなった要因は?)メンタルとか僕が成長したとか思っていなくて、ここで後悔したら、それがしこりとなって一生僕につきまとうと思ったので。絶対後悔しない、後悔しないイコール自分には負けないということなので、それだけを自分に言い聞かせてやったつもりです」


【坂本清】

22:高橋大輔(関西大)

高橋大輔の演技がスタート。SPは82.57点で4位。

大歓声の中、スタートポジションへ。

冒頭、4回転トゥループは転倒。続けて4回転挑んだが、回転が足りず両足着氷。トリプルアクセルは着氷した。ステップでは静止の場面で歓声。

演技後半、2つ目のトリプルアクセルは片手を付いたがコンビネーションにつなげる。トリプルルッツは無理せずダブルの3連続に。トリプルループは回転が開いてしまい着氷が乱れる。トリプルサルコウ、トリプルフリップは着氷した。怪我の影響の中、果敢に2度の4回転にチャレンジしたが、クリーンな演技にならず。フィニッシュでは何か悟ったような、悲しそうな笑顔を見せた。また、エッジで手を切ったか、右手から血を流している。

フリーの得点は170.24点、SP、フリーの合計252.81点で暫定3位。

■「『五輪はもうないんだろうな』と終わった瞬間に思ってしまった」

「自分の演技ができなかったので、それが一番悔しいです。ミスを重ねていくごとにこれで終わったのかなという気持ちが強くなりました。自分自身に対して情けない気持ちと、最後まで応援してくれた皆さんに、そのパワーを返せなかったことが悔しいです。緊張感はありましたけど、今日は前向きに気持ちを強く持っていけたと思います。ただそれが結果につながらなかったのが悔しい。

(ひざの影響は?)それは分からないです。もちろんなかったとは言えないと思いますし、そこで逃げている自分もいたかもしれないし、これが自分の実力だと思うので、それは受け止めたいと思います。ジャンプのミスが続いた中で、ああやって拍手をくれたので、すごく心からうれしかったです。たぶん僕のスケート人生で一番苦しかった全日本だと思います。その厳しい壁を乗り越えられなかった自分自身に対して、もっとできる自分がいるんじゃないかという気持ちもあるんですけど、それができなかったのが悔しいです。まだ(ソチ五輪代表が)発表されていないので、分からないですけど、これからの自分の人生にすごく貴重な経験になったと思います。

(演技が始まる前はどういう気持ちだったのか?)思い出せないです。でも、マイナスのことを考えずに思い切りやりました。

(4回転を1つにする選択肢もあったのでは?)2本目はすごく迷って、回ったあとコーチからは『1本にしておけば良かったんじゃないか』と言われましたが、そこまで考える余裕もなく、自分自身に負けてしまいそうだったので、思い切りよくやろうと思っていました。今回はあまり冷静ではなかったかなと。ジャンプはダメでしたけど、それ以外はしっかりやろうと、プログラムとしてのパワーは出せたと思っています。これが最後になるかもしれないですし、最後になってもいいという気持ちで感謝を込めて、演じました。

(滑り終わって一番感じたことは)自分に対する情けなさというか、悔しいというより、自分に対していろんな面で、気持ちで逃げていた自分が今季はいたと思うので、そういう自分に対して腹立たしく、情けなかったと思います。(最後のステップは)体力ある限り滑り切ろうと。ジャンプで失敗してしまったので、滑りだけは最後までパワフルにいきたいと思っていました。

(コーチからの言葉は?)ちょっと忘れてしまったんですけど、『4回転を1回にしたら良かったのに』とは言われました。(選択に悔いは?)4回転1本にすれば良かったという気持ちはいま思えばありますけど、やってしまいましたし、いままであまりやらずにということはしてこなかったので、自分らしいと思います。

(目が赤いが?)まだ発表されていないですけど、自分の中で『五輪はもうないんだろうな』と終わった瞬間に思ってしまったので、それでですかね。

(手から血が出ているが?)1回目の4回転で転倒したときだと思います。鼻水かと思ったんですけど(苦笑)。触ってみたら赤かったので、たぶんそこだと思います。

(最後というのはどういう意味合い?)五輪、世界選手権、四大陸とありますけど、自分の中で四大陸とかは考えていなくて、五輪しか考えていなかったので、それ以外では自分では終わりと思っています。

(有力選手がそろっていた全日本だったが?)かなり厳しかったですね。自分の調子も上がってこないなかだったので、厳しかったです。男子フィギュア界もここまで層が厚くなったので、それはうれしかったし、その中で一緒に戦えたのは良かったと思います」


【坂本清】

21:織田信成(関西大)

 織田信成の演技がスタート。SPは77.72点で5位。

 冒頭、4回転トゥループでバランスを崩しかけるが、こらえてトリプルトゥループをつける。続く4回転は3回転に。トリプルアクセル-ダブルトゥループはきれいに着氷。ステップを丁寧に踏み、演技後半へ。

 トリプルアクセルをきれいに着氷し、トリプルルッツとトリプルサルコウの3連続も決める。トリプルフリップもきれいに着氷。トリプルループもこらえ、最後はダブルアクセルに変更して落ち着いて決めた。4回転が1つ入らなかったが、ほとんどミスのないクリーンな演技でスタンディングオベーションを誘った。フィニッシュでは笑顔。

フリーの得点は178.75点、SP、フリーの合計256.47点で暫定2位。

■「今後の人生においてすごく良い大会だった」

「昨日よりも良かったと思います。100パーセントではないですけど、なんとか持ちこたえられました。失うものがないと思って、思い切りいこうと思っていました。練習してきたことに悔いはないですし、ショートとフリーに関しても失敗はしてしまいましたけど、それが実力だと思いますし、しっかり反省して、もし次にチャンスがあれば挽回したいと思います。

(今回の全日本はどういう戦いだった?)かなり精神的に厳しかったです。つぶれちゃいそうになるときもあったんですけど、フリーはなんとか持ちこたえられて良かったです。昨日よりはマシだったと思います。

(五輪は?)厳しいと思いますが、ここまで戦ってこれていろいろな経験ができたし、全日本でもいろいろな経験ができたので、今後の人生においてすごく良い大会だったと思います。

(点数見た瞬間うっすらと涙が見えましたが?)もちこたえたなという感じでした。昨日も調子が悪くないなかあんなミスをしてしまったので、ちょっと安心しました。全日本でショートもフリーも2つとも良い演技というのができなかったので、それは後悔ですね。良かった点は、いままでの全日本ではフリーでけっこう失敗することが多かったので、それをしなかった点です。

(昨夜はどんなこと考えていた?)失うものは何もないと思ったので、気持ちを切り替えてリラックスして過ごしていました。

(冒頭のジャンプは?)ちょっと軸がずれたかなと思ったんですが、なんとか着氷でこらえました。

(2本目の4回転は?)少し力が入ってしまったかなと思ったんですけど、そのあとミスすることなくうまくできたと思います。

(昨夜は家族と電話で話した?)そうですね。『失敗してごめんね』と伝えたら『明日は楽しく滑ってくれればいい』と言ってくれました」


【坂本清】

20:宇野昌磨(中京大中京高)

 宇野昌磨の演技がスタート。SPは72.15点で6位。

 曲は「Steps」。冒頭、トリプルアクセルに挑戦も転倒。続くトリプルルッツ、トリプルループは流れのある着氷。スピンでは柔軟性を見せる。後半、トリプルループのコンビネーション、トリプルフリップのコンビネーション、単独のトリプルフリップときれいに着氷すると、ダブルアクセル-トリプルトゥループ-ダブルトゥループもきれいに降りる。終盤は変形イーグルをもりこんだシークエンスで魅せ、最後のトリプルサルコウもきれいに決めた。五輪代表争いの緊張感の中、唯一のジュニアだったが、雰囲気に飲まれることなくできることやりきりガッツポーズ。精神力の強さを見せた。

フリーの得点は144.34点、SP、フリーの合計216.49点で暫定3位。


【坂本清】

19:羽生結弦(ANA)

羽生結弦の演技がスタート。SPは103.10点で大差のトップ。

冒頭、4回転サルコウは転倒、4回転トゥループはこらえ気味だが着氷。トリプルフリップはきれいに降りた。ステップ、スピンをこなし、スローパートでしっとりみせながら演技後半へ。

トリプルアクセル-トリプルトゥループ、トリプルアクセル-ダブルトゥループ、トリプルループ、トリプルルッツとサルコウの3連続、そして単独のルッツと、得点源のジャンプをすべて着氷させた。

緊張感が伝わる演技で今回も4回転サルコウは決まらなかったが、後半立て直して演技をまとめた。

フリーの得点は194.70点、SP、フリーの合計297.80点で暫定トップ。

■「悔しい」フリー

「悔しいです。今年入ってからフリーは悔しいとしか言っていないと思います。点数はいただきました。GPファイナルと同様、最初のサルコウをミスしても、後半のアクセルやコンビネーションで点数を稼げたなと。GPファイナルほど仰天というわけではなかったんですけど、僕自身のための良い演技がしたいなと思いました。4回転サルコウはまだ経験不足なのかなと思います。今年、昨年を含めて、4回転サルコウをずっとやってきて、失敗する回数が増えるほど成功する確率は高くなると思うので、ここでも良い経験をさせてもらったなと思います。

(五輪については?)五輪は出れたら出れたでいいと思っていますし、どんな結果になっても自分のやるべきことをしっかりやっていくことだけだと思うので、五輪どうこうじゃなく、今回の試合の反省点を次の試合に生かしたいと思っています。(4回転サルコウを本番で決めるためには?)ちゃんと見返さないと分からないと思います。それは見返しても分からないものかもしれませんし、ただ自分の感覚としては悔しい気持ちもありますし、サルコウを決められなかったという事実は残るので、次の試合までに修正できるように研究したいと思います。

次の試合がどうなるか分かっていないので、僕自身も皆さんの演技を楽しみにしたいと思っています。実際、点数は出ましたけど、現段階では自身の演技を反省して、次の試合に生かしたいという気持ちです。(自分に集中できた?)できたと思います。サルコウで失敗したあとトゥループは意地でも決められたのは、自分にしっかりと集中して、6分間練習でも良くなかったし、どう自信を持つかが課題になっていたので、それができたと思います。

(体力面はどうか?)思ったほどは疲れなかったのはあります。確かにペースは落としましたが、最後までジャンプはやりきれたし、危なかったジャンプもありましたが、危なかったジャンプはすごく体力を使う。その中で最後までよろけずにやりきれたのは良かったと思います。

(スピンは意識した?)跳ばなかったです(笑)。あそこで跳んで、GOEでマイナスになるよりも、今回は速く回ることを意識して、きれいに終わることを心掛けました。ただ、これじゃ、まだ自分の全力じゃないと思っているので、次の試合に向けて期間があると思いますし、絶対できるようにしたいと思っています。

(氷をたたいていたが?)ありがとうございますという気持ちです。ただ、その中でもトゥループなんて跳べた感覚ではなかったですし、それを立たせてくれたのは氷が味方してくれたなと感じたので、本当にありがとうございましたと言いました。

(今日は100点満点で何点くらい?)60点くらいですかね。ファイナルの時点では75点くらい取れたと思うんですけど、期間が2週間くらいあったので、そこで成長しきれていないという感情はあります。

(モチベーションの源泉は?)演技が終わったあとだからこういうことを言えるのかもしれないですし、エキシビションが終わったあとに燃え尽きるかもしれません。現時点ではサルコウを跳べなかったという悔しさがすごくあるので、次の試合に向けて頑張りたいと思います。サルコウの確率は絶対に良くなっていると思います。トゥループの前に1回入れていた時から比べれば、絶対に確率は高い。それを試合で決めるとなればまた難しくて、その試合での感覚というのを今回の経験と練習で照らし合わせて、練習していくしかないと思います。

(去年の全日本と比べて今年はどうだったか?)去年は4回転を両方ともステップアウトしてしまったので、それに比べればサルコウは回り切っていますし、トゥループは無理くりでも立ったので、絶対に成長したと思っています。点数的にも成長していると思います。(メンタル的な成長は?)それはすごく感じます。去年の自分と比べたら舞いあがらなかったと思いますし、1番滑走とか2番滑走とか、あまり得意とは思っていない滑走順でもしっかりと頑張れたので良かったと思います。

(初の選考会を終えて)緊張しましたね。報道の皆さんの雰囲気もピリピリとしていましたし(笑)。僕はチャランポランとやっていたんですけど、自分のペースは守り切れていたし、今季すべてパトリック(・チャン)選手と当たったことが良い経験となったからかなと思います。(次の試合が五輪だったら?)やるしかないです。やるべきことをやるだけです。僕のペースを守るためのキーワードがそれだと思っています」


【坂本清】

18:無良崇人(岡山国際スケートリンク)

無良崇人の演技がスタート。SPは71.25点で8位と出遅れた。

冒頭、4回転トゥループはオーバーターン。続くトリプルルッツ-トリプルトゥループはきれいに着氷、トリプルアクセルは抜けてシングルになるが、コンビネーションにする。

中盤のトリプルループも1回転に抜ける。2つ目のトリプルアクセルはトリプルトゥループをつけるもステップアウト。トリプルフリップはこらえ気味だが着氷。終盤、2つ目のトリプルルッツはきれいに着氷、トリプルサルコウも決める。SPの出遅れから巻き返しを図ったが、ジャンプをまとめられなかった。

フリーの得点は145.47点、SP、フリーの合計216.72点で暫定トップ。


【坂本清】

17:山本草太(邦和SC)

山本草太の演技がスタート。SPは65.90点で11位。

曲は「ローレライ」。冒頭、トリプルアクセルに挑戦。両足着氷となる。続くトリプルルッツは転倒、スピンでもバランスを崩す。トリプルフリップ-ダブルトゥループはこらえて着氷。中盤のダブルアクセルからトリプルサルコウの3連続はサルコウでバランスを崩す。後半、トリプルループは着氷するが、ルッツが1回転に。続くトリプルフリップはコンビネーションで着氷、トリプルトゥループもこらえた。大技を組み込んだシニア用の長いプログラムで挑み、スピード感のあるスケーティングを見せたが、ショートとは違ってジャンプをコントロールし切れなかった。

フリーの得点は104.72点、SP、フリーの合計170.72点で暫定7位。


【坂本清】

16:佐々木彰生(明治大)

佐々木彰生の演技がスタート。SPは65.73点で12位。

曲は「80S」。序盤から大きな手拍子の中、トリプルアクセルはステップアウト。続くトリプルルッツ-トリプルトゥループは着氷。2つ目のトリプルアクセルは回転が足りず転倒。ステップの入りでは歓声が起こる。

中盤のトリプルループはダブルに。演技後半、トリプルサルコウのコンビネーションは着氷したが、トリプルフリップは転倒。片手を挙げたトリプルルッツは着氷、ダブルアクセルも決めた。最後は力を振り絞ってリズム感たっぷりにステップを踏み、フィニッシュ。やや疲れもあったが、滑りきった。

フリーの得点は122.65点、SP、フリーの合計188.38点で暫定6位。


【坂本清】

15:坪井遥司(岡山大)

坪井遥司の演技がスタート。SPは67.22点で10位。

曲は「白鳥の湖」。冒頭にトリプルフリップからの3連続を着氷し、続くトリプルアクセル-ダブルトゥループ、トリプルサルコウも着氷。「ブラックスワン」からチャイコフスキーの白鳥の湖に変わり、演技後半へ。2つ目のトリプルアクセルもクリーンに降りると、続けてトリプルルッツのコンビネーション、トリプルトゥループ、トリプルルッツとすべてきれいに着氷。最後のダブルアクセルは惜しくもステップアウトしたが、ほぼミスのない好演技で場内からは大きな拍手。

フリーの得点は141.36点、SP、フリーの合計208.58点で暫定2位。


【坂本清】

14:中村健人(立教大)

中村健人の演技がスタート。SPは69.16点で9位。

曲はベートーベンの「ピアノ協奏曲第5番 皇帝」。冒頭のトリプルアクセルは転倒。続くトリプルトゥループ、トリプルループはきれいに着氷する。

演技後半、2つ目のトリプルアクセルを着氷するが、フリップが2回転に。トリプルルッツからの3連続は着氷、トリプルサルコウのコンビネーションも決める。最後のトリプルルッツは片手をついたが踏ん張った。いくつかミスはあったが、持ち前の華やかな演技を披露。本人は納得したような笑顔を見せている。

フリーの得点は136.33点、SP、フリーの合計205.49点で暫定3位。


【坂本清】

13:田中刑事(倉敷芸術科学大)

田中刑事の演技がスタート。SPは71.78点で7位。

曲は「ドクトルジバゴ」。冒頭、4回転トゥループは途中で開いてしまいバランスを崩す。続くトリプルアクセル-ダブルトゥループは着氷。フリップのコンビネーションは2回転-2回転になる。

後半、2つ目のトリプルアクセルも着氷し、トリプルサルコウからの3連続、トリプルルッツも着氷。終盤、トリプルフリップ、トリプルループも着氷した。チャレンジした大技は決まらず、昨日と同じジャンプでミスが出たが、体を大きく使った表現で演技をまとめた。

フリーの得点は139.74点、SP、フリーの合計211.52点で暫定トップ。

■「4回転は空中で空回りしてしまった」

「4回転ジャンプは空中で空回りしてしまったので、切り替えて次のジャンプに集中しました。得点に合った滑りはできなかったと思います。このような大きなリンクで滑ることができたので、もしまたこういうところで滑ることができたら、今回の経験を生かしたいと思います。

今大会は五輪を狙う先輩方を間近で見られてすごく勉強になります。もし僕が同じような立場だったらプレッシャーがすごいと思います。こうしたことを学ぶのが今大会の目的でした。6分間練習なんかを見ていても4回転をシニアの選手でも失敗する。すごい場なんだと思いました。

今季は4回転を入れているんですが、練習でもあまり跳べていなかったので、あくまで挑むという感じです。課題はその次のアクセルだと思っています。ただ後半は疲れで足が動かなくなってしまいます。もう1度作り直して、組み立てていきたいと思います。もし世界ジュニアに行くことができたら、自分の力を出し切って、納得がいく演技をしたいです」


【坂本清】

12:村上大介(陽進堂)

村上大介の演技がスタート。SPは65.71点で13位。

曲は「グラディエーター」。冒頭、4回転サルコウをきれいに着氷。続くトリプルアクセルはステップアウトしたが、コンビネーションにつなげた。トリプルルッツ-ダブルトゥループも着氷。手拍子に合わせてステップを踏み、スピンのあとから演技後半。

2つ目のトリプルアクセルも着氷すると、単独のトリプルフリップ、トリプルフリップのコンビネーション、トリプルループと立て続けに着氷。終盤のトリプルサルコウも決めた。ショートでミスがあり出遅れたが、アクセルの小さなミス1つにおさえる好演技。フィニッシュでは大きくガッツポーズをし、感極まったように顔を覆った。

場内はスタンディングオベーションが起こっている。

フリーの得点は140.15点、SP、フリーの合計205.86点で暫定トップに立った。

11:本田太一(関西大学中・高スケート部)

本田太一の演技がスタート。SPは59.34で15位。

曲は「Legend of 2000」。冒頭のトリプルルッツはステップアウトしたが、続くトリプルフリップ-ダブルトゥループはきれいに着氷。サルコウは抜けて1回転に。ダブルアクセルからの3連続を着氷し、演技後半へ。トリプルトゥループはきれいに着氷、トリプルフリップもこらえる。大きな手拍子の中、ステップを丁寧に踏んで、終盤にトリプルトゥループ-ダブルトゥループを着氷。一番最後にダブルアクセルを決めてフィニッシュ。後半はややスピードが落ちたが、ジャンプはこらえてまとめた。

フリーの得点は111.13点、SP、フリーの合計170.47点で暫定2位。

10:磯崎大介(同志社大学F)

磯崎大介の演技がスタート。SPは51.62点で18位。

曲は「不思議の国のアリス」。自作のプログラムで滑る。冒頭のトリプルルッツはステップアウト、続くトリプルサルコウは着氷。トリプルトゥループは軸が斜めになり転倒する。

後半、トリプルフリップで転倒したが、トリプルループを着氷するとダブルアクセルのコンビネーションも決める。トリプルループ、ダブルアクセルもそれぞれコンビネーションで着氷した。細やかに曲の世界を表現し、中盤のワルツでは手拍子も誘った。

フリーの得点は107.15点、SP、フリーの合計158.77点で暫定4位。

9:近藤琢哉(慶應義塾大)

近藤琢哉の演技がスタート。SPは52.80点で17位。

曲は「ドラゴン」。冒頭、トリプルルッツ-トリプルトゥループをこらえながら着氷。続くアクセルは途中で回転が開き、前向きに降りる。2つ目のルッツは2回転になったが、ダブルアクセルはきれいな着氷。

後半、トリプルループからの2連続をきれいに着氷し、トリプルサルコウ、トリプルループともに流れのある着氷。最後のトゥループはダブルに。コレオシークエンスではバレエジャンプで少しバランス崩したが、スピード感たっぷりに滑りきった。抜けはあったが転倒なくまとめ、満足そうにリンクから上がった。

フリーの得点は109.47点、SP、フリーの合計161.27点で暫定3位。

8:野添紘介(明治大)

野添紘介の演技がスタート。SPは53.89点で16位。

曲は「VAN HELSING」。冒頭、トリプルアクセルをきれいに着氷すると、続けて2つめのトリプルアクセルも決めてコンビネーションにする。トリプルルッツ、トリプルフリップもこらえながら着氷。

演技後半、トリプルトゥループ-ダブルトゥループもきれいに着氷。終盤のトリプルサルコウは転倒、続くトリプルトゥループも転倒。最後のダブルアクセルは決めた。中盤から後半にかけてかなり疲れが見えたが、予定よりも難度を上げた攻めのプログラムで、大技を成功させた。

フリーの得点は102.13点、SP、フリーの合計156.02点で暫定3位。

7:日野龍樹(中京大)

日野龍樹の演技がスタート。SPは64.18点で14位。巻き返しなるか。

曲はプロコティエフの「ロメオとジュリエット」。冒頭の4回転回転トゥループは惜しくもステップアウトして手をつく。続くトリプルアクセルもステップアウト。トリプルルッツのコンビネーションは2本目に3回転をつける。トリプルループはこらえながら着氷。

演技後半、2つ目のトリプルアクセルはきれいに着氷し、しっかりとコンビネーションに。トリプルルッツはダブルになるが、終盤のトリプルフリップを着氷すると、最後のトリプルサルコウに何とかトリプルトゥループをつけて踏ん張った。序盤にミスはあったが崩れずに最後まで滑りきった。

フリーの得点は127.02点、SP、フリーの合計191.20点で暫定トップ。


【坂本清】

6:山田耕新(関西大)

山田耕新の演技がスタート。SPは49.89点で19位。

曲は「るろうに剣心」。赤紫の和風な衣装。冒頭、トリプルアクセルをこらえながら着氷。続くトリプルフリップもこらえ、トリプルサルコウのコンビネーションも着氷。トリプルトゥループのコンビネーションは3連続にする。ステップのあと、演技後半へ。

トリプルサルコウ、トリプルルッツ、ダブルアクセル、トリプルトゥループと、単独のジャンプを次々と着氷させる。ほぼミスのない演技で最後まで滑りきり、フィニッシュでしばらく余韻に浸るように静止したあと、大きな声で「よし!」とガッツポーズを見せた。リンクサイドのコーチも飛び上がって大喜び。

フリーの得点は111.48点、SP、フリーの合計161.37点で暫定トップ。

5:山本拓海(関西学院大)

山本拓海の演技がスタート。SPは45.93点で22位。

曲は「レ・ミゼラブル」。冒頭、トリプルフリップはこらえながら着氷、続くトリプルルッツはダブルに。トリプルサルコウはきれいな着氷、中盤のトリプルループも流れのある着氷。後半に入り、単独のトリプルトゥループ、トリプルトゥループのコンビネーションはいずれもこらえる着氷。続くトリプルサルコウは転倒。最後のダブルアクセルは踏ん張った。中盤のスローパートでは情感豊かにミュージカルの世界を表現した。

フリーの得点は89.02点、SP、フリーの合計134.95点で暫定3位。

4:橋爪峻也(中京大)

橋爪峻也の演技がスタート。SPは42.10点で24位。

曲は「ロードオブザダンス」。冒頭のトリプルアクセルは転倒。続くトリプルループはきれいに着氷したが、トリプルフリップはダブルに。

演技後半、トリプルトゥループからの3連続をきれいに決める。トリプルサルコウは片手をついてこらえ、もう1つトリプルサルコウをコンビネーションにする。アイリッシュ調のリズムに合わせて軽快にステップを踏み、終盤のトリプルトゥループ、ダブルアクセルもこらえた。大技は決まらなかったが、その後は大きなミスなく演技をまとめた。

フリーの得点は91.58点、SP、フリーの合計133.68点で暫定4位。

3:友野一希(上野芝スケートクラブ)

友野一希の演技がスタート。SP47.98点で20位。

曲は「Diablo Rojo」。冒頭、トリプルアクセルに挑戦したが、両足着氷で転倒。続くトリプルルッツ、トリプルフリップ-ダブルトゥループはきれいに着氷。スローパートに入り、トリプルサルコウ、トリプルループと続けて着氷する。中盤、単独のトリプルフリップも着氷させたが、トリプルサルコウのコンビネーションではややバランスを崩す。最後はトリプルトゥループからの3連続を何とか跳び切って、歓声が上がる。ジュニアから初参戦した大舞台だが、ラテンの速いテンポに合わせた細かくキレのあるダンスで大きな拍手を浴びた。

フリーの得点は107.32点、SP、フリーの合計155.30点。

2:近藤眞樹(関西学院大)

近藤眞樹の演技がスタート。SPは43.16点で23位。

曲はラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」。冒頭、トリプルループを着氷。続くフリップはバランスを崩し手をつく。ダブルアクセルは流れのある着氷。後半、トリプルサルコウのコンビネーションは2本目が1回転に。トリプルトゥループはこらえる。終盤、2つ目のトリプルサルコウは片手をつきながらこらえ、トリプルトゥループをコンビネーションに。ところどころミスはあったが転倒せずにまとめた。

フリーの得点は91.41点、SP、フリーの合計134.57点。

1:吉野晃平(関西大)

吉野晃平の演技がスタート。SPは47.90点で21位。

曲は「仮面の男」。冒頭のルッツは抜けて1回転に。続くトリプルフリップ、トリプルサルコウはきれいな着氷。ダブルアクセルも決めた。ステップのあとから演技後半。フリップがダブルになりトリプルトゥループはこらえきれず転倒したが、2つ目のダブルアクセルはこらえる。トリプルトゥループもこらえて何とかコンビネーションに。終盤は場内の手拍子に合わせて力強くステップを踏んだ。

フリーの得点は88.24点、SP、フリーの合計136.14点。


↓リザルト

http://www.jsfresults.com/National/2013-2014/fs_j/nationals/index.htm

↓別ブログに男子FS動画を紹介しております。

http://ameblo.jp/shuppansport/entry-11734846900.html
全日本選手権2013 男子FS 動画


羽生結弦選手、優勝おめでとうございます。

町田樹選手、銀メダルおめでとうございます。

小塚崇彦選手、銅メダルおめでとうございます。


羽生選手の優勝は、確実だったでしょう。

ソチ五輪代表も決定いたしました。

ソチ五輪、頑張って欲しいと思います。

町田選手もほぼ内定でしょう。

問題は、3人目です。

小塚選手が3位に食い込みましたね。よくやりました。

これで選考対象になったでしょう。

織田選手は、どうでしょうか。

世界ランクは小塚選手より上ですし、ファイナルに出場、表彰台という実績があります。

問題は高橋選手です。

4位ならば、まだあれだったのでしょうが、5位になってしまいました。

しかし、選考対象にはなるでしょう。

個人的には、高橋選手は、代表になれるのでは思っております。

それは次の記事で書きたいと思います。



↓皆さま、フリーお疲れ様でした。


人気ブログランキングへ

高橋大輔は五輪代表に選ばれるだろう

$
0
0

五輪代表、きょう決定 男子3人目は小塚か高橋か

2013/12/23 2:01 日本経済新聞

 フィギュアスケートのソチ五輪出場枠は男女とも3ある。選考基準では、全日本選手権の優勝者が最優先で代表入りするとしており、羽生の代表がまず確定。2人目は全日本の2位と3位、グランプリ(GP)ファイナルの日本人最上位メダリストから選考し、3人目はここで漏れた選手と、世界ランキング、国際スケート連盟公認の今季最高得点で日本勢の上位3傑から選ぶ。

 全日本2位は町田、同3位は小塚だが、町田が世界ランクなどの基準で小塚を上回るため、初の代表入りが確実。3人目は小塚、世界ランクなどで上位3傑に入る高橋の2人が対象となる。

 2010年バンクーバー五輪銅メダリストの高橋は実績は十分。今季もNHK杯で優勝したが、11月末に右脚すねを故障し全日本は精彩を欠いた。一方の小塚は11年世界選手権銀メダリスト。実績は高橋に劣るが、上り調子で全日本の表彰台に立った。日本スケート連盟はこれらを総合的に判断して23日に代表を発表するが、難しい判断を迫られそうだ。

五輪代表どうなる?羽生決定、町田も当確 高橋と小塚の争いは混とん

 ソチ五輪最終予選会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権第2日は22日、さいたまスーパーアリーナで男子フリーなどが行われ、2連覇を飾った羽生結弦(19=ANA)の代表入りが確定した。

 ソチ五輪の代表枠は男女ともに3。選考基準は(1)全日本選手権の優勝者は代表に決定。(2)2人目はGPファイナル日本人最上位メダリストと全日本の2、3位選手の中から選考。(3)2人目の選考から漏れた選手と、世界ランク日本人上位3人、国際大会のベストスコア日本人上位3人の中から3人目の代表を選考する…となっており、(1)に該当する羽生がまず決定。

 GPファイナル日本人最上位メダリストのため、2人目は全日本2、3位の町田樹(23=関大)、小塚崇彦(24=トヨタ自動車)のどちらだが、今季のスケートアメリカ優勝、ロシア杯優勝、GPファイナル4位と国際大会で実績を残し、今大会でも成績上位の町田が選出されることが確実。3人目を小塚と全日本5位の高橋大輔(27=関大大学院)で争うことになる。

 高橋はNHK杯でマークした268.31点が羽生に次ぐ今季日本人2位、世界ランクも羽生に次いで日本人2番手につけているが、全日本で5位という結果がどう評価されるか。選考は最後まで分からなくなってきた。五輪代表は23日の全競技終了後に発表される。

[ 2013年12月22日 23:06 ]スポニチ

高橋流血、ジャンプ失敗5位 ソチ厳しく…最後の演技?

フィギュアスケート全日本選手権第2日 (12月22日 さいたまスーパーアリーナ)

 10年バンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔(27=関大大学院)はSP4位の出遅れを挽回できず、5位に終わった。2度の4回転を含めてジャンプでミスを連発して3大会連続の五輪出場は厳しい状況。今季限りの現役引退を表明しており、これが最後の演技となる可能性もある。SPで首位の羽生結弦(19=ANA)がフリーも圧巻の演技で優勝、五輪代表を決めた。SP2位の町田樹(たつき、23=関大)も2位で初代表は確実。SP3位の小塚崇彦(24=トヨタ自動車)が3位に入った。五輪代表は23日に競技終了後のフィギュア委員会理事会で決定し、発表される。

 鳴りやまない拍手を浴び、目を潤ませた高橋は四方に向かい、深々と頭を下げた。「自分の演技をできなかった。応援してくださった方々にパワーをお返しできず悔しい」。今季限りの現役引退を表明して臨んだ中、5位に終わったことで五輪への望みは厳しくなった。

 「五輪はもうないんだろうなと終わった瞬間に思った」

 演技後、目を真っ赤に腫らして言葉を絞り出した。真っ先に行われたテレビ中継の取材対応で冒頭、感情を抑え切れないように「いや…、全く…、自分の演技が…」と漏らして一度はカメラの前を離れた。再び姿を見せると「これで最後の演技になるかもしれないと思ったら“ありがとうございます”という気持ちだった」と言葉を選んだ。

 今大会は世界選手権(3月・埼玉)、四大陸選手権(1月・台湾)の選考会も兼ね、その代表に選出される可能性もあるが「それ(五輪)以外は終わり」と五輪以外は出場しない意向を示した。

 演技開始前から嫌な前兆があった。直前の6分間練習で4回転ジャンプに3度挑み、全て失敗。本番でも、冒頭の4回転トーループで転倒し、両手をついた際に右手をケガして流血した。2つ目の4回転は回避する手もあったのに、「やらないより、やる方がいい。それが自分らしい」と果敢に挑戦して両足着氷。ジャンプが失敗した分、定評のあるステップとスピンで観客を魅了したのは元王者の意地だった。

 不安だけを抱えて迎えた最終選考会。08年に手術した右膝の古傷は痛み、11月26日に右すねを負傷するなど栄光を支えた足は悲鳴を上げていた。長光歌子コーチは「五輪(代表選考)の懸かる全日本じゃなければ出場していない。あと1週間ほしかった」と漏らした。

 代表争いで羽生に次ぐ有力候補とみられながら、当確には最終選考会で3位以内が必要だった。「スケート人生で一番厳しい全日本だった。男子のフィギュア界は層が厚くなった。その中で一緒に戦えたのはよかった」。言葉には、かつての第一人者の誇りがあった。

[ 2013年12月23日 05:30 ]スポニチ

高橋、絶望的5位「五輪、ないんだな」

2013年12月23日デイリースポーツ

「フィギュアスケート・全日本選手権」(22日、さいたまSA)

 男子フリーが行われ、3大会連続の五輪代表入りを狙った高橋大輔(27)=関大大学院=は、ジャンプのミスが響き252・81点で5位に後退。五輪代表入りは厳しくなった。羽生結弦(19)=ANA=が、297・80点で2連覇を飾り、初の五輪代表に決定。町田樹(23)=関大=も2位となり、代表入りが確実となった。残る1枠は3位に入った小塚崇彦(24)=トヨタ自動者=と、高橋との選考になった。ソチ五輪代表は23日の全日程終了後に発表される。

 運命の4分半が終わりを迎えた。フリー「ビートルズ・メドレー」のラスト「ザ・ロング・アンド・ワインディングロード」の優しい旋律が止まった時、高橋は悲しげに笑い、そして涙を我慢した。

「もう、五輪はないんだなと思った」

 冒頭の4回転トーループで転倒し、右手のひらを切り出血した。その後も次々とジャンプでミスが出た。遠のく夢舞台を感じながら、それでも最後は覚悟したかのように懸命にステップを踏んだ。SP4位から5位に転落。選考上、厳しい立場に立たされた。

 4年に1度、夢舞台に臨む前に、いつもスケートの神様は、この男に試練を与える。10年バンクーバー五輪の時は、右ひざ前十字じん帯を断裂。それでも五輪まで進み、銅メダルを獲得した。そして、今年はスランプから脱出し、11月のNHK杯で復活優勝。「ソチで金メダルを」と初めて公言した直後、全日本の2週間前に、再び右脛骨骨挫傷という故障が襲った。試練というには、あまりに最悪のタイミングだった。

長年苦楽をともにしてきた長光歌子コーチは「正直、あと1週間欲しかった。それでも、バンクーバーが終わって、よくここまで走り続けてくれた」と覚悟したように話した。

 23日にソチ五輪代表は発表される。長く、曲がりくねった道の先に、もう男が立つ舞台はないのか…。


演技後、流血した右手を見つめる高橋大輔(撮影・飯室逸平)

小塚崇彦か高橋大輔か ソチ五輪代表を巡って起きる議論

THE PAGE THE PAGE 2013年12月23日03時14分

泣きながら笑っていた。高橋大輔の複雑怪奇な表情。

 『笑い』はミスをしても惜しみない拍手を続けてくれたファンへの気持ち。そして『涙』は満足のいかない滑り、不完全燃焼……己のスケート人生は、ここで終わってしまうのか……そんな心の嘆きが聞こえてきそうな慟哭(どうこく)に思えた。

 舞台裏でテレビのインタビューアーにマイクを突きつけられると、嗚咽が止まらず喋れない。心境を言葉にするには、一度、奥に引っ込んで仕切りなおさねばならなかった。

 「自分の演技ができなかった。それが一番悔しい。ミスを重ねていくごとに“これで終わったのかな”という気持ちが強くなった。自分自身への情けない気持ちと応援してくれた皆さんにパワーを返せなかったことが悔しい……でも、これが自分の実力。受け止めたい。僕のスケート人生で一番苦しかった全日本でした。その厳しい壁を乗り越えられなかった自分自身に対して、もっとできるはずの自分がいるという気持ちもあるんですが……それができなかったことが悔しいんです」

 右手は血で赤く染まっていた。転倒した拍子にカットしたのだろう。11月に右足の脛を痛め、大会の1週間前まで満足な氷上練習はできなかった。陣営は直前まで棄権を検討してほどだった。ショートの滑りには、その右足の怪我の影響がモロに出たが、それでもフリーのプログラムには4回転ジャンプを2つ入れた。試合後、コーチからは「1回で良かったんじゃないか」と言われたが、試合に勝つため
の冷静さよりも高橋の「逃げたくない」という気落ちが上回っていた。

 ビートルズナンバーが流れ出した初っ端にその4回転ジャンプに失敗して転倒した。それでも続けてトライした4回転は両足着氷となってしまう。2つ目のトリプルアクセルでは手を着いた。だが、高橋の演技に“あきらめ”はなかった。ステップやスピンにシークエンス。世界が認めている構成点(芸術点)につながる演技には、鬼気迫るほどのエネルギーが溢れていた。

 フリーの得点は170.24ポイントと伸ばすことができず、SP、フリーの合計得点は252.81で5位という結果に終わってしまった。

 「まだ発表されていないですけど、自分の中で『五輪はもうないんだろうな』と終わった瞬間に思ってしまった」

 試合後、高橋は達観したような表情で、そう語った。 だが、果たして高橋の3度目の五輪出場は本当に消えてしまったのだろうか。

 公にされている五輪の男子シングルの選考基準は、(1)1人目は全日本選手権優勝者を選考する。(2)2人目は全日本2位、3位の選手とグランプリファイナルの日本人表彰台最上位者の中から選考を行う。(3)3人目は(2)の選考から漏れた選手と、全日本選手権終了時点でのワールド・ランキング日本人上位3名、ISUシーズンベストスコアの日本人上位3名選手の中から選考を行う、とされている。

 この基準に照らし合わせれば、ワールドランキングとベストスコアで羽生に次いで2位に入っている高橋にも、まだ出場資格は残っていることになる。単純に選考基準を「全日本の上位3人で決定」としておかなかった背景には、五輪で本当にメダルを狙うことのできる選手を選びたいという連盟の意図があった。おそらく五輪でメダルを獲得できる有力候補が、なんらかのアクシデントで全日本で3位以内に入れなかった場合のリスクを考えていたのだろう(それは浅田真央を想定していたものだったかもしれないが)。

 大きな成長を遂げて安定した演技で2位に入った町田樹が、羽生結弦に続く2人目の代表に選ばれることは、ほぼ間違いないだろうが、3位に入った小塚崇彦と5位の高橋のどちらを選ぶのかという“3人目の代表”については選考委員会で議論が起きるだろう。

 元全日本4位で現在インストラクターとしても活躍されている今川知子さんは「2人共にメダルを狙える選手ですが、選考委員会ではおそらく意見は分かれると思います。高橋選手の怪我の状態が、ソチ五輪までの期間で、どれくらい回復して、どれくらいの練習量を積めるのかという見通しも選考の大きなポイントではないでしょうか」と見ている。

 プログラムにしても高橋は4回転を2つ入れてきたが、小塚はひとつしか入れてこなかった。今季の国際舞台での実績で言えば、高橋はスケートアメリカで4位、NHK杯では優勝した。一方の小塚は故障の影響もあって、そのスケートアメリカで6位、中国杯で3位の成績に終わっている。

 小塚と高橋の得点差は12点。この得点差を「大きい」と評価する人がいれば、「4回転ひとつの基礎点が10点だから、たかが10点」と評価する人もいる。元全日本2位で現役時代には4回転ジャンプで活躍した中庭健介さんは、あくまでも「個人的な意見」と断った上で、高橋選出論を支持した。

 「故障の影響で3つほど大きなミスをして技術点は出ませんでしたが、プログラムコンポーネントスコア(構成点)では、優勝した羽生選手を上回る94.70(羽生選手は94.10)を出しています。構成点の各項目で、平均して8.80から9.25のスコアを取れるのが、高橋選手の長所で五輪でメダルを獲得するためには、とても重要な部分なのです。高橋選手は、観客を引き込む力を持っています。演技に目を留めさせる芸術性の高さですね。採点方法が見直されましたが、構成点については、今でも国際舞台での実績が影響を与えているのが実態だと思います。今回の全日本は競技レベルが非常に高く、誰が選ばれても五輪でメダルを狙える可能性を持っていますが、さらに“メダルに近い選手は誰か”という観点で考えると高橋選手が選ばれてもおかしくないと考えています」
 
 代表を決定する日本スケート連盟は、強化部が推薦した3人を、23日のフィギュア委員会と理事会で協議し、女子フリーの終了後に正式発表することになっている。5位に敗れたが、首の皮一枚で生き残った“日本男子フィギュアの顔”は、果たして3度目のオリンピック出場となるソチへのチケットを手にすることができるのだろうか。

(取材協力/アスリートジャーナル(http://www.athlete-journal.com/))



高橋か小塚か 第3の男争い/フィギュア

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇22日◇さいたまスーパーアリーナ

 男子の高橋大輔(27=関大大学院)が、壮絶に散った。SP4位で迎えたフリーは、右すねのケガを押して4回転2本にトライ。ともに失敗してミスを重ねた。170・24点で合計252・81点の5位と順位を下げた。五輪代表は2連覇の羽生結弦(19=ANA)と2位町田樹(23=関大)の初五輪が確実。3人目は高橋と3位小塚崇彦(24=トヨタ自動車)との争いで、今日23日に日本スケート連盟の理事会で正式決定する。

 血でぬれていた。泣いていた。高橋は、演技を終えて目を赤くした。「自分の中でもう五輪はないんだろうなと思ってしまった。これが多分、最後になる、最後の演技になるんじゃないかと」。集大成と位置づけた今季、全日本で5位の結果に無念さをにじませた。

 手負いで玉砕した。冒頭の4回転で転倒。右手中指から大流血した。「べたべたしていたので鼻水かな」。そのまま2本目の4回転。「すごく迷った。考えると負ける自分がいたと思う。冷静ではなかった」。両足着氷で失敗。その後は演技を立て直せなかった。「ミスを重ねていくうちに、これで終わりかな」。リンクサイドで長光コーチに「2本目は3回転でよかったのに」と言われた。高橋は「あまり(4回転を)やらずに、というのはなかった。自分らしいかな」と、涙を浮かべて寂しく笑った。

 11月26日に右脛骨(けいこつ)骨挫傷。08年に右膝前十字靱帯(じんたい)を断裂しており「ハードに練習すると痛みが出てくる」という古傷に負担がかかった。「膝にまた同じようなことが起きてスケートが滑れなくなると困る」。恐怖心と闘いながら急ピッチ調整も、左右の足で筋肉のバランスが崩れた。けがについて「影響がないとはいえないが、昨日と今日の演技が僕の実力」。長光コーチは「正直あと1週間ほしかった。最後の五輪を決める試合で万全でないのが本当に残念」と涙を浮かべた。ただ4回転は「五輪で金メダル」をとるために3年計画でトライしたもの。安全策で逃げることはしなかった。

 本人は悔し涙を流したが、代表入りの可能性は残されている。羽生、町田は当確。3人目は、高橋と3位小塚との争いになる。日本連盟の小林芳子フィギュア強化部長はこの日、現在の選考基準を作った最大の目標について「金メダルを含む複数メダルをとれる選手たちを選ぶ」と明言している。

 高橋は演技構成点で常に9点台をキープしている。日本連盟は、本大会まで残り2カ月の期間と、表彰台に上がれる可能性を視野に入れて、高橋と小塚から1人を選ぶことになる。「今季はいろんな面で気持ちで逃げていた自分がいた。自分が腹立たしく、情けないと思った」と自分を責めた高橋。5位高橋が3位小塚を上回れば逆転代表といえるが、3度目の五輪切符をつかむ可能性はある。【益田一弘】

 [2013年12月23日11時55分 紙面から]日刊スポーツ


男子フリーで右手から流血しながらもこん身の演技を見せる高橋(撮影・浅見桂子)

3枠目選考は小塚優位か…大輔ならサプライズ選出/フィギュア

 全日本選手権第2日(22日、さいたまスーパーアリーナ)男子で代表決定の羽生、確実な町田に続く3枠目は、3位に食い込んだ小塚が5位の高橋より優位だろう。高橋は世界ランキングでは羽生に次ぐ日本勢2番手で選考基準を満たしているが、小塚と合計得点で12点差に開いた。

 日本スケート連盟は強化部が代表に推薦した3人を、23日のフィギュア委員会と理事会で協議し、正式に決定する。前回のバンクーバー五輪銅メダル、元世界選手権王者の実績や故障を抱えていたことを加味して高橋を推薦すれば、サプライズ選出になる。(共同)


表彰式でメダルを手にする3位の小塚崇彦=さいたまスーパーアリーナ


男子フリーで流血したまま演技する高橋大輔=さいたまスーパーアリーナ(撮影・大里直也)

男子五輪代表の3人目は高橋か小塚=全日本フィギュア

 日本スケート連盟が定めたフィギュアのソチ五輪代表選考基準で、男子は全日本選手権優勝の羽生結弦の代表入りが決定し、全日本2位で、残りの基準を満たしている町田樹も当確となった。残り1枠は、世界ランキングと今季最高点で基準をクリアしている全日本5位の高橋大輔と全日本で3位に入った小塚崇彦の2人の争いとなる。

 バンクーバー五輪代表で、全日本4位の織田信成は選考基準を一つも満たすことができず、落選となった。
 五輪代表は23日の全競技終了後のフィギュア委員会で決定する。 

(2013/12/23-00:02)時事


優勝し、笑顔を見せる羽生結弦(中央)。左は2位の町田樹、右は3位の小塚崇彦=22日、さいたまスーパーアリーナ


男子フリーで、手を負傷しながら演技を続ける高橋大輔=22日、さいたまスーパーアリーナ

高橋懸命演技も5位、長光コーチも涙

2013年12月23日デイリースポーツ

「フィギュアスケート全日本選手権」(22日、さいたまスーパーアリーナ)

 男子フリーが行われ、3大会連続の五輪代表入りを狙った高橋大輔(関大大学院)は、ジャンプのミスが響き252・81点で5位に後退。五輪代表入りは厳しくなった。

 羽生結弦が2連覇を飾り、初の五輪代表に決定。町田樹も2位となり、代表入りが確実となった。残る1枠は3位に入った小塚崇彦と高橋との選考になった。ソチ五輪代表は23日の全日程終了後に発表される。

悲しげな笑顔の後、グッと涙をこらえた。11月下旬に負傷した右すねの痛みを抱えながらの演技となった高橋は、冒頭の4回転トーループの転倒から、その後のジャンプでもミスが続出。最後のステップでは「転んでもいい。ありったけの力で」と、心を打つ滑りを見せたが、SP4位から順位を落とし5位。五輪代表入りへ、劣勢に立たされた。

 赤く腫れた目で、取材エリアに現れた高橋は「ミスが出る度に、もう終わったかなという気持ちが出た。これが最後の演技になると思った時に、自分自身が情けなかった」と、唇を噛みしめた。

 長年苦楽をともにしてきた長光歌子コーチも、苦しんだ教え子の姿に涙。「正直、あと1週間欲しかった。最後の五輪を決める大会を万全じゃなかったことが残念。でも本当にバンクーバーが終わって、ここまでよく走り続けてくれた」と、覚悟したように話した。


右手から流血しながらも必死に演技する高橋大輔(撮影・飯室逸平)



フィギュア:目を腫らして涙の高橋「皆が強くなった」5位

毎日新聞 2013年12月22日 23時38分(最終更新 12月23日 00時00分)

 フィギュアスケートのソチ五輪代表争いの最終舞台となった全日本選手権(さいたまスーパーアリーナ)で22日、男子はショートプログラム(SP)1位の羽生結弦(ゆづる)=ANA=が2位に20点以上の大差を付ける圧勝で連覇。全日本選手権優勝者を1番手で選出する選考基準により、初の五輪出場を決めた。SP2位の町田樹(たつき)=関大=が2位に入り、初の代表入りは確実。3位はSP3位の小塚崇彦(トヨタ自動車)、4位は織田信成(関大大学院)。

 日本男子をリードしてきた高橋大輔選手(27)=関大大学院=は右すねのけがもあり、ジャンプのミスが重なって5位にとどまった。今季のグランプリシリーズで優勝の実績もあるだけに代表入りの可能性は残されてはいるが、高橋選手自身は「自分に対して情けない。五輪はもうないだろうな」と目を腫らして涙。選考結果は23日夜、日本スケート連盟から発表される。

 高橋選手はフリー演技で、最後から3人目に登場した。冒頭で果敢に4回転ジャンプに挑んだが転倒。その際にスケート靴の刃で右手を切り、出血した。それでもすぐに立ち上がって続行したが、「ミスを重ねていくごとに、これで(五輪行きは)終わったのかなという気持ちが大きくなった」。とはいえステップやスピンでは迫真の演技で観客を沸かせた。

 11月末にジャンプの練習の着地で右すねを痛めた。1週間ほどで練習は再開したが、思うように練習ができなかった不安、周りの選手が急成長している焦り、年齢的に最後の五輪挑戦になるという危機感--。「僕のスケート人生で一番厳しかった」という苦境に追い込まれた。痛みは残るが、五輪切符を争う戦いは待ってくれない。「何も考えず思い切ってやる」と決意して挑んだ大会だった。

 2010年のバンクーバー五輪では銅メダルを獲得。その存在に引っ張られて周りの選手も力をつけたが、その後輩たちに敗れた。「皆が強くなったという思いがある。その中で一緒に戦えたのは良かった」と悔しさをこらえて戦いを振り返った。【石井朗生】


男子フリー、ジャンプで転倒し立ち上がろうとする高橋大輔=さいたまスーパーアリーナで2013年12月22日、貝塚太一撮影


↓こちら、2005年の女子選考が難航した時の事を紹介した記事です。

http://www.nikkansports.com/sports/figure/alljapan2013/skater/alljapan2013-skater01.html

出場権争い混とん/05年全日本フィギュア
 
◇12月23日~25日◇東京・代々木第1体育館

 新たな力の台頭と、それに追いやられるかのような有力選手の低迷。全日本選手権前、06年トリノ五輪女子3枠の出場権を懸けた争いは、混沌を極めていた。当初、4人で争うと見られていた代表候補は、5人に増えていた。さらに、年齢制限で五輪に出場できない浅田真央(15)の存在も行方を惑わせた。たった1つの順位の違いが、天国と地獄の分かれ道を呼ぶ。全日本が、すべての決着の場だった。

 代表選考はこのとき、1つの明確なルールに縛られていた。それは計2年間の大会順位によるポイント制。五輪シーズン開幕前、順位は村主章枝(24)安藤美姫(18)、恩田美栄(23)荒川静香(23)と続いた。だが、GPファイナルで表彰台に上った中野友加里(20)の台頭が、混迷に拍車を掛けた。大会前、1位は安藤、2位は中野と変わり、3位の恩田から4位荒川、5位村主まではわずか14点差の中にいた。先の読めない闘いが、幕を開けた。

村主SP2位からの逆転V

05年全日本フィギュア最終日 笑顔でY字スピンを決める荒川静香

 ショートプログラム。トップに躍り出たのは荒川だった。大会前に、1年9カ月連れ添ったタラソワ・コーチから独立。コーチを急きょ変えて、勝てるプログラムへと挑んだ賭けが吉と出た。68・76点。2位は、シーズン中にずっと股(こ)関節痛に悩まされていた村主の67・30点。66・64点の浅田、62・20点の恩田、61・46点の中野と続き、シーズン途中から不調に陥っていた安藤は60・24点の6位と大きく出遅れた。泣いても笑っても、残すはフリーの1日だけ。

 迎えた運命の日。最終滑走6人が、それぞれの思いを背負って挑んだ。最初に滑った荒川は、その緊張からミスが目立った。合計187・36点。続く浅田が、女子で世界初となる2度のトリプルアクセル(3回転半)を決めて暫定1位に立った後、恩田は1カ月前にプログラムを変えたばかりの中、11度のジャンプを含めて完璧な演技を披露した。だが、荒川にわずか1・30点届かず暫定3位。命運は、残る3人に託された。

 そして、次の村主がこの日の「主役」となった。選考ポイントは最下位。優勝しか道がない中で、圧巻の演技だった。194・16点は、トップにいた浅田を6・06点も上回った。続く中野はトリプルアクセルが認定されず5位のまま。最後の安藤も精彩を欠いてフリーも6位に終わった。優勝は村主。浅田、荒川、恩田、中野と続き、安藤が6位。これが最終結果だった。

37分遅れの会見発表

05年全日本フィギュア最終日 優勝した村主章枝(中央)と2位浅田真央(右)と3位荒川静香

 代表選考会議は、長引いた。選考ポイントは安藤、村主、荒川、中野、恩田の順。ただ、3位荒川と4位中野の差はわずか17点。不調が続く安藤を、そのまま選んでいいのかという議論が、熱を帯びた。予定より37分も遅れた発表の会見。名前を呼ばれたのは安藤、村主、荒川だった。この日はクリスマス。五輪切符という名のプレゼントは、この3人の女性に贈られた。

 また、逃げる高橋大輔(19)と追う織田信成(18)が1枠を争った男子の代表選考は、悲劇にも見舞われた。1度は織田が優勝者として発表され、2位の高橋らと表彰式も行われた。だが、その1時間後に採点ミスが発覚。織田と高橋の順位が入れ替わった。五輪出場が絶望となった織田は泣き崩れ、関係者に抱えられるようにして会場を後に。ほとんどの観客が帰途に就いた深夜、高橋1人で表彰式をやり直した。双方ともにやり切れない結末となってしまった。

※年齢は当時


05年全日本フィギュア最終日 華麗な演技で舞う村主章枝


05年全日本フィギュア最終日 笑顔でY字スピンを決める荒川静香


05年全日本フィギュア最終日 優勝した村主章枝(中央)と2位浅田真央(右)と3位荒川静香

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――ー

2005年のトリノ五輪の選考もいろいろと物議を醸しましたが、この時の選考基準から、全日本の成績を優先しませんでした。

このシーズンの五輪選考基準は、出た試合のポイント制でした。

つまり、全日本の結果(五輪間際の調子)よりも実績を重視した訳です。

まして、安藤選手は全日本で6位でしたが、選考基準をトップで満たしていました。

しかも足の小指を骨折していたにもかかわらず、選んでいただけました。

まあ、五輪での結果は15位で、世間からのバッシングを受けてしまったと言う悲劇もあったのですが、それは選んだスケート連盟の責任でしょう。安藤選手は別の意味で気の毒だった訳ですが……。

今回の基準は以下です。

 『ソチ五輪の代表枠は男女ともに3。選考基準は(1)全日本選手権の優勝者は代表に決定。(2)2人目はGPファイナル日本人最上位メダリストと全日本の2、3位選手の中から選考。(3)2人目の選考から漏れた選手と、世界ランク日本人上位3人、国際大会のベストスコア日本人上位3人の中から3人目の代表を選考する…となっており、(1)に該当する羽生がまず決定。』

3)2人目の選考から漏れた選手と、世界ランク日本人上位3人、国際大会のベストスコア日本人上位3人の中から3人目の代表を選考する…。

今回、三番目の選手を、こういう基準にしたのは、全日本選手権の上位3人では、絶対に選ばないと言う事でしょう。

特にNHK杯で出した、高橋選手の高得点は、怪我の影響がなかったら、全日本でも出せる可能性があった訳ですからね。

後は高橋選手の怪我の具合です。五輪までに治りそうならば、選ばない手はないでしょう。

また小塚選手も、足の痛みを抱えたままですから、五輪での心配もある訳です。

↓高橋選手が選ばれるだろう根拠の決定的理由として、高橋選手が2013年~16年のシンボルアスリートだからです。

http://www.joc.or.jp/news/detail.html?id=4182

<2013-2016>JOCシンボルアスリート/ネクストシンボルアスリート 新規追加契約選手について

カテゴリ:お知らせ2013.07.19

 日本オリンピック委員会(JOC)はJOCシンボルアスリートについて伊藤みき選手(スキー/フリースタイル)と、JOCネクストシンボルアスリートについて日野龍樹選手、本郷理華選手(ともにスケート/フィギュアスケート)、菊池純礼選手(スケート/ショートトラック)と新たに契約を行い、JOCシンボルアスリート計9選手、JOCネクストシンボルアスリート計9選手に、今後のJOCオリンピックムーブメント事業、マーケティング事業関係においてご協力いただくことになりました。

■JOCシンボルアスリート(9名)

1. JOCシンボルアスリートとは
実力、知名度、将来性などを踏まえ、JOCが選考するトップアスリートであり、唯一無二のシンボル的存在として、JOCのマーケティング活動やオリンピック・ムーブメント推進事業に協力するアスリート。

2. 選手一覧

・伊藤みき(スキー/フリースタイル)
・加藤条治(スケート/スピードスケート)
・小平奈緒(スケート/スピードスケート)
髙橋大輔(スケート/フィギュアスケート)
羽生結弦(スケート/フィギュアスケート)
・入江陵介(水泳/競泳)
・内村航平(体操/体操競技)
・吉田沙保里(レスリング)
・福原愛(卓球)

■JOCネクストシンボルアスリート(9名)

1. JOCネクストシンボルアスリートとは
次世代のシンボルアスリートとして、オリンピックをはじめとする国際総合競技大会での活躍が期待され、オリンピックの理念に賛同する選手を競技団体(NF)とともに選出。日本を代表するにふさわしい選手として育成されながら、JOCのオリンピック・ムーブメント推進事業やマーケティング活動に協力するアスリート。

2. 対象となる選手(原則高校生以上で、以下のいずれかに該当する者)

(1)NFにより、特に将来オリンピックで優秀な成績が期待できると判断され、アスリートプログラムに基づくユースエリートとしてJOCに推薦され、JOCが認定した選手
(2)NFより推薦され、JOCがオリンピック有望選手に認定した選手
(3)ユースオリンピック競技大会において優秀な成績を納めた選手
(4)国際競技連盟が主催する世界ジュニア選手権大会、またはそれに準ずる大会において優秀な成績を収めた選手

3. 選手一覧

・渡部暁斗(スキー/ノルディック複合)
・長谷川翼(スケート/スピードスケート)
・日野龍樹(スケート/フィギュアスケート)
・本郷理華(スケート/フィギュアスケート)
・菊池純礼(スケート/ショートトラック)
・山口観弘(水泳/競泳)
・野々村笙吾(体操/体操競技)
・村田夏南子(レスリング)
・谷岡あゆか(卓球)


日野龍樹選手(写真:アフロスポーツ)


本郷理華選手(写真:アフロスポーツ)


最近、P&Gのイメージキャラクターとして、高橋選手と羽生選手が選ばれました。

↓CMも作られましたよね、

http://ameblo.jp/shuppansports/entry-11732034110.html
高橋大輔 羽生結弦 P&Gメイキング

P&G は「ソチ冬季オリンピック公式スポンサー」です。

つまり、○通に、6億円を払ったのでしょうね~。そしてプラスCM制作料も払ったと思われます。

で、選手には2000万円くらいですが……。

高橋選手がソチ五輪代表になれなかったら、これから五輪キャンペーンでCMや広告への売り出しが始まるのに、良い稼ぎ頭がいなくなる訳です。

またP&Gの広告の意図が半減すると言う事です。

これは、高橋選手が選ばれるだろうと言う最大の根拠です。

まあ利用しようと言う、嫌な話ですが、○通が高橋選手が代表にならなかったら、儲けられないと言う事ですね……。

これで選ばなかったら、6億円の収入を捨てるという事です。

嫌な話ですみません。

高橋選手は実力的には、十分五輪で戦っていける選手です。

金メダル候補です。

こんな思惑など関係なく、五輪に行って欲しいと思います。

またSP曲、佐村河内 守さんの「ソナチネ」を全世界に持って行って上げて欲しいと思います。



↓嫌な話で済みませんでした。m(_ _ )m


人気ブログランキングへ

PR: やってみようエコドライブ10のすすめ-政府ネットTV

$
0
0
運転技術や少しの心がけで燃費のいい走りができるのがエコドライブ!詳しくは、こちら

全日本選手権・女子FS 結果

$
0
0

http://live.sportsnavi.yahoo.co.jp/live/sports/figureskate_all/1968/?auto=1

フィギュアスケート:全日本選手権・女子FS


2013年12月23日(月) 16時15分 スタート

鈴木が初優勝、五輪切符決めた! 村上2位、真央は3位

順位 選手名 所属 得点


1位 鈴木明子 邦和スポーツランド 215.18
2位 村上佳菜子 中京大 202.52
3位 浅田真央 中京大 199.50

4位 宮原知子 関西大学中・高スケート部 191.58
5位 今井遥 ムサシノFSクラブ 186.16
6位 本郷理華 愛知みずほ大瑞穂高 176.31
7位 安藤美姫 新横浜プリンスFSC 171.12

詳細

総括


 フィギュアスケートのソチ五輪代表最終選考会を兼ねる全日本選手権が23日、さいたまスーパーアリーナで行われ、女子フリースケーティングでは、前日のショートプログラム(SP)で2位だった鈴木明子(邦和スポーツランド)がフリー144.99点、総合215.18点で初優勝を飾り、ソチ五輪代表入りを決めた。SPトップで、グランプリファイナル優勝の浅田真央(中京大)は、トリプルアクセル2本に挑戦したが不発に終わり、フリー126.49点、総合199.50点で3位。2位には村上佳菜子(中京大)がフリー135.10点、総合202.52点で入った。「ママ」で五輪出場を目指した元世界女王の安藤美姫(新横浜プリンスFSC)はフリー106.25点、総合171.12点で7位に終わった。

 鈴木は、冒頭のトリプルフリップからの3連続ジャンプなどすべてのエレメンツを完璧に決める会心の演技で、200点超えとなる高得点をたたき出し、浅田を逆転。一方の浅田は冒頭のトリプルアクセルはオーバーターン、続いてのアクセルは1回転となるなど、波に乗れず、他の選手が高得点を連発する中、得点を伸ばせなかった。

 逆転表彰台を目指した安藤だったが、トリプルサルコウが1回転になるなど乱れてしまい、五輪代表入りへ最低限となる3位以内には届かなかった。


【坂本清】

1位:鈴木明子(邦和スポーツランド)215.18

2位:村上佳菜子(中京大)202.52

3位:浅田真央(中京大)199.50

4位:宮原知子(関西大学中・高スケート部)191.58

5位:今井遥(ムサシノFSクラブ)186.16

6位:本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)176.31

7位:安藤美姫(新横浜プリンスFSC)171.12

8位:木原万莉子(京都醍醐FSC)160.1

9位:松田悠良(邦和SC)158.29

10位:大庭雅(中京大中京高)157.17

11位:中塩美悠(広島スケートクラブ)156.86

12位:三原舞依(神戸PFSC)152.5

13位:加藤利緒菜(長尾谷高)152.37

14位:上野沙耶(関西大)151.92

15位:坂本花織(神戸FSC)151.85

16位:村元哉中(関西大)141.79

17位:藤澤亮子(飯塚フィギュアクラブ)138.88

18位:友滝佳子(岡山理大附高)137.5

19位:小槙香穂(就実学園)136.24

20位:西野友毬(明治大)133.42

21位:國分紫苑(関西大)131.51

22位:庄司理紗(駒場学園高)127.5

23位:安原綾菜(滋賀レイクスターズ)114.51


【坂本清】

24:浅田真央(中京大)

浅田真央(中京大)の演技がスタート。SPは1位。

大歓声の中、いつものようにアクセルの入りを確認してスタートポジションへ。

冒頭のトリプルアクセルはオーバーターン、続いてのアクセルは迷いがあったか、1回転に抜けて手をつく。トリプルフリップはきれいに着氷。後半、ダブルアクセル-トリプルトゥループを着氷、トリプルサルコウもこらえる。終盤、トリプルフリップからの3連続は2つ目のループがシングルになり、3つめをつけられない。最後のトリプルループは確実に着氷した。最後は大きな手拍子に後押しされてステップとコレオシークエンスを見せたが、緊張感もあったか、好演技の波には乗れず。

フリーの得点は126.49点、合計199.50点で3位に終わった。

鈴木明子が初優勝を飾る。

■「この悔しさを次の試合でパワーアップした演技をするようにしたい」

「朝の公式練習から良いアクセルが跳べなくて、どこいったのかなという感じで本番に臨んだ感じです。(原因は?)自分がどうして跳べなかったか分からないです。今後成功させるためには、これから練習して確率を上げていくことが成功への道だと思います。(ソチに向けて戦略変える?)戦略もないです。自分がいまやっているプログラムを成功させることが最終的な目標です。(佐藤信夫コーチとお話したことは?)信夫先生はアクセルに関しては『いまのままでいい』と言っていました。自分もそのつもりでやりました。(挑戦することのほうが大事?)自分としてはこれが当たり前というふうにしたいので、チャレンジとかではなく、これが自分のベースのプログラムだと思っています。

(点数をつけるとしたら?)う~ん、今日は自分が目指しているレベルで臨むつもりだったんですけど、何個かミスをしてしまったので、得点でつけるとちょっと分からないですね。でも半分以下かなと。自分が目指しているレベルはアクセル2回なので、それが一番大きなパーセンテージを占めています。(次の試合までにどう立て直す?)もうやるだけですね。バンクーバーのときと同じようにいまの時点でベストを出せなかったことは何度もあるので、この悔しさを次の試合にぶつけられるようにもう一度気持ちを切り替えて、この試合よりもパワーアップした演技をするようにしたいです。

(トリプルアクセルがうまくいかなかったあと気持ちを切り替えられた?)アクセルが失敗しても次のエレメンツに集中していました。体力的にもそこまでパワフルでもなかったと思います。(頑張り続けられたのは)最後の最後まで滑り切ることがやることなので、練習してきたことを最後まで力を出すことが当たり前になっています」


【坂本清】

23:村上佳菜子(中京大)

村上佳菜子(中京大)の演技がスタート。SPは3位。

時間をたっぷり使ってスタートポジションへ。冒頭、スピードに乗ってトリプルトゥループ-トリプルトゥループを着氷すると、トリプルルッツ、トリプルループも落ち着いて着氷。しっとりとステップを踏み、安定したポジションのスピンから演技後半へ。トリプルフリップ-ダブルトゥループ、単独のトリプルフリップも決め、ダブルアクセルも着氷。終盤、トリプルサルコウからの3連続も落ち着いて決めた。プレッシャーのかかる中、村上も負けずにクリーンな演技。スピンの途中から拍手が止まらず、また場内は総立ちに。気合の入った表情でガッツポーズを繰り返した。

フリーの得点は135.10点、合計202.52点で暫定2位。

■「先生たちに怒られながら支えてもらったおかげ」

「本当に始まったときはどうなるのかという気持ちしかなかったんですけど、本当にプレッシャーが懸かった最後という大会で、ここまでショートとフリーで良い演技ができたのは、もし五輪に選ばれたらすごく良い自信になったし、五輪でも怖がらずにできるんじゃないかなと思います。(ノーミスでできた要因は?)苦しい練習だと思います。本当に苦しかったので、家で号泣して『もうやめたい』と何度も思いました。だけどそこで逃げず、先生たちに怒られながら支えてもらったおかげで、ここまで良い演技ができたと思います。(それはいつごろ?)ロシア杯が終わって全日本選手権までの間です。

(どんな思いがこみあげている?)いまはまだフワフワした感じなんですけど、落ち着いて先生と話したときに、もっともっと喜びが込み上げてくるかなと。うれしいんですけど、いまはまだフワフワした感じがあります。(どれくらい練習した?)5時間とか6時間の練習で、何回も何回も曲をかけられて、何回も何回もジャンプを跳んで、何回も何回も怒られて、本当に苦しかったです。(どうして耐えられた?)やっぱり先生が怒ってくれたからですね。なんか褒められるのもうれしいんですけど、怒られたときのほうがパワーが出るので、先生はそれを知っているので、なかなか優しい言葉をかけてくれないんですけど、おかげで本当に逃げずにここまでやってこれました。いまは本当にありがとうという気持ちでいっぱいです。

(どんなふうに怒られていた?)怒られすぎて忘れちゃったんですけど、『ここで逃げ出すの』とか『そんなんじゃ足りないよ』とか、本当にたくさんです。たぶん追い詰められたり、やばいと思ったときに力が沸いてくるんじゃないかと思います。(山田満知子先生は12年ぶりの五輪になるが?)本当にうれしいです。でも期待していい演技だったんじゃないかと思うので、先生とその舞台に行けるのはうれしいです」


【坂本清】

22:今井遥(ムサシノFSクラブ)

今井遥(ムサシノFSクラブ)の演技がスタート。SPは6位。

序盤、トリプルフリップ、トリプルループ、トリプルサルコウからの3連続を続けて着氷。音を捉えた中盤のステップでは拍手が起こる。演技後半、ダブルアクセル-トリプルトゥループも着氷、トリプルループのコンビネーション、単独のトリプルサルコウも降りる。最後のダブルアクセルは惜しくもバランスを崩して手をついた。安藤への余韻が残る中での演技だったが、見事に自分の世界に観客を引き込み、フィニッシュでは力強くガッツポーズ。

フリーの得点は125.53点、合計186.16点で暫定3位。


【坂本清】

21:安藤美姫(新横浜プリンスFSC)

安藤美姫(新横浜プリンスFSC)の演技がスタート。SPは5位。

鈴木の高得点のどよめきの中、スタートポジションへ。冒頭、トリプルルッツ-ダブルループをきれいに着氷するが、続くサルコウが抜けて1回転に。ダブルアクセル-トリプルトゥループはこらえた。後半、2つ目のルッツが1回転に。トリプルサルコウは着氷し、続くサルコウのコンビネーションはこらえてオーバーターン。最後のダブルアクセルは単発に抑えた。終盤はやや疲れも見えたが丁寧に滑りきり、場内からは温かい拍手。残念そうな表情をしたが、すぐに笑ってちょこんと頭を下げた。

フリーの得点は106.25点、合計171.12点で暫定4位。点数が出た後も、しばらく拍手が鳴り止まない。


【坂本清】

20:鈴木明子(邦和スポーツランド)

鈴木明子(邦和スポーツランド)の演技がスタート。SPは2位。

白の新衣装で登場。冒頭、トリプルフリップからの3連続は高さのあるジャンプ。続くダブルアクセル-トリプルトゥループ、トリプルルッツも着氷。中盤のステップでは拍手が起こる。演技後半、トリプルフリップを着氷し、トリプルループもこらえる。さらにトリプルサルコウのコンビネーションも着氷。スピード感たっぷりのコレオシークエンスから、最後のトリプルサルコウも降りてガッツポーズ。最後はためを作って余韻たっぷりにフィニッシュ。場内は総立ちになり、力強くこぶしを握って感極まった表情を見せた。

フリー144.99点、合計215.18点。高得点で暫定トップ。

■「あまり五輪は意識せず、本番はやるだけだと思っていました」

「すっきりしました。本当にここまで簡単な道ではなかった中で、支えてきてくれた皆さんの笑顔が思い浮かんで、この全日本でここまでの演技ができて達成感がありました。(長久保裕コーチからは?)『お前を教えてきて初めて涙が出た』と言われました。(それを聞いて)『やった!』と思いました(笑)。滑り出す前にこれが最後の全日本なんだと思って、応援してくれるお客さんの力をパワーに変えて、いま自分ができる精いっぱいの演技をしようと思いました。あとはやるだけだという気持ちで、自分の気持ちとやってきたことを信じるしかないと思ったので、冷静に滑ろうと思っていました。

(五輪が懸かっていたが?)特別な緊張感がありましたが、4年前と違う気持ちになりましたし、怖さも知っていたので、強くいかないといけないと。でもどんな気持ちであれ、この場に立っているのだから、やれることをやるしかないという気持ちで、あまり五輪は意識せず、本番はやるだけだと思っていました。

(点数については?)素直にびっくりです。国内の大会の点数なので、海外の試合で出るかは分からないですけど、自分の自信にはなりました。(最後のポーズを決めた瞬間は?)自分の大好きなスケートと、支えてくれた皆さんに、感謝の気持ちと私のスケートに命を吹き込んでくれてありがとうという気持ちでした。(ハートで滑りたいと言っていたが?)ジャンプに関してはすべてが良いものというわけではなかったので、気をつけるべきところは気をつけていたのですが、そのほかの部分では動きに心を込めることができました。

(五輪に行きたいと強く思うようになったきっかけは?)昨年のGPファイナルでソチに行ってからですね。それまでは続けるか決めていなかったんですけど、ここまでやってきたからには、もう一度ここに戻ってきたいと思いましたし、ここ3年ずっと浅田選手や村上選手とずっと一緒に試合をしてきて、その2人が五輪に向けてやっていたのと、あと今回男子の枠を懸けていた6人が頑張っていて、その中でみんなでチームとして頑張っていて、自分はそれを見届けるだけでいいのかと思ったときに、ソチに行きたいという思いが強くなったんです。自分がここで身を引いたら後悔すると思っていました。(大会前、不調と言っていたが?)私は強くなかったですけど、周りで支えてくれるコーチはもちろん、家族や友達だったり、すべての人のサポートで、弱い自分の背中を押してくれたので、自分1人ではここまでできなかったと思います。ひどい状態だったんですけど、先生はあきらめなかったので、本気を感じましたし、それに絶対ついていこうと思っていました。

(今日は開き直っていた?)開き直っていました。やるしかないと思ったし、それはここまでのいろいろな経験が生きていて、バンクーバー五輪のフリーもすごく不安だったんですけど、不安な顔をしていたら、先生に『僕は氷の上に乗ったらもう助けてやることはできない』と言われて、やるしかないという気持ちになったんです。緊張している自分をすべて受け入れて、やれることしかプログラムに入っていないと思ってやりました。(6分間ではジャンプの調子が良くなったそうだが?)いろいろと注意はあったんですけど、注意をしすぎると思い切りがなくなるので、とにかくまっすぐ上に上がれば、先生が教えてきたジャンプは立てるんだからと言われて、基本的な一番重要な部分を意識しました。

(氷上で跳ねていたときの気持ちは?)全日本は苦手意識があったんですけど、ようやくこの演技ができたとうれしい気持ちでした。(4年間で成長した部分は?)技術的にもセカンドにトリプルをつけられるようになったところと、4年前は世界選手権など大きな舞台の経験がなかったので、良さも怖さも知ったうえで、知っているからこそ悪い部分もあるけど、いろいろと引き出しが引き出せるようになったところだと思います。よく『お前は引き出しの位置を間違える』と先生に言われていたので、そこは合ってきたのかなと思います。少しずつですけど、弱いなりにも精神的に受けれる部分が出てきたのかなと、

(長久保先生の涙は見た?)見ました。『よし!』と思いました(笑)。田村岳斗選手が五輪決めたとき以来だと思います、泣いたのは。『お前の演技ではなかなか泣けない』と言われていました(笑)」

■長久保コーチ「夢みたい、信じられない」

「恥ずかしいな(笑)。はっきり言って夢みたいというか、とんでもないクリスマスプレゼントをもらったような気がします。終わって『できたね』、という感じだったので。1週間前は、棄権したほうがいいんじゃない? というくらい調子を落としてたので、今日の演技は本当に、昨日もそうでしたが、信じられないですね。

一緒に練習したりしてる佳菜子のショートがすごく引っ張ってくれて、たぶん、彼女はすごく気が楽になったんじゃないかなと思うんですね。今日は彼女を一生懸命引っ張ったんじゃないかと思います。

基本通り、いつもと同じことができるのが一番理想だと思うのですが、たまたま今回は2つそろった。今まではいつもどっちかだけしかできなかったのが、今回は初めて2つそろったんじゃないかなと思います。

(鈴木の演技を見て初めて泣いたとのことですが?)そうですね(笑)、やっと泣かせてもらいました。長野五輪のときに田村(岳斗)のときにちょっと泣けたので、2度目というのか。。。本当にうれしいですね。

(ソチ五輪も決まったが?)ソチ五輪は楽しんできます。成績は真央ちゃんにお願いして(笑)。

(全日本のトップに立ったということは大きい?)やはり、タイトルっていうのはすごく大切だと思っているので、どこかひとつ取らせたいという気持ちはずっと思っていたんですけど、いつでも真央ちゃんが上で。年齢的に彼女が復帰できたときは真央ちゃんと美姫ちゃんが上にいて、どういうふうに頑張っても届かない位置だなという気持ちでした。彼女は一生懸命精進したおかげで、今回はたまたま真央ちゃんがミスってくれたというか、調子が良くなかったので、(成績は)あまり期待しないでくださいね(笑)

(1週間前に調子を落とした中で、基礎から見直したとのことだが、具体的には?)メンタル的にもうね、眠れないっていう状態だったみたいなんですね。演技内容が自分で良くないということが分かって、それが眠れない。それでたぶんこう、いろいろ考えすぎて。日曜日の夜にちょっとゆっくり話をして、泣いても笑ってもあと1週間しかないんだから、とにかくやるだけやろうと。そうしたら、月曜日からちょっと光が見えはじめたというか。ちょっと調子が戻りはじめたので、こっちに来て本当に落ち着いてできてたと思うので、演技的にはぎりぎりセーフになるなとは思ってちょっと安心していたんですけど、ここまで良いとは思いませんでした。

(技術的というより、精神的な崩れ?)そうですね、メンタルの本当に些細なことだと思うんですね。考えすぎて睡眠不足になって体が動かない。気楽にやろうよということで話をして、その日はたぶん寝られたんじゃないかと。次の日からガラッと変わったので。もっと早く落ち着かせてあげたかったなと反省しています。

(技術的に立て直すというのは、どのように?)彼女自信、(技術は)しっかり覚えていますから。後はメンタルだけなんで、後はおだてるだけしかないですね(笑)。

(バンクーバーから2度目だが、この4年間で成長した?)滑りがすごく良くなったと思います。表現力は彼女自身が持っていたものなので、ある程度磨いても伸びシロが(限界がある)、と思うのですが、スケートが滑るというのは、実際問題、バンクーバーのときに(演技構成点で)7点台が出るといいねという状態だったのが、今ではグランプリで中には9点を出してくれるジャッジがいて、2点の重みというのをすごく感じています。

(今日の演技で一番感動したところは?)フリーの構成はジャンプを3つをやってステップをやって、さらに3つというふうに組んであるんですが、いつもその3つがそろわないんですね。そういう練習をしてきた中で、最初のパターンで3つうまくいって、後ろの3つも頼むよという感じで祈っていましたので、3つ目がうまくいったときには『よし!』という感じになりましたね」


【坂本清】

19:宮原知子(関西大学中・高スケート部)

宮原知子(関西大学中・高スケート部)の演技がスタート。SPは4位。

冒頭、トリプルルッツ-トリプルトゥループを着氷。トリプルフリップは軸が斜めになるがこらえ、トリプルループも着氷。続けてダブルアクセルも着氷した。後半、ダブルアクセル-トリプルトゥループも着氷。ステップを丁寧に踏み、トリプルルッツからの3連続も着氷。終盤、トリプルサルコウもこらえた。最後は安定感のあるスパイラルから体いっぱいに曲を表現、クリーンに滑りきってスタンディングオベーションを誘った。

フリー125.06点、合計191.58点で暫定トップ。


【坂本清】

18:大庭雅(中京大中京高)

大庭雅(中京大中京高)の演技がスタート。SPは10位。

曲は「レ・ミゼラブル」。冒頭、短い助走からトリプルアクセルに挑戦したが、惜しくも転倒。続くトリプルフリップは流れのある着氷、トリプルサルコウもきれいな着氷。演技後半、ダブルアクセル-トリプルトゥループはこらえてややバランスを崩す。2つ目のトリプルサルコウは両足着氷になるが、トリプルループはきれいに降り、続けてもうひとつループのコンビネーションを何とか着氷した。大技に果敢にチャレンジして後半にミスが出たが、挑戦に温かい拍手が送られた。

フリーの得点は102.10点、合計157.17点で暫定4位。

続いて最終グループの6分間練習がスタート。いよいよ五輪代表を争う選手たちが登場する。


【坂本清】

17:木原万莉子(京都醍醐FSC)

木原万莉子(京都醍醐FSC)の演技スタート。SPは8位。

曲は「真夏の夜の夢」。冒頭のトリプルルッツをこらえたが、続くトリプルフリップは転倒。トリプルループの3連続は着氷した。イーグルからのダブルアクセル-トリプルトゥループはオーバーターン。後半、トリプルサルコウ、トリプルループはきれいに着氷。終盤のトリプルフリップはこらえてオーバーターンになるがコンビネーションにつなげた。緊張もあったか、いくつかミスが出て残念そうに首を振ったが、その後はやりきった表情に。

フリーの得点は103.75点、合計160.10点で暫定2位。


【坂本清】

16:本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)

本郷理華(愛知みずほ大瑞穂高)の演技がスタート。SPは7位。

曲は「ミス・サイゴン」。冒頭、トリプルルッツを決め、続けてトリプルフリップ-ダブルトゥループも着氷。ダブルアクセルからトリプルサルコウの3連続も流れのあるジャンプ。演技後半、ダブルアクセル-トリプルトゥループもこらえ、トリプルループ、単独のトリプルフリップも着氷。終盤、躍動感のあるステップから、トリプルサルコウも降りた。去年、最終滑走でノーミスの演技を披露した本郷だが、今年もクリーンな演技で全日本ジュニア女王の実力をみせつけた。場内はスタンディングオベーション。

フリーの得点は117.06点、合計176.31点で暫定トップ。


【坂本清】

15:中塩美悠(広島スケートクラブ)

中塩美悠(広島スケートクラブ)の演技がスタート。SPは11位。

曲は「レッドバイオリン」。冒頭、トリプルルッツ、トリプルループを着氷すると、ダブルアクセル-トリプルトゥループもきれいに着氷、トリプルフリップも降りた。後半、2つ目のフリップは転倒。トリプルサルコウからの3連続は着氷、終盤のトリプルトゥループも着氷。後半少し疲れが見えたが、大きなミスは1つにとどめた。

フリーの得点は102.21点、合計156.86点で暫定2位。


【坂本清】

14:坂本花織(神戸FSC)

坂本花織(神戸FSC)の演技がスタート。SPは9位。

曲は「アラジン」。冒頭のトリプルルッツは転倒、続くダブルアクセル-トリプルトゥループも後半ジャンプの回転が足りず転倒。トリプルフリップからの3連続は着氷した。後半、単独のトリプルフリップを着氷。トリプルサルコウ-トリプルトゥループもこらえ、単独のトリプルループも着氷。終盤、コレオシークエンスからそのままダブルアクセルを決めた。後半に3回転-3回転をもってくる難度の高いプログラムに挑み、後半はまとめた。

フリーの得点は95.56点、合計151.85点で暫定5位。


【坂本清】

13:上野沙耶(関西大)

上野沙耶(関西大)の演技がスタート。SPは12位。

曲は「序奏とロンド・カプリチオーゾ」。冒頭のトリプルルッツはバランスを崩し転倒のような形に。続くトリプルループは着氷、ダブルアクセルからのコンビネーションは2つ目のジャンプが開いてトリプルにできず。後半、2つ目のダブルアクセルにトリプルトゥループをつけて着氷。サルコウのコンビネーションはダブルになり、単独のサルコウは転倒。最後のトリプルトゥループは着氷した。後半に見事なリカバリーを見せたが、演技後は納得の行かない表情。

フリーの得点は97.65点、合計151.92点で暫定4位。


【坂本清】

12:松田悠良(邦和SC)

松田悠良(邦和SC)の演技がスタート。SPは14位。

曲は「CRAZY FOR YOU」。トリプルフリップ、トリプルルッツ、ダブルアクセル-トリプルトゥループを続けて着氷。2つ目のフリップもコンビネーションで確実に着氷。演技後半、トリプルループからの3連続、単独のトリプルサルコウを降り、終盤のトリプルループも着氷した。「アイ・ガット・リズム」などが入ったリズミカルな曲でクリーンに滑りきり、大きな拍手を浴びた。

フリーの得点は107.35点、合計158.29点で暫定トップに立った。

11:村元哉中(関西大)

村元哉中(関西大)の演技がスタート。SPは16位。

曲は「カルメン」。トリプルトゥループの3連続を着氷し、続けて単独のトリプルトゥループも着氷。2つ入れたサルコウはいずれも抜けて半回転のようになってしまう。1つ目のダブルアクセルはこらえて何とか着氷、2つ目はシングルになるもコンビネーションにする。最後はダブルフリップをきれいに決めた。序盤はキレのある動きを見せたが、痛いミスが続いてしまった。

フリーの得点は92.09点、合計141.79点で暫定4位。

10:藤澤亮子(飯塚フィギュアクラブ)

藤澤亮子(飯塚フィギュアクラブ)の演技がスタート。SPは15位。

曲は「ジゼル」。冒頭のトリプルルッツは着氷で足をついたか。続くトリプルループは着氷、トリプルトゥループもこらえた。後半、ダブルアクセルは着氷、トリプルループはオーバーターンになったが、続くトリプルトゥループはしっかりコンビネーションにした。最後のダブルアクセルも着氷。細かなミスにとどめて演技をまとめた。

フリーの得点は88.51点、合計138.88点で暫定4位。

8:小槙香穂(就実学園)

小槙香穂(就実学園)の演技がスタート。SP17位。

曲はガーシュインの「Piano Concerto」。冒頭のトリプルルッツは転倒。トリプルトゥループ-ダブルトゥループは着氷するが、ループは2回転に。後半、ダブルアクセルからの3連続、トリプルトゥループのコンビネーション、トリプルサルコウと続けて着氷。終盤までスピードを保ってコレオシークエンスをこなし、最後のダブルアクセルも決めた。前半のミスを後半にもりかえし、演技をまとめた。

フリーの得点は87.53点、合計136.24点で暫定4位。

7:加藤利緒菜(長尾谷高)

加藤利緒菜(長尾谷高)の演技がスタート。SPは13位。

曲は「ELIZABETH The Golden Age」。冒頭、トリプルループをきれいに着氷。続くダブルアクセルは単独にとどめる。トリプルフリップもこらえて流れのある着氷。演技後半、ダブルアクセルにトリプルトゥループをつけたが転倒。トリプルルッツは回転が途中で開いてしまったが、続くフリップはなんとかコンビネーションにつなげる。終盤のトリプルループ-ダブルトゥループはきれいに着氷。ミスはあったがスピード感のある演技。

フリーの得点は98.65点、合計152.37点で暫定2位。

6:國分紫苑(関西大)

國分紫苑(関西大)の演技がスタート。SPは23位。

曲は「オペラ座の怪人」。冒頭のルッツは2回転に。トリプルトゥループは着氷するが、続くループもダブルとなる。後半、トリプルトゥループ-ダブルトゥループを着氷。トリプルサルコウもこらえ、ダブルアクセルのコンビネーションも着氷。終盤にもう1つダブルアクセルのコンビネーションを決めた。ステップやつなぎではドラマチックに曲を表現、演技をまとめてやりきった表情を見せた。

5:西野友毬(明治大)

西野友毬の演技がスタート。SPは22位。

曲は「こうもり」。冒頭のルッツは2回転に。続くトリプルループ、トリプルトゥループの3連続は着氷。中盤、ダブルアクセルとトリプルフリップは着氷したが、トリプルサルコウはステップアウト。終盤、2つ目のサルコウはコンビネーションで着氷した。最後までスピードのあるスケーティングで、コレオシークエンスのスパイラルでは美しいポジションを見せた。

フリーの得点は87.93点、合計133.42点で暫定3位。

4:庄司理紗(駒場学園高)

庄司理紗(駒場学園高)の演技がスタート。SPは20位。

曲は「バイオリンコンチェルト」。冒頭、トリプルループは単独に抑える。ダブルアクセル-ダブルトゥループは着氷でバランスを崩すがこらえる。フリップはダブルにして余裕のある着氷。中盤のトリプルサルコウはコンビネーションで着氷するが、単独のサルコウはこらえきれず転倒。終盤、ダブルアクセル、トリプルトゥループは流れのある着氷。ジャンプにミスはあったが、持ち前の優雅な演技は見せた。

フリーの得点は82.07点、合計127.50点で暫定3位。

■「昨日よりは楽しめました」

「緊張はありましたが、昨日よりは楽しめました。ジャンプに関しては体のフィーリングで本当は跳んだ方が良いんですけど、私はどうしても頭で考えてしまって、緊張するとその頭が回転しないときがあります。今日もミスが何個かあって、転んだジャンプはタイミングがズレていました。それを引きずって、ほかのミスも引き起こしてしまいました。

今年は拠点を変えて、コーチも替えた中で、自分の思うような練習ができていませんでした。だからベストを尽くして、そのとき出せる力を出すようにしていました。でも自分の気持ちをコントロールできず、後ろに進んでしまうことがあったと思います。今回の全日本選手権ではショートもフリーも最初のほうのグループでした。五輪を狙うお姉さん選手と一緒に滑ることはできませんでしたが、皆さんはこのプレッシャーが懸かる中で思い切り演じていました。そういうところは見習いたいです。

(今後は)足の甲が痛いので、少し休んで次の試合に向けて調整したいと思います。(拠点のコロラドにはすぐ戻るのか?)周囲の方と相談して決めようと思っています」

3:友滝佳子(岡山理大附高)

友滝佳子の演技がスタート。SPは47.03点で19位。

曲は「アメリ」。冒頭のトリプルルッツで転倒するが、続くトリプルフリップの3連続を着氷。トリプルループとダブルアクセルのシークエンスも着氷する。トリプルサルコウのコンビネーションも着氷するが、2つ目のトリプルループは回転不足気味の両足着氷。終盤のトリプルサルコウ、ダブルアクセルはしっかりと降りた。ミスはあったが、まとまった演技。

フリーの得点は90.47点、合計137.50点で暫定2位。

2:三原舞依(神戸PFSC)

三原舞依の演技がスタート。SPは45.51点で20位。

曲は「ウエストサイドストーリー」。冒頭、トリプルフリップ-トリプルトゥループを着氷すると、続くトリプルルッツ、ダブルアクセルも着氷。回転の速いレイバックスピンを見せ、2つ目のトリプルフリップも着氷。後半、トリプルループ、ダブルアクセル-トリプルトゥループ-ダブルトゥループの3連続、トリプルサルコウ-ダブルトゥループも決め、クリーンな演技。のびのびとした演技で歓声を浴びた。

フリーの得点は106.99点、合計152.50点で暫定トップ。

1:安原綾菜(滋賀レイクスターズ)

安原綾菜の演技がスタート。SPは44.67点で24位。

曲は「江 姫たちの戦国」。トリプルループ-ダブルトゥループをきれいに着氷、続くトリプルサルコウも着氷。2つめのループは1回転に。後半、トリプルトゥループで転倒。アクセルのコンビネーションはシングル-ダブルに。2つ目のトリプルサルコウはきれいに降りたが、最後のダブルアクセルは途中で回転が開いてしまった。

フリーの得点は69.84点、合計114.51点。

↓リザルト

http://www.jsfresults.com/National/2013-2014/fs_j/nationals/index.htm

↓FSプロトコル

http://www.jsfresults.com/National/2013-2014/fs_e/nationals/data0205.pdf

↓SPプロトコル

http://www.jsfresults.com/National/2013-2014/fs_e/nationals/data0203.pdf


↓別ブログに、女子FS動画を紹介しております。

http://ameblo.jp/shuppansport/entry-11735127571.html
全日本選手権2013 女子FS 動画


鈴木明子選手、優勝おめでとうございます。

村上佳菜子選手、銀メダルおめでとうございます。

浅田真央選手、銅メダルおめでとうございます。



浅田選手は、熱があったそうですね……。また腰痛もあったようです。

それではミスがあっても仕方がなかったでしょう。

よく滑り切ったと思います。

五輪前にトレーナーの牧野さんに、見ていただいた方が良いのではないでしょうか。

また牧野さんにはソチ五輪に同行してほしいですね。

最近、ウィダ―ラボの更新がないので、真央ちゃんは、牧野さんのトレーニングを受けていないのではと心配です。

今回、採点は全体的に高めでした。

浅田選手がノーミスだったならば何点だったのか、次の記事で計算したいと思います。



↓皆さま、お疲れ様でした。m(_ _ )m


人気ブログランキングへ

浅田選手がノーミスだった場合の得点

$
0
0

真央「今で良かった」腰痛響き3位 五輪での復活誓う

全日本フィギュア最終日・女子フリー (12月24日 さいたまスーパーアリーナ)

 悔しさは夢舞台で晴らす。女子フリーで浅田真央(23=中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度失敗するなど精彩を欠き、合計199・50点で3位に終わった。五輪代表に決まったものの、課題を残した。215・18点で初優勝した鈴木明子(28=邦和スポーツランド)、202・52点で2位に入った村上佳菜子(19=中京大)も代表に決まった。合計171・12点で7位に終わった安藤美姫(26=新横浜プリンスク)が現役引退を表明した。 【ソチ五輪日程 フィギュアスケート日程

 失意とともに4分9秒の演技を終えた浅田から本音が漏れた。「今で良かった」。冒頭のトリプルアクセルが両足着氷になると2度目の大技は1回転半に。他のジャンプも精彩を欠き、得点は今季ワーストの199・50点。3位で五輪代表こそ決めたが、「自分の目指しているものが全くできていない」と怒りの矛先は自身に向いていた。

 朝の公式練習、演技直前の6分間練習でトリプルアクセルが不調。「タイミングがつかめないままの試合だった」と浅田は話したが、今月上旬のGPファイナル前に発症した持病の腰痛の影響は大きかった。佐藤信夫コーチ(71)は「スピンの練習は十分にやっていないし、そういうものが(ジャンプなど)他のところにも影響が出る」と説明する。1月の四大陸選手権は回避。2月の本番まで時間が空くためコンディションを万全に整えることに力を注ぐ。

 全日本は悔しい結果に終わったが、胸高鳴る五輪ライフがまたやってくる。初出場の10年バンクーバー五輪で、特に気に入ったのが選手村だ。関係者は浅田が五輪のけん騒から離れて休めるよう、バンクーバー市内のホテルの一室を押さえていたものの、一度も立ち寄らなかった。家族も応援に駆けつけていたが、関係者が「フリーの後くらい、みんなで朝まで話したら?」と勧めても、選手村で過ごした。

 バンクーバーでは3度のトリプルアクセルを決めながら銀メダル。演技後のインタビューではマスカラが落ちて黒い涙をぽろぽろと流した。表彰式でも心から笑うことはできず、銀メダルを悲しそうな瞳で見つめた。あれから4年。楽しいことよりつらいことが多かった。トリプルアクセルの跳び方を見失い、最愛の母・匡子(きょうこ)さん(享年48)は天国に旅立った。引き際を考えることも増え、4月には今季限りでの現役引退を表明した。

 逆風を何度もはね返してたどり着いた集大成の夢舞台。だから、今大会で噴出した課題もきっと乗り越えられる。バンクーバーの銀メダルは今、自室のショーケースに並んでいる。目にするたびに思う。自分に負けたくない、と。

 「五輪では今まで以上に頑張って、最高の演技ができるように頑張る」

 浅田真央が浅田真央に勝った時、心の底から笑い、全身で泣くことができる。スポットライトを浴びて、黄金の輝きを放つメダルの重みをかみしめながら――。

[ 2013年12月24日 05:30 ]スポニチ

不安的中の浅田、3位 「どんな状態でもチャレンジ」

2013年12月24日01時10分朝日新聞デジタル

(23日、フィギュア全日本選手県 女子フリー)

「練習で『これ』というトリプルアクセル(3回転半)ジャンプを跳べなかった」。そんな浅田の不安が的中した。

 冒頭のトリプルアクセルは回転不足。「トリプルアクセルを1度にするよう構成を変えようと思ったが、1発目が良くなかったので、もう一度挑んだ」。2度目は1回転半になった。後半の3連続ジャンプも不完全に終わった。浅田は「今は改善点は見えてないです」とこぼした。

 この競技は急に不調に陥ることがある。ソチ五輪を前に、それをどう修正するかを経験しておくのは悪くない。浅田も「今でよかった。次につなげるためにも、どんな状態でもチャレンジすることが必要だと思った」。悲観せず、現状を冷静に受け止めた。


フリーの演技中に厳しい表情を見せる浅田真央=飯塚晋一撮影


3位に終わった浅田真央=山本裕之撮影


浅田真央のフリー=飯塚晋一撮影

課題残し、大舞台へ=浅田、不本意な3位-全日本フィギュア

最後の全日本で課題を残し、浅田は素直に言った。「得点をつけると半分以下。自分の目指していることが全くできなかった」。SP首位から3位に終わった。

〔写真特集〕浅田真央~ソチへ、最後の冬~

 五輪代表を懸けた戦いとはいえ、既に「当確」だった浅田は精神的な優位にあった。それも生かして、ファイナルに続き、フリーでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に2度挑んだが、一つ目は両足着氷。二つ目も回転が抜けて、氷に手を着き、演技全体のリズムも欠いた。
 大技への自信は高まっていたが、「練習からアクセルは崩れていた」と浅田。佐藤コーチによると持病の腰痛が悪化。ファイナル後、十分な練習が積めなかったという。ただそれでも挑んだのは、これがソチで目指す自らの演技だから。「チャレンジではなく、自分のベースのプログラムだと思っている」という意地だった。
 バンクーバー五輪で大技を合計3度成功させたように、最後に目標をつかむのが浅田の真骨頂。「確率を上げていくのが成功への道。この悔しさを次の試合にぶつけたい」。その大舞台を見据えた。

(2013/12/23-22:05)時事


女子フリーの演技を終えて、厳しい表情を見せる浅田真央=23日、さいたまスーパーアリーナ


ソチ五輪代表最終選考会のフィギュアスケート全日本選手権最終日は2013年12月23日、さいたまスーパーアリーナで行われ、女子でショートプログラム(SP)1位の浅田真央(中京大)はミスが響いて3位に終わった。SP2位の鈴木明子(邦和スポーツランド)がフリーで1位となり、合計215.18点で逆転で初優勝し、2大会連続の五輪出場を決めた。SP3位の村上佳菜子(中京大)が2位に入り、安藤美姫(新横浜プリンスク)は7位に終わった。
 写真は、花束を手に笑顔を見せる(左から)2位の村上、優勝した鈴木、3位の浅田 【時事通信社】

浅田「次の試合にぶつける」/フィギュア

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇23日◇さいたまスーパーアリーナ

 SP首位だった浅田真央(23=中京大)はジャンプにミスがあり3位に終わった。

 コメントは以下の通り。

 自分の目指していた演技ができなかったので悔しいです。(トリプルアクセルは)今日も1発目がきれいに決まっていれば、2発目も分からなかったんですけど、今年決めるのはこれがラストチャンスだったので、1回でも決めたかったというのがありました。だから2回目も挑戦しようと。この全日本で感じた悔しさを、次の試合にぶつけていきたい。

[2013年12月23日22時5分]日刊スポーツ


女子フリーの演技を終え、口惜しそうに天を仰ぐ浅田(撮影・浅見桂子)

真央、大失速3位も五輪切符「この悔しさぶつける」/フィギュア

2013.12.24 05:10サンスポ

 全日本選手権最終日(23日、さいたまスーパーアリーナ)悔しさを糧にソチへ! ソチ五輪代表最終選考会を兼ねて女子フリーを行い、ショートプログラム(SP)首位で臨んだ浅田真央(23)=中京大=は2度挑んだトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をいずれも失敗し、合計199・50点で3位。優勝は鈴木明子(28)=邦和スポーツランド=に譲ったが、2大会連続の五輪代表に選ばれた。最大の武器トリプルアクセル完成を課題に、悲願の五輪金メダルを目指す。

 苦しげに胸を大きくのけぞらせた。ラフマニノフ作曲の『ピアノ協奏曲第2番』が、この日ばかりは真央に重くのしかかる。ソチ五輪に向けた最後の演技は、険しい表情で滑り終えた。

 「きょうは悔しい思いでいっぱい。この悔しさを忘れないで五輪にぶつけたい。まだ1カ月ぐらいある。今まで以上にがんばって、最高の演技ができるようにしたい」

 3回転半ジャンプは精彩を欠いたままだった。冒頭のトリプルアクセルは回転不足となり、2本目に挑んだが今度は回転が抜けて1回転に。技術点では初Vを飾った鈴木に16・42点もの大差をつけられた。

 今月初めのGPファイナル前に腰痛が再発。さすがの真央も連戦の疲労には勝てなかった。佐藤信夫コーチ(71)によると腰痛が引かず、本格的な練習をこなせたのは今大会に入ってからだったという。失敗しても、“伝家の宝刀”にこだわるにはわけがある。陸上男子100、200メートル世界記録保持者ウサイン・ボルト(ジャマイカ)を特集したテレビ番組を見て、失敗を恐れない生き方に感銘を受けた。

 ボルトは2009年ベルリン世界選手権男子100メートルで9秒58の世界新をマークしたが、翌年はアキレス腱(けん)の損傷や腰痛などで休養を余儀なくされ、11年大邱世界選手権はフライングで失格。そこから立ち直って12年ロンドン五輪で再び3冠を達成した。

 腰痛を抱える真央にとって、一度は地に落ちたボルトの苦闘ぶりが自身と重なった。2010年バンクーバー五輪でSPとフリーで計3度トリプルアクセルを跳びながら金妍児(キム・ヨナ、韓国)に及ばず銀メダルに終わった。同年9月から佐藤コーチに師事しているが、今季はトリプルアクセルが試合では1度も成功していない。ソチ五輪まで残りわずか。「バンクーバー五輪のときのように10発跳んで10発決まるジャンプにしないと」と誓った。

 「一番いい色のメダルを日本に持って帰りたい。自分の目指している最高の演技をパーフェクトに演じたい」

 現役最後と決めたシーズン。ソチ切符をつかみ、“JAPAN”のロゴが入ったジャージーを羽織ってリンクに立つと笑顔を振りまいた。来年1月下旬の四大陸選手権(台湾)には出場せず、じっくり調整してソチ五輪に向かう。2度目の大舞台で金メダルをつかむため、トリプルアクセルに磨きをかける。(江坂勇始)

(紙面から)


まさかの3位。演技を終えた浅田真央は悔しそうな表情を隠さなかった(撮影・古厩正樹)


腰痛の影響もあり、真央はトリプルアクセルを2発とも失敗した


ソチ五輪に向かうフィギュアスケート代表の10人。新種目の「団体」もあるので、注目だ

鈴木明子が逆転優勝、五輪代表に決定! 真央は3位/フィギュア

2013.12.23 20:19サンスポ

全日本選手権第3日(23日、さいたまスーパーアリーナ)来年2月のソチ五輪代表選考会を兼ねて女子フリーが行われ、前日のショートプログラム(SP)で2位だった鈴木明子(邦和スポーツランド)がフリー144・99点、合計215・18点で逆転優勝。2度目の五輪代表入りを決めた。2位は村上佳菜子(中京大)、SP1位だった浅田真央(中京大)は199・50点で3位、2度目の五輪代表入りを優勝で飾ることはできなかった。

 SP2位のベテラン鈴木は、冒頭から3回転フィリップ、2回転半ジャンプ-3回転トーループと次々にジャンプを成功させる。後半でも安定した演技を披露し、会場からはジャンプを決めるたびに拍手がわき起こった。演技終了後、鈴木はガッツポーズ。フリー144・99点、合計215・18点で2位の村上に12・66点差をあけての逆転優勝で五輪代表入りを手中に収めた。

 SP首位だった浅田は、最終滑走の24番目に登場。SPで回転不足だった3回転半ジャンプをFSでも挑んだが、1度目はオーバーターン、2度目は1回転になり着氷で手をついてしまう。後半でも3回転フリップからの連続技で回転不足になるなどGPファイナル王者としては、やや精彩を欠いた演技でフリー126・49点、総合199・50点で3位と鈴木、村上に逆転を許してしまった。

 3週間前にSPのプログラムを変更し今季自己最高得点をマークした村上は、3回転トーループ-3回転トーループを最初に成功させると、リズムに乗ったように3回転ルッツ、3回転トーループを決めた。後半も3回転フリップ-2回転トーループなど鮮やかな演技で観客を魅了し、202・52点の2位で初の五輪代表入りへ前進した。

SP5位スタートとなった元世界女王の安藤美姫(新横浜プリンスク)は攻めの演技を行うもうまくいかず、合計171・12点で7位に終わり、代表入りに絶対条件の表彰台には手が届かなかった。

 ソチ五輪へ日本女子の出場枠は「3」。全日本選手権の優勝で鈴木の代表入りが決定。残り2枠をめぐり浅田、村上、宮原がしのぎを削る。2枠目は全日本選手権2の村上とGPファイナルでの日本選手最上位者である浅田を合わせて選考。3枠目は全日本選手権終了時の世界ランク日本選手上位3人(浅田、鈴木、村上)、今季ISU主催大会での最高スコア上位3人(浅田、鈴木、宮原)の中から選考される。3季ぶりに復帰の安藤は、最低条件の3位以内に入らなかったことで、3大会連続の五輪出場の望みは絶たれた。

鈴木明子の話
「納得のいく演技で、代表の座を勝ち取ることができて本当にうれしい。2度目の五輪となるソチでは、自分のスケート人生の集大成として心を込めて精いっぱいのスケートをしたい。日本代表である限りメダルを目指したい」

村上佳菜子の話
「今までやってきたことをすべて出せた。先生に何回も怒られて、何回も曲をかけて滑って、苦しい練習をしてきたからだと思う。初めての五輪で緊張すると思うけど、応援してくれる人に頼って頑張りたい」

浅田真央の話
「トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)はタイミングがつかめないまま試合に臨んだ感じ。この悔しさを忘れないで五輪にぶつけたい。バンクーバー五輪は自分のミスで銀メダルになった。ソチでは色も大切だが、目指している最高の演技をパーフェクトに滑ることが目標」

宮原知子の話
「今シーズン一番いい点数ですごくうれしかった。調子がいいイメージのまま臨めた。五輪は一番行きたい試合。次を目指したい」

安藤美姫の話
「最後は自分らしく終わりたいと思った。自分らしく、気持ち良く、最高ではないが終わることができた。今日のこの日が一番幸せ」

山田満知子コーチの話
「(村上は)びっくりするくらいの点数をもらった。前日に(SPで)脚が震える怖さを切り抜けたので、うまくいけたんだと思う」

佐藤信夫コーチの話
「(浅田は)体が思うように回復していなかったので練習ができなかった。腰に痛みがある。もう一度振り出しに戻って直していきたい」

長久保裕コーチの話
「(鈴木は)1週間前は棄権した方がいいんじゃないかというくらい調子を落としていた。夢みたい。とんでもないクリスマスプレゼントをもらった」


女子フリーで演技する鈴木明子 =さいたまスーパーアリーナ(撮影・古厩正樹)


女子フリーで演技する浅田真央=さいたまスーパーアリーナ(撮影・大里直也)


女子フリーで演技する浅田真央=さいたまスーパーアリーナ(撮影・古厩正樹)


女子フリーで演技する安藤美姫=さいたまスーパーアリーナ(撮影・大里直也)


女子フリーの演技後コーチと抱き合う安藤美姫=さいたまスーパーアリーナ(撮影・古厩正樹)


表彰式で写真撮影に応じる左から、2位の村上佳菜子、優勝した鈴木明子、3位の浅田真央=さいたまスーパーアリーナ(撮影・大里直也)

3位の浅田真央、ソチ五輪で雪辱誓う

2013年12月23日デイリースポーツ

「フィギュアスケート・全日本選手権」(23日・さいたまスーパーアリーナ)

 ソチ冬季五輪代表最終選考会を兼ねて女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の鈴木明子(邦和スポーツランド)が合計215・18点で初優勝。2010年バンクーバーに続く2大会連続の五輪代表入りを決めた。2位は村上佳菜子(中京大)=2020・52点=、3位は浅田真央(中京大)=199・50点=。なお、村上も浅田も五輪出場を決めた。

 前日のショートプログラム(SP)で首位発進となったエース・浅田は、大技トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度跳ぶチャレンジ。しかし、冒頭のトリプルアクセルの着氷で大きくぐらつき、なんとか持ちこたえたものの、ダメージはぬぐえなかった。

浅田は2度目のトリプルアクセルを回避せず、果敢に挑戦したが、失敗。演技後は悔しそうな表情をこらえきれなかった。

 会見では、「自分が目指してた演技ができなかったので、悔しいです」と唇をかみしめ、第一声。「自分が目指してたプログラムの半分いかないぐらいの出来だったと思う」と悔しさを隠さず、「全日本で感じた悔しさを忘れないで、次の試合にその気持ちをぶつけていきたいと思います」とソチ五輪での雪辱を誓った。

 トリプルアクセルに2回挑戦したことについて、「1回目が決まってれば2回目は分からなかった。なので(1回目を失敗したので)2回目も挑戦しようと思った」と話し、トリプルアクセルへのを強いこだわりをみせた。


フィギュアスケートのソチ五輪代表に決まり、ファンにあいさつする浅田真央=23日、さいたまスーパーアリーナ





浅田選手のフリーでミスのなかった場合の得点を計算したいと思います。

↓フリープロトコル

http://www.jsfresults.com/National/2013-2014/fs_e/nationals/data0205.pdf

↓ショートプロトコル

http://www.jsfresults.com/National/2013-2014/fs_e/nationals/data0203.pdf

浅田選手のフリーの予定は、①3A/②3A+2T/③3F+2Lo/CCoSp/FCSp/④2A+3T/3S/⑤3F+2Lo+2Lo/3Lo/FCCoSp/StSq/ChSqでした。

まずフリーでミスだった部分は以下です。

①3A< ②1A+SEQ、③3Fで単独になる ④2A+3T< ⑤3F+1Lo

まず3A<(6.00点)ですが、GOEのマイナスは-2.40点、これに本来の3A得点8.5点と計算します。

①3A得点8.5点-3A<(6.00点)+マイナスGOE2.40点=4.9点。

1A+SEQは、本来3A+2Tだった訳です。1A+SEQ(0.88点)GOE-0.60点です。

②3A+2T(8.5点+1.4 点)-1A(0.88点)+マイナスGOE0.60点=9.62点。

3Fの単独は、本来3F+2Loでした。

③3F(5.3点)+2Lo(1.8点)-3F(5.3点)=1.8点

2A+3T<のアンダーがなかった場合。

④{2A(3.3点)+3T(4.1点)X1.1=8.14点}-2A+3T<(6.82 X )=1.32点

3F+1Loは、後半ジャンプなので、6.38 X GOE-0.14点 でした。また本来の予定は3F+2Lo+2Loです。

⑤{3F(5.3点)+2Lo(1.8点)+2Lo(1.8点)X1.1=(9.79)}-{3F(5.3点)+1Lo(0.5点)X1.1=(6.38)}+マイナスGOE00.14点=3.55点。

こちらをフリーの得点126.49点と足します。

126.49点+①4.9点+②9.62点+③1.8点+④1.32点⑤3.55点=144.13点。

3つのGOEマイナスがありました。それを成功した加点とすると、更に最低でも3点は足すと、浅田選手のフリーの得点は、147.13点となるでしょう。

SPの73.01点と合わせると、73.01点+147.13点=217.14点です。

またもし、SPでの3Aが回転認定されていたら、3A< 6.00 GOE-1.00 なので、

3A(8.5点)-3A< (6.00点)+マイナスGOE1.00点=3.5点。

これに成功+のGOEが+1点つけば、3.5点+1点+SP(73.01点)=77.51点。

フリーの成功得点と足すと、147.13点+77.51点=224.64点となります。

わお!!!、もしこちらが勝手に足したGOEの+4点がなくても、220.64点にはなりました。

これはバンクーバー五輪の最高得点に肉薄します。(228.56点)

またSPも3Aが成功すれば、最低でも、76点は出る計算となります。低く見積もっても75点です。

真央ちゃんは、本当に未知数のプログラムを目指しているのですね。

今回、全日本での浅田選手のフリーのミス個所は5つでした。

これが全部成功すれば、本当に五輪で金メダル確実です。

お隣が、警戒したのも良く分かります。

真央ちゃんは身体の調子が良くないようです。

これらの全てを成功させるカギは、やはり体調の万全さです。

トレーナーの牧野さんの、発動をよろしくです。(→o←)ゞ

↓みなさま、森永さまにメールお願いいたします。

https://www.morinaga.co.jp/cgi-bin/soudan_form/mrg_sou_inquire.cgi

↓こちら森永製菓、お問い合わせ窓口です。

http://www.morinaga.co.jp/soudan/

ソチ五輪での真央ちゃんへの帯同を希望します。

バンクーバー五輪で、計3回の3A成功は、牧野さんのお陰だと思います。

また計3回の3A成功のカギは、牧野さんだと思われます。

スポーツでも何でも、成功するには身体が資本ですからね。



↓真央ちゃん、身体大切にしてください。


人気ブログランキングへ


ソチオリンピック日本代表決定

$
0
0



ソチオリンピック日本代表決定 Sochi Olympic Japan National Team



ソチ五輪日本代表・高橋大輔スピーチほか Sochi Olympic Japan National Team #2



【速報】 ソチ五輪 代表選手会見 フィギュアスケート



フィギュアスケート ソチ五輪 代表選考 結果速報

「メダル取れる選手選んだ」/フィギュア

 日本スケート連盟は23日、来年2月に行われるソチ五輪フィギュアスケートの日本代表を発表した。

 男子は今季のGPファイナル、全日本選手権を制した羽生結弦(19=ANA、初)、全日本選手権2位の町田樹(23=関大、初)、今季のNHK杯優勝の高橋大輔(27=関大大学院、3度目)が選ばれた。

 女子は今季のGPファイナルを制した浅田真央(23=中京大、2度目)、今季の全日本選手権で初優勝を飾った鈴木明子(28=邦和スポーツランド、2度目)、同2位の村上佳菜子(19=中京大、初)が選出された。

 日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長は、高橋の選出について「(大目標の)金メダルを含む複数メダルをとれる選手たちを選ぶ、ということで考えてきました」と説明した。全日本3位の小塚と5位の高橋の比較となったが、強化部は高橋の今季最高268・31点(NHK杯)を評価。右すねの状態について議題に上がったが、五輪までに完治が可能と判断した。強化部による3人目の選考は、満場一致で高橋が代表となった。

 [2013年12月24日9時35分 紙面から]日刊スポーツ

フィギュアスケート:ソチ冬季五輪・日本代表発表 絶望一転、うれし涙--高橋選手

毎日新聞 2013年12月24日 東京朝刊

 フィギュアスケートのソチ五輪代表が23日、全日本選手権の終了後に日本スケート連盟から発表され、男子では高橋大輔選手(27)=関大大学院=も3人の代表の中に名を連ねた。11月に右すねを痛めた影響が大きく、今大会はジャンプのミスが相次ぎ5位。「五輪はもうないんだろうな」と涙を流していたが一転、歓喜の知らせが舞い込んだ。

 「3人目」は、今大会3位の小塚崇彦選手(24)=トヨタ自動車=との争い。高橋選手は今大会は振るわなかったが、11月のNHK杯は優勝。世界ランキングや今季の最高得点も上回っていた。日本連盟フィギュア強化部では多様な議論があったが、小林芳子部長は「ソチでは複数のメダルを目指している。世界ランキングや今季の得点が五輪につながる」と、最終的に高橋選手の実績が決め手になったと説明した。

 発表後、リンクで行われた決意表明。高橋選手は興奮してか鼻息が荒く、やがて目を潤ませた。「昨日までは絶望していたんですが、この発表の場にいられてうれしく思います」と声を絞り出した。

 だが続けて「今までの生ぬるい自分ではなく、追い込んで追い込んで、メダルを目標にできるだけ日本に貢献したい」と宣言。前回のバンクーバー五輪で日本男子初の銅メダルを獲得した第一人者が、3度目の大舞台に挑む。【石井朗生】


ソチ五輪出場が決まり涙ぐむ高橋大輔選手=さいたまスーパーアリーナで2013年12月23日、貝塚太一撮影

女子シングル五輪メダル争い/フィギュア

 日本スケート連盟は23日、来年2月に行われるソチ五輪フィギュアスケートの日本代表を発表した。

 女子は今季のGPファイナルを制した浅田真央(23=中京大、2度目)、今季の全日本選手権で初優勝を飾った鈴木明子(28=邦和スポーツランド、2度目)、同2位の村上佳菜子(19=中京大、初)が選出された。

 女子シングルのソチ五輪金メダル争いは、浅田が国際舞台で3戦3勝。得点でもミスがありながら3戦連続で合計200点超え。フリーの3回転半が成功すれば上積みを見込める。対抗できるのは金妍児(韓国)か。今季トップレベルの国際大会の出場はないが、ケガが癒えて臨んだ12月上旬のゴールデンスピン(クロアチア)では、転倒がありながら合計204・49点。ISU公認記録ではないが、均衡する実力を証明した。

 その2強対決に割って入る可能性の第1候補は、地元ロシア期待の15歳リプニツカヤ。年齢から想像できない高い表現力も持ち、今季GPシリーズ連勝、ファイナルでは浅田に次ぐ2位。同3位で194・37点の自己ベストを持つ米国のワグナーが第2候補になる。

 [2013年12月24日9時40分 紙面から]日刊スポーツ

男子シングル五輪メダル争い/フィギュア

 日本スケート連盟は23日、来年2月に行われるソチ五輪フィギュアスケートの日本代表を発表した。

 男子は今季のGPファイナル、全日本選手権を制した羽生結弦(19=ANA、初)、全日本選手権2位の町田樹(23=関大、初)、今季のNHK杯優勝の高橋大輔(27=関大大学院、3度目)が選ばれた。

 男子シングルのソチ五輪金メダル争いは、世界選手権3連覇中のチャン(カナダ)に他選手が挑む構図だ。筆頭は羽生。GPファイナルでは今季3戦目の直接対決で初勝利。さらに、フリーでは4回転サルコーで転倒しながらの勝ちで、チャンが完璧な演技をした場合でも対等に渡り合える可能性がある。続くのは高橋。故障の回復具合にもよるが、本来の滑りが戻れば高い表現力が大きな武器になる。

 羽生のチームメートで13年世界選手権銅メダルのフェルナンデス(スペイン)も2種類の4回転ジャンプを持つ。今季前半は不調も、実力は確か。同大会銀メダルのテン(カザフスタン)はケガに苦しんでいるが、国として団体戦出場がなく個人戦に集中でき不気味な存在だ。

 [2013年12月24日9時41分 紙面から]日刊スポーツ

高橋 涙の逆転五輪!3枠目に滑り込み

2013年12月24日

「フィギュアスケート全日本選手権・最終日」(23日、さいたまスーパーアリーナ)

 日本スケート連盟は23日、全日本選手権終了後にフィギュア委員会などを開き、14年ソチ冬季五輪の日本代表を発表した。注目の男子シングルは、右すねの負傷のため全日本では5位に終わった高橋大輔(27)=関大大学院=が選出され、日本のフィギュアで初の3大会連続代表となった。3枠目を全日本3位の小塚崇彦(24)=トヨタ自動車=と争ったが、これまでの実績が評価された。男子は高橋のほか、羽生結弦(19)=ANA、町田樹(23)=関大=が順当に選出された。

 今大会流した2度目の涙には、複雑な感情が入り交じっていた。代表として名前が呼ばれ、リンクに姿を見せた高橋を、誰よりも大きな声援が包み込む。マイクを握っても、なかなか言葉が続かない。「え~っと…色んな言葉を考えていたけど、決まってからなかなか思う言葉が見つからないです」。喜びと、バンクーバーでともに戦った小塚への思い、そして自戒‐。そのすべてを整理して言葉にするには、まだ時間が必要だった。

 2週間前に負った右脛(けい)骨骨挫傷の影響で思うような演技ができず、ジャンプのミスが続出した。結果は5位。競技が終了した前夜には「演技が終わった瞬間に、もう五輪はないんだろうな」と、“終戦宣言”を絞り出し、涙を流した。

 「五輪でこの演技で勝てるわけがない。五輪で演技できる選手じゃないと思ったのが、あの発言になった。悔しくて寝られなかったり、人生でこんなに悔しい思いをしたことないぐらい悔しかった」

 好演技を見せ、3位に入った小塚との残る1つの椅子をめぐる争い。最後はここまでずっと男子フィギュアを先頭で引っ張ってきた高橋の実績が、“逆転選出”を呼び込んだ。

バンクーバー五輪の前から、高橋にはずっとかなえたい目標があった。長年苦楽を共にしてきた長光歌子コーチを、演技で泣かせること。最近では「全然泣かないですから。もう無理だと思っています」と話していたが、今大会、苦しむ教え子の姿に長光コーチは涙を流した。そしてこの日も代表に高橋の名前が呼ばれると、観客席で見守りながら、今度は喜びの涙を流した。

 ただ、高橋にとって、これは求めていたものではなかったはず。「金メダルという目標を大きく持って、日々を過ごしていきたい」。今度こそ最高の演技で‐。つながれた師弟の物語は、最後の夢舞台で完結する。


ソチ五輪代表に選出され笑顔を見せる高橋大輔(撮影・飯室逸平)

高橋が“第3の男”!滑り込み五輪切符 悔し涙からうれし涙に

フィギュアスケート全日本選手権最終日 (12月23日 さいたまスーパーアリーナ)

 「第3の男」は高橋だった。ソチ五輪のフィギュア男子代表に23日、10年バンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔(27=関大大学院)が滑り込みで選ばれた。22日のソチ五輪代表選考会は5位に終わったものの、大舞台の経験、精神的支柱としての役割などが評価された。3大会連続の五輪で悲願の金メダルに挑む。競技終了後の日本スケート連盟フィギュア委員会、理事会を経て羽生結弦(19=ANA)、町田樹(たつき、23=関大)も五輪代表に決まった。 【ソチ五輪日程 フィギュアスケート日程】

 静寂の後に待っていたのは驚きと歓喜だった。全競技終了後にリンクで発表された五輪代表。羽生、町田の名前が読み上げられた後、1万8000人の超満員スタンドが固唾(かたず)をのむ。そして読み上げられた名前は「高橋大輔」だった。湧き上がる大歓声に迎えられ、高橋は笑顔で両手を振った。すぐに両目が潤んできた。

 「いろんな言葉を考えていたんですけど…、言葉が見つからない…。五輪は正直、自分の中で絶望していた。発表の場にいられてうれしく思います」。地獄から天国へ。あまりにドラマチックな3大会連続の五輪切符だ。22日にフリーの演技を終えた時点で、本人は絶望感にうちひしがれていた。SP4位から巻き返すどころか、総合5位。目を真っ赤に腫らし「五輪はもうないんだろうなと終わった瞬間に思った」と現役を退く可能性まで示した。

 22日夜は眠れずに悶々(もんもん)と過ごしたが、一夜明けて前向きに考え直した。「ショックで選考基準のことがすっかり頭から抜け落ちていたけど、まだチャンスはある」と運命の瞬間を待った。本人が驚く展開が待っていたのは競技終了後に開かれたフィギュア委員会、理事会。これまでは国内大会の最高峰、全日本選手権の結果を重視する傾向にあったが、今回は極めて異例。全日本3位の小塚より高橋を推す声が強かった。ソチでのメダル獲得の可能性をはかりに掛けた結果だった。

 前回10年バンクーバー五輪銅メダリストで、10年世界選手権と12年GPファイナルの優勝者。今季GPシリーズでは羽生に次ぐ268・31点(11月NHK杯優勝時)をマークし、世界ランクでも3位につけている。過去の実績、今季の成績は申し分ない。11月下旬に右すねを負傷した影響で不振も2月の本番までには復調を見込めると判断された。羽生、町田の若手への精神的な支えとしても期待される。

 代表決定後、小塚に「頑張ってね」と声を掛けられた。五輪が選手にとってどれだけ憧れの舞台かは痛いほど分かっている。「頑張ってくるから」。傷心のライバルの胸中を思い決意を新たにした。今回の選考に異論の声が出るかもしれない。だからこそ言い切った。「五輪では今までの生ぬるい自分を捨てて追い込んで日本代表として恥ずかしくない演技ができるように頑張ります」。一度諦めた夢舞台。高橋は不死鳥になってソチのリンクに舞い降りる。

[ 2013年12月24日 05:30 ]スポニチ

五輪決定から一夜明け 浅田「ワクワク、ドキドキ、4年前と同じ」

2013.12.24 11:06MSN産経ニュース -

 来年2月のソチ五輪代表に決まったフィギュアスケートの浅田真央(中京大)ら8選手が、代表最終選考会の全日本選手権(さいたまスーパーアリーナ)閉幕から一夜明けた24日、さいたま市内のホテルで取材に応じ、五輪出場決定の喜びなどを改めて語った。

 銀メダルを獲得したバンクーバー五輪から2大会連続出場となる女子の浅田は「バンクーバー五輪が終わったときに、また出たいなと思った。4年前と同じでワクワク、ドキドキする」と本番が待ち遠しい様子だった。

 全日本連覇で初出場を決めた男子の羽生結弦(ANA)は「ソチを見据えて全日本を戦った。五輪に出られることが決まって率直にうれしい」と感想を口にした。けがで全日本5位に沈み、ソチで雪辱を誓う高橋大輔(関大大学院)は、最後の1枠を争った小塚崇彦(トヨタ自動車)の名前を挙げ、「すごくうれしいけど、これからが正念場。崇彦の分まで五輪で最高の演技をするのが使命」と意気込んだ。

 五輪にはほかに、女子の鈴木明子(邦和スポーツランド)と村上佳菜子(中京大)、男子の町田樹(関大)、ペアの高橋成美、木原龍一組(木下ク)、アイスダンスのキャシー・リード、クリス・リード組(同)が出場する。


ソチ五輪代表に決まり、笑顔で記者会見する(左から)浅田真央、鈴木明子、羽生結弦ら=23日、さいたまスーパーアリーナ

真央3位 五輪アクセル磨く/フィギュア

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇23日◇さいたまスーパーアリーナ

 浅田真央(23=中京大)が3連覇を逃した。SP1位で迎えたフリーで、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に2度挑んでともに失敗し、合計199・50点。215・18点で初優勝した鈴木明子(28)と2位の村上佳菜子(19)に逆転されて、まさかの3位に沈んだ。全日本での3位以下は03年の8位以来10年ぶり。来年2月のソチ五輪に向けて「10発跳んで10発入るぐらい」に代名詞のトリプルアクセルに磨きをかける。日本スケート連盟は浅田らソチ五輪代表10人を発表した。

 浅田の試みはまたしても実らなかった。冒頭の3回転半ジャンプで両足着氷して回転不足。続けて3回転半+2回転トーループにトライしたが、踏み切りが合わずに単発の1回転半に終わった。2つのジャンプで3・88点。大きな得点源で失敗した。その後もジャンプでミスが出た。

 「公式練習から自分がいいというアクセルがなくて。『あ、どこにいっちゃったんだろう』という感じ」と悔しさを押し殺した。午前の公式練習では10回前後跳んで成功1回だけ。演技直前の6分間練習では2回とも失敗した。「アクセルは2回なので、大きなパーセントを占めている。得点(自己採点)は半分以下かな」と言った。

 ベストな状態でなくても挑んだ。GPファイナルからの試合間隔は2週間。腰に痛みがあり、通常メニューをこなせなかった。佐藤コーチは「ビールマン(スピン)、レイバック(スピン)は十分にやっていません。本人はいいと言うが。それが他のところでいろんな形でしわ寄せが来た」と口にした。

 フリーだけの10月のジャパンオープンを含めて、5戦で計11本を跳んで成功はなし。それでもトリプルアクセルの追求は続ける。「戦略はないです。自分がやっているプログラムを成功させるだけ。チャレンジではなくてこれが基礎」とプログラム変更を否定。その上で「どうして跳べなかったか、わからない。(計3本跳んだ)バンクーバー五輪のように練習で10発跳んで10発ぐらいじゃないと試合で跳べない」と言った。

 海外を含めて現役選手で3回転半の使い手は浅田だけ。先駆者の92年アルベールビル五輪銀メダルの伊藤みどりさんは、浅田も指導を受けた山田満知子コーチに「10発跳んで12発決める」と言われたという。試合での成功率は必ず落ちる。浅田は「成功するには毎日練習して確率を上げること」と分かっている。

 昨年9月からバレエを習い始めた。国際的トップダンサーのワジム・ソロマハ氏から「手と目を体と一緒の向きにつけなさい」と指導を受け、あごの角度までこだわるような鍛錬を積み、感情を表す顔の動きまで研究した。その成果はトリプルアクセルの成功があってこそ出る。「この悔しさを忘れないで五輪にぶつけたい。バンクーバーは自分のミスで銀メダルになった。日本に一番いい色のメダルを持って帰りたいこともあるが、目指している最高の演技を見せられるように頑張りたい」。フリーとSPで計3回のトリプルアクセルを成功させて、金メダルをつかんでみせる。【益田一弘】

 [2013年12月24日9時41分 紙面から]日刊スポーツ


女子で3位の浅田(右)は2位村上と歓喜の抱擁。左は1位鈴木(撮影・井上学)

【フィギュア】大輔、どんでん返しで五輪代表!5位から「3人目」滑り込み

◆フィギュアスケート 全日本選手権最終日(23日・さいたまスーパーアリーナ) ソチ五輪で複数メダルが期待されるフィギュアスケートの日本代表が23日、日本スケート連盟から発表され、男子は当落線上にいた10年バンクーバー五輪銅メダル・高橋大輔(27)=関大大学院=が、3大会連続代表入りを決めた。22日に終了した男子の最終選考会、全日本選手権で5位に沈んだが、過去の国際大会の実績などで“救済”。現役最後の五輪に挑む高橋は、発表会場のさいたまスーパーアリーナで、涙を流して健闘を誓った。ほかに羽生結弦(19)=ANA=、町田樹(23)=関大=が選ばれ、全日本選手権で3位の小塚崇彦(24)=トヨタ自動車=は外れた。

 「最後の男子代表」の名前がアナウンスされると、一瞬の静寂の後、1万7000人超の観衆で埋め尽くされた会場に地鳴りのような大歓声が沸き起こった。前日まで絶望視されていた「高橋大輔」の名前だった。

 初代表入りを決めた全日本優勝の羽生、女子の浅田真央(23)=中京大=らが待つリンクに大トリで登場。差し出されたマイクを握り「いろんな言葉を考えていた」と口を開くと、声をつまらせ、目に涙をにじませた。「オリンピックは正直、今日まで絶望していました。でもこの発表の場にここにいられることが本当にうれしい」。そう言うと、半泣きの顔になった。

 右すねにけがを抱えて挑み5位に沈んだ試合の直後は「五輪はもうない」と覚悟。その翌日に、ソチ行きの指名を受けた。対抗は前回10年五輪をともに戦い、全日本3位だった小塚。得点で12点差をあけられていた。

 小塚か高橋か―。日が替わり24日深夜に会見した日本連盟の小林芳子・強化部長は、選考の中で、紛糾はなく「満場一致で、全員が高橋選手に挙手した」と説明した。日本連盟が掲げる目標「男女で『金』を含む複数のメダル獲得」を大前提に意見を出し合い、結果、世界ランク3位、シーズンベスト日本人2位の実績を評価。これまで国内最高峰、全日本選手権の結果を重視する傾向にあったが、表彰台を逃した選手を選ぶ異例の選考となった。

 故障が再発した右膝も約1か月半後の五輪に間に合うと判断。更衣室に呼び出し内示を出した。首の皮一枚で“救済”された手負いのエースは会見で「文句なしで決められたら良かった。いろんな意見が出ると思うが決まったからには前向きに考えたい」と批判も覚悟した。

 「いままでのような生ぬるい自分ではなく、追い込んで追い込んで日本代表として恥ずかしい演技をしないように一生懸命、頑張りたい」。大観衆の前で涙を流して立てた誓いをソチのリンクで果たす。

 ◆フィギュアスケートの五輪代表選考 日本の出場枠は男女とも3で、全日本選手権の優勝者(男子は羽生、女子は鈴木)が最優先で代表入りした。2人目は全日本の2位と3位(男子は町田と小塚、女子は村上と浅田)、グランプリ(GP)ファイナルの日本人最上位メダリスト(男子は羽生、女子は浅田)から選考し、3人目はここで漏れた選手と、世界ランキング、国際スケート連盟公認のシーズン最高得点でいずれも日本勢のトップ3(男子は羽生、高橋、町田、女子は浅田、鈴木、村上、宮原)から決定した。

 ◆高橋の滑り込み代表
▽06年トリノ五輪 日本の出場枠取りがかかった05年世界選手権で、ともに出場した本田武史が試合直前にけがで棄権し、高橋1人で1枠を確保。優勝者が五輪代表になる最終選考会で2位に落ち、織田信成が1位になったが、表彰式が終わった後に機械不備による採点ミスが発覚。織田と入れ替わる大どんでん返しの五輪切符となった。
▽10年バンクーバー 08年の右前十字じん帯断裂の大けがを乗り越え代表入りした。当時も男子の代表枠は3で、高橋は残り2枠を争う最終選考会で復活優勝。

 ◆表彰台落ちながら代表入りした例 全日本選手権で表彰台を逃しながら、日本代表に名を連ねたのは06年トリノ大会、10年バンクーバー大会の安藤美姫。ともに異なる選考基準をクリアしていた。今回の高橋はポイント化された基準などではなく、実績と国際的評価から選ばれた。

▼06年 日本連盟は04年、直近2シーズンの各大会をポイント化したものの上位を代表とすると決定。安藤は全日本で6位ながら、同ポイントで1位となり代表となった。

▼10年 安藤は最上位を内定とする09年GPファイナルで、日本人最上位の2位。この時点で代表が決まった。全日本は4位も影響はなかった。

(2013年12月24日06時05分 スポーツ報知)


五輪代表入りが決まりポーズをとる高橋

浅田、羽生がソチ五輪へ=高橋は3大会連続-フィギュアスケート

 ソチ五輪代表最終選考会のフィギュアスケート全日本選手権は23日、さいたまスーパーアリーナで行われ、女子で初優勝した鈴木明子(邦和スポーツランド)、浅田真央、村上佳菜子(ともに中京大)がソチ五輪代表に決まった。
 鈴木、浅田は2大会連続、村上は初出場。出産を経て復帰した安藤美姫(新横浜プリンスク)の3大会連続出場は成らなかった。
 男子では全日本2連覇の羽生結弦(ANA)、町田樹(関大)に加え、故障の影響でこの大会で5位にとどまった高橋大輔(関大大学院)が選ばれた。羽生、町田は初出場。高橋は3大会連続出場となる。 

(2013/12/23-21:53)時事


ソチ五輪代表最終選考会のフィギュアスケート全日本選手権は23日、さいたまスーパーアリーナで行われ、女子で初優勝した鈴木明子(左から5人目)、男子では全日本2連覇の羽生結弦(同6人目)らが選ばれた。写真は氷上で記念撮影する代表選手。

フィギュアスケート:ソチ冬季五輪・日本代表発表 選考の経過 3人目・高橋、満場一致
毎日新聞 2013年12月24日 東京朝刊

日本スケート連盟は23日、フィギュアスケートのソチ冬季五輪日本代表を発表した。女子は、鈴木明子(28)=邦和スポーツランド▽浅田真央(23)=中京大▽村上佳菜子(19)=同=を選んだ。鈴木と浅田は2大会連続、村上は初の五輪代表となった。

 男子は、羽生結弦(ゆづる、19)=ANA▽町田樹(たつき、23)=関大▽高橋大輔(27)=関大大学院=を選出。羽生と町田は初代表、高橋は3大会連続の代表となった。アイスダンスは、2大会連続でキャシー・リード(26)クリス・リード(24)組(木下ク)、団体要員のペアは、高橋成美(21)木原龍一(21)組(木下ク)を初めて選んだ。

代表選考では、男子3人目を巡り今大会3位の小塚崇彦(トヨタ自動車)と、同5位ながら世界ランキングと今季の自己ベストで選考基準に該当する高橋との比較になった。小林芳子・フィギュア強化部長によると(1)高橋の5位は直前のケガが影響しており、五輪までに完治可能(2)高橋はGPシリーズでもNHK杯優勝など結果を残した(3)小塚は今季やや出遅れていた--などを考慮し、満場一致で高橋を選出した。

 また、世界選手権(来年3月26~30日、さいたまスーパーアリーナ)にもソチ五輪と同じメンバーを選出。4大陸選手権(来年1月20~26日、台北)には、女子は▽村上▽宮原知子(さとこ)=大阪・関大高▽今井遥(ムサシノク)、男子は▽小塚▽織田信成(関大大学院)▽田中刑事(けいじ)=倉敷芸術科学大=を選んだ。【芳賀竜也】

 ◇小塚「思う部分ある」

○…全日本選手権で選考基準を満たす3位に入りながら、五輪代表に選出されなかった小塚は「日本スケート連盟が決めることなのでそれに従うだけ。いろいろ思う部分はあるが僕は言わない」と淡々とした口調で語った。今季の不調から復活。SP、フリーとも伸び伸びとした演技を披露しただけに、2大会連続となる代表を逃した悔しさは募るが「全日本3番という事実は残る」と前を向いた。

 男子3枠目を争った高橋とも会話を交わしたそうで「頑張ってくるから」と力強い言葉を返してくれたという。今後、競技を続けるかは未定。「やるならきっちり。やらないなら僕らしくスパッと決断力をもって決めたい」と話した。


ソチ五輪フィギュアスケートの選考経過


五輪代表に選ばれた(左から)木原、高橋成美、村上、浅田、鈴木、羽生、町田、高橋大輔、キャシー・リード、クリス・リード=貝塚太一撮影リード=さいたまスーパーアリーナで2013年12月23日、貝塚太一撮影


女子フリーを観戦する高橋(右)と小塚(左)

ソチ五輪代表が決定いたしました。

納得できる選出だと思われます。

実績が重視された結果でした。

五輪で勝つためには、安定した実力が必要だと思います。

只、小塚選手は気の毒だったと思います。

全日本で3位に入れたものの、GPSでの実績、まして去季の世界選手権に出れなかった事で、世界ランキングを上げる事が出来なかった等も、今回の選出でマイナスに響いてしまいました。

しかし、日本での争いが厳しすぎた所為ですからね。

本来、小塚選手の実力は世界で、まして五輪でも十二分に戦っていけるレベルです。

即、引退を考えず、来季、沢山の選手が引退してしまいますので、残って活躍していただきたい所です。

世界選手権のメダルを狙うにはチャンス、また次の五輪のメダルも夢ではないのではないでしょうか。

小塚選手も足の故障を抱えていますので、無理はできません。

手術してまで、現役を続行する意味もないかもしれませんね。

後は悔いなく、現役をどこまで続けるのか、じっくりと考えて欲しいと思います。

町田選手の飛躍には、びっくりでしたが、本当にメンタルを鍛え調子の悪い時でも、結果を残せた実績は素晴らしいと思います。

ソチ五輪でも、それを如何なく発揮して頂きたいと思います。

↓高橋選手は、前回記事で紹介した理由から、選出された部分もあったとは思われます。

http://ameblo.jp/shuppansports/entry-11734887300.html
高橋大輔は五輪代表に選ばれるだろう

しかし、実力は本物です。

怪我さえなければ、本当にやってくれる男です。

今季、高橋選手が、佐村河内さんの曲を選んだ意味があったと、本当に思います。

佐村河内さんは病気で苦しんでいますが、彼のパワー、バックにある守護霊と表現したら良いのでしょうか、御本人も、高橋選手が自分の曲を選んでくれた事を、見えざる力を感じると表現していた事からも、高橋選手のソチ五輪出場も、意味のある事だったと思います。

今回、高橋選手が怪我で苦しみ、代表も危うい状態でしたが、これらは絶対に、ソチ五輪で良い方向に行くと信じております。

早く、足が万全になり、4回転が決まる事を切に願っておりますよ。



↓ソチ五輪、日本の皆さまの活躍を期待いたします。(^-^)/


人気ブログランキングへ

PR: ウイルス対策はカスペルスキー。パソコンから無料体験!

浅田真央応援プロジェクト

$
0
0



浅田真央出演CM 住友生命保険相互会社 【「最高の冬へ」編】(浅田真央応援プロジェクト)




「あなたにとっての浅田真央」エピソード:【01】(浅田真央応援プロジェクト)



真央ちゃん、全日本お疲れ様でした。(^∇^)


人気ブログランキングへ

PR: ウイルス対策はカスペルスキー。パソコンから無料体験!

全日本選手権2013 EX

$
0
0



【HD】 羽生結弦 Yuzuru Hanyu 2013 Japan Figure Skating Championships Gala



【HD】 鈴木明子 Akiko Suzuki 2013 Japan Figure Skating Championships Gala



【HD】 高橋大輔 Daisuke Takahashi 2013 Japan Figure Skating Championships Gala



【HD】 浅田真央 Mao Asada 2013 Japan Figure Skating Championships Gala



【HD】 町田樹 Tatsuki Machida 2013 Japan Figure Skating Championships Gala



【HD】 村上佳菜子 Kanako Murakami 2013 Japan Figure Skating Championships Gala



【HD】 小塚崇彦 Takahiko Kozuka 2013 Japan Figure Skating Championships Gala



【HD】 織田信成 Nobunari Oda 2013 Japan Figure Skating Championships Gala



Satoko Miyahara - 2013 Medalist on Ice EX


殿の引退発表、残念ですね。

派遣されているのに、4大陸には行かないのですね……。(_ _。)



↓選手の皆さま、今年もお疲れ様でした。


人気ブログランキングへ

浅田真央 JAL VS 羽生結弦 ANN

$
0
0



浅田真央 JALからのクリスマスプレゼント ミヤネ屋LIVE



笑顔で金メダル宣言 フィギュア女子代表の浅田



浅田真央、巨大な"クリスマスプレゼント"に驚き



誇りと責任持って五輪へ フィギュア男子代表の羽生



羽生結弦が登場!福原愛選手からのエールにびっくり 「ANA ソチオリンピック 日本代表応援記者会見」

羽田空港で「フィギュアスケート」応援合戦 JALは「真央ジェット」、ANAは「羽生選手と2ショット」

2013/12/25 17:39J-CASTニュース

 2014年2月に開幕するソチ冬季五輪・パラリンピックの日本代表選手が次々と決まるなか、日本航空(JAL)と全日空(ANA)が2013年12月25日、代表選手を招いて羽田空港で応援イベントを開いた。

JALは特別塗装機を就航させ、ANAは選手と合成写真が撮影できるコーナーを設けるなど、それぞれのやり方でキャンペーンを展開している。
縦5.7メートル、横16メートルにわたって浅田選手を描く

 JALは、浅田真央選手(23=中京大)の写真を縦5.7メートル、横16メートルにわたって描いた特別塗装機(ボーイング777-300型機)を就航させる。特別塗装機は、浅田選手への「クリスマスプレゼント」という位置づけで、格納庫で行われた記者発表会でサプライズという形で披露された。
機体に描かれた自分の姿を見て、浅田選手は「すごくびっくりした」と目を丸くしていたが、すぐに
 「飛行機に乗ってソチに向かうという、強い気持ちが高まった」
 「(機体に描かれた)自分の笑顔より、さらにいい笑顔で演技を終わりたい」
 と、金メダル獲得を誓っていた。

特別機は12月26日から主に羽田と沖縄(那覇)を結ぶ路線に就航する。それ以外にも、JALは第1ターミナルに五輪・パラリンピックをモチーフにしたコーナーを設ける。

ANAは国内線第2ターミナルでイベントを開き、全日本選手権で2連覇を果たし、五輪出場を決めた羽生結弦選手(19=ANA)が登場。羽田空港の国内線第2ターミナルには、スマートフォンを使って羽生選手やスノーボードの竹内智香選手(30=広島ガス)と記念撮影が楽しめる「バーチャル2ショット」や迫力ある動画をみられる「ムービングバナー」がお目見えした。ANAでは、一般から応募された写真と、羽生・竹内両選手の動画をつないで制作した応援CMも流す。

羽生選手も
「自分が五輪を見ている中で、どうやったらいいかを少しずつつかめているので、それも参考にしながら頑張りたい」
と意気込んでいた。

この日は、ANAのイベントが13時半まで行われたのに対して、JALのイベントは13時半集合の14時スタートだった。第2ターミナルから格納庫までは少なくとも15分はかかり、「掛け持ち」に苦労した記者も多かった。


浅田選手が描かれた特別塗装機。主に羽田-沖縄(那覇)路線に就航する


JALは浅田選手、ANNは羽生選手をイメージ選手として起用しました。

まさにJAL VS ANNですね。

ANNはすでに羽生選手と契約していましたが、JALは五輪前に代表となった浅田選手をイメージキャラにしました。

しかし、この飛行機は浅田選手が代表になれるだろう予想で、すでに用意されていたものでしょう。

まあ代表は確実だったのですが、もし選ばれなかったというハプニングがあったら、これは発表できなかったという事ですよね。

どうやら、JALは日本の五輪公式スポンサーぽいです。

「頑張れニッポン」を使用できるのは公式だけです。

浅田選手は、バンクーバー五輪時はシンボルアスリートでしたが、今回は違います。

なので、○通にピンハネされていないと思われます。

ANNも五輪公式スポンサーのようです。

こちらは、羽生選手がシンボルアスリートなので……でしょうね。




本日はクリスマスなのに、野暮な話でごめんなさい。m(_ _ )m


人気ブログランキングへ

プルシェンコ ロシア選手権SPで98.41点

$
0
0

プルシェンコ、圧巻の首位発進 露選手権男子SP

2013.12.24 22:20 MSN産経ニュース

 【モスクワ=佐々木正明】来年2月のソチ冬季五輪選考会を兼ねたフィギュアスケートのロシア選手権が24日、五輪会場の露南部ソチで開幕した。

 初日は男子ショートプログラム(SP)などの種目が行われ、4大会連続の五輪出場を目指すエース、エフゲニー・プルシェンコ(31)が98・41点の高得点で首位に立った。今季のグランプリ(GP)ファイナルに出場したマクシム・コフトゥン(18)は93・08点で2位。

 腰の負傷などで今季が2戦目の出場となるプルシェンコは全てのジャンプをほぼミスなしで終え、圧巻の演技を見せた。競技後、報道陣に対して、「今日の滑りには満足している。予定していた演技が全てできた。4回転-3回転のコンビネーションジャンプが重要だったが、全てのジャンプが良かった。課題はスピンだが、徐々によくなると思う」と話した。

 25日に男子フリーが行われる。

プルシェンコ男子SP首位=98.41点の高得点-ロシア選手権フィギュア

 【ロンドン時事】フィギュアスケートのロシア選手権は24日、ソチ五輪代表選考会を兼ねてソチで開幕し、男子ショートプログラム(SP)で2006年トリノ五輪金メダルのエフゲニー・プルシェンコが98.41点をマークして首位に立った。今季グランプリ・シリーズの中国杯、ロシア杯で2位に入った18歳のマキシム・コフトゥンが93.08点で2位につけた。
 ペアで2大会連続の五輪出場を目指す川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組は、スミルノフが10月に右膝を負傷したため欠場。
 男子フリー、女子SPは25日、女子フリーは26日に行われる。ロシアの五輪出場枠は男子が1、女子は2。同国五輪代表は1月の欧州選手権後に発表される予定。 

(2013/12/24-23:03)時事

フィギュア=ロシア選手権、プルシェンコがSP首位

2013年 12月 25日 09:01 JST

[24日 ロイター] -フィギュアスケートのロシア選手権は24日、来年2月に冬季五輪を行うソチで開幕し、男子ショートプログラム(SP)では2006年トリノ五輪金メダルのエフゲニー・プルシェンコが98.41点をマークし、トップに立った。

プルシェンコは昨年の同選手権で約1年ぶりに競技に復帰し、優勝した。

ペアの川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組は欠場した。

 プルシェンコがSP首位、ノーミス演技 ロシア選手権
 フィギュアスケートのロシア選手権は24日、来年2月に冬季五輪を開催するソチで開幕し、男子ショートプログラム(SP)で2006年トリノ五輪金メダルのエフゲニー・プルシェンコが4回転―3回転の2連続ジャンプを決めるなどほぼミスのない演技を見せ、98・41点で首位に立った。マキシム・コフトゥンが93・08点で2位につけた。

 ペアの川口悠子はパートナーのアレクサンドル・スミルノフのけがが回復せずに欠場した。(共同)

[ 2013年12月24日 22:29 ]スポニチ

プルシェンコ、男子SP首位 フィギュア・ロシア選手権

2013年12月25日00時01分 朝日新聞デジタル

 フィギュアスケートのロシア選手権は24日、ソチ五輪代表選考会を兼ねてソチで開幕し、男子ショートプログラム(SP)で2006年トリノ五輪金メダルのエフゲニー・プルシェンコが98・41点をマークして首位に立った。今季グランプリ・シリーズの中国杯、ロシア杯で2位に入った18歳のマキシム・コフトゥンが93・08点で2位につけた。

 ペアで2大会連続の五輪出場を目指す川口悠子、アレクサンドル・スミルノフ組は、スミルノフが10月に右ひざを負傷したため欠場。

 男子フリー、女子SPは25日、女子フリーは26日に行われる。ロシアの五輪出場枠は男子が1、女子は2。同国五輪代表は1月の欧州選手権後に発表される予定。(時事)

ロシア選手権 プルシェンコとタラソワの弟子一騎討ち

2013.12.20 20:20 [フィギュアスケート]

【モスクワ=佐々木正明】王者か、新星か-。ソチ五輪の開催地で24日、同大会の代表選考会を兼ねたフィギュアスケートのロシア選手権が開幕する。代表枠1つをめぐって争われる男子は、負傷で出遅れたエフゲニー・プルシェンコ(31)と、今季のグランプリ(GP)ファイナルに出場したマクシム・コフトゥン(18)が事実上の一騎打ちの様相だ。

 4大会連続の出場を目指すプルシェンコはこれまで五輪3大会で銀、金、銀メダルを獲得したエース。椎間板ヘルニアの手術後も腰痛に悩まされているものの、19日の露メディアのインタビューでは「体調は万全」と強調。今季、唯一出場した国際大会は263・25点で優勝したが「まったく違った曲目と振りつけを選手権で披露する」と明かす。

 コフトゥンは名コーチのタチアナ・タラソワが教える新星。華麗な4回転ジャンプが持ち味で「プルシェンコを超えた」との評判もある一方、荒さが露呈することもありコーチは「安定性が課題」と話す。

 ロシア代表は同選手権と、年明けの欧州選手権の結果をふまえて確定する。


「ジャパンオープン2010」で演技をする、エフゲニー・プルシェンコ=2010年10月、さいたまスーパーアリーナ(撮影:今野顕)

↓ロシア語ニュースより 翻訳機

http://sport.rbc.ru/article/195709/

E.Plyuschenkoは 'レコードを設定し、「医者に行ってきました」

24/12/2013

 98.41ポイント - 有名なフィギュアスケート選手エフゲニープルシェンコは正常に記録的な量を得て、ロシア選手権ショートプログラムで行動しています。

 第二の結果は、マキシムKovtun示した(セルゲイ·ボロノフ- 93.08)、第三( 89,10)を。サンクトペテルブルク-プルシェンコながら両方が、モスクワを表しています。

 プルシェンコは、プログラムが理想的であるエレガントなスーツに合わせて演技- いくつかの彼の演説の中でブロットではありませんでした。それと司法の評価について話す。彼は完璧に3年半のターン、トリプルルッツで四重トウループ、アクセルのカスケードを実行。

- 「すべてのまともな乗り心地、ロングパスはそのショーの良い演奏を開始し、プルシェンコ引用さ TeamRussia2014」を」。-しかし、私は密接に相手の性能に従わない-私たちはアレクセイ·ヤグディンと競合1時間、そして今、私は戦術を変更しました。あなたが見る、すべての対戦相手は、すべての偉大な巨匠強く、勝ちたい。あなた自身の上で動作するように無意味参照してください!私はちょうど彼らのプログラムを動作するように持っていると思うし、それは私のために十分である。 "

 Kovtunは2クワッド、サルコウとトウループを実行する。彼は喜んで、長い時間のための深刻な負傷から回復プルシェンコ、あった競争相手プルシェンコは、一般的には、彼のパフォーマンスに満足していることを認めた。
 
 任意のプログラムの中で最も複雑なバージョンを実行するために-今、先プルシェンコ、Kovtun特にボロノフの取得には、あなたの頭の上にジャンプする必要があります。そうユージーン何か傷つけ、再び彼は体系的にソチ五輪の準備をすることができるようになり、その後、国で最高になる。ホームゲームでのプルシェンコは、もちろん、彼の第二のオリンピック金メダルを獲得しようとします。しかし、ソチでの競争は、法外になります。

 エフゲニープルシェンコはマネージャーアリZakarian選手と記者会見に来ていないことに注意してくださいスケーターが「ロングプログラムの準備をする医者に行ってきました。」と言った

 フィギュアスケート。ロシア選手権。男性。ショートプログラムの後

1。エフゲニー·プルシェンコ(サンクトペテルブルク) - 98.41
2。マキシムKovtun - 93.08
3。セルゲイ·ボロノフ(両方-モスクワ) - 89.10。



羽生 願い事は憧れプルシェンコと五輪競演 きっかけは7歳の時

エキシビション

 夢舞台で憧れのスケーターを待つ。全日本選手権男子で連覇を達成し、初の五輪代表を決めた羽生結弦(ゆづる、19=ANA)は、7歳の時にプルシェンコとヤグディン(ともにロシア)が争った02年ソルトレークシティー五輪をテレビで見て「凄く夢を持つきっかけになった」と言う。

 憧れているプルシェンコは06年トリノ五輪金メダル、10年バンクーバー五輪銀メダルで、引退の花道に地元・ロシア開催のソチ五輪出場を狙っている。「もし一緒になる機会があればスケーターとしてやってみたい。一緒に立てたら、凄く幸せだと思う」。ロシアの男子出場枠は1で、くしくもプルシェンコはこの日開幕したロシア選手権ショートプログラムで首位に立った。最初で最後の激突を熱望している19歳の願いが実現に一歩近づいた。

[ 2013年12月25日 05:30 ]スポニチ


エキシビションのオープニングに登場した羽生
Photo By スポニチ

↓別ブログに、ロシア選手権男子SPの動画、結果とリザルトを紹介しております。

http://ameblo.jp/shuppansport/entry-11736010946.html
ロシア選手権2013 男子SP

98.41点とは、ファイナルで羽生選手の出した99.84点や、フランス杯でチャン選手の出した98.52点に近い得点です。

もし、五輪でこれくらいの得点がでれば、金メダル候補です。

ロシア国内戦なので、ソチに向けてのアピールかもしれませんが、4-3を跳んでいますし、ノーミスの演技でした。

プル様、凄すぎます。

ロシアの五輪代表は、欧州選手権の結果も考慮されるようですが、このままの良い状態でいければ、ロシア代表にはプル様が選らばれるでしょうね。

そうなれば、羽生君は、憧れのプルシェンコと一緒の舞台で戦えると思います。

ソチ五輪の金メダルは日本人にとってほしいですが、変な採点で、チャン選手にもっていかれるくらいならば、プル様にとってほしいです。




↓プル様、ロシアの代表になってくださいね。チョキ


人気ブログランキングへ


PR: やってみようエコドライブ10のすすめ-政府ネットTV

$
0
0
運転技術や少しの心がけで燃費のいい走りができるのがエコドライブ!詳しくは、こちら

プルシェンコ 欧州選手権欠場

$
0
0

コフトゥンが逆転優勝/フィギュア

<フィギュアスケート:ロシア選手権>◇第2日◇25日◇ソチ

 男子は18歳のマキシム・コフトゥンが合計267・13点で逆転優勝した。

 ショートプログラム(SP)2位のコフトゥンはフリーで4回転ジャンプを決めるなどトップの174・05点をマークし、五輪代表入りへ好アピールとなった。

 SP首位で2006年トリノ五輪金メダルのエフゲニー・プルシェンコは合計261・37点で2位だった。

 ロシアの五輪代表は1月の欧州選手権後に決まる。

 [2013年12月26日8時23分]日韓スポーツ

プルシェンコ2位に終わる…五輪の個人戦欠場を表明

 フィギュアスケートのロシア選手権は25日、来年2月に冬季五輪を開催するソチで行われ、男子フリーでSP首位で2006年トリノ五輪金メダルのエフゲニー・プルシェンコ(31)が162・96点、合計261・37点で2位に終わった。4回転ジャンプは1度成功したが、後半で2度ダブルアクセルを跳んでしまうなど、ミスもあり、得点が伸びなかった。プルシェンコは腰痛のため、この大会が今季2戦目。

 優勝はSP2位の18歳、マキシム・コフトンで、4回転ジャンプを2回決めるなどフリー174.05点、合計267・13点で逆転した。

 ロシア男子の五輪出場枠は1。1月の欧州選手権後に代表選手が正式に決まるが、4大会連続の出場を目指していたプルシェンコは欧州選手権の欠場を表明。事実上、ソチ五輪の出場は消滅することになる。

 また、プルシェンコはソチ五輪の団体戦への出場参加を希望した。だが、団体戦は基本的に個人戦出場選手が出場することとなっているため、こちらも出場は難しそうだ。

[ 2013年12月26日 02:16 ]スポニチ

↓ロシア語ニュース 翻訳機

http://ria.ru/spravka/20131225/986473703.html

伝記エフゲニープルシェンコ

 22時05分 2013年12月25日 (更新日: 2013年12月25日午前22時11分)881 1 0
水曜日のロシアのフィギュアスケート選手エフゲニープルシェンコは、マキシムKovtunにタイトルを失って、ソチ全国大会で2位を獲得し、1月にはブダペストのヨーロッパ選手権を欠場すると、2014年冬季オリンピックで団体戦に参加すると発表した。



 モスクワ、12月25日- R-SPORTロシアフィギュアスケートエフゲニー·プルシェンコ水曜日には、マキシムKovtunにタイトルを失って、ソチ全国大会で2位を獲得し、1月にはブダペストのヨーロッパ選手権を欠場すると、2014年冬季オリンピックで出席すると発表した団体戦での。

 エフゲニープルシェンコスケート男子フィギュアで有名なロシア人スケーター、2002年と2010年には2006年にロシアのスポーツ、オリンピックチャンピオンのマスターと銀メダリストを受賞、3度の世界チャンピオン、7度の欧州チャンピオン、ロシアの10倍のチャンピオンはサニーハバロフスク地方の村で1982年11月3日に生まれた。

 彼は3歳の時、家族は4少年の年齢はスケートを始めヴォルゴグラードに移動しました。原因ボルゴグラードアリーナの閉鎖に、彼はユージンはフィギュアスケートのジュニア·スポーツ学校に入ったサンクトペテルブルクに移動する1親なしで11歳で1994年に持っていた。若い選手のサンクトペテルブルクのアパートを支払った3年間の才能ユージンの確信プルシェンコのコーチ、アレクセイ·ミーシン、、。ユージンは、既知のスケーターアレクセイUrmanovとアレクセイ·ヤグディンのグループに訓練を受けた。

 1998年プルシェンコは、高校を卒業した。2005年に彼は、PFにちなんで名付けられた体育のサンクトペテルブルク州立大学を卒業 Lesgafta(体育、スポーツ、健康レースガフトの今国立州立大学)。2008年、彼は観光とホテル経営学部、工学部や経済学部のサンクトペテルブルク州立大学を卒業。

 1996年、13歳で、プルシェンコは、オーストラリアでの世界選手権フィギュアスケート選手権で六行われました。1997年、14歳の時、フィギュアスケートの歴史の中で最年少チャンピオンになる、韓国のジュニア世界選手権で優勝。1998年にミラノでの欧州選手権でのデビューは、プルシェンコは銀メダルを獲得した。
トリプルつま先 - - トリプルループ(2002)、回転ビールマンカスケードトリプルアクセル - オイラーを行った男性の間で第一 - トリプルフリップ(2001)エフゲニー·プルシェンコは、史上初のスケーターは、四重つま先のループの組み合わせを示していた。ルッツ(2001) - 最初のイベントの際に最も難しいクワッドのいずれかを実行しようとしました。第一段階は、吹き替え、4-3-2増」カスケードプルシェンコ。 " 「プルシェンコ環」(「ドーナツ」) - 最初の複雑な回転を行った。

 1999年から2006年まで、2006年のオリンピックチャンピオンのフィギュアスケート選手となったロシアのチャンピオン- 3回の世界タイトルを7回獲得して、。2007年から2009年、選手は競合しない。2009年には、エフゲニープルシェンコはスポーツに戻った。2009年10月に、彼はトーナメントのモスクワの段階ロステレコム·カップで優勝、グランプリシリーズsezona-2009/2010に参加しました。2010年から2012年までプルシェンコは二度の欧州タイトルと男子フィギュアスケートのロシアチャンピオンを獲得、2010年にオリンピックの銀メダルを獲得した。


フィギュアスケートチェコ共和国上の任意のプログラム内のエフゲニー·プルシェンコ。現場からの写真

 エフゲニープルシェンコスケート男子フィギュアで有名なロシア人スケーター、2002年と2010年には2006年にロシアのスポーツ、オリンピックチャンピオンのマスターと銀メダリストを受賞、3度の世界チャンピオン、7度の欧州チャンピオン、ロシアの10倍のチャンピオンはサニーハバロフスク地方の村で1982年11月3日に生まれた。

 彼は3歳の時、家族は4少年の年齢はスケートを始めヴォルゴグラードに移動しました。原因ボルゴグラードアリーナの閉鎖に、彼はユージンはフィギュアスケートのジュニア·スポーツ学校に入ったサンクトペテルブルクに移動する1親なしで11歳で1994年に持っていた。若い選手のサンクトペテルブルクのアパートを支払った3年間の才能ユージンの確信プルシェンコのコーチ、アレクセイ·ミーシン、、。ユージンは、既知のスケーターアレクセイUrmanovとアレクセイ·ヤグディンのグループに訓練を受けた。

 1998年プルシェンコは、高校を卒業した。2005年に彼は、PFにちなんで名付けられた体育のサンクトペテルブルク州立大学を卒業 Lesgafta(体育、スポーツ、健康レースガフトの今国立州立大学)。2008年、彼は観光とホテル経営学部、工学部や経済学部のサンクトペテルブルク州立大学を卒業。

 1996年、13歳で、プルシェンコは、オーストラリアでの世界選手権フィギュアスケート選手権で六行われました。1997年、14歳の時、フィギュアスケートの歴史の中で最年少チャンピオンになる、韓国のジュニア世界選手権で優勝。1998年にミラノでの欧州選手権でのデビューは、プルシェンコは銀メダルを獲得した。
トリプルつま先 - - トリプルループ(2002)、回転ビールマンカスケードトリプルアクセル - オイラーを行った男性の間で第一 - トリプルフリップ(2001)エフゲニー·プルシェンコは、史上初のスケーターは、四重つま先のループの組み合わせを示していた。ルッツ(2001) - 最初のイベントの際に最も難しいクワッドのいずれかを実行しようとしました。第一段階は、吹き替え、4-3-2増」カスケードプルシェンコ。 " 「プルシェンコ環」(「ドーナツ」) - 最初の複雑な回転を行った。

 1999年から2006年まで、2006年のオリンピックチャンピオンのフィギュアスケート選手となったロシアのチャンピオン- 3回の世界タイトルを7回獲得して、。2007年から2009年、選手は競合しない。2009年には、エフゲニープルシェンコはスポーツに戻った。2009年10月に、彼はトーナメントのモスクワの段階ロステレコム·カップで優勝、グランプリシリーズsezona-2009/2010に参加しました。2010年から2012年までプルシェンコは二度の欧州タイトルと男子フィギュアスケートのロシアチャンピオンを獲得、2010年にオリンピックの銀メダルを獲得した。


エフゲニー·プルシェンコ

2012年12月26日エフゲニープルシェンコは、最強のロシアのスケーターの第十タイトルだったソチの国内選手権で。

 背中の怪我は、大会期間中、ザグレブ2013年1月に開催されたヨーロッパの選手権から撤退した。1月31日、イスラエルのオリンピックチャンピオンは手術を受けた。
同年11月にエフゲニープルシェンコは、リガ国際大会ボルボオープンカップで優勝したと同時に、世界で今シーズンの最高の成果の一つを示す。

 2013年12月25日先にエフゲニー·プルシェンコのマキシムKovtunは、フィギュアスケートのロシア選手権の長いプログラムで2クワッドをやって、金メダルを獲得した。プルシェンコは銀メダルを獲得。彼は2014年ソチ冬季オリンピックであることを述べた唯一のチーム競技に参加する予定です。

 合計数は、61金、16銀と4銅メダルをスケーター。
エフゲニープルシェンコはロシア軍(メンバーSKA)の役員であり、中尉のランクを持っています。2007年3月では、彼はサンクトペテルブルクの立法議会党の社会問題に関する常任委員会のメンバーだった「公正ロシア」のリストの4番目の招集に選出された。2011年12月では、スケーターは党「公正ロシア」からの彼の撤退を発表しました。2012年にロシアの大統領選挙は、大統領候補プーチンの腹心だった。

 2006年には、一緒にフィギュアスケーターでイリーナ·スルツカヤエフゲニープルシェンコは、最初のチャンネルのテレビ番組「氷上のスター。「LED 2008年後半に、彼はいくつかの指標の数値を発表した展示審査のショー「スターアイス「TVチャンネル「ロシア」、のテレビ司会者と参加者だった。

 2008年には、一緒にディマビラン、ハンガリーの作曲家·ヴァイオリニストエドウィン·マートンとの歌のコンテスト「ユーロビジョン」で、ロシアを表していた。その結果、数は、第1位を獲得したと信じています。ここ数年、一緒にエフゲニー·プルシェンコエドウィン·マートンにはロシアの「ストラディバリのゴールデンアイス」、CIS諸国のほか、スロバキア、チェコ、ドイツで彼のコンサートのショーを与えた。

 30周年のジュビリーショースケーターが''言っただけ30!''、2012年11月7日開催されたサンクトペテルブルクのアイスパレスで。

 スポーツの成果エフゲニープルシェンコは、友好勲章(2003年)、名誉勲章(2007年)のほか、数々のメダルを受賞。スケーターは、ロシアのスポーツの名誉マスターを授与されました。彼は2006年にロシアの最高のスポーツマン賞 "ロシアのナショナル·オリンパス」(2007)、国立賞「クリスタルアイス」(2010)やその他多くのサンクトペテルブルクの青年賞を受賞(2002)、国立スポーツ賞」の栄光」である。
 
 2011年には、 "今年のスポーツマン」でプルシェンコは、2010年にGoogleの利用者の間で最も関心を引き起こした、アスリートとして「グーグルトレンド」を受賞しました。世論調査によると、ロシアの市民によると、 - "イヤー2012のアスリート」。

 エフゲニープルシェンコは、プロデューサヤナRudkovskojで再び結婚した。彼は息子Yegor持つマリアエルマクと息子アレクサンダー(2013年誕生)と彼の最初の結婚から(2006年生まれ)と再婚から。



↓別ブログに、ロシア選手権、男子FS動画と結果とリザルトを紹介しております。

http://ameblo.jp/shuppansport/entry-11736462052.html
ロシア選手権2013 男子FS

分かりにくいニュースですが、プル様は、欧州選手権には出ないようです。

ロシア選手権で優勝できなかった上、次のチャンスの欧州選手権に出ない事で、ソチ五輪の代表は、なくなったという事でしょうか。

プル様自身は、団体戦に出たいと希望したようですが、団体戦は五輪代表選手でないと出れないという規定があります。

しかし、ロシア男子の枠は1名なので、団体戦の男子シングルのSPとFSは一人で両方出ないといけないという事になりますよね……。

これは厳しいのではないでしょうか。

むむむ団体戦は、3つの種目で五輪代表があれば、残る一つの種目で五輪代表を勝ち取っていなくても、出られるという事ですが、ロシアは男子一枠がありますので、そういう訳にはいかないのでしょう。

団体戦の負担を考えると、シングルとは別に、選手を出せるという規定に変えるべきだと思われます。

欧州選手権に出なくても、ロシアスケートの連盟の計らいで2位でも、ロシア代表に選ばれる可能性はあるのでしょうか。

欧州選手権で、ロシア選手権で優勝したコフトゥン選手が芳しくない成績だった場合は、プル様が選出される可能性はあるのかもしれません。

ロシア男子の代表は、欧州選手権後という事でしょう。

正しく、ロシアはベテランの実績で選ぶのか、若き新鋭に期待するのかという、究極な選択を迫られているという事でしょうね。

出来るならば、プル様を選んであげて頂きたいと思います。

コフトゥン選手はまだ若く、次の五輪があるでしょうから……。



↓プル様がソチ五輪に出られますように……。(。-人-。)


人気ブログランキングへ

PR: やってみようエコドライブ10のすすめ-政府ネットTV

$
0
0
運転技術や少しの心がけで燃費のいい走りができるのがエコドライブ!詳しくは、こちら

全日本 五輪代表 特集

$
0
0



131225〇ッキリ



131224〇ッキリ

織田選手引退、お疲れ様でした。

五輪代表に選ばれた皆さま、ソチ五輪での健闘を祈っております。



↓いつも、ありがとうございます。m(_ _ )m


人気ブログランキングへ

PR: やってみようエコドライブ10のすすめ-政府ネットTV

$
0
0
運転技術や少しの心がけで燃費のいい走りができるのがエコドライブ!詳しくは、こちら
Viewing all 1936 articles
Browse latest View live