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ソチで血眼…浅田真央に放たれたプーチン大統領の「刺客」
日刊ゲンダイ 日刊ゲンダイ 2013年12月10日10時26分
敵はキム・ヨナだけではない。
女子フィギュアの浅田真央(23)は7日のグランプリ(GP)・ファイナルのフリーでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度失敗しながらも4度目の優勝。今月末のソチ五輪最終選考会となる全日本選手権(21日~)を待たずに、代表をほぼ「内定」させた。
浅田の最大のライバル、キム・ヨナ(23)も7日の国際大会(ゴールデンスピン)で優勝。9月に右足の故障で全GP大会を欠場したものの、今季初戦となった格下の大会で200点を超える貫禄の圧勝劇を見せた。
だが、最後の五輪で金メダルを狙う浅田は、連覇を目指すキム・ヨナだけをマークしていればいいというわけにはいかない。ソチ五輪開催国・ロシアが国家ぐるみで女子フィギュアの金メダル獲得に血眼になっているからだ。
発端は10年のバンクーバー五輪だった。ロシアは期待されたフィギュアスケートで「金ゼロ」に終わった。その屈辱にプーチン大統領(当時首相)が激怒。当時のスポーツ担当相を更迭させ、ソチでの金メダル取りの陣頭指揮に立った。
第1弾は国家予算の「大量投入」。ロシアは08年のリーマン・ショック以降、国内経済の低迷が続いていた。自国初の冬季五輪でメダルを量産し、国民を鼓舞したいプーチン大統領は選手強化費を一気に増額。11年から総額2700億円を投入し、選手育成や施設拡大に費やしてきた。その中でも女子フィギュアの強化費は莫大な金額に及ぶといわれている。
■本番でトリプルアクセル
ロシアは過去の五輪フィギュア競技で男子シングル、ペア、アイスダンスでは金メダルを獲得しているが、女子シングルだけは一度も金がない。そこで、プーチン大統領は数年前から有望な10代の女子フィギュア選手をモスクワの養成所に集め、ソチで金を取るための英才教育を施してきた。その連中が、今回のGPファイナルで浅田に次いで2位になったリプニツカヤ(15)と5位のソトニコワ(17)なのだ。
ある関係者は言う。
「特に有望なのはリプニツカヤ。世界屈指の柔軟な体で見せる驚異のキャンドルスピンだけでなく、ステップやジャンプもレベルが高い。GPはロシア杯とスケートカナダで連勝。カナダではトータル198・23の自己ベストをマークした。しかも、リプニツカヤは<五輪本番に向け浅田しか跳べないといわれているトリプルアクセルを封印している>という声もある。ファイナル5位のソトニコワも、ショートプログラムでは浅田に次いで2位だったのに、フリーで6位(総合5位)に終わった。彼女も大技隠しの疑惑が持たれています」
■莫大な強化費、金メダルに1250万円
フィギュアは人の目による採点競技。ロシアはその「対策」も着々と進めているとの見方もある。
02年の米ソルトレークシティー五輪ではロシアに、ペア競技で審判員を買収した疑惑が浮上。着氷ミスをしたロシアペアが、完璧な演技を見せたカナダペアを抑え、金メダルを獲得するというスキャンダルが公になった(最終的にはカナダペアにも金メダルを授与)。今回は自国開催で国の威信もかかる。すでに全審判の性格や採点の特徴をチェックしているというから、水面下でもゴソゴソやっているかもしれない。
ロシアは98年の財政悪化とルーブル暴落以降、政治情勢が不安定。総額数兆円もの国費をソチ五輪の準備に使いながら惨敗では、国民の不満は爆発する。ひいてはプーチン政権の崩壊にもつながりかねない。
ソチ五輪の金メダリストに一律400万ルー
ブル(約1250万円)を報奨金として支払うロシア。世界トップ3の金メダル数を目標に掲げる背景にはそんな事情がある。
浅田真央はトリプルアクセルを完璧に跳んでもロシア選手の前に屈するかもしれない。
分かりやすい採点方法を目指してほしい
2013年12月12日 デイリースポーツ
ソチ五輪で金メダルを首からかけた浅田真央ちゃんの姿を想像するのは、私だけではないだろう。今年の女子フィギュアスケートGPファイナルは、浅田の2年連続4回目の優勝で幕を閉じた。ショートプログラムで1回、フリーで挑戦した2回のトリプルアクセルは回転不足や転倒こそあったが、最大の武器であるトリプルアクセルを封印してグランプリファイナル優勝を果たした昨年とは仕上がり具合に、雲泥の差がある。浅田本人も手ごたえを感じており「(フリーで)アクセル2回は体力的に負担がかかるのは分かっていますが、きょうやった構成で臨んでいきたい」と話し、全日本選手権、来年2月にロシアで行われるソチ五輪のフィギュアスケートでも今大会同様のプログラム構成で臨むつもりになっている。
悲願の金メダル獲得を目指す浅田真央にとって、最大のライバルであるキム・ヨナの動向は気になるところだろう。ソチ五輪の金メダリストになって、現役を引退してほしいところだが、ライバルは一筋縄にはいかない。キム・ヨナはGPファイナルとほぼ同時期にクロアチア・ザグレブで行われた国際大会、ゴールデンスピンに出場。6日のショートプログラムは今季世界最高となる73・37点をマーク。7日のフリーではタンゴ「アディオス・ノニーノ」という曲をバックにすべり、ジャンプでは手をついたものの131・12点の高得点をたたき出し合計204・49点という高得点で優勝。「ソチ五輪ではキャリアの最後をいい形で締めくくりたい」と五輪連覇に自信を深めている。
GPファイナルとゴールデンスピンでは試合環境やプレッシャーのかかり具合がまるで違うので、GPファイナルの浅田の得点とゴールデンスピンのキム・ヨナの得点を単純には比較はできない。だが、得点は得点。足の故障で今季のGPシリーズに一度も出場しておらず、試合勘も戻っていないはずのキム・ヨナの得点の方が上であるとは、首をかしげざるを得ない。これまでも、浅田とキム・ヨナの得点をみて、釈然としない気持ちを抱いた人は多いだろう。バンクーバー五輪では、キム・ヨナがショート、フリーの合計で、フリーで2回のトリプルアクセルを飛んだ浅田真央の205.50点を大きく上回る228.56点で金メダルを獲得した。
また、その直後の世界選手権ではミスを連発したフリーの得点が、浅田のそれを上回った。かつてソルトレーク五輪で行われたフィギュアスケートの採点が疑惑を招き、採点方法が変わったことがあったほど、フィギュアの採点方法は奇奇怪怪である。現在、フィギュアスケートの採点は、国際スケート連盟が規定しているジャッジジシステム「Code of Points」が用いられている。これは、「International Judging System」とも呼ばれ、種目ごとに技術点、構成点、ディダクション(違反行為によるマイナス)を算出し、それを合計したものが総合得点になるが、一般の人間には、実に分かりづらい部分もある。ジャンプの難易度などが採点の要素になる技術点は割と理解できる。だが、構成点というのが曲者だ。よくキム・ヨナは構成点が高いといわれている。構成点とは演技審判が(1)スケート技術(2)動作(3)振り付け(4)曲の解釈(5)要素のつなぎ‐の5項目をそれぞれ10点満点、0.25点刻みで評価し、合計点で算出したものを指す。だが、浅田とキム・ヨナとの間に構成点でどれほどの開きがあるか、正直、分からない。
フィギュアスケートは採点競技であって、タイムを競うスピードスケートとは違うのはもちろん分かっている。だが、採点をする審判も人間である。思い込みの入る余地は十分にあるだろうし、かつてはジャッジの買収疑惑が渦巻いたこともある。確かに、フィギュアスケート界が、今まで以上に万人に分かりやすい採点方法を生み出すには時間がかかるだろう。だが、インターネットの投票などを使い、誰の目から見ても、納得できるいくつかの要素を採点に盛り込めないものだろうか。納得のいく演技で金メダルを獲得し、表彰台の真ん中に立つ真央ちゃんの笑顔がみられると信じている。(デイリースポーツ・今野良彦)
ソチ五輪でも浅田真央のこの笑顔が見られるか?
↓別ブログに、GPFのSPでの3Aが、回転不足だったかを検証した動画を紹介しております。
http://ameblo.jp/shuppansport/entry-11729616643.html
【分度器検証】浅田真央の3Aが回転不足?
結果は言わずもがな、天野クオリティでした……。
敵はキム・ヨナだけではない。とはその通り。ジャッジもです。いえジャッジこそが敵でしょう。
『02年の米ソルトレークシティー五輪ではロシアに、ペア競技で審判員を買収した疑惑が浮上。着氷ミスをしたロシアペアが、完璧な演技を見せたカナダペアを抑え、金メダルを獲得するというスキャンダルが公になった(最終的にはカナダペアにも金メダルを授与)。今回は自国開催で国の威信もかかる。すでに全審判の性格や採点の特徴をチェックしているというから、水面下でもゴソゴソやっているかもしれない。』
ロシアが「全審判の性格や採点の特徴をチェック」しているのは本当でしょうか。
これ、ぜひ、やっていただきたいですよね。
お隣のジャッジが、もう五輪のジャッジとして決定したという話ではないですか。
そんな好き勝手を許してしまっている状態で、ロシアのチェックはあるのでしょうか……。
ロシアチェックが、浅田選手を始めとする、日本潰しに動いたら嫌ですが、正当に本当に強い物が勝つという採点に目を光らせてくれているのなら歓迎です。
また今回ゴールデンスピンの例の方の得点を浅田選手の近くにしたり、GPFで羽生選手にチャン選手に並ぶ高得点で、チャン選手を無理やり勝たせなかったのは、ソチ五輪を警戒しての事だったのかもしれませんね……。
ロシア杯でのリプニツカヤ選手のSP70点超えも、ISUがロシアに配慮したものかもしれませんね。
我々は良い物には高得点を付けてます言い訳の~だった可能性は高いですよね。
五輪前のロシアの厳しいチェックを逸らし、ソチ五輪で自分達のしたいようにして、さっと金メダルかっさらい逃げをしようとしているのかもしれません……。
誤魔化して、終わったもの勝ちをしようとしているとしたら……???
本当に真の敵はISUです。
それとも、カナダのドレ氏???
それらに絡んだジャッジと国と人達でしょう。
ロシアが、ISUのジャッジングに抵抗できる唯一だと思います。
開催国なのですから、舐められている場合ではないでしょう。
ロシアのプーチン氏、今後のフィギュア人気もあなたにかかっていると思います。
↓ロシアよ。頼んだぞ~。(→o←)ゞ

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