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田中刑事 平昌五輪に出場したい

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フィギュアスケート企画

敢闘精神 田中刑事(4)


2013年6月15日 大阪日日新聞

上へ、壁破る意思示す

 今春、田中は倉敷芸術科学大の健康科学科に進学した。「大学ではアスレチック・トレーナーの勉強などスポーツ選手にとって役に立つことが学べるので、とても興味深くて楽しいです」と話す。練習拠点の大阪府高石市・臨海スポーツセンターと地元を行き来する生活が続くが、「大学にもっと通いたいのですが、どうしてもスケートが中心になるので、大阪での生活が多くなってしまいますね」とスケートに割く時間が増えていると明かした。

 練習環境にも変化があった。4月になってから、幼いころから多くの試合で顔を合わせ、憧れの存在だった町田樹が臨海スポーツセンターの練習生になったことで、多くの刺激を受けるようになる。「樹くんのようにトップのスケーターと一緒に練習することは、とてもプラスになる。今はまだまだですが、いつかは張り合ってみたいという気持ちになる」と明かし、「目標の存在がいつも近くに見えることは、とてもありがたいことだと思う」と感謝の気持ちを続けた。

 一方、林コーチ一門には昨季全日本ノービス2位という成績を持つ後輩、山隈太一朗の存在がある。「僕が樹くんを追いかけるように、太一朗も僕を追いかけてくるので、うかうかしていられない。彼の良い見本になるように練習していかないと」と複雑な表情を見せつつも、切磋琢磨(せっさたくま)できる今の環境に満足そうだ。「来季の目標はスケーティングを磨きながら、一日も早くシニアの滑りができるよう、負けずに戦えるようになること」と、その視線はまっすぐにシニアに向いている。

 国内の強豪にいかに食らいつくか、その戦略も練る。「スケーティングの基礎を徹底したおかげか、ジャンプも安定してきています。もうフリップ、アクセルまでは絶対に失敗したくない。そのうえで、『ドクトル・ジバゴ』では冒頭に4回転のトーループを入れて、上に挑んでいきたい」と自らの壁を破る意思を示した。4回転について、林コーチは「来季は積極的にいきます。フリーの冒頭に入れて、(トリプル)アクセルは2回。もう悩んでいる暇はない」と教え子と同じ強い思いを語った。

 田中の夢は2018年に開催される平昌オリンピック(韓国)に出場を果たすこと。「今年はソチ・オリンピックの代表争いを見て、先輩たちがソチに挑む姿勢や心構えを学んで、いざ僕が次のオリンピックに挑むときの参考にしたい」と笑顔を見せながら、「でも、全日本の試合中は自分のことで精いっぱいで、それどころではないかな」と田中は気持ちを引き締めた。(おわり)

$フィギュアスケート研究本

新シーズンに向けて汗を流す田中刑事


『田中の夢は2018年に開催される平昌オリンピック(韓国)に出場を果たすこと。』

ぜひ、その夢を叶えてほしいと思います。

憧れている町田樹選手とともに、平昌五輪に出場できると良いですよね。

次期、日本のエースなるように、日々の努力を頑張ってくださいね。



↓期待しております。≧(´▽`)≦


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