鈴木明子さん『ひとつひとつ。少しずつ。』(KADOKAWA)刊行記念サイン会
『ひとつひとつ。少しずつ。』鈴木明子著
2014.4.20 10:30産経ニュース
昨年末のフィギュアスケート女子の全日本選手権で出場13回目にして初めて頂点に立ったとき、28歳。最年長記録だった。2月に行われたソチ五輪では8位に入り、2大会連続での入賞。自国開催となった3月の世界選手権で現役を引退した。輝かしい実績の陰で、大学入学直後には摂食障害で体重が32キロまで激減。一時はリンクを離れた苦しみを乗り越え、地道な歩みが夢につながることを証明した。コツコツと努力を積み重ねて才能を開花させた“遅咲きスケーター”の著者が、不安や恐怖に打ち克(か)つ方法を自身の体験をもとに紹介する。(KADOKAWA・本体1200円+税)
↓別ブログに、鈴木明子さんがTBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」に出演した動画音声を紹介しております。
http://ameblo.jp/shuppansport/entry-11838256395.html
鈴木明子 TBSラジオ 大沢悠里のゆうゆうワイドに出演
あっこさんの体験談の書籍(摂食障害)は、同じ体験をした方々への参考、また思春期の女の子には参考になるのではないでしょうか。
自分と同じ体験をしてほしくないとの思いからの書籍の内容のようですね。
食事のバランスを崩す原因は太っては駄目だから、という理由から始まりますが、太ったら愛されないという事からも起因しています。
鈴木選手の場合、フィギュアスケートというスポーツ、ジャンプの為という原因ですが、普通の生活をしている思春期の少女にも起こりうる病気です。
太ると愛されない――食べる事を受け入れられるのは愛されているから――つまり愛されていないと食べる事も拒否してしまう、食べてはいけない=愛されるに値しない自分は、食べ物を身体に入れてはいけない、という深層心理に基づいています。
よく失恋したらおいしい物を沢山食べなさいという話があります。
それは食欲中枢と愛情中枢が繋がっているからです。
ストレスがあると食べて誤魔化してしまって太ってしまうという事もあります。
拒食だけの人は太る一方ですが、拒食過食を交互に繰り返すのは、食べてはいけないと思いつつ、食べないと異常に身体が飢えてしまうが為に、突然過食に走ってしまいます。しかし食べた事からの罪悪感で、自ら吐くという行動になります。
拒食過食で吐く行動が、一番矛盾の欲求で一番治りにくい行動の病気だと思います。
あっこさんの場合は摂食障害なので、食べられない方の障害だったのでしょう。
こちらは精神的に落ち着いた事で、徐々に治る事が出来たのだと思います。
人間の自立神経は一度バランスを崩すと治るのに時間がかかります。
また、最近の食べ物の質の問題もあるのだと思われます。
便利で手軽になった加工品や農薬まみれの食品は、人間の本来の本能が必要としている真の栄養素とエネルギーを損なっているのだと思われます。
食品添加物や、値段を下げる為に、薄めた食品は、どれだけ食べても栄養が足らず、沢山食べたくなってしまい、カロリーだけの食事となってしまっています。
アメリカでも肥満が問題となっています。
それは栄養のない、カロリーだけの食品が蔓延してしまっている事、またアメリカの企業がお金儲けの為に、小麦粉などを品種改良して、食べたらまた余計に食べたくなるような品種のものにしてしまっているそうです。
わざと太らせて、その身体を維持させる為に、また食べ物を求めるという欲求に駆らせる食品改良をしているそうです。
精神的な問題もありますが、食品の質と含まれている栄養素も、食事バランス過多のけん引になっている場合もあります。
皆さまも、お気を付けて頂きたいと思います……。
↓正しい知識と、本物の栄養素補給で、元気で長生きの生活をして頂きたいと思います。o(〃^▽^〃)o

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