安藤美姫、全日本選手権前に確かな手応え 国際大会2位
2013年12月8日22時29分 朝日新聞デジタル
ザグレブで開かれたフィギュアスケートの国際大会ゴールデンスピンは7日の女子フリーで金妍児(キムヨナ、韓)が131・12点を出し、ショートプログラム(SP)との合計204・49点で優勝した。2位に入った安藤美姫(新横浜プリンスク)はSPに続き、フリーでも今季自己最高をマーク。ソチ五輪代表選考会を兼ねて21日に始まる全日本選手権前の最後の試合で確かな手応えをつかんだ。
「今季5戦目でやっといいフィーリングで氷の上に乗れた」。6日のSPで62・81点を出した後、安藤に笑みが広がった。3回転トーループの2連続ジャンプにも初めて挑んだ。「二つ目が回転不足だったけど、強い気持ちで挑戦出来て安心感や手応えを感じた」
7日のフリーには「3回転ルッツを2本」「2回転半―3回転トーループの連続ジャンプを入れる」と二つの目標を立てて臨んだ。こちらも一部で回転不足は取られたがきれいに着氷。114・01点をもらった。
出場者のレベルが高くなく、グランプリシリーズと単純比較は出来ない。ただ合計176・82点は、今季の日本勢では浅田真央(中京大)、鈴木明子(邦和スポーツランド)に次ぐ点数ではある。「前向きな気持ちになれました」
4月の出産から短時間で日本のトップが競う場で戦えるところまで戻してきた。スピードはまだない。スピンでの取りこぼしも多く、フリー後半ではスタミナ切れも目立つ。それは本人もわかっている。「細かい調整点はたくさんあるが、そこを強化すれば全日本で納得のいく演技が出来る。体力的にはすごく戻ってきている」と力を込めた。(ザグレブ=平井隆介)
安藤美姫のゴールデンスピンのフリーの演技=AP
ミキティ、最後の全日本選手権頑張ってくださいね。
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