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高橋大輔 “区切りの年”への思い。

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http://number.bunshun.jp/articles/-/681884

高橋大輔が語った、
“区切りの年”への思い。
~ビートルズとともにソチへ挑む~


松原孝臣 = 文
text by Takaomi Matsubara
photograph by Shino Seki

2013/09/16 08:00 Number Web

 8月、北海道合宿のさなか、真剣な中にも時折ふと和らぐ表情は、どこか楽しげな雰囲気を漂わせていた。

「合宿のスタートから、ハードな練習をしながらも、レベルを落とさないでやれていると思います」

 フィギュアスケートの第一人者、高橋大輔も合宿の手ごたえを語る。

 充実感の理由は、練習の質ばかりではない。

 この合宿で、フリーのプログラム「ビートルズメドレー」を初めて披露した。「イエスタディ」で始まり「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」まで、誰もが知る5曲で構成されている。全体に、穏やかな雰囲気のプログラムだ。

「もし自分で曲を選ぶとすれば、選んでいないでしょうね。とても有名じゃないですか」

 だが、今年の5月、初めて振り付けを依頼したローリー・ニコルから提案されると、心を動かされた。

「自分自身、毎日聴いていてもほんとうにいい曲だなと思うし、滑っていても、曲を聴いて体を動かしているだけで幸せになれる、そんな感じです」

オリンピックのシーズンに「これだ」と思えるものに出会えた。

 曲への思い入れがどれほど強いか。それは次の言葉にも表れている。

「試合ですごくいいものにしたいという気持ちがとても強くて。今シーズン、何試合に出るのか今は分かりませんが、すべての試合で、ジャンプのミスもなく、全部がよかったという風にしたい。そういう気持ちがあります」

 昨シーズンは、8月に入ってもフリーのプログラムが完成しない状態にあった。今シーズンは早々に、「これだ」と思えるものに出会えた。しかも、4年に一度の舞台を控えるシーズンに、である。

「オリンピックのシーズンでこのプログラムに会えてよかったなと思います」

 そんな高橋が、ふと、口にした。

「どうなるか分からないけれど、北海道合宿、最後になるかもしれないですから。そう思うと寂しくなるので、考えないようにしています」

 オリンピック後にどうするか、確定しているわけではないと言う。それでもひとつの区切りにすると決めて、取り組んできた。

 特別な1年となるシーズンを、「会うことのできた」曲とともに、進んでいく。

$フィギュアスケート研究本



『「もし自分で曲を選ぶとすれば、選んでいないでしょうね。とても有名じゃないですか」

 だが、今年の5月、初めて振り付けを依頼したローリー・ニコルから提案されると、心を動かされた。

オリンピックのシーズンに「これだ」と思えるものに出会えた。』


「ビートルズメドレー」は、ローリーさんのお勧めで、自分では選ばなかったそうですね。

もし別の曲を薦められていたら、どうなっていたのでしょうか……。

 『昨シーズンは、8月に入ってもフリーのプログラムが完成しない状態にあった。今シーズンは早々に、「これだ」と思えるものに出会えた。しかも、4年に一度の舞台を控えるシーズンに、である。』

昨年は、振り付け師を誰にするのか悩み、プログラムの準備が遅れた事、またプログラムをシーズン途中で変更したりと、慌ただしいシーズンでした。あせる

しかし、その昨シーズンの試行錯誤が、今季、迷いなく、ローリーさんにプロを依頼出来、気に入った曲を手に入れる事ができたのですから、決して無駄だった訳ではないのでしょうね。

SPのソナチネと共に、自分が本当に気に入った曲で練習し、、試合で気持ち良く滑って欲しいと思います。

大ちゃんのSPとFS共に、美しい心のこもった演技が見られる事でしょう。



↓新プロ、大期待の予感です~。☆-( ^-゚)v


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